971 :名無しさん:2011/12/21(水) 22:43:24
進歩的文化人の末路:カリー編
雁○哲は、その日不機嫌だった。
あろう事か日本が、再び韓半島を侵略した。
そのニュースに触れた際、全身の血が怒りに沸き立った。
こんな非道は許されない。
あの過ちを再び起こす事など認められない。
そう憤った彼は、オーストラリアの自宅から早速日本の知人達に声明を送ったのだった。
忌まわしき日帝の非道を断罪し、平和で文化的な国になるべきだと!
自身のHPでも熱く語った○屋哲は、それでも治まらぬ怒りを抱きつつ、
ペンの力で剣を負かすべく策を練りつづけていた。
その時である。
玄関のドアが激しい破砕音と共に蹴破られたのは。
そのまま雪崩れ込んできた都市迷彩を施した一団は、雁屋○が怒声を上げるよりも早く彼を床へと捻じ伏せていた。
彼の妻子もまた、四方から銃を突きつけられ真っ青になり固まっている。
自身と家族の身に何が起きたのかも分からぬまま、それでももがく男の前に一通の令状が突きつけられた。
「雁○哲、治安維持法違反の容疑で逮捕する」
その宣言と共に、○屋の手にガッチリと手錠が掛けられた。
治安維持法
平成日本における悪法の見本の代名詞であるこの法律であるが、
憂鬱日本にも同名の法律が存在する。
ただし、こちらはどちらかというと対テロ、対スパイ防止法的なもので
手続きも充分に考慮されている。
雁○逮捕の根拠は、彼の声明とHPへの掲載文が、帝国に対する反政府活動と
解釈された為である。
平成日本が憂鬱日本の統治下に入った時点で、何故か?日本国籍を捨てていなかった○屋も
その施政下に入った為、適用されたのだった。
ちゃんちゃん♪
最終更新:2012年01月16日 20:28