667: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:26:17
日蘭FGO
第六特異点 蒸気夢幻絢爛時代 スチームワールド 煙る心臓
ある男の話をしよう。
――志半ばにして彼は死んだ。
階差機関は完成した。
しかし解析機関は完成しえなかった。
今では不可能と言われるその先を目指し時代の狭間に消えた。「有り得た未来」の夢を世界に残し、彼は死んだ。
そして今こそ彼は現界する。
有り得た未来を、異形の鋼鉄として身に纏って。
夢想した未来を、異形の世界として裡に秘めて。
英霊として現界する彼は、存在そのものが己が宝具――固有結界とほぼ同一なのである。
今度のレイシフト先は19世紀1888年のイギリス。ロンドンだ。今回で六番目の特異点となるね。
今までで最も現代に近しい時代だけど、特異点としては獅子王が活動していたエルサレムよりも更に大きなものとなっている。
現在観測された物の中では最大級だ。どんなことがあるかわからないから最大の注意をしていたほしい。
レイシフト前 ドクターロマンの説明より。
そして人類最後のマスターは知ることとなる。
何かを守るには別の何かを犠牲にしなければならないこともあるということを。
668: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:27:27
そこは史実のロンドンとはかけ離れていた。煙突から立ち上る煙。機械から噴出する蒸気。
確かに史実の世界にはそのようなものはない。ここは特異点である。
だが、蒸気機関を使っているにしては空気の淀みがない。空も蒼い。そしてそれらを凌駕する人々の活気。熱気。
皆の顔はすべからず笑顔に溢れていた。男も女も。大人も子供も。老いも若きも。老若男女全ての人々が明日への希望を持って息づいていた。
そこに閉塞感はなく、本当に特異点なのかと疑わしいほど平和であった。
カルデアのマスターは情報収集も兼ねて街を見回るが誰しも親切で笑顔であった。
そして語る。これも全て英雄たる蒸気王様のおかげだと。
少し前までロンドンは毒霧に包まれ、謎の生物や人形が徘徊する死の都市だった。
しかし、そこへ蒸気王を名乗る人物とそれに付き従う7人の英雄が颯爽と現れ毒霧の元凶である悪魔とその配下を倒して下さったのだと。悲しい事にその悪魔との戦いの傷がもとで一人は亡くなってしまったが残りの六人のメンバーは健在でシックスゲイツを名乗り国や世界の平和と繁栄に尽力しているそうだ。
そして件の蒸気王は彼独特の発明によってこの国は…いや、それ以外の国々も瞬く間に繁栄していったと。
蒸気機器を使っているのに空が青く、更に空気に淀みがないのも蒸気王の発明だそうな。
彼等は東に争いあればそこへ飛び、言葉を尽くし争いを治め、西に悪党あればそこに飛び不可思議な力を使い懲らしめる。
北へ貧しい者がいれば手を差し伸べ、南に病気に苦しむ者がいれば薬を持って救い出す。
今世界は未曾有の大繁栄期にあるというのだ。
当人たる蒸気王は悪魔によって破壊された時計塔跡地に己の拠点であるスチームパレスを築き上げ、配下のシックスゲイツへ指示を出しながら様々な研究に打ち込んでいるのだとか。
まとめるとエルサレムのように既にこの地の事件は解決されており、現在ではそれに当たった蒸気王と名乗る人物とその配下によって英国は治められており、それどころか世界中で活躍している真っ最中だという。
先に魔神柱を含む魔術王の配下が倒されているはエルサレムの時と同じだが、聞く限りだけでは獅子王こと女神ロンゴミニアドとは違い聖別のような非道は行っていないように聞こえる。
無論実際に目にしているわけではないので本当のところはどうなのか現状ではわからないが。
しかし彼/彼女は思う。確かにこの世界は元の歴史とは違う。だが人々はこんなにも笑顔だと。
人々をこんなにも笑顔にする人物が非道なことをするのだろうかと。そしてこの世界で自分がやろうとしていることは人々の笑顔を曇らせるようなことではないかと。
デミ・サーヴァントの後輩は思う。私たちは人理焼却を防ぐためにここに来た。だがこの時代を正すということはこの世界で生きる人々の幸福を踏みにじることになるのではないかと。
そんな中で彼らはひょんなことから意外な人物たちに合う。
当時の英国に息づく魔術師ヘンリー・ジキルとその家を勝手に間借りしている野良作家サーヴァントのアンデルセンとシェイクスピア。
市場で出会ったのはまだリリィの名を冠する齢の騎士王とその重りをしている平賀を名乗る壮年の男性。
路上で喧嘩していたエジソン、テスラの両名と二人を宥めるエレナ・ブラヴァツキー。
謎の男たちから逃げていたところを主人公たちに匿われたフランと呼ばれる人造人間の少女。
平穏な世間を騒がす一時の刺激。怪盗アルセーヌ・ルパン。
どこかで見知った面子や新しい仲間達と巡り合いながらも物語は加速していく。
この世界を救ったと呼ばれる六人の英雄との出会いと交流。この世界に生きる人々とのさり気無い、しかし大事な思い出。
白百合の騎士王は葛藤する。未来の自分が守れなかった物がこの世界にはあると。
王とはどのようなものなのか。彼女の理想とするべき姿が、国が、人々がこの世界にはあったのだ。
そんな中、街角で診療所を開いている暴走女医というどこかで聞いたことのある話を耳にした一行が訪れた先にはバーサーカーナースことナイチンゲール婦長がいた。
彼女は死んだとされていた七人の英雄のうちの一人であり、悪魔こと魔神柱を倒したのちは自らの信念の基づき独自に行動を開始。蒸気王とその仲間に別れを告げて世界各地を回りながら様々な人々を治療して回っていたという話であった。
一通り世界を回り終えたので一度英国に帰ってきてみれば活気は溢れるが熱狂的過ぎて大小様々なケガをする人々が絶えなかったためロンドンの街角に診療所を開いたということである。
彼女は話し始めた。蒸気王と呼ばれる人物とその仲間たち。この世界の経緯を。
669: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:28:05
蒸気王の名はチャールズ・バベッジ。歴史では当時既に英国を凌ぐ大国であったオランダ・日本とそれらのバックアップを受けた天才、秀才、諸組織を相手にたった一人で互角に渡り合った不屈の大天才。
コンピューターの父であり、英国の生きた至宝と呼ばれた男。後に世界で最強と呼ばれる二つの大国が揃って恐れたと言われる現代の英雄。
彼は当初この時代の魔術王の配下であるマキリと呼ばれる男に召喚された。そして彼の目的を聞き。その天才的頭脳で瞬時に解決策を導き出した。
己の望む蒸気時代を否定した世界に興味はないと表面上は服従を誓い、時には忠実に、時には反発し、時には諭し、徐々にマキリの信頼を勝ち取っていった。
裏では令呪に対する対抗手段の構築と英霊召喚を準備を。途中で死亡したヴィクターの娘ことフランケンシュタインを匿い、市民達には霧の影響を極力避けさせるため機械兵を作り出しロンドンを警邏させていた。
そして機を見て聖杯と魔術協会地下の例脈を奪い、己の願いを聞き入れてくれた七騎の英霊を召喚し、マキリが変貌した魔神柱とその配下たちを退けこの世界を救ったのだった。
己の本心とは真逆のことに手を貸すという恥辱に塗れながらも目的を果たした彼は自らの理想世界を実現させるため…そして世界を救うために動き始めた。
彼現在この世界は彼とその配下の活躍により史実とは大きく異なった歴史となっていっている。
彼のやろうとしていること。それは世界の救済。現在世界中でスチームパレスと同様の施設が建造されており、ロンドンのパレスと同期させることによってこの世界全てを一種の固有結界とし、本来の歴史とは切り離された独自の世界に昇華させソロモンによる人理焼却から逃れるという計画。
通称スチームワールド計画。蒸気機関が発達し、普及しているのもこの結界を作り出すための補助らしい。
彼の作った理が広まれば広まるほど世界のルールは書き換えられ、彼の成そうとすることへの抵抗が少なくなっていくためである。
つまりは
アメリカでエジソンが、エルサレムで女神ロンゴミニアドがなそうとしたことの全世界版であった。
そんな中でフランは蒸気王が話していたカルデアのマスターの噂を聞き、彼の元から飛び出してきたのだそうな。
彼女曰く、この世界は確かに幸福に満ち溢れているが夢は夢なのだと。
計画は既に最終段階まで進んでおり、後はロンドンにあるスチームパレスの制御装置の完成を待つばかりだという。
残された時間は少ない。主人公たちは動き出した。
そしてカルデア一行の前に立ちふさがるはこの世界を救いし、六人の英雄シックスゲイツ。
セイバー、ライオンハートことリチャード一世。
アーチャー、怪物狩りの教授ことヴァン・ヘルシング。
ランサー、円卓一の槍使いことパロミデス卿。
ライダー、英国最強の提督ことホレーショ・ネルソン。
アサシン、無名の英雄ことロビンフッド。
キャスター、重力を操るペストマスクの学者ことアイザック・ニュートン。
ただのサーヴァントと侮るなかれ。彼等は蒸気王謹製の特殊魔術兵装を備え強化された精鋭。
具体的にはエルサレムで戦った獅子王の配下の円卓騎士のように様々なバフが乗っていてとても手強い。
両者の思いが交差する中で戦いは激化する。世界を救った英雄たる蒸気王達の方へは人々が積極的に味方をし、カルデアマスター一行を追い詰めていく。
670: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:28:35
そして戦いの最中主人公はシックスゲイツ達の思いを知る。
ライオンハートはかつて故国の地に殆どおらず自分の弟へ苦労を掛けてしまったことを少なからず悔いていた。この世界の英国、そして世界を守るのはその贖罪なのだと。例えそれが自己満足だとしても人々の笑顔を守ることになるのならば。
怪物狩りの教授は語る。例えそれが本来の世界の否定になるとも今この世界で笑う人々のことは裏切れないと。何よりも一度相談を受けたからには最後までそれを全うすべきだ。かつて己が教え子の願いから吸血鬼と戦った時のように。
円卓一の槍使いは語る。一度主と仰いだからには最後まで忠節を守るべしと。円卓の中では悪党の誹りを受ける己をそれでもと頼ってくれた者達のためにも。それがかつてと同じく主君と相打つことになろうとも。
提督は語る。己の本分はこの世界の英国を守ることだと。それが本来は正しいことでないだろうとも、軍人というのは一度受けた命令を遂行しなければならない。それが私とそれに付き従ってくれた部下たちの誇りなのだと。
無名の英雄は言った。きっと自分は正しくないことをしているのだろう。だが、街の人達の笑顔を裏切ることはできないと。何より名誉のない戦いには慣れている。今更裏切るのもカッコがつかない。
キャスターは聞かせた。自分は他の仲間たちのようにこれといった信念も理由もない。ただ己の研究を続ける条件として蒸気王と契約しただけだと。
だが己の研究を否定せず、しかと認めてくれた仲間を裏切るのはごめんだ。今度こそは信頼されたのだからそれを返したいのだと。
それぞれの思いを持つ六人とぶつかり、これを打ち倒した彼らの行先に待ち受けるはかつて救ってくれた恩を返そうと決死の覚悟で向かってくるこの世界の住人達。
そんな人々すら退け辿り着く先に待つはこの世界を救いし蒸気王。
彼は語る。
私のやろうとしていることは間違っているのか。今を生き、笑い、未来を希望する人々を救うことは誤りなのかと。
本来の歴史なぞ知らぬ、存ぜぬ私はこの世界とそこに生きる人々を愛している!
独善的なのは百も承知。しかし私は決めたのだ。彼らを守るためならば悪魔になることも厭わないと。君はどうなのだね?
君が守りたい、救いたいと思うことの為ならば彼らの今と未来を犠牲にできるのか。
蒸気王…いや、この世界に生きる一人の人物チャールズ・バベッジが問う。
そして人類最後のマスターは知る。何かを守るには別の何かを犠牲にしなければならないこともあることを…
救われた世界とそこに生きる人々。この世界を守るために立ちふさがる英雄たち。異なる願い同士がぶつかる時、人類最後のマスターは何を思うのか。第六章。蒸気夢幻絢爛時代 スチームワールド。好評配信中。
671: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:29:17
この度ロンドンが第六特異点に変った結果原作における特異点の順序も変わった。
第五特異点であったアメリカが第四特異点へと変更。テスラ氏はここの終盤でいきなり出てくる形へと変更されている。
第五特異点へは本来第六であったキャメロットが。難易度据え置きで第五特異点となっているためゲーム的には原作よりもハードルが上がっている。
救済措置としてストーリーを進めると定期的にレベル上げようのオール火種が大量にもらえるようになっている。
そして第六特異点にはロンドンを。本来の第四特異点からストーリーを大幅変更。
難易度的にキャメロットと大体同じ。しかしキャメロットの円卓勢ほど理不尽なバフはされていないため体感難易度的には楽。
ただしゲスト鯖がキャスターばかりなので自前の鯖をきっちり鍛えていないと厳しい点が多い。
この六章に大量に登場する量産バベッジロボの多くはアーチャーだが味方のゲスト鯖にランサーがいない点も注意。自前鯖を揃えるかフレンド鯖を頼ろう。
またロボに紛れ出てくる衛兵は剣、槍、弓と全クラス揃っているため中々鬱陶しい。
672: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:29:54
〇鯖設定
FGOお馴染み作家鯖コンビ。
アンデルセンは平和な世界は実につまらんといい、シェイクスピアは吾輩超が付くほどのバッドエンド厨ですのでと言って主人公へ協力してくる。
サーヴァントではないこの時代に生きる人物。
大凡FGOに登場する彼を同じだが、今回の騒動には半ば巻き込まれる形として主人公勢に力を貸す。
この世界に生きる人間としての観点から語られる思いは主人公にとって貴重な話であった。
まだ純真で未熟だった頃の騎士王。円卓のアイドル。
自分が理想としている光景が広がる世界を前に時代の修正が必要なのかと葛藤する。
主人公やマシュ、他の仲間達との交流、何より敵であるはずのリチャードに迷いを抱えながら戦うことは恥ではないとの言葉により主人公たちへの協力を申し出る。
彼女とリチャード、パロミデスの会話は必見。
本来の歴史や他の聖杯戦争ではかつてのことを後悔する姿が度々見かけられるが、この世界でのリリィはまだ未熟な心持からくる素直さと多くの人物たちとの交流の中でかつてとはまた違う成長を見せることとなる。
六章におけるもう一人の主人公。
第四特異点のアメリカで出会ったサーヴァントたち。どうやら知り合いであるバベッジ卿が何やらやっているとのことでこの世界へは自ら望んでやってきた。
どうやって自力で現界したのか不明な点が多いがエレナさん曰くこれもマハトマのお導きらしい。
実際にはマーリンが介入して現界させたという設定がある。
第六章のバサカコンビ。婦長は一拍開けて登場。巌窟王イベント、第四章のアメリカと続き物語に絡んだ人気者。裏ではスタッフに人気があるため出番が多いのではと噂されている。
フランはバベッジ卿に保護されたという設定。この時代に生きている人造人間。
カルデアのマスターの噂を聞き、家出してきた。原作同様上手く喋れず中々自分の意図が他人に伝わらないことをやきもきしていたが、何故かセイバーリリィには意味が通じていた。
御存じフランスの大怪盗。fate世界では実在の人物とされている。本ssのオリジナル鯖の一人。クラスはアサシン。レアリティは星4.
怪盗騒ぎを聞きつけ駆けつけてきた主人公勢の前に登場。出てきて早々マシュや他の女性陣を口説き始めるなど女好き。
女性陣からボロクソに言われ、マシュからは自分(の元となった鯖の)父親と同じ駄目人間臭がするため生理的に受け付けないなど、珍しく本気で嫌がった相手。
その一言でルパンのハートは一度砕けた。
アサシンのクラスだが構成するカードはアーツ三枚、バスター一枚、クイック一枚とアーツゴリラである。
宝具は「颯爽たる怪盗」カードはアーツ。相手に敵全体に強力な攻撃。相手のチャージを下げながら味方全体にNPチャージとスターの獲得効果。オーバーチャージでNPチャージ率アップと中々に使い勝手がいい。
反面攻撃力が低くアサシン全体で数えても下から二番目である。
また通常攻撃によるクリティカルスターの出も悪いため何らかの補助がなければ星出し性能は低い。
スキルは自分に一ターン回避付与の「軽業」 スター十個と引き換えに味方全体の攻撃力を上げる「紳士の贈り物」 敵単体のチャージを減らしスターを獲得する「怪盗の御業」である。
「紳士の贈り物」のデメリットを「怪盗の御業」で補助できるスキル構成となっている。
また強化クエスト後は「紳士の贈り物」へ女性キャラなら追加で攻撃力アップの機能が追加される。
673: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:30:40
日本の発明家。本ssオリジナルのキャラである。クラスはキャスター。レアリティは星3.
登場当初からセイバーリリィと行動を共にしている。中々面倒見がよく天然気味のリリィをよく助けている。
ナイスな肉体をしているガイではあるがゲイでもある。男性主人公を選んでいた場合はことあるごとに誘ってくる。これは史実で男色家であったことから来る設定。
星3鯖なのはバベッジ卿の六章ラスボス化に伴い減ってしまった星3鯖の補填のためである。
攻撃型キャスターであり、キャスタークラスの中でもそこそこの攻撃力に高いHP。
そして内部データである防御力も比較的高い設定となっているため星3キャスターとは思えない強さを誇る。
反面星出し性能とNP効率が最悪であり、キャスタークラスのくせにNPが中々溜まらない欠点を持つ。カード攻勢もバスター三枚、クイック一枚、アーツ一枚とNPを貯めさせる気がないと思うような構成である。
このためバスター三枚を生かした殴りの方が使い勝手がいいと言われ、その際はバスターゴリラの名に恥じないダメージを見せてくれる。
宝具は「電々竹とんぼ」カードはバスター。どこからともなくコントローラーを取り出し巨大な竹とんぼが飛んできて真下へ雷を落とすというとんでもない演出となっている。
これは史実でエレキテルの紹介をした逸話と竹とんぼの発明者という逸話を合わせたものとなっている。
キャスタークラスのイロモノ度がまた上がった原因。メディアさんを始めとする正統派キャスターの嘆きが聞こえてくる。
性能は敵全体に強力な攻撃と中確率でのスタン。単純だが中々強力な能力となっている。
強化クエストによりスタンの確立を高確率に上げることが可能。また幕間のクリアによって防御力ダウンの追加効果も得られる。オーバーチャージはスタン確立アップ。
スキルは味方全体への回復「土用の丑の日」この際男性キャラなら追加で回復の効果が得られる。 自身のNPチャージの「蘭学者」 敵男性キャラ単体に攻撃力低下のデバフと自己へのターゲット集中をかける「やらないか♂」
主に回復、デバフ&ターゲット集中、自己NPチャージと隙のないスキル構成であり、激戦地である低レアキャスター鯖の中でも高い評価を得ている。
イメージモデルはくそみそテクニックの阿部高和。
674: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:31:17
通称ライオンハート。本来神聖円卓領域キャメロットの時代で獅子王と呼ばれているはずなのは彼であった。
元出はFate/strange Fake。本来のFGOでは未だ未登場のキャラクター。詳しい設定はTYPE-MOONのリチャードのページにて。
この特異点では騎士として求められながらも生前に叶えられなかった故国における活躍と、生前に受けた悪逆非常な王とは真逆の正義感に燃える若い騎士という評価得ているため彼にとっての思い残しを叶える形となっている。
シックスゲイツの仕事の傍らよくロンドンの町中をぶらついており、最も民衆に親しまれている英雄。
市内で遊んでいる最中に主人公達と偶々出会うが転生のお気楽ぶりからすぐに意気投合する。大のアーサーファンでありセイバーリリィが当のアーサー本人だとは気づかず騎士王に対する思いのたけを思う存分語っている。
またセイバーリリィに対しても何かしら悩んでいると直感しており、生前の自分を反面教師として彼女にとって重要な助言を幾つも与えた。
パロミデスとは友人同士。彼は憧れの円卓騎士の一人であるためよく彼自身の逸話やアーサー王の話を聞かせてもらっている。その関係から二人は共に遊びに出かけるほどの仲である。
終盤ではセイバーリリィから自らの正体を明かされるがそれに対しても一切動揺せず、今の自分は王としてのリチャードではなく、一人の騎士としてここにあると言い切り剣を向けた。
蒸気王から彼謹製の魔術兵装エクスカリバーフェイク(贋作)を渡されている。本来ならば本物のエクスカリバーには届かない模造品だが彼の宝具「永久に遠き勝利の剣」と合わさり本家エクスカリバーに何ら劣らない代物と化している。
六章内の戦闘中では常時攻撃力アップ、防御力アップ、クリティカル率アップ、宝具威力アップ、弱体化耐性アップのバフがかかっており相手にするには大変苦労する。
最後は憧れの騎士王と戦えたこと、王ではなく騎士として戦えたことに喜びを感じながらも仲間達へと敗れてしまったことの謝罪を言いながら消滅していった。シックスゲイツの中で最も早く脱落した人物である。
クラスはセイバー。レアリティは貫禄の星5.
バスター二枚、アーツ二枚、クイック二枚の典型的なセイバー構成。
宝具は「永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)」カードはバスター。本来は手にした物ならば全てエクスカリバーに変えてしまう能力。
ゲーム的には青ペンギ…もといアルトリアやプロトタイプアーサーのような光の本流を剣から放出する攻撃となっている。
効果は敵全体への強力な攻撃と己の攻撃力と防御力アップ。攻撃と防御のアップは宝具を撃った後に追加されるバフなので注意。オーバーチャージは攻撃と防御の強化率アップ。
スキルは味方全体の攻撃力アップと毎ターンスター獲得を付与する「ライオンハート」 自己NPチャージの「アーサーフリーク」 自己HP回復と状態異常回復の「彷徨える王」
非常に有能なスキル構成となっており、隙のないサーヴァントである。
反面自己性能はHP、攻撃力、防御力共にアルトリア・ペンドラゴンやプロトアーサーよりも低く設定されており、星5セイバーの中では比較的低い方となっている。
675: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:31:54
円卓の槍使い。本ssでのオリジナルサーヴァント。
原作における円卓領域キャメロットでは女神ロンゴミニアドの円卓召喚の際には反旗を翻して討伐された騎士の一人。
彼も型月円卓騎士の例に埋もれず伝承とは違い中々愉快なキャラ。黒人の偉丈夫。
伝承ではイゾルデを巡ってトリスタンといがみ合った後で和解して友情を結んでいるため両人の間では「イゾルデっていいよね」「ああ。いい」の言葉で意志の疎通が可能となっている。プロのイゾルデフリークは多くを語らないのだ。
しかし空気の読めない行動が多かったため、後の世では悪役染みたキャラ付けがされており、そのことについて悩んでいる。
また他の騎士同様史実ではランスロット派に付きアーサー王に反旗を翻したことに少なからず後悔しており、どこか自罰的な言動が目立つ。
リチャードとはアーサー王の話や共に戦った経験から友人同士の仲。彼を弟のサフィア卿に重ねている部分があり、良き兄貴分として可愛がっている。
六章ではリチャードと共に街中で遊んでいる(ナンパしている)最中に主人公達と出会う。
薄々カルデアのマスターだということには感づいていたため度々挑発的な言動をするが、リチャードの「こいつ偽悪的なところがあってイラつくことも言うけど根は悪い奴じゃないから」という言葉と主人公のノリの良さにより打ち解けていく。
なお間が悪いのか終盤までかつての主君であるセイバーリリィとは出会えずじまいであった。
その後終盤戦においてセイバーリリィと邂逅。かつての主君相手に剣を向けることには後悔はあれど迷いはなかった。
本人は既に一度刃を向けているのだから何度やろうと同じ事といったが内心は迷いながらも戦友であり友人であったリチャードの敵討ちを選んだためだった。
セイバーリリィとの戦いに敗れ消滅する間際には「迷いながらも懸命に剣を振るあなただからこそ私達は剣を捧げたのです」とかつて反旗を翻した時の謝罪も込めてリリィへの応援を行った。
それは奇しくもこの世界で友人であったリチャードが彼女へ送った助言と似たような内容であった。
クラスはランサー。レアリティは星4.激戦地帯であるランサークラスに殴り込みをかける円卓騎士の図。
カード攻勢はバスター三枚とアーツ一枚、クイック一枚。このためランサーのバスターゴリラのあだ名が付けられた。
バスターばかりだがアーツとクイックのNP効率と星出し性能は悪くなく、アーツを先頭に持ってくることによりそれなりにNPを稼ぐことが可能である。
キャラ性能としては攻撃力が高く、内部データである防御力が低めに設定されている。HPはレアリティ相応といったところ。
宝具は「その槍。真紅となれば」 カードはバスター。敵単体に超強力な攻撃と無敵貫通。攻撃後に自身にスター獲得。オーバーチャージはスター獲得数アップ。
スキルはNPチャージの「あの人への愛」 自身のHPの20%と引き換えに攻撃力と防御力の上昇を図る「卑劣なる馬の首刎ね」 自身のNP低下と引き換えに宝具威力をアップさせる「我が王への反逆」
少々デメリットが目立つスキル構成となるが「我が王への反逆」は「あの人への愛」で打ち消せる。また「卑劣なる馬の首刎ね」は数値固定ではなく%低下なのでHPがたとえ1でも問題なく発動する。
敵として戦う際には蒸気王謹製礼装「真紅の槍」を伴い登場。自身への常時ダメージカットと毎ターン必中付与のバフがかかっている。
676: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:32:32
蒸気王によって召喚されたアーチャー。fate世界では架空の人物ではなく実在の人物。
本ssのオリジナルキャラの一人。特徴的なコートと帽子がトレードマークな初老の男性。
シックスゲイツにおけるリーダー格であり、蒸気王の参謀役。彼自身は至って温和な紳士であるが、吸血鬼退治の逸話が余りにも有名なため高い戦闘力を持つサーヴァントとして現界した。
しかし、彼の本質はその高い戦闘力ではなく、いかなる状況でも冷静に物事を見極め推理する冷静な頭脳である。
また温和な性格に反して中々のリアリストであり、戦いの際は詰将棋の如く隙を与えずに追い詰めていく。
元々精神医学の権威のため相手の思考を読むことにも長けており、冷静な洞察力、冷徹なリアリストとしての側面、そして精神医学を始めとする豊富な知識による戦術、戦略こそが最大の武器である。
六章作中では常にスチームパレスに詰めており、計画に取り掛かる蒸気王の代わりに各地や他のシックスゲイツへ指示を出していた。
アーチャーで召喚されているが、彼の逸話から杭や斧を使った接近戦からアーチャーらしい銃を使った遠距離戦まで幅広くこなす。
そして何より目立つのが彼のメインウェポンたる巨大なパイルバンカーである。彼のデザインを担当した人物曰くパイルバンカーは男のロマンらしい。因みに宝具演出もかなり凝っている。
終盤で蒸気王のところに以降とする主人公たちの前に立ちふさがる最後のシックスゲイツとして登場。主人公一行のことは前々から感づいていたが蒸気王の命により何も干渉はしていなかった。
敵としての戦闘では蒸気王謹製礼装「吸血鬼殺し」と呼ばれるパイルバンカーを引っ提げて登場。クリティカル威力アップとクリティカル確率上昇のバフが付けられている。
戦う前においては主人公達に試すような物言いをするが、勝利後は消滅しながらも彼らの行動を誉め称える言葉を表した。まるでテストで良い点を取った生徒を誉める教師のように。
彼はその心の内に人類最後のマスターへ不死身の吸血鬼相手に知恵と勇気を絞り戦いを挑んだ己自身とかつての仲間たちの幻影を重ねていた。
レアリティは星4のアーチャー。アーツ三枚にバスター一枚、クイック一枚のアーツゴリラ構成。
攻守、HP共にレアリティ相応だが通常攻撃におけるNP効率が高いため三枚のアーツと合わせ殴るだけでガンガンNPが溜まっていく。反面星出し性能は悪い。
宝具は「怪物殺しの白杭」カードはクイック。高速で駆け回りながら四方から銃撃し、敵の背後に回り込んで棺桶へと閉じ込め動きを封じる。そしてその上から棺桶ごと巨大な白い杭(パイルバンカー)を打ち立てる演出となっている。
効果は敵単体に超強力な攻撃兼怪物特攻。スケルトンやゴーストのような亡霊に、キメラやソウルイーターのような獣、果てはゴブリンやウェア系のような獣人にドラゴンまで主に人と神以外の幅広い範囲の敵へ特攻ダメージが入る。
またメデューサや酒呑童子、カーミラ、ヴラド三世、ゴルゴーンなど伝説や伝承で怪物や人外とされるものにも特攻ダメージが乗る。オーバーチャージは怪物特攻アップ。
スキルは自己NP獲得量アップの「博学」 味方全体の宝具威力をアップする「軍略」 自身の活躍にたずさえ死霊系エネミー及びヴラドズ、エリザベートズ、カーミラなどの吸血鬼とされた人物たちへの特攻効果をもたらす「不死殺し」
このように性能は絶対怪物殺すマンな彼だが怪物だから問答無用に殺すというわけではなく、カルデアに召喚された際にはアステリオスに勉強を教えたり、茨城童子へお菓子をあげたりなど好々爺然とした面が強調されている。
反面槍、狂両方のヴラド公とカーミラ、またエリザベートズからは彼等の吸血鬼という逃れられぬ属性から本人達からしても謎の苦手意識を持たれている。
ヘルシング教授自身は特にこれといったものはなく、槍ヴラド公へはあんな言動と見た目だが中々理知的、狂ヴラド公へは冷静に見えて内心に激情を秘めていると評価をしている。
なおエリザベートズにおいては手のかかる生徒のようなコメントを残し(所謂馬鹿な子ほど可愛い)、カーミラさんへは実際はポンコツ的側面があることを見抜いている節がある。
677: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:33:06
蒸気王に呼ばれた七騎の内のライダー。本ssオリジナルキャラ。
海軍の提督服と帽子を被った紳士。優しい性格をしているが少々女性にだらしない壮年の男性。
六章作中では中盤から終盤にかけて立ちふさがるボスキャラ。シックスゲイツ内ではリチャードに続いて二番目の脱落者である。
敵として登場したに関わらず初登場時から主人公側の女性陣を口説こうとしてくる。このためルパンからはキャラが被っている!と逆恨みされた。
シックスゲイツ内で最も多く主人公達と戦闘をこなした人物であり、度々の戦いではまるで主人公たちを鍛えているかのような節がある。
最後は海側からテムズ川を遡りスチームパレスへと侵入しようとしてくる主人公勢をテムズ川河口付近で待ち受け、宝具を使い己の艦隊を召喚した状態で主人公達へ襲い掛かってくる。戦闘後は見事自分とその艦隊を打ち破った人類最後のマスター一行に最大級の賛辞を贈った。
敵としての戦闘では蒸気王謹製礼装「勝利の祝福」を伴い参戦。彼の纏う服装一式が礼装であり、毎ターン一段階チャージアップのバフ効果を発揮する。
レアリティは星4のライダー。HPや攻撃力などはレアリティ相応。カード構成はクイック2枚、アーツ二枚、ブースト一枚となっており、星出し性能及びNP獲得効率が高い。
宝具は「ヴィクトリー・オブ・トラファルガー(トラファルガーの勝利)」カードはバスター。トラファルガー海戦の時の乗艦「ヴィクトリー号」と当時指揮していた艦隊全てを召喚し、一斉砲撃を行う演出となっている。
効果は敵全体への強力な攻撃と敵全体への防御力低下。単純だが効果の高い技となっている。また強化クエストをクリアするとスター獲得の追加効果が得られる。オーバーチャージで防御力低下率アップ。
スキルは味方全体の攻撃力アップとクリティカル威力をアップさせる「艦隊指揮」 味方全体のHP回復とNP獲得率アップの「ネルソンラム」 自身の宝具威力アップと敵全体への防御力ダウンの「ネルソンタッチ」
どれも優秀なスキルだがクールタイムが長く、一度使用するとそのバトルの最中では長期戦にならなければ再度の使用は不可能だと思っていい。
カルデアに召喚された際にはフランシス・ドレイクに対してスペイン無敵艦隊を破った功績から自分が尊敬する船乗りだとのセリフを話す。実際にドレイク船長を所持している場合は普段の彼からは想像もできない初々しいテンションを見せてくれる。
蒸気王に召喚されたアサシン。EXTRAに出てくるロビンフッドその本人だがクラスはアサシンに変っている。
性格もEXTRAアーチャーこと緑茶のままだがアサシンとして現界しているためかアーチャーの時よりも冷酷な部分が目立つ。
だが根っこのお人好しと苦労人気質は変わらず蒸気王に呼ばれてからはリチャードやパロミデス、ニュートンなど濃い連中の補佐に回っている。よく街に行ってはナンパしているが女性よりも子供たちに人気な始末で、緑色のチャライお兄ちゃんとして大人気。
宝具はアーチャーの時と変わらず「祈りの弓」カード属性も変わらずアーツ。 効果も単体への超強力な攻撃と毒状態特攻とこちらも変わらず。
しかしスキル構成が変わっており「破壊工作」は敵全体の攻撃力と弱体耐性のダウン。 「皐月の王」は変わらず一ターン回避付与と必中付与、クリティカル確率アップ。 新スキル「毒の矢」は相手単体を高確率で毒状態にする技。
彼の相手をする場合は「破壊工作」の弱体耐性ダウンから「毒の矢」によるほぼ確定的な毒状態を食らってしまう。この状態で宝具を受けた場合は大ダメージは免れない。
また「皐月の王」の効果は変わらないがスター獲得がクリティカル確率アップに変更されている。
敵として戦闘する際には蒸気王謹製礼装「シャーウッドの森」を装備して登場。見た目はただのクロスボウだが毎ターンHP回復と状態異常耐性が付与されており、デバフ系宝具やスキルが無効化される。また毎ターンHPの20%が回復するため長期戦は不利となっている。
FGOでよくあるクラスとスキルのみを変えた敵キャラというやつでプレイアブル化はされていない。不憫である。
EXTRAといいCCCといい、原作FGOでの苦労人役といい本当に彼は幸運Bなのだろうか…
なお多くのプレイヤーからランサー玉藻による男性特攻宝具攻撃を受けて長期戦になる前に倒されているなどやはり不憫である。
六章作中ではスチームパレスに突入した主人公一行を待ち受けて登場。色々語りたいこともあると零すが今回の俺は暗殺者として呼ばれているためと容赦なく襲い掛かってくる。
「シャーウッドの森」の効果でバフがかかっており、更に事前に彼が罠を張り巡らせていたため戦う際には味方側は攻撃力と防御力低下のバフがかかった状態で戦闘となる。
678: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:33:40
蒸気王の呼んだキャスター。史実における万有引力を発見した自然哲学者である。本ssオリジナルキャラの一人。
学者然とした格好をしているがペスト医師マスクを被りながらハイテンションとローテンションを激しく入れ替えながら会話してくるなどかなり濃いキャラとなっている。こんな彼だが狂化のクラススキルは持っていない。
テンションの上下が激しい人物だが言葉の端からは理性的なものぞ覗かせており、彼の発言自体も理にかなったものが多い。
こんな狂人染みた人物だが意外にも街の子供たちへ無償で勉学を教えている。とは言え生来の変人気質故にもっぱら生徒からは分かりにくいと評判である。本人は生前の行いを反面教師として出来るだけわかりやすく教えているつもりだが余り成果は出ておらず四苦八苦している。
初登場の際にはそのハチャメチャなキャラから主人公勢に大きなインパクト与え、主人公に「やはりキャスターは色物クラス…」と発言させた。なお、その際エレナ女史が全力で否定していることをここに記する。
戦闘では万有引力発見者として有名だからか重力を操った攻撃方法を仕掛けてくる。本人自身も言動とは別に冷静に戦っており主人公一行を苦しめた。
レアリティ星4のキャスター。カード構成はアーツ二枚、クイック二枚、バスター一枚。NP獲得は相応だがキャスターの定めとして星出し効率は悪い。性能はレベル帯にしてはHPと攻撃力が低い。反面何故か内部データである防御力は高めに設定されている。
宝具は「全ての物体は下に」 カードはアーツ。強大な重力で全てを押しつぶす演出の技であり、効果は敵全体に強力な攻撃。敵のNP獲得効率低下、スター獲得率低下、スキル一ターン封印、宝具一ターン封印などの複数のデバフ効果を発揮する。おーばチャージで各デバフ効果がアップ。
スキルは敵単体のチャージダウンと防御力を下げる「万有引力」 自身単体への防御アップとHP回復を併せ持つ「ニュートンのリンゴ」 自身単体のNPを大幅チャージする「最後の魔術師」
総じて便利なスキルばかりとなっているのは流石世界的な有名学者といったところだろうか。
しかし、この手の有能スキルの御多分に埋もれずクール期間が長いため一度使ったとで再度使用するまで長いターン数がかかる。
敵としての戦闘では蒸気王謹製礼装「紛い物の賢者の石」を持って参戦。流石に本物ほど万能な代物ではないが様々な魔術や錬金術を対価なし、しかもノータイムで放つことを可能とするこの礼装は非常に強力。戦闘では毎ターンHP回復とチャージ増加のバフとなって効果が表れる。
主人公勢の対決の際にはこんな自分を信じてくれた仲間の信頼は裏切りたくないと挑んでくるがあえなく敗退。シックスゲイツでは三番目の脱落者となってしまう。
消滅の際には仲間達の信頼に答えられなかったことと街の子供たちへ勉強の続きを教えられないことへの謝罪を口にしながら消えていった。
679: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:34:17
第六特異点のラスボスであり、この世界を救った英雄。日蘭世界のFGOという本ssの設定のため原作や史実と比べ大幅に強力な人物となっている。
オランダ、日本の二大技術先進国相手に立った一人で渡り合った英国の生きた至宝。コンピューターの父。イギリスが生み出した世紀の怪物など様々な二つ名や偉業を持つ近現代の大英雄。
もとはマキリ・ゾォルケンに召喚されたサーヴァントの一人だったが彼を欺き聖杯と魔術協会地下の霊脈を奪取。彼とその配下を打ち倒し、この世界に新しい秩序と繁栄をもたらした。
その後は魔術王ソロモンの人理焼却からこの世界を救うべく世界全体を本来の歴史から切り離し亜空間化するスチームワールド計画を推し進めていた。
あともう一歩というところに来てカルデアから人理を救うべく奮戦するマスター達が来てしまった。
「何故今となって」彼はそう思ったが止まることは出来ない。彼は既にこの世界の未来と希望を背負っているのだから。
六章作中ではスチームパレス最奥にて登場。実に丁寧な紳士的対応で主人公たちを出迎え、彼らの健闘を称えた。
そして主人公たちへこの世界の理と修復するということがどのようなことなのか現実を突きつけ選択を迫った。
結果人理の修復を選んだ主人公との話し合いは決裂。残念がりながらも戦闘へと突入した。
第一形態は原作と同じスタイルの見た目でクラスはキャスター。攻撃と防御上昇バフがかかっている。この形態を一度撃破すると第二形態となって復活する。
第二形態ではルーラーにクラスが変化し、デザインとしては更に巨大となりスマートで尚更人型に近しい形となる。第二形態のモデルはライアーソフトスチームパンク
シリーズの蒸気王そのもの。
攻撃・防御上昇のみならず毎ターンチャージ増加とHP回復、ダメージカット付与、ダメージ増加など非常に強力なバフが複数掛かる。この状態で彼のHPを三分の二まで削るか、全滅するとイベントが始まり彼のバフが全て外れた状態で新たに戦闘開始となる。
レアリティ星5のキャスター。カード構成はバスター二枚、アーツ二枚、クイック一枚。性能としてはNP獲得効率が高く、星出し性能の悪い典型的なキャスター。だがHPはキャスターどころか全サーヴァントの中でもトップクラスを誇り、内部データである防御力も高い数値を出している。反面攻撃力は同レアリティ帯の中でも平均的であり、高い方ではない。
宝具は「絢爛なりし蒸気世界」 カードはバスター。バベッジが蒸気噴射で上空へと飛び上がり、世界中のスチームパレスからエネルギーを集め、胸元部分の装甲が開きそこから超極太ビームが放たれる。もう一度言おう。超極太ビームである。その後は体中から熱を逃がすための蒸気を噴射しながら胸元からアップしていく形で頭までカメラが移動し、最後にモノアイ部分が光る演出付き。
どう見ても制作スタッフもノリノリでした。本当にありがとうございます。
効果は敵全体へ強力な攻撃。攻撃前に攻撃力アップと敵防御無視という単純な物。だがオーバーチャージにより攻撃力アップが加算されていくので300%時には素の威力も恐ろしいものと化す。
680: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:34:47
スキルは己に無敵を三回付与し、攻撃力を上昇させる「機械の鎧」 敵全体のバフを解除しながら自身のNPをチャージする「解析機関」 自身のHP30%と引き換えに宝具威力とバスター威力を大幅アップさせる「絢爛なりし夢幻世界」
どれも強力なスキルであり、「絢爛なりし夢幻世界」のデメリットも元より高いHPのため余り気にならない。
フランは亡き友人であるヴィクター博士の忘れ形見であるロンドンの混乱から秘密裏に保護していたがカルデアのマスターの噂を聞き家出。そのことを聞いた彼は珍しく狼狽していたという。
途中のイベントではこのフランが活躍しており、バベッジ自身が彼女へと託した最初の蒸気王謹製礼装「フランケンシュタインの花嫁衣装」の効果により己の持つバフ効果を全てかき消されることとなる。
彼女の選んだ選択を尊重しながらも、その上で再度叩き潰すことを宣言して戦いを再開する。
主人公こと人類最後のマスターとは両者の背負った願いをかけ、死力を振り絞りながら戦ったがあと一歩及ばず敗北。
「ならば、この世界必ず守れよ」とカルデアのマスターへと己の希望と夢を託し、消滅していった。
カルデアに召喚された際には全面的に主人公へと協力する姿勢を露わにする。自分の夢も希望も全て託したからだろうか。
カルデアのサーヴァントとして召喚されても紳士的な人物なのは変わらず、小さな子供や無垢な人物などには優しく接している。
電気文明に対しては複雑な感情を抱いているが、最近ではこれはこれで人々が豊かになるし悪い物ではないと思い始めている。
エジソンやテスラとは発明仲間として偶につるんでは変なものを開発してはエレナ女史やフランに怒られている。
フランに関しては親戚の娘のように思っており、彼女には頭が上がらない。
最初は原作と同じ見た目であるが、最終段階まで霊基を再臨させると六章で見せた第二形態にグラフィックが変化する。
最終章では六章の仲間達と共に主人公の危機に颯爽と現れる。巨大魔神柱軍団vs巨大蒸気ロボバベッジと愉快な仲間たちの戦いはまるで特撮映画のようだったとは主人公の呑気な感想である。
幕間では鋼鐵機動戦記C・バベッジとのタイトルでどこかで見たことあるような寸劇が繰り広げられる。とは言えこれは夢落ちで終わるのだが…
しかし、元六章ラスボスだからはたまたスタッフのお気に入りなのか幕間第二幕が実装された。
第二幕では蒸気勇者Cバベジンというタイトルで悪の電気帝国と日夜戦いを繰り広げている!主人公は心を持った巨大蒸気ロボ・バベジンに乗り込み電気帝国の直流&交流式マハトマロボと戦うのだ!…という設定のお芝居である。なおカルデアのちびっこや大多数の男性たちには中々良い評判だったとか。
681: トゥ!ヘァ! :2017/08/26(土) 17:35:52
投下終了
君は知るだろう(デスポエムおじさん並感)
クラススキルとか対魔力のランクとか他にも色々書きたかったが時間が足りなんざ…許しくだせえ…
最終更新:2017年08月27日 07:49