555: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:11:50
大陸SEED支援ネタ シミュレーションゲーム「プラントの野望」IFシナリオ&IFルートエンド集
〇大西洋連邦編IFシナリオ「ナンバーズフリート、未だ死なず」
《シナリオ解放条件》
1.G開発計画を進めてある
2.艦隊再建率を一定以上にしておく
3.シナリオ「ヘリオポリス崩壊」およびシナリオ「アークエンジェルの逃避行」をクリア済み
4.ハルバードン提督の戦略選択判定に成功する
《ミッションタスク》
1.アークエンジェルおよびGAT-X105ストライクの保護に成功する
2.追撃してくるクルーゼ隊に低軌道会戦において勝利する
3.アークエンジェルのアラスカ降下に成功する
4.避難民船を無事に降下させる
5.派遣していた艦隊を無事に帰投させる(損耗率の如何に関わらず)
《概要》
大西洋連邦編のIFシナリオ。
宇宙での敗北から艦隊再建を重視し、尚且つ十分な練度の実働戦力を用意しておき、ヘリオポリスから逃走してきたアークエンジェルを保護し、追撃してくるクルーゼ隊を撃破するという流れになる。
戦闘そのものは十分な錬度と艦載機開発、さらに対MS戦闘のドクトリンがある程度あれば勝利できる。
このシナリオの厄介なところは、最後の条件を満たすことである。
ブルーコスモス派としてシナリオを進めていると、艦隊再建は楽に進むが反ブルーコスモスのハルバートン提督から戦力の貸与を拒絶されてしまう可能性がある。一方で非ブルーコスモス派としてシナリオを進めていると、ハルバートン提督への戦力の貸与は確実に受理される一方で、非主流派ということで艦隊再建が遅々として進まない可能性があること。
ブルーコスモス派としてシナリオを進めているならば、非ブルーコスモス派に歩み寄りを見せておくことで受理の可能性がいくらか改善するが、非ブルーコスモス派であるとかなりの説得と事前準備が必要となるため、後者の方が難易度が高くなってしまう。
また、ルートに関わらずこのイベントでハルバートン提督が生存しても、Gの奪取の責任などからネームド指揮官として運用できるのは暫く後になる。
場合によってはシナリオ終了後に更迭あるいは軍事法廷送りとなって二度と使えなくなる可能性がある。
とは言え、クルーゼ隊を破ることが出来れば大きく戦意高揚となり、またネームドパイロットの撃破に成功すれば後々のシナリオで楽ができる。
ハルバードン提督の件に関しても、クルーゼ隊のネームドを複数撃破あるいはGの奪還に成功すれば少なくとも指揮官としての復帰は期待できる。
泥縄で対策を立てても無理なシナリオであるため、フラグ管理をきっちりできる玄人プレイヤー向けのシナリオと言える。
〇大西洋連邦編IFシナリオ -宇宙艦艇開発戦線 ~新たな防空艦艇を配備せよ!-
《シナリオ解放条件》
1.戦略資源備蓄が一定以上
2.艦艇の修復ドッグが一定以上空いている
3.序盤戦のシナリオをクリア済み
4.序盤戦の損耗率が一定以下
《ミッションタスク》
1.艦艇の改装・新造計画に許可を出す
2.新型の対空砲 近接防御機関砲などの開発を行う
3.開発した防空装備を普及させる
4.実戦での運用データをもとに新たな艦艇の建造および既存艦艇へのフィードバックを行う
556: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:13:02
《概要》
大西洋連邦編のIFシナリオ。
序盤戦でMSの被害を受けるとシナリオ解放条件が開示され、選択できるようになるシナリオ。
MSに対する防御能力を高めた艦艇が開発・運用できるようになる。このシナリオのクリアによってこれ以降に登場する艦艇の素の基礎性能が向上するというメリットがある。
艦艇の性能自体はあまりぱっとしないが、それでも防空能力の高い艦艇の開発にはこれらの艦艇を建造しておくことが条件となっているものがある。
副産物として両用ビーム砲や対空砲などが開発できるため、今後のことを考えればやっておいて損はない。
戦後に慌てて開発を進めるよりも予算の認可が相対的におりやすく、戦後の仮想敵国のMSの発達を考慮すればむしろすべきという意見もある。
ただし資源とドックなどを必要とするために、あまりに固執し過ぎると今度はMS開発に支障をきたすかもしれないので注意。
《艦艇紹介》
ホーキンス級宇宙護衛艦
全長:167m
機関:4基
武装:
連装型両用ビーム砲×2
旋回砲塔型75mmビーム砲×4
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×10(連装型として搭載)
外部接続型20連装ミサイルランチャー
《概要》
ドレイク級を急遽改装して誕生した護衛艦艇。
対MS戦闘能力の低さを指摘されたドレイク級を少しでも強化できないかと意見があがり、戦前から計画されていたいくつかのプランを試験するという形で改装が行われた。
主にビーム砲の搭載と近接機関砲の増設、さらに全長の延長などが行われた。
基本構造はドレイク級のままであり、改装コストも安く、短期間で置き換えることができた。
とは言え、急造の艦艇であることは間違いなく、今後のアップデートや後続の艦艇に期待が寄せられる。
コリングウッド級アーセナルシップ
全長:187m
機関:4基
武装:
試作型150センチ高エネルギー収束火線砲 ゴットフリート×2
旋回砲塔型75mmビーム砲×4
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×8
大型ミサイル発射管×8
小型ミサイル発射管×60(両舷30ずつ)
ドレイク級宇宙護衛艦をベースに建造された宇宙艦艇。
護衛艦艇に分類されているが、その実態としては火力を運搬し、MSに対抗して防空戦闘を行うアーセナルシップである。
当時宇宙艦隊の人員の損耗が激しくなったことに危機感を覚えた大西洋連邦が、少ない人員でも動かせる艦艇を配備することによって被害を抑えようとして建造した。
基本構造はドレイク級であるが、ホーキンス級と同様に全長が大幅に延長され、左右に多数のミサイルランチャ―発射管と多数のビーム砲を備えたコンテナを接続してある。
これによって小回りは悪くなったが、艦隊の防空において投射できる砲門の数が増えており、対MS戦闘能力の向上に成功している。
557: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:13:48
〇プラントの野望 IFエンド集
〇エクソダスエンド
《エンディングテキストより抜粋》
C.E.〇〇。
プラントは密かに建造を進めていた「外宇宙探索船用加速装置」ジェネシスを起動。
改装を済ませていた外宇宙航行型コロニーを加速させ、地球圏からの脱出を成し遂げた。
モーセに次ぐエクソダス。それは、宇宙に飛び出した人類にとっては、避け得ないものであったのかもしれない。
いずれにせよ、プラントに暮らすコーディネーター達は自らの新天地を求め、その力と技術を結集し飛び立ったのである。
この選択について、多くの議論を呼ぶこととなる。
行き場を失い地球全てを敵に回したコーディネーター達の現実からの逃避か。
それとも地球という重力から解き放たれた本当の意味での「新人類」の第一歩なのか。
少なくとも、新たな場所に向かって突き進む情熱は、本物であったのだろう。
これに追いつけ追い越せと連合各国は宇宙開発、特に外宇宙への進出を目指していくこととなる。
世にいう宇宙大開拓時代は斯くの如く幕を開けたのである。
《概要》
IFルートエンディングの一つ。主にザフト編で到達できる。
ザフトプレイヤーが「エクソダス・プラン」を実行し、これを完遂した場合に見ることができる。
エクソダス・プランの内容としては、ぶっちゃければ火星以遠への脱出である。
このエンドにたどり着くには戦争を継続しながらも、プラントを構成するコロニーの大改装をし、さらに食料プラントおよびコロニーを加速させるためのジェネシスを自前で建造するという極めて難しい条件を満たす必要がある(しかも実質ジェネシスは使い捨てにする)。
過激な方向へ転がりやすい世論を納得させるという鬼畜難易度のフラグ管理があるため、素人プレイヤーにはまず出現させることが無理とされている。
神の視点からして、コーディネーターばかりのプラントは外宇宙に脱出しようがいずれ子孫が作れなくなり、国家として詰みとなることは間違いないため、あんまり後味が良いとは言えない。
まあ、プラントの野望とか言いつつもゲームの結論として(また発売時の一般論として)プラントの独立は「とても実現できない無理がのあるものだ」というものがあるため、このような結末を出すので精いっぱいともいえる。
実際、火星以遠に逃げたとしても木星圏にまで大洋連合が進出しているため「こんにちは」となる可能性がある。
さらに木星圏以遠についてはまだ人が足を延ばしておらず、何が待ち受けているのかほとんどわかっていないという危険度の高さがある。
〇「朕茲ニ戦ヲ宣ス」エンド
《エンディングテキストより抜粋》
プラントは滅んだ。
結果は、もはやそれだけであった。
大洋連合の核地雷を踏み抜いた、あるいは逆鱗を遠慮なくつついてしまったプラントに、もはや慈悲などなかった。
理事国の国力に任せた核融合弾・コロニーレーザー・隕石攻撃・数と質で圧倒するMSおよびMA・艦艇の連続投入は、高々人口2000万の自称国家を叩きつぶすには十分すぎる、いや、過剰と言ってもよい攻撃であった。
それを主導した大洋連合に指摘すれば、こういわれるだろう。「これは処理である」と。
語るべきはもはやない。
小国が大国によって滅ぼされたのである。
これまでの歴史が積み重ねてきたことであり、これからも、宇宙に進出していく人類が重ねていくであろう歴史である。
《概要》
「朕茲ニ戦ヲ宣ス」モードのエンディング。
自重と我慢を捨てた大洋連合が如何に殺意の塊となるかを物語る。
なお、これは一部がぼかされているとはいえ、ノンフィクションである。
もう一度言おう、ノンフィクションである。
558: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:14:52
〇「現代のパンドラの箱」エンド
《エンディングテキストより抜粋》
プラント争乱は終わった。それは、戦争半ばでの、プラントの自滅というものであった。
アフリカ戦線において回収された大洋連合のMSに搭載されていた核融合炉、しかも大洋連合以外はたどり着いてもいない「ミノフスキー物理学」に基づくそれを、よりにもよってプラント内部でザフトの技術者たちは開封したのだ。
まさしく、それはあけてはならないパンドーラーの箱の解放。
あるいは、科学による「見るなのタブー」が破られた瞬間であった。
核融合炉の開放に伴い、ザフトにとっては未知の粒子、ミノフスキー粒子が拡散。
直ちにプラントの機能のほぼすべてがこれによって停止し、生命維持活動に必要な機能が失われていく。
さらに、中途半端な稼働状態で開放してしまったことによって高速中性子が放出し、その場にあったあらゆる物質を急速に放射化。
そして放射化された物質は基本的に密閉構造を持つプラントコロニー内部を循環していく。逃げ場などない。
あとはもう、連鎖的な反応の連続であった。
コロニー内部の異常を確認した別なコロニーから人が無防備にも入り込み、次々とプラントを構成するコロニーに放射化された物質が持ち込まれ、コロニーを流れる循環系を通じて等しくプラントの人間を汚染していくのである。
さらに、ミノフスキー粒子の影響によってコロニーに重力をもたらす回転が急に阻害され、最悪なことにコロニー自体が破損。
コロニーが爆発するかのように構成していた物質を周辺へとまき散らし、連鎖的な崩壊が巻き起こった。
それは手榴弾による破片効果が連鎖的に起こったようなものであった。コロニーの破片を浴びたコロニーが隣り合うコロニーを崩壊へと導く。
ザフトは自らの本土が崩壊していく様を、ただ見ることしかできなかった。
あとはもはや、消化試合も良いところである。生産ラインと守るべき場所を失ったザフトは各戦線で敗北を重ねていく。
兵站が破たんしたこともそうであるが、戦う大義を失い、また肉親や仲間たちを失った悲しみは、ザフトの兵士に止めを刺すのに十分すぎたのである。
彼等は、ザフトは自らの英知に酔っていたとも、自らの理解の及ばぬ動力を解明せねばと恐怖していたともされる。
それを確かめるすべは、解放を行ったパンドーラー達がそのコロニー内部の人間たち共々死亡していることから、存在するはずもなかった。
極めて短期間の間に、放射線加重係数20の中性子を大量に浴びたことによる分子死は、描写することもおぞましい死体のようなものを生んだ。
戦後、進駐した理事国は放射性物質の渦巻くプラントの「コロニー群だったもの」に瞠目した。
宇宙空間よりはいくらかマシなものの、人が生活するにはあまりにも危険すぎる放射線量のそこは、もはや生産コロニーとしては愚か、生活することさえも出来ない、ただのコロニー型のデブリに過ぎなくなっていたのである。
理事国は、生き残ったコーディネーター達を集めつつも、対応を検討しあった。
コーディネーター達がこれまでに犯した所業は許せなくとも、ここで相手を打ち据えるなどできるはずもない。
投資した分の回収を行う為にも、そして、このような事態に陥ったことをうまく落着させるためにも、コーディネーター達は保護し、登用していくしかない。彼らはそのように結論した。
ギリシャ神話に曰く、パンドラの箱には最後に「希望」が残っていたとされる。
この事態においても、まだ「希望」は残り続けていた。
しかし、その希望は途轍もなく小さなものであり、まき散らされた災厄はあまりにも大きすぎた。
一つ確かなことがある。
それは人類が宇宙に飛び立っていくにあたり、とてつもない足踏みをしてしまったことである。
この混迷の先に何が待ち受けているのか。それは、誰にとっても未知となったのである。
《概要》
ザフトプレイヤー(若しくはAI)が大洋連合の核融合炉を鹵獲した後に慎重に扱わなかった場合に、シークレットの判定が行われ、判定結果によって発生するエンド。実質的なバッドエンドである。
ネームドの核関連の技術者である「ユーリ・アマルフィ」を専属とし、ある程度の資金と資材を割り当て続ければ回避できる。
つまり、核融合炉やべぇ、ミノフスキー粒子やべぇである。
恐らくこのゲームが発売されたころにはミノフスキー粒子について各国は大体理解している頃と思われる。
プレイヤーたちにとっても当然後味の悪いエンドとなる。
何しろこれまで積み重ねてきた戦略や見通しが全てパーになるためである。
NPCの設定をいじっておけばこのエンドは回避できるため、やりこみたいプレイヤーはそれが推奨される。
559: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:15:23
以上、wiki転載はご自由に。
プラントの野望のエンドとかをちょっと妄想してみました。
562: 弥次郎 :2017/09/08(金) 20:48:56
555のところ、
ハルバートン提督がハルバードン提督となっておりました…すいません
転載時に修正お願いします
誤字誤変換修正
最終更新:2017年09月10日 10:09