232: ナハト :2017/08/18(金) 22:43:07
私とサーニャちゃんはお父さんに呼ばれて研究所に向かいました。
何でも魔法力の伝達をスムーズにでき、なおかつ魔法力を増幅させることが出来るという新型金属を開発したそうで
私達をテストにしたいとお父さんがそのT型金属のサンプルを見せてくれました。
私とサーニャちゃんはその金属を組み込んだストライカーユニットを履いて実験を行ったのですが
そこで大事件が発生してしまいました。なんと、人型ネウロイが研究所を襲撃してきて
私達は出撃しようとしたのですが、
「な・・・なんだ!?この異常なエネルギーの上昇力は!?」
「実験中止だ!急いでエンジンをストップさせろ!」
「止まりません!グングン上昇してきます!?」
「お嬢さん達!ストライカーユニットを脱いで逃げろ!!」
それを聞いて急いでストライカー脱ごうとしたのですが
その時、私達の周りに緑色の光に包まれて強烈な閃光を放って
私は意識が急速に落ちていった・・・・
「・・・かちゃ・・・じょう・・・・よし・・・・うぶ・・・・」
「う・・・・うーん・・・・」
私は体急速に揺られる感覚を覚えながらも呟いてしまった
「あ・・・・後・・・・五分寝かせて・・・・」
「何言ってんの!?起きてよ!芳佳ちゃん!!」
「はう!」
顔に強力な痛みを感じて急速に目が覚めた。
目覚めてみれば目の前にはサーニャちゃんがいた
「サーニャちゃん!無事だったんだー!!」
「ええ。私は大丈夫よ。・・・・それよりもここはどこだろう?」
言われてみれば、周りは森です。研究所の近くには山や森は無かったのに
「どこなんだろ?森の中っぽいけど」
「先ほどから無線を試しているんだけど、障害があるのか繋がらないの・・・・」
「そっかー・・・・」
空を見上げながら、無意識にポケットを探ってみると何か固い物がポケットの中に入っていました。
「ん?何か入ってる・・・・」
私がそれを取りだしてみると、実験前にお父さんが見せてくれたT型金属が入ってました。
「これは、お父さんの・・・・なんで、ポケットの中に?」
私はそれをしげしげと眺めていたら、突然、金属は強い光を放ったのです。
「うわ!なんなんですかー!?」
私が驚いていると頭の中に何かが響いてきました
(・・・・・・・・・・・)
「なんだろ・・・?何かが聞こえる・・・?」
サーニャちゃんが驚く中、私は集中して聞きます
(・・・・尉を・・・・すけ・・・・)
「芳佳ちゃん!なにか声が聞こえるよ」
「うん!私も集中して聞いてるところなんだ!」
二人は光放つ金属を見つめ続けていると
(誰かお願い!宮藤芳佳少尉を助けて!!)
「「・・・・・・・」」
明瞭に聞こえた救援の声。しかしその内容は
「「ええーーーーーー!!なんで芳佳ちゃんを助けての声がするのーーーー!?」」
二人は混乱したが、とりあえず、助けを求めているという事で
「急ごう!サーニャちゃん!!」
「ええ!芳佳ちゃん!!」
二人はストライカーユニットを履き、飛び立った。
そして、二人はもう二人の自分と遭遇することとなる・・・・・
「宮藤!なんだその扶桑陸軍の服の滑降してる!?それにサーニャも!」
「えー?これ海軍の正式採用の制服ですよー?」
「それにお前はなぜ空を飛べる?お前は魔力を失ったはずだ!!」
「ええーーーーーー!?魔力う失ったんですかーー?!」
「サーニャが二人イルゾー!!」
「「・・・・・なんだか不思議な感覚。うふふふ・・・」」
「イヤ、待てサーニャが二人という事は二粒オイシイってことダロ!」
大混乱する501のなか、無事宮藤は魔力復活し
大型ネウロイを破壊し、もう一人の宮藤とサーニャを連れて基地に帰る
帰る方法もなく、私達はながれるままに戦闘を続けてきたある日の事だった
珍しいお客様が基地にやってきた
「急に騒いで地図の一点を指してここに来たいというから急いできたんだが・・・・お前もしかして九曜がいたところのか?」
「みゅー!」
「あ、チビ九曜ちゃん!!」
別世界のライトニングフォックスのマルセイユと入れ替わったというマルセイユのお話を聞き
二人はマルセイユの話から、カールスラントに目撃された人型ネウロイが帰るトリガーとなってるのでは?
と推測し、希望を持てたのであった・・・・
233: ナハト :2017/08/18(金) 22:44:32
終わり
という事で原作に来てみたらこんな感じになるんかな?と思いました。
最終更新:2017年09月16日 12:43