578: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23:52:22
憂鬱大陸化
朝鮮無双其の2
レイテ島の都市部制圧と、日本軍の排除を持って韓国政府はこの世界の大日本帝国が史実の旧日本軍と
そう変わらない軍備であると判断、目下の問題である燃料不足を解決する為に更なる戦域拡大を容認
する事となる。更に政府は人的資源の不足を懸念して、一部の協力的な在韓外国人の徴兵とサービス業等の
戦中は不要と判断された職種の人間を徴兵を実施し戦力を補充している。
レイテ陥落の10日後韓国軍は続けてインドネシア スマトラ島のパレンバンに前回のフィリピンと同じ
手法で上陸、攻撃を開始した。人員を増やし始めたばかりのインドネシア軍も韓国軍に対抗するため
九七式戦車を中心とする部隊をぶつけるも、対抗は不可能であった。
「クソ、57mmじゃダメだ!」
「嘆いてる暇が有るなら少しでも近づけ!後ろには市民も居るんだぞ!」
「奴等、見境なしか逃げてるのは如何見ても非武装の市民なんだぞ!」
「日本製に見えない戦闘ヘリに見慣れない戦車、おまけに言葉も通じないまるで宇宙人だ!」
「愚痴を言う暇が有るなら少しでも前へ行け!撃破は出来なくとも市民を守る盾位にはなれる!」
一部の部隊は少しでも相手の敵戦力の目を市民から逸らそうとするも、其れをあざ笑うかの様に韓国軍は
戦闘ヘリを増員、市民に向けても上空から次々に20mm機関砲を浴びせていく。
「碌な対空火器も無ければ、戦闘機も居ない楽な仕事だ」
「逃げているのは市民ではない、全て親日派だ!吹き飛ばしてかまわん」
「所詮70年も前の旧式だ、簡単すぎてあくびが出る」
韓国兵の言葉の通り、インドネシア軍のスマトラ守備を担って居た部隊は市民の盾になる形で壊滅、しかし、其の思いも
空しく戦闘ヘリからの機関砲掃射やミサイル攻撃によって多数の被害を出し、更に駐留した韓国軍によって更なる二次被害が
発生している。
日本の対応と本番の開始
「やってくれましたね・・・」
辻のその一言が示すように、会合に集まった
夢幻会のメンバーは誰もが苦々しい表情をしていた。そんな中、嶋田は
南雲に対して、接触してきた史実
アメリカ兵への対応を嶋田に尋ねていた。
「所で例の接触してきた在韓米軍はどうなっているんですか?」
「現在は海上保安庁から身柄を内地に移して陸軍監視の下情報収集中みたいですね、彼等の話だと転移してきた韓国は2016年のものだそうです。」
「今から70年以上先か・・・戦力は如何なんだ?其の手の事は俺よりお前達の方が把握してるだろ?」
「無茶を言うな、転生前は一般人だったんだぞ・・・一般に公開されてるレベルの話しか知らん、実際に其の時代の関係者だった
尋問中の彼等の方が俺達より把握してるだろ」
話の途中で加わってきた山本へ嶋田がそう返すと改めて全員へ向き直り、此れからの対応に付いての意見を取り始めた。
「それで、実際の所如何しますか?穏便に接触する前に彼等はルビコン川を渡ってしまった訳ですが」
「元の時代のやらかし振りを見るともう数ヶ月もすれば戦力がガタ落ちする気がしますがねえ・・・」
「そうは言うがな辻君、その数ヶ月の間にフィリピンやインドネシアをこれ以上荒らされれば被害が洒落に成らないぞ。それに
列強としての威信にも傷が付くそうなれば外交的なマイナスも考え泣ければ成らなくなる」
579: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23:52:54
「それなら俺達海軍が動くのは如何だ?向こうからの資料や推測される戦力を見る限り連中は陸軍国家だ、海軍を先に潰せば
足の長い航空機か弾道弾の類でも使わない限り他の島への侵攻は出来なくなる。」
「しかし、対艦ミサイルは如何します?レーダー等の性能で言えば流石に向こうに分が有りますよ?」
「例の新戦術を使えば良いだろ?」
「あれも金が掛かり過ぎるんですがねえ・・・」
「それでも本番で外洋海軍に脱皮中の枢軸海軍に試すよりはマシだ」
「・・・まあ、最近は下手な兵器より動かす人間の値段の方が遥かに高くなってますからね、人死にを減らせるなら安いものですがね。」
会議が辻と山本の一騎打ちになり始めた所で、今度は東条が有る事を思い出して話し始めた。
「連中を孤立させるのは其れで良いだろうが、原発は如何する?記憶が正しければ韓国には20基以上の原発があった筈だ、下手に日干しに
すれば経年劣化で洒落に成らない放射能が漏れ出すぞ」
「其処は陸軍を上陸させるしかないのでは?事前に芙蓉で爆撃すれば問題は無いと思いますが?」
「いや、芙蓉は不味い、地対空ミサイルが厄介だ」
「其処は芙蓉でなく先に三式弾頭弾でルソン辺りから攻撃を仕掛ければ良いだろ?」
「いっそ、高高度で核EMPを発生させれば・・・」
「まて、万が一影響が大きく出て発電所に影響が出れば、其れこそ元の木阿弥だ止めた方が良い」
その後、一通り出た意見を嶋田が纏め、改めて今後の方針をメンバーの前で提示した
「では、基本方針としては敵海軍撃滅後、三式弾頭弾による対地攻撃へと移りその後に芙蓉を使用する。此れで良いですか?」
「異議なーし」
こうして、方針を決定した各軍は動き出し、表向きは正体不明の武装集団の排除を行うべく動き出していく。
580: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23:53:27
韓国の現状とレイテ沖海戦
日本が動き出そうとしている頃、韓国では早くも戦勝ムードで溢れていた。国民は口々に
「邪悪な日帝は我々に手も足も出ない」
「もう直ぐ日王が降伏宣言を出してくる」
「東南アジアは我々の様な偉大な民族の下、日帝から解放された」
等と言っているが、それを冷やかな目で見つめる人物も居た、其の人物は軍の将官ではあったが普段から親日派として見られており
今回の東南アジア開放作戦にも異論を唱えていた人物であった。
「いい気な物だな、まだ戦争は始ったばかりだぞ・・・此方はまだ日本の本土すら見る事ができていないのだからな」
「しかし、既にフィリピン、インドネシア等で日本軍と戦っていますが日本軍の戦力は我々の歴史とそう代わりの無いものです。気にしすぎでは?」
「其処が可笑しいと言うんだ。幾ら当時の日本が陸軍戦力が貧弱だったとは言え戦中には既に5式戦車までは開発していたんだ。其れが影も形も無いんだぞ
それに、仮にアメリカらが此方の歴史と同じ兵器を開発しているのならM4やM26といった強力な戦車も存在したはずだ、ならば其れを打ち破れるだけの
戦車はあってしかるべきだろう?」
「では其の事を本部や政府へ・・・」
「もう伝えたがこう返されたよ『それは日本に対する過大評価であり、信じるに値しない』とな・・・」
「それは・・・」
「兎も角、日本との戦争は此れからが本番で有る可能性の方が大きい、いざと言う時の準備が必要だな。」
581: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23:53:57
そう不安を語る将校であったがこの不安は後に的中する事となる。
一方で韓国軍無いでは傍受した日本軍の暗号から日本がレイテ奪還の為に艦隊を派遣する事を察知していた。
そして、其の情報は政府の一部からマスコミへと漏れ、国民にも知れ渡る事になるそうなれば当然、今まで連戦連勝であった国民は過熱し、一部の民衆は
青瓦台を取り囲む勢いで周辺まで詰め掛けていた。
「悪の枢軸、日帝を倒せ!」
「慰安婦を攫った悲劇の原因である大和を撃沈しろ!」
「日本海軍を打倒して、日本に負けを認めさせろ!」
「日帝からの謝罪と賠償を!」
相した過熱した民意の中、日本海軍討伐の為に軍をレイテ沖まで進めた韓国海軍だが、其の表情には慢心と言って良いほど、自信に満ち溢れていた。
当然といえば当然であるが、韓国海軍は想定していた日本海軍は史実の旧日本海軍であり時代遅れな戦艦や空母程度、最強の攻撃力を持つ世宗大王で沈めてみせる
そう息巻いての出航であった為であるが、彼等を待ち構えていたのは総排水量14万tを越える規格外の戦艦であった。
「馬鹿な、なんだアレは・・・」
「あんな巨大艦が有るなんて聞いてないぞ!」
「落ち着け、大きくても戦艦だ此方の射程の方が・・・」
「敵戦艦及び周辺の護衛艦隊から多数の対艦ミサイルが発射されました!」
「ミサイルだと!?そんな馬鹿な話が・・・」
艦隊の混乱が収まりきらない中、日本艦隊から行われた対艦ミサイルによる飽和攻撃は韓国海軍の艦隊へ大打撃を与え、其の戦法が有効であることを
如実に示していた。しかし、一部の艦は他の艦が盾になり健在であった一部の艦からは反撃のミサイル攻撃が開始された。攻撃の多数は敷島へと殺到し複数が迎撃されるも
落し切れなかった一部が命中した。生き残った韓国海軍の兵士達は其れに対して喜びの声を上げるもその後に見えてきた光景は彼等を絶望させるには十分であった。
「馬鹿な、直撃の筈だぞ・・・」
「嘘だろ・・・」
「何で、何で沈まないんだよ!」
兵士達のその言葉が示す通り、爆煙が晴れて見えてきたのは所々から煙が上がって居る物の殆ど無傷といって良い敷島の姿だった。
その中では敷島の艦長が不適に笑っている。
「ふん、向こうのミサイルも可也の命中精度だな。システムが良いのか兵士の腕からは判断に困るところだが、残念だったな戦艦がこの程度で沈むか!」
「しかし、操舵や指揮所に直撃していたら危険だった事も事実です。後で報告するべきでは?」
「其処は私が後で海軍本部へと伝えておく、其れより当初の予定通り前進を開始するぞ他の艦にも連絡を入れろ」
其処から先は一方的と言っても過言ではない状況であった。先制攻撃と世宗大王級自慢の対艦ミサイルが効かない事に焦った韓国海軍は生き残った
艦を引き連れて撤退を図るも、ミサイルの被弾によって遅れた艦から1隻1隻敷島型や摩耶型の砲撃のよって沈められ、最後は別働隊として動いていた
大和率いる艦隊に補足され挟み撃ちに遭う形で壊滅している。この海戦によって韓国海軍は世宗大王級を含む駆逐艦6隻を失い、韓国海軍の作戦行動に
大きな支障が発生する事となる。
582: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23:54:27
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最終更新:2023年10月20日 16:17