765: 新人艦長 :2017/11/04(土) 14:00:44
<BMW003>
 BMW003とは第2次世界大戦中にドイツのBMW社が開発・生産した軸流式ジェットエンジンである。
 非常に革新的かつ野心的な設計で1950年代までこれを超える性能のエンジンは存在しなかった。

(概要)
 BMW003は、同様のエンジンのユンカースユモ004より早期に開発に着手され、日本人技術者の協力により開発は想定以上に進み1940年には試作品が完成、不具合を修正したうえで1943年半ばに量産が開始された。
 結果、大戦中にドイツで生産、開発されたジェット機のほとんどはこのエンジンを搭載しその圧倒的パワーと高い信頼性により終戦までジェット機は多くの戦果を挙げることになった。

 戦後、残存したものは東西両陣営に接収・調査され、東西各国に先進的なジェットエンジン技術を齎した。ソヴィエトではRD-20、フランスではアターとして再生産されどちらも1960年代まで戦闘機のエンジンなどに使用された。

(設計と開発)
 ジェット推進の原理はハインケル社に勤務するフランク・オハインによって1937年に実証された。技術革新の潜在的な可能性を認識したドイツ航空省は国内のエンジン製造会社に独自のジェットエンジンの開発を開始するように通達し、ユンカースとBMWの両社と推力690kg(1500lb)のエンジンの契約を交わした。
 BMW003ははじめは自社のブランデンブルク工場のヘルマン・オーストリッヒ監督の計画の予定だったが丁度同時期に受け入れた日本から来たジェットエンジン技術者が持ち込んだ設計図を確認した上層部が方針を転換。この設計図をベースにすると決定した。
 この設計図と日本人技術者の協力により想定以上のスピードで開発された。
 始め計画していたものより2回り以上大きいがその分出力が設計上2倍以上出せるとされ、無理な小型化はせず出力と安定性を重視した設計であった。
 だが設計で一番問題となったのはタービンブレードの材料で、これも日本から来た冶金学者の協力の元新しい合金を開発し使用された。
 1940年に初の試運転が実施され、想定以上の3700lbf(16000N)を発揮、その後3年かけて改良と安定化が行われ1943年に量産が開始された。
 最後の試作型となった003V12は推力5290lbf(23500N)で150時間の耐久試験に成功、当時もっとも安定していてパワーがあり、信頼性の高いエンジンだった。


(仕様諸元:BMW003C‐1)
形式: 軸流式ターボジェットエンジン
全長:5900mm(232in)
直径:1000mm(39in)
乾燥重量:1456kg(3210lb)
圧縮機:7段軸流式圧縮機
タービン:2段
推力:8160lbf(36300N)
総圧縮比:4.8:1

(搭載機)
  • Me262
  • Ar234
  • HO229
  • He162

767: 新人艦長 :2017/11/04(土) 14:07:32
はい、いかがでしょうか?

003が実質アターなのは史実でもアターは003の発展改良型ですし
最終更新:2017年11月05日 12:48