551: ナハト :2017/10/31(火) 21:15:19
―――翌朝
いい天気だったので洗濯物を取り込んでいた
「うーん!この天気なら毎日来てくれるとい「あのー・・・・」うわあ!ビックリした!」
突然、声がかかり、振り返るとボロボロの服を着た人がいた
その人が「すいません」と言いながらゴソゴソと懐を探っていると
「そこの!不審者は止まりなさい!!」
偶々、通りすがったミーナがMG42を構えながら警告を出す
私は危険だと思い、逃げてー、早く逃げてーとミーナさんを羽交い絞めにして止めます
先程の人はいつの間にかいなくなりました。
ミーナさんがフーフー言いながらMG42の構えを解くと
「ごめんなさいね、先ほどリーネさんにラブレターを出した人がいたのよ。
あまりにもしっこかったのでMG42で追い払ったのよ。
そうそう、男女交際は厳禁だから宮藤さんも覚えといてね」
「は・・・はい・・・・」
MG42を構えたミーナさん怖すぎです。
とりあえず、中断した洗濯物の取り込みを終えて廊下を歩いてると
先程の人がキョロキョロしながら、私に向かって手招きしてます
私も周りを見て、ミーナさんがいないことを確認するとその人に向かいます
「何か御用ですか?」
「すいません、私はアフリカから来た金子と申します。
ここにミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐はいらっしゃいますか?」
「あ、先ほどの女性の方がミーナさんでした。」
「あー、そうでしたかー・・・・」
金子さんは頭を抱えたかと思うと、一つの手紙を差し出しました
「実は、これ、ヴィルケ中佐の恋人からの手紙なんですよ。
今まで何度も出しても返事が来ないとかで、届いてないと思い直接届けてきたのですよ」
「そうでしたかー!分かりました!ミーナさんに渡しておきます!!」
「よろしくお願いします。あ、恋人の名前はクルト・フラッハフェルトです」
「はい!」
552: ナハト :2017/10/31(火) 21:15:54
私はその手紙をもって、ミーナさんの部屋に向かいました。
ミーナさんは丁度、部屋で書類作業をしていたみたいでコーヒー飲んでました
「あら、宮藤さん。何か御用?」
「はい!ミーナさんにてが「ジリジリジリーーー」
「あら、ごめんなさいね。機密の電話みたいだから、ちょっと部屋から離れてくれる?」
「・・・・はーい」
トボトボと出ました私ですが、諦めたりしません!
次は、廊下で歩いてた時にです!
「ミーナさん!」
「あ、先ほどはごめんなさいね。何の用事だったの?」
「はい!ミーナさんへ手紙が「ドゴオオオオオーーーーーーン!!」何事ですか―――!?」
「あれは・・・食堂の方ね!宮藤さん!急ぎますよ!」
「了解です!」
ガス漏れで大爆発したそうですが、幸いにも怪我人とかは出ませんでしたが
手紙は渡せませんでしたが、まだまだです!
「ミーナさん!お話があります!あなたのこい「ガシャーーン!」
「誰なの!ここで野球をする人は!窓ガラスがわれたじゃない!!」
「ミーナさん!大切なお話です!アフリ「バシャーン!」
「危ない!ペンキ塗りをしてるなら足元をしっかりしなさい!」
「ミーナさん!本当に緊急なんです!ほんt「ブロロローーーー!!」
「こらーーー!!ルッキーニさん!勝手にバイクを乗り回らない!!」
「ミーナさん!大事な事なんです!フィ「ドカーーーーーン!!」
「またですか!宮藤博士!爆発する実験は止めてくださいと!何度も言いましたよね!?」
「ミーナさん!見てください!クル「ブーーーーーン」
「危ない!近くにスズメバチの巣が出来てるのね!」
「ミーナさん!!ここにクル「ウウウウウウーーーーー!!」
「敵襲!宮藤さん格納庫へ急ぎなさい!!」
その日の夜
「・・・・・疲れた」
あれから何度もミーナさんに手紙を伝えようとしたのですが
何かに憑かれたかのように邪魔が入り、結局渡せませんでした
「でも、ミーナさんの恋人からの大切な手紙なんだ!
明日はしっかり渡すぞー!!えいえいおー!!」
しかし、その誓いは果たすことはなかった。
何故なら、明日はそれよりもトンデモナイことにあったから・・・・・
おまけ
拝啓 加東圭子隊長殿。お元気で過ごしてますか?
私は501の隊員にようやく手紙を渡すことが出来ました
私は今・・・・
「・・・・あっさり帰れましたね」
行きと同じくらい時間がかかるだろうなあと思ったのですが
嘘みたいにネウロイの襲撃やトラブルもなくあっさり帰還できました。
553: ナハト :2017/10/31(火) 21:16:36
終わり
次はトンデモナイことになります
最終更新:2017年11月25日 09:40