702: ナハト :2017/09/03(日) 08:22:59

その部屋の主、フレデリカは目覚めたら、そっと同じ部屋にいる愛おしい人を起こさないようにそっと抜け出す。
勿論、その際にそっとキスするのを忘れない。

エプロンを付けてキッチンに火をつけて簡単な料理を作っていく
パンを焼き、卵を溶いてスクランブルエッグを作る。それらの準備が済ますと
寝坊助たちが遅れて部屋に入った。

「おはようフレデリカ」
「おはようシュミット」
そういうと二人はそっとチュッと朝のキスをする

そしてフレデリカはしゃがむと
「おはよう、アリス。よく寝れた?」
「うん!すごく楽しい夢を見たよ!ママ!!」
「そう、それは良かったね」
そういって、我が娘を撫でるフレデリカ

それから、一緒に朝食を食べて、幼稚園から迎えが来たバスにアリスを見送り
技術者となったシュミットの見送りをする。

そして、一人だけになったフレデリカはせっせと部屋の掃除、洗濯、晩御飯の料理の買い物と家事を行い
晩御飯を作ると、アリスを迎えに行ったシュミットが帰って来た

「「ただいまー」」
「お帰りなさい。ご飯できてるから手を洗って食べましょうね」
「「はーい!!」

こうして、三人は楽しく一日にあったことをお喋りしながら食事して
アリスをお風呂に入れて、夜戦をして、寝るのであった・・・・・・














「・・・うーん・・・・これ以上できないわよー・・・」
「・・・・ぃ」
「・・・やめてよ・・・・そこは・・・・」
「・・・・ぉ・・・」
「・・・・娘が聞いてるわよ・・・・」
「・・・・おい!起きろ!!」
「・・・はっ!」
目覚めてみれば天井はカジュアルな天井ではなく味気のない天井であった。
そして、こちらを眺めている金髪の隊長、ルーデルがいた

「いつまで寝てるんだ?ネウロイが来たぞ。さっさと着替えて出撃だ!」
「・・・・あ・・・あれ・・・?アリスは?シュミットは?結婚は?」
「寝ぼけてるのか?お前はまだ未婚だろうが。さあ、ネウロイが待ってくれないぞ!」
「い・・・・いやあああああああああーーーーーー!!」

703: ナハト :2017/09/03(日) 08:23:46
終わり
フレデリカが幸せな一日でした

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最終更新:2017年09月16日 13:00