687: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:32:59
○ハイぺリオンのバリエーションを始めとした試作機体、没機体、民間機体等
『武装』
ビームキャノン×2
ビームサブマシンガン×2
ビームナイフ×2(銃剣タイプ)
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×2
『解説』
計画もしくは試作されたハイぺリオンガンダムのカスタムバリエーションが一つ。
ハイぺリオンの通常の背部ユニットを降ろし、代わりにストライクのIWSPをもう少しシンプルな構造にしたかつ、ウイング部分をちょっと大きくしたような高機動ユニットを装備した。
ユニットにはIWSPのようにキャノン砲も搭載しているが、形状が違うだけでノーマルハイぺリオンのキャノン砲と性能は同じ。
肩や脚部に追加スラスターも搭載し、種の時期のMSでありながら大気圏内での飛行能力もジャスティスら同様に会得している。
テストしたのは主にローゼマリア・フォン・リハルトブルク。
ハイぺリオンをガンバレル適性のような特殊な資質に左右されない純粋な高機動機として仕立て上げた代物だが。
高機動機としての性能が安定しているのは良いのだが、折角のローゼマリアのガンバレル適正がこの機体では活かせず。
その上ハイぺリオン自慢の全方位バリアを削ってでもこのカスタムを施す価値が有るかというと……と、そこら編の評価が微妙に困ったこともあり。
特務隊として実戦投入されたカスタムはガンバレルタイプが選ばれている。
ただ、運命の悪戯か、完成が早まったかなんかでローゼマリアのハイぺリオンが地上に派遣されていた場合。
当時の技術ではまだ大気圏内で使用不可能なガンバレル装備に代わり、こちらが実戦投入されていた可能性はあった。
この機体の高機動戦関係のデータは、後のユーラシア系高機動機やフライトユニット装備の完成に役立った。
688: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:33:38
『武装』
対艦刀×2(背部)
ビームブーメラン×2(肩部)
ビームサブマシンガン×2
ビームナイフ×2(銃剣タイプ)
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×2
『解説』
計画もしくは試作されたハイぺリオンガンダムのカスタムバリエーションが一つ。
ハイぺリオンの通常の背部ユニットを降ろし、代わりに対艦刀を2振り装備し、肩部にビームブーメランを追加。
結果的には大西洋連邦のソードカラミティガンダムに近いシルエットになった。
テストしたのは主にカナード・パルス。
ハイぺリオンの汎用性を活かし、近接格闘戦に特化した場合はどうなるのかを試験する目的の機体。
テスト結果そのものは悪くない物の、まずは対艦刀を2つ同時に装備中は射撃武器が使用不可能で一々持ち替えの隙が生じる点。
(ここらは先行してソードストライクガンダムやソード105ダガーで近接特化機の問題点を洗い出せた大西洋との差が出ている)
後はカナードの適正自体が、普段から突撃しがちな戦術思考で近接戦も上手いとはいえ、近接戦闘に特化しているほどでもなく、ノーマル状態の方がマッチしていた点。
上記のエアウイングカスタム同様、ハイぺリオン自慢の全方位バリアを捨ててでも装備すべきというほどには評価が見いだせなかったのもあり。
特務隊として実戦投入されたカスタムはノーマルタイプが選ばれている。
この機体の近接戦関係のデータは対艦刀やビームランスの普及や、戦闘モーション等の参考に役立った。
時期次第ではギャン系の開発データにも活かされているかもしれない。
689: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:34:32
『武装』
ビームガトリングキャノン×2(背部)
ツインビームガトリング×2
ビームサーベル×2(脚部収納)
アーマーシュナイダー×2(腕部収納)
光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7
『解説』
計画もしくは試作されたハイぺリオンガンダムのカスタムバリエーションが一つ。
上記二つのカスタム例と異なり、背部ユニットは降ろさずに改良に止めており、ビームキャノンをビームガトリングに変更。
両腕の装備をツインビームガトリングシールドにしたうえで、シールドにALも仕込んでいる。
これにより単発火力はビームキャノン時よりも低下したが、計6つのビームガトリングによる圧倒的な弾雨を敵に降らせる弾幕の鬼と化した。
テストしたのは主にボルス・カミンスキー。
エアウイングが高機動機の試験機、ダブルエッジが近接格闘機の試験機という開発目的が有ったが、こちらは重火力方面の試験機となる。
上記2つと異なり、ハイぺリオン自慢の全方位バリアも継続して使用可能で、強固なバリアを展開しながら一方的に敵を圧倒できるスタイルはシンプルに強力。
それ故に評判も3種の中じゃ最も良かったが、ガトリングオンリーの装備じゃボルスの折角の高い狙撃技能が生かせない点。
ガトリングもビームシールドを追加させた物かつ2連装にするよりは、大型で一つに纏めた方がコストダウンになる点。
この装備じゃガトリングを被弾なりで破棄した場合、ハイぺリオンの全方位バリアも使えなくなる点から。
特務隊として実戦投入されたカスタムはスナイパータイプが選ばれている。
この機体の重装備関係のデータは、重装備型MSやMAの開発に役立った。
690: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:35:05
『武装』
ビームキャノン(右背部)
ミサイルポッド(左背部)
胸部ビーム砲
ビームライフル
実体シールド
ビームサーベル×2(腰部)
『解説』
カラミティ
シリーズの開発チームが方針をガンブレイドカラミティガンダムのような、完全エース向けにシフトする前に設計・試作していた機体。
カラミティガンダムの量産型を目指した機体で、シールドやライフルは105ダガーの物と同じ物に。
ビームキャノンは右側のみにし、左背部にはバスターの物を流用したミサイルポッドを装備。
胸部ビーム砲はカラミティと同じ物を装備し、カラミティの弱点である接近戦にも対応する為にビームサーベルも腰部に105ダガーのように追加。
バイタルパートにもバスターダガーのようにラミネート装甲にしており、ホバー機能は操縦性とコストの問題からカットと、努力が垣間見えるが。
既に一足先に砲戦部隊やエース部隊とかにデュエルガンダム共々配備されているバスターガンダムともパーツ互換が有り。
コストもその分下がっているバスターダガーの方がコストパフォーマンスで優った結果、カラミティダガーは正式量産には至らず
生産数は試作機或いは先行量産機分の、10機から20機ほどしかない。
一応量産機の部類だが相当レアな機体となっている。
総合性能面ではコストを除けばカラミティダガーはバスターダガーと互角か、少し上回る位。
配備された機体はオーブ戦や宇宙での決戦でバスターダガーやランチャー105ダガー共々参加し、砲戦部隊の一角を飾っている。
機体カラーはカラミティと同じ濃い青だか緑系メイン。
691: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:36:12
『武装』
アイアンネイル×2(選択式)
後は自衛用として魚雷装備型バージョンはいるが、メガ粒子砲は基本的に撤廃。
『解説』
ズゴックやハイゴッグが主力として配備されるにつれ、大洋海軍じゃ二線級になったり、ユーラシアや南アフリカに売却されていったゴッグ。
それをジャンク屋や民間企業が使う為の、作業用として扱えるように改修したタイプ。
動力源はバッテリーか核融合炉。
後者の場合は機体コストも高いが、パワーも高くて活動時間も伸びた高級機扱い。
それでも民間用として軍用時代より、リミッターがかけられて性能は低下していそうだが。
腕部は岩盤採掘用としてならアイアンネイルをそのまま流用しそうだが、そうでないなら、精密作業も可能となるマニピュレーターに換装すると思われる。
武装は基本的に全て撤廃するが、治安の悪い海域で作業する会社所属の場合は、自衛用として魚雷はそのままだったり、水中用の手持ち武器を装備したりする。
メガ粒子砲や魚雷を外して空いたスペースを活用し、コクピットや多目的スペースを広く取り、長時間の作業の際、快適度を維持出来るようにしている。
多目的スペースには推進剤の予備や、作業用の機材を積み込んだり、自衛用の武器の予備弾薬を置くことも。
変わり種としては肩部か背部に作業用腕部を追加し、コクピットを複座に改修。
息の合った4本の腕により、通常の作業用ゴッグを上回る効率でテキパキと仕事を片付けていく機体もいたとか。
追加腕部が水の抵抗を受けるから、水中での機動性は下がるが、民間用なら戦闘でもしない限り問題なかった。
『武装』
ビームシールド(頭部)
ヒートファング(頭部)
ヒートクロー×4(脚部)
ビームブレイド×2(腰部)
追加スラスター兼用ビームキャノン×2(腰部)
二連ビーム砲(腹部)
『解説』
レッドホーンやデススティンガーのようなゾイド系機体の再現が一種のブームだった時期に計画された機体。
ワンオフ系陸上専用機の試験機というお題目だった。
あの高い反応性や運動性の再現にサイコフレームを搭載したり、武装面や関節部等もなるべく近くなるように配慮したが。
アニメ版inジーク(最終形態)は、どう足掻いても再現し切れず(原作じゃ地上で軽くマッハ2だか3以上で駆け回ったりする化け物)
バトルストーリー版程度なら何とか再現できたが、そのレベルだと運動性等はともかく速度面じゃドライセンやドワッジにも及ばず。
自己修復機能とか何て再現出来る筈もなく。
サイコフレーム等の高性能なパーツを使って再現するにしても割に合わない機体だとして、残念ながらペーパープランで終了した。
同様に設計段階でチャレンジはしても涙を飲んで没になったゾイド系MAは多々ある。
692: 霧の咆哮 :2017/07/23(日) 21:37:05
タダヨシ・オートランド
人種はナチュラル。年齢は28歳(ラクス戦争時)
岩崎奈々子やドミニク・ホワイト同様、現代からの転生者。
奈々子のゼータガンダムへの愛や、ドミニクのコスプレのように特定のナニカへの拘りを持つわけではない、広く浅く楽しむタイプのオタクだった。
外見は純和風の日本人。
彼女達がMSへの憧れか、何かしらの覚悟か、それとも別の理由か。軍人になるべく志願したが。
タダヨシは良くも悪くも平和な生活に馴染み、平和を愛した一般人だった。
MSやMTとかへの憧れを持たなかったわけではない。男として、リアルでそれらに乗れるなら乗りたいのが浪漫だ。
だが、その為に戦場に出たいかというと話は別。
戦争物のお話はネットや小説とかでは楽しんで来たが、自分がその当事者として戦う勇気も度胸もなかった。
故に、彼はあくまで一般人として、戦争に関わることなくこの大陸SEED世界を生きていくと決めた。
彼のように、奈々子や笹原のような転生者やNTとして表立ってというか
夢幻会と繋がりを持たず。
ただ、社会を構成する市井の民として生きる転生者も恐らく珍しくないだろう。
彼もその一人だった、それだけである。
戦場には関わらないが、それはそうと、MS博物館や記念艦、MSの試乗イベントや興行イベントと言ったお祭りや観光地には参加する気満々であった。
或いは、町中で軍関係では有名であるアムロや奈々子とかとすれ違ったり、飲食店で同席したり、偶然も起きるかもしれない。
以上です。
最終更新:2017年07月28日 09:54