361: ナハト :2017/10/23(月) 23:14:47
今日は西住みほの誕生日ということで
狂犬エリカの外伝をしてみましたー

369: ナハト :2017/10/23(月) 23:44:43
不評なのでプレゼントの部分だけ書き直し



今日も今日も厳しい戦闘訓練を行い、夕食を食べて、汗を流して
自主時間となっていた。

ある学生は明日の復讐を、ある学生はお喋りしながら銃の手入れを、ある学生はお菓子を賭けてトランプ勝負する
みほはというと

「ここに呼び出してきてなんだろう・・・・?」
エリカに呼び出されて、屋上に来ていた。


屋上に来てみた物のエリカがいなかったのでベンチに座って待っていたら


「ほらよ」
「うわっ」

突然声と共にリンゴが投げつけてきたのでキャッチして
投げつけてきた方向を見てみれば

「遅れて悪かったわね。ちょうど人に捕まったのよ」
「エリカさん!」

エリカはみほの隣にくるとドカッとベンチに座り
みほにくれた物とは別のリンゴをかじりだしていた

「あのー・・・・このリンゴは?」
「ん?・・・ああ、貯蔵庫からかっぱらった」
「ちょっ!それは駄目じゃ!?」
「だいじょーぶだいじょーぶ、バレなきゃ問題ない。それよりも食べなよ。美味しいわよ」
「ええと・・・・それなら」
シャリシャリ食べると、甘くて美味しい。


二人はシャリシャリと食べ続け、食べ終えた時、みほは尋ねる
「ねえ、呼び出したのはこのリンゴを食べさせるためなの?」
「ん?・・・・ああ、リンゴに夢中になって忘れてたわ
ほら、受け取りなさいよ」
エリカがゴソゴソとポケットの中から何かを取り出して、みほに渡された物は


「うわあ・・・勾玉だ」
「そっ。近くの白天九尾神社から買って来たわ。あなたにお守りとしてね
それに、今日あなたの誕生日でしょ?だから誕生日プレゼントよ」
「あっ・・・・そっか。今日、私の誕生日なんだ・・・・」
「はぁ・・・・まったく自分の誕生日でしょうに。忘れてどうするのよ?」
「えへへっ・・・最近忙しくて忘れちゃった」
「まあ、そこがみほのいいところなんだけどね。ほら、上見なさいよ。星空が綺麗よ」
「うわあ・・・・」

上を見上げてみれば星が沢山きらめいていた
「訓練とかで忙しくて夜空を見ている暇はなかったんだけど・・・凄くきれー」
「そう?それは良かった」
「あっ!流れ星だ!」


不意に空の上から流れ星が落ち、消えていった
「消えちゃったわね・・・なにか願い事をした?」
「うん!」
「ほー、教えなさいよ」
「それは内緒だよー」
「なにをーなまいきだぞー」
「きゃー、やめてー」


キャッキャッと騒ぐ二人に見回りに来た先生の雷が落ちるまで後10分の事であった

363: ナハト :2017/10/23(月) 23:16:10
終わり

楽しみ戴ければ幸いです

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最終更新:2017年11月25日 09:47