58: ナハト :2017/09/17(日) 17:42:05
ブリタニア連邦国のどこかで、ダージリンがくだらない格言を言い放し
マイルズにコブラツイストが決まっていた頃
506基地では、黒田那佳がぐでーとしていた。
「あーあ・・・・今日もデザートなしかあ・・・」
それは、イザベルと食後のデザートを賭け事をしていて
すでに国家予算分の借金ができているとか。
最も、イザベル本人に言わせれば、イザベルがワザと負けるようにイカサマをしても
黒田那佳が負けてしまうということで、那佳が賭け事に弱いというだけであった
その那佳を見ていたハインリーケは諦め混じりに言う
「何を言う。そなたが賭け事をしなければいいだけの話じゃないか」
「だ・・・だってー。今日勝てば借金の半分チャラにしてやると言ったんだしー」
「はあ・・・お主というやつは」
「それよりもデザート食べたかったなー。今日は美味しそうだったしー」
「うむ、そんなにデザート食べたいのか。なら待っとれ」
そういうとハインリーケはキッチンに向かいゴソゴソと何かを取り出し
那佳のところに戻る。
「ほれ、妾が焼いたお菓子じゃ。今度開かれる子供たちの演劇の際にあげるお菓子の練習にと
焼いたお菓子じゃが、那佳にあげるぞ」
「ホントですかー!?食べてもいいんですか?」
「うむ、いいぞ。お菓子が上手く焼けれた感想を聞かせてくれ」
「じゃあいただきまーす!・・・美味しいーー!!凄くサクサクとしていてあまーい!」
「そうじゃろ!?これはお母様から学んだ妾の故郷のお菓子で凄く美味しいじゃろ?もっと食べるか?」
「たべるーーーー!!」
こうして、2人は食べ合いっこしながら、過ごしていったのであった・・・・
ぬっと剛己が現れてお菓子を食べて一言
「塩っ気が足りん。やり直し」
「お主には聴いとらんわ!!」
59: ナハト :2017/09/17(日) 17:42:50
終わり
ご堪能いただければ幸いです。
最終更新:2017年10月11日 13:43