133: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:26:06
○大洋の警官や危なかった軍人、南アフリカのPMCやそれらの専用機+α


◇間島剛三(まじまごうぞう)
人種はナチュラル。44歳(ヤキン戦役時)
大洋連合が最大の月面都市、因幡の警察用光武部隊隊長の一人を務めている。
階級は警察に合わせるなら警部か警視だろうか。
容姿はほぼ日系と言って良い茶髪茶目で、性格はオーソドックスないぶし銀系ベテラン刑事そのもの。
大洋連合のMAエースたるアンジェラ・バルザックが赤ん坊の頃、ガチ屑の実の両親に捨てられたばかりの段階で偶然彼が発見、保護。
その後、信頼出来る親戚筋に預けたので、アンジェラとも親戚という感じで、彼女と繋がりがある。
また、アンジェラの実の両親を逮捕したのも剛三であり、大捕り物の末に取り押さえられながらも仲間と共に見苦しく喚く連中に対し、
『親が子供をたかが髪の色が違うだけで捨てて良いなんて法律は、どこにもねーんだよ!』と一喝した。
その名言は関係者で話題となり、コーディネイター関連が社会問題になってたのもあり、流れに流れて後に放映された刑事ドラマにも流用されたりしたので、名言自体の知名度は中々。
PS使いとしての腕も優れており、警察24時のようなこの世界での警察番組で派手な動きを魅せた大捕り物といった雄姿を、お茶の間に見せている。
PSの中身が写るかどうかは分からんというか、あの番組も警官はモザイクで隠れる場合とそうでないのの両方あるので、どっちになるのかはわからんが。
今でも親戚の集まりやらでアンジェラとの交流は続いており、子供の頃はおじちゃんおじちゃんと彼女に懐かれていた。
大人になった現在、幼少期のそこら編をからかうと良い反応が帰って来ると年甲斐もなく楽しんでいるそうな。
実を言えば、彼の影響からアンジェラは志望先は軍か警察か最後まで悩んでいた。
最終的には宇宙を飛び回るロマンとか、まぁ、他の理由も有って軍を選んだが。

134: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:28:08
◇大鳥(おおとり)シズエ
乗機はガ・ゾウム。階級は中尉。
人種は合法範囲のコーディネイター。年齢は26歳(ヤキン戦役時)
性格や外見イメージは強いて言えば大鳥香奈枝(装甲悪鬼村正)に近い。原作と違い目は複眼ではない。
原作のような殺人嗜好というか殺害嗜好を持ち、合法的に人が殺せるから軍に志願したという一歩間違えると危険な人物。
そのような本音は一切表に出してないが。
この世界では実家が狩人で、猪や熊や鹿を殺していく瞬間や命が失われていく感覚に悦楽を覚えていた件が、自分の歪みを知った切欠。
獣を殺すことでこんなに興奮するなら、人が相手ならどうなるのだろうと想像し、興奮を覚えていた。
一方で自分の嗜好が害獣や獲物相手ならまだしも、人が相手では倫理観的にどう考えてもアウトだと自覚を持っており、無辜の殺人とかが駄目というのも理解し、だからこそ苦悩していた。
その倫理観の高さで最後の一線は越えておらず、ただの殺人鬼に堕ちずに済んでいる。
戦時中はガザDやアッシマー、ガ・ゾウムのようなTMSに主に搭乗し、アフリカ戦線からヤキン決戦まで戦い抜いた。
戦争で思う存分殺し捲って嗜好が一生分満たされたのか。
それとも結果的に自分達が殺し捲ったことで起きてしまったとも言える、プラントのインディアン島ショックに彼女自身大きな衝撃を受けたせいか。
戦後は以前ほど嗜好に関連した悦楽や衝動を覚えなくなり、内心少し残念に思いながらも、これで常人として平和に過ごせるとホッともしている。

アフリカ駐留軍に転属後、その方面が落ち着いた後は軍を退役。
地元に戻り、ジビエ料理の専門店を開いている。店のメインの売りは店主が直々に狩りで仕留めた獲物を提供していることで、店主が美人なのと料理の腕も相まって人気も出た。
人は殺したいとは思わなくなっても、獣を、獲物を殺すのが楽しいことは変わらなかった模様。
その程度なら狩人の本能とも言えるか多分きっと。
毎回狩れる訳でもないだろうから、ちゃんと他の仕入れルートも有るだろうが。
アフリカ駐留中に立花ギンと基地内のバーか、街中での飲み屋で偶然一緒になり、意外と気が合って飲み友になった。
ギンが不発弾の件で両腕吹っ飛ばされた際にも慌てて病院に駆けつけている。
ギンも復帰後は基本的にはアフリカの地で働いたままだが、休暇で帰国する際は、シズエの店に良く寄っているそうな。

135: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:29:44
◇マイケル・スミス
乗機はパフォーマンス用ザク2。
人種は第二世代コーディネイター。15歳(ヤキン戦役時)
原作ガンダムシードデスティニーにおいて、ドピンクのザク・ウォーリア(ライブ仕様)を操縦していたパイロットのこの世界での同位体。
元々ラクス・クラインのファンではあったが、どちらかというとアイドル系のような軽快なノリを好み、オリジナルよりもミーア・キャンベルなラクスの方が気に入っていたという想定。
この世界ではザフト兵としてヤキン戦役に参加し、南米部隊に所属。
思想的には中道派だったので、パナマ戦後は素直に元々搭乗していたジンより性能が良いデュエルダガー鹵獲仕様に乗り換えた。
大西洋軍との決戦も何とか乗り越え生き延び、オーブ攻防戦でも地上に残存するも、大洋軍の怪物のようなMA部隊の暴れっぷりに戦意喪失し、降伏。
本人曰くMS同士の戦いならまだ良い、でも、怪獣相手の対決はご免だとか。
そこら編がトラウマになって、戦後は軍部ではなくて民間に流れるも、そこで心の傷を埋める為か、平行世界からの因果か、アイドルオタクを拗らせる。
そこからアイドルの力になりたくなってその手の業界に就職。
元MS乗りという経歴を活かし、原作世界でのミーアのようにMSの上にアイドルを乗せたり、アイドルの背景として軽快にダンスしたりするMSを用いたパフォーマーを勤める。

136: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:31:02
◇ロブウィル・バートン
乗機はフォビドゥンガンダムヴォーテクス。階級は中尉。
人種はナチュラル。25歳(ラクス戦争時)
元エクステンデット。
原作ガンダムシードデスティニーにおいて、ヘブンズベース攻防戦で配備されたデストロイガンダム部隊に配備された内の一人。
最終的にシン・レイ・ルナマリアのどれかに殺された。
こちらではエクステンデット組は人道的問題だかでヤキン戦役後に薬抜けとかされた後、恐らく軍関係とかで制限はされたとしてもある程度の自由は効くようになり。
人によってはコックや事務員、整備士のような非戦闘員コースを選んだ者達もいたが、彼は元々戦闘への抵抗感も薄く、そのままパイロットを継続。
ただ、海が好きだったので海軍への配属を希望。
エクステンデット上がりなだけあって腕も良く、ディープフォビドゥンやディープフォビドゥンNを乗り継ぎ、エースや精鋭用として配備されてるヴォーテクスへの搭乗を許された。
彼もまた、アビー達同様に歴史や世界の変化の当事者な一人とも言える。
趣味は釣りや潮干狩り、磯遊び等、海が好きと言ってもどっちかと言えば食欲的な意味合いが強かった模様。
大洋からの輸入品の醤油ソースをかけて食べる新鮮な貝やウニ焼き辺りは特に好物。
所属している母艦ないし基地に配備されたコックの女性に実は想いを寄せられている。
そちらも元エクステンデットで、彼と違いコックに転向した。
彼女も原作ではダイダロス基地のデストロイパイロットの一人として戦い、デスティニーガンダムかレジェンドガンダムの手で死亡している。

137: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:32:20
◇黄保平
乗機はアグリッサ(上半身ティエレン)。階級は大尉(ヤキン戦役時)
人種はナチュラル。30歳(ヤキン戦役時)
ナイ氏の本編、ゲート編のその2に登場していたアグリッサ使いが彼。
顔の鼻の上あたりを横切る、でかい一本筋の傷跡が特徴的な強面顔。
普段は真面目で有能なんだが、酒癖の悪さがたまにきずというか、同僚や職場では有名
ヤキン戦役当時から東アジア宇宙軍所属だった。
この時期、東アジア共和国は血のバレンタインの悲劇を起こし、ザフトの熾烈な反撃で一個艦隊が壊滅しており、そちらの再建にかかりっきりであった。
しかし、東アジアも利用していた世界樹を防衛するのに、戦力が全く参加しないと言うのも同盟国たる大西洋連邦への義理や、大国としての面子から問題視された。
ゆえに、残りの艦隊からネルソン級1隻、ドレイク級2隻の小艦隊が抽出され、派遣されていた。
派遣艦艇の数が少ない分は、艦載機を先行配備としてまだ数が少なかっただろう貴重なメビウス12機で締めることでアピールしていた。
その中の1機が黄保平の機体であった。

そうして世界樹攻防戦が勃発し、ザフトの仕掛けたNジャマーの混乱の最中で大西洋やユーラシア艦隊が連鎖するように大きな被害を受ける中。
東アジア派遣部隊も当然無事には済まず、残存戦力は大破したネルソン級1隻と、黄保平機含むメビウスが僅かに3機。
這う這うの体で月基地に帰還したネルソン級も、修理不可能と判断されて廃艦されるほどに損傷が酷く。
メビウスも修理可能だったのはたった1機だけな有様であった。
この戦闘で何とか生き残った彼だが、傷は深く、再復帰までは時間がかかった。
だが、その結果無策なヤキンへの艦隊特攻に巻き込まれずに済んだというのは、皮肉と言う他ない。
彼の戦友とかが政府の阿呆な命令のせいで沢山死んだ憤りや不満は隠せもしないし、隠す気もなかったが。
元々血のバレンタインに対しても祖国の暴走が酷いと、やり過ぎと判断してたから猶更。
その後、戦前から生き残ってる本当に数少ない精鋭として宇宙軍の再建に奔走。
ストライクダガーを受領し、ボワズ戦やヤキン戦に参加。
ボロボロの状態で撤退途中の馬槍月のストライクダガーもしくはデュエルダガーを回収し、母艦に送り届けた。
戦後はまたボロボロになった艦隊の再建を慌ただしくこなし、ティエレンから更にティエレン型アグリッサに乗り換える。
昇進した彼はMS部隊の隊長として、本編のようにゲート開通後のサトー隊の侵攻を受けとめ、迎撃した。
ラクス戦争時も引き続きアグリッサを使い続けるか、ティエレンⅡに乗り換え、参戦すると思われる。

138: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:32:54
◇フェリペ・ムリージョ
乗機はゴブリンナイフカスタム。
人種は第一世代コーディネイター。46歳(ヤキン戦役時)
生まれ故郷は南米だが、色々あって流れて南アフリカの大手PMC会社所属に。
ブレードハッピーでナイフ収集が趣味と、トコトンナイフに拘る性質を除けば傭兵としては陽気なおっさんって感じな一応まともな部類。
ヤキン戦役中はゴブリンをカスタムしてアフリカ大反抗戦にも参加。
戦後はザク2に乗り換え、似たようなカスタムをそちらにも施して引き続きアフリカの大地で戦い続けたが、数年ほどで傭兵業から引退。
溜めた貯金を元手に、南アフリカの首都で飲み屋を開いて隠居生活を送っている。
飲み屋の売りはたっぷりの香辛料を使った肉料理で、酒や主食に良く合うと評判。
元部下や同僚、戦友達も近場にいれば飲みに来る。
それ故に傭兵や軍人だの、強面の荒事家業らの人が集まり易いから、一般人は初見じゃ入り辛くなる可能性も無きにしも非ず。
非常勤でMS戦の教官も行っている。
現役を退きながら未だその腕に陰りは見えない物の、如何せん体力的な衰えから長期戦が厳しくなったのが引退の主な理由らしい。
教官業に出向いてる日は店は休みか、現役時代から弟子(料理の)にしていた若者(師匠が引退した際にこっちも傭兵引退)に限定的に営業させてるかかな。

139: 霧の咆哮 :2017/09/04(月) 22:33:34
  • ゴブリンナイフカスタム
『武装』
90mmマシンガン
アーマーシュナイダー×6(胸部、腕部、脚部)
隠しアーマーシュナイダー×2(踵部)
投擲用アーマーシュナイダー×12(肩部6、腰部6)
クラッカー×いくつか(選択式)

『解説』
フェリペのゴブリンの専用カスタム機。
通常使用の機体と比べ、腕部や脚部だけでなく胸部にもナイフシースを設けてアーマーシュナイダーを仕込むだけでなく。
投げナイフとして使うのが主目的な小型のシュナイダーも両肩や両腰に設置。
踵にもアーマーナイフを仕込んでるので、蹴りの際にも相手を切り裂く。
運動性や機動性もチューンして、素早く相手の懐に入り易くしている。
機体の静穏性や隠密性とかも改良し、MSにしては戦闘音が小さ目な機体となっている。
専門のステルス機よりは勿論劣るが、ナイフを用いたサイレントキリングに近い戦法を目指した結果である。
マシンガンは120mmより弾頭の小型化が出来てて、予備弾数も多く持ち込めることから90mmを選択。
素早さ重視のゴブリンという機体は彼の戦法とマッチしていた。
獲物のリーチの差と核動力機にしてはパワーが低いゴブリン故に、シールドバッシュや重斬刀とかまともに受けたら危うそうに見えるが。
ならばそういうのは美味く躱し、受け流せば良いが彼の持論。
アフリカ大反抗戦時は遊撃部隊の一員として、撤退時に逸れたり、脱走した敵軍を狩り出す猟犬的な立ち回りで戦果を挙げた。
なお、投げナイフは戦闘の度に余裕が有れば回収していた模様。
損傷をチェックして問題がなければそのまま再利用した。
彼がザク2に乗り換えた後は、PMCの看板機体として有名だったのも有り、暫く会社の施設に飾られた。
後に一部パーツ(実際に使用して投げナイフ辺りに展示用にサイン入れたり?)を展示用に残された後、訓練機に改修された。


以上です。

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最終更新:2017年09月06日 14:27