アットウィキロゴ
308: ナイ神父MK-2 :2016/08/22(月) 23:23:52
憂鬱大陸化 

朝鮮転移ネタ5

劣勢と続く爆撃

大規模爆撃以降の展開は制海権と制空権を失った韓国側が一方的に打撃を受ける展開へと移り始めていた。
韓国本土では大規模爆撃の一週間後に第二波の爆撃部隊が爆装した疾風と無人富嶽を中心として編成、三式弾道弾を
併用して確実に空軍基地と迎撃に出た対空兵器部隊を中心に攻撃を加え、唯でさえ低くなっていた韓国軍の対空能力を
更に低下させる事に成功する。その後韓国の対空防衛網が低下したと判断した日本軍は芙蓉を中心とした本命の爆撃機
部隊を投入した。

芙蓉による爆撃目標は主に、燃料気化爆弾やナパームによる地上攻撃と地中貫通爆弾によるシェルターを含む地下施設への
攻撃である。民間人を巻き込む攻撃には一部の兵士から反発は有った物の、夢幻会としては戦後以降の史実の動きを省みて
なるべく国力と訴えるべき被害を無かった事にする為、攻撃を決定した。投入数は約800機、アメリカ合衆国への爆撃計画を
除けば過去最多と成る数である。又、三式弾道弾及び疾風の爆撃も継続、更に原発とアメリカ軍が占領した釜山を除く海岸部には
敷島型及び大和型戦艦も投入徹底的に韓国に存在する構造物に対する攻撃を開始した。

そして釜山からは近くの無人の日本勢力圏まで民間人の退避や物資の補給を開始、更に揚陸艦を使用して沿岸部にある原子力発電所
と港湾部の確保を行いそれ以上は進軍せず、長期戦の様相を見せている。

一方で韓国陸軍が侵攻していた諸島には日本陸軍が奪還作戦を発動、九七式中戦車、三式戦車を中心に二三式戦車の大部隊を投入してM48を中心とした
占領部隊へと襲い掛かった。

「なんでソ連軍が攻撃して来るんだ!」

「K1の部隊を回してくれ!M48じゃ役に立たない!」

「無理だ、数が足りない!今、数を減らしたら此方が突破される!」

「助けてくれ、歩兵共が反乱を……」

四方八方からの救援要請に現地の臨時司令部の指揮官は苛立ちながら、状況を把握しようと動いていたが予期せぬ
襲撃で有った事と、形成が不利と見た中華系の徴兵した兵士達が手土産を持って降伏するために反乱を開始したことで
戦況が一層混乱、正確な状況を把握できないで居た。

「まだ正確な情報掴めないのか!」

「現在、戦線が混乱していて正確な情報は……現在までの所解かって居るのはソ連地上軍
らしき戦車部隊が此方に攻撃を仕掛けているとしか……」

「それはもう報告を受けている、戦力の詳細な情報は無いのか!」

「現在解かっている範囲ですとT-55及びT-64を主力にT-84も確認されています。そして、多数の攻撃ヘリも……」

「其処までの戦力投入してきているか……本土からの救援は?」

「……先日から依然として通信を途絶した侭です、補給船も先週を最後に途絶えました。」

「ならば……」

司令官の言葉を遮るように、突然弾薬庫付近で大規模な爆発が発生その轟音は周辺一体に響き渡り
兵士達を硬直させた

309: ナイ神父MK-2 :2016/08/22(月) 23:24:25
「何が起こった!」

「ほ、報告します!先ほど弾薬庫で大規模な爆発があり、周辺を警備していた多数の兵士や装甲車が爆発に巻き込まれました!
又、フィリピン人を中心にした日帝の歩兵部隊が現れ、此方に攻撃を」

「こんな時に……」

其処まで言った所で司令室にまで押し寄せた怒りに燃えるフィリピン軍から無数の銃弾を浴びてその命を失う事と成る。
この戦闘から数時間後、戦車等の主力を失った韓国陸軍は森林地帯へと逃げ込みフィリピン軍や日本軍に対してゲリラ戦を
仕掛けようとするも、何故か現地軍並みにフィリピンの地形になれた日本軍と元よりホームグランドなフィリピン軍に勝てる
筈も無く最終的には飢餓や仲間割れも遭いまって全滅している。

韓国敗北と戦後処理

1950年11月、地上目標の確認できる限りの破壊と焼却作業を確認できた日本軍は韓国島内陸部へと進軍を開始し、最早瓦礫と
クレーターだけとなった各地へと進駐した。此処までの戦闘で総人口5300万人といわれた人口は既に食糧不足、災害、内部分裂等により
既に見る影も無く日本が改めて人口を調査した際には既に300万人にまで減少していたとされているが、既に記録は殆ど残って居らず
真偽は不明と成っている。

その後の戦後処理としては対象を自称大韓民国を名乗る所属不明の武装勢力として処理し、在韓外国人や在韓米軍を名乗る勢力に対しては
未知の感染症の危険性も有るため一時的に隔離を行い、その後感染の心配のないと解かった人間から希望する日本の戦力圏や親日国への帰化
が認められ、多数のアメリカ人や欧州系の人間が旧アメリカ領やオーストラリア等へ移住している。

又、兵器については武装解除後接収されるも一部のPC関連やエンジン技術等に目を見張る物はある物の、現時点では計画中の兵器や技術の進歩に
寄与するに留まっている。そして、今後の韓国系の住民の今後決めるべく夢幻会では会合が開かれ今後の対応について協議を行っていた。

「やれやれ、これで漸く戦争は終了ですね……しかし、幾ら勢力圏に記録媒体を残しておけば不味いとは言えアレだけの爆撃は相当な出費でしたよ」

「仕方ないだろう、下手にPCを残して持ち出されたら厄介だ……」

「まあ、其れを考えればアレだけの燃料気化爆弾を落す意味も有りますからねえ……地上部に有った書籍の類もかなりの数焼けましたし」

「次の問題は残りの民間人を如何するかだが……」

「其処はウラジオストクの収容所行きで良いのでは?」

「しかし、それでは技術がソ連へ……」

「今更ソ連に流れた所で、最早ソ連には如何しようも出来ませんよ工業化に頓挫し、畑も枯れて重要な穀物地帯まで失って
居ますからねえ……皆さん?何で私を見るんですか?嫌ですねえ、私は資金確保の為に奔走していただけですよ。欲しがった
のは皆さんじゃないですか。」

黒い笑みを浮かべる辻にメンバーは若干引き気味になりながら会議を続け、最終的な案は嶋田が纏めて発表した。

「では、最後まで政府側だった住民についてはシベリアへ移送後にソ連へ向けて亡命してもらい、外国人確保に動いた住民に
ついては分散して監視の上で様子見と言うことで行きたいと思います」

この後、韓国島からは本格的な住民の移送が行われ、ウラジオストクのソ連との国境近くの収容所へと連行されている。その数ヵ月後
収容所では原因不明の爆発が発生し、多数の収容者がソ連へと向けて脱走ある者は人里まで向かう間に寒さにやられ、有る者はソ連兵に
捕まり脱走者として処理され、上手く逃げ出しソ連に潜伏できた者のその後の生活に苦労していく事となる。

こうして東南アジアを震撼させた武装勢力は壊滅周辺地域も徐々に沈静化し、復興へと進んでいく事となる。

310: ナイ神父MK-2 :2016/08/22(月) 23:25:21
以上ですWIKIへの転載は自由です。此れにてこの朝鮮転移ネタは最終回とさせていただきます。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年10月20日 17:02