237: 弥次郎 :2017/11/21(火) 22:05:56

大陸SEED支援ネタ 大洋連合試作MS MS用武装



Gライン
型式番号:RX-81
全高:19.2m
本体重量:41.4t
装甲材:ガンダリウム合金γ
出力:2800kw

基本武装:
頭部60mmバルカン×2
ヘビービームライフル/ショートビームライフル
ビームサーベル×2
フォールディングバズーカ
ガトリングスマッシャー
シールド
他多数


概要:
大洋連合内でRX-78ガンダムの開発を担当したテム・レイ博士を中心とする開発チームが設計を進めた、「ガンダム」の量産型のプロトタイプ。同時期に開発されていたペイルライダーと似た設計を持っているが、開発チームがほぼ同じこと、素体となったMSが同じことが理由と思われる。

RX-78-2ガンダムをベースに、これまでのMSの運用データを総まとめにし、技術的なブラッシュアップも含めた大洋連合のオールインワンMSとして計画されていた。突出した性能を持つわけではないが、最新技術の信頼性向上と戦訓の反映、新規設計の武装の追加、それでいて極めてスタンダートな設計など、実質RX-78ガンダムの上位互換ともいえるMSとなる予定であった。
そして、これらは既存のMS、即ちザクやハイザックなどに満足できないエースやベテラン向けに量産予定であった。
正しくGライン(ガンダムの系譜)に相応しいといえる。

あらゆる戦況に対応するため、格闘型・高機動型・汎用型・砲撃型のオプションセットが設けられ、ペイルライダーと同じく必要に応じて装甲やスラスターなどをつけ足すことで機体の拡張性を重点に設計された。
特にバックパックの交換による形態の変更という思想は大西洋連邦のG兵器、ストライクにも似通ったものであった。

しかし、技術蓄積と運用データの回収を待ち、さらに性能向上に力を割いてしまったがために設計は遅れに遅れた。
同時期に開発された技術を逐次反映させた、万能性こそないが得意分野を有する量産型MSが十分に配備されたことで、その存在意義を大きく減らすこととなった。各種オプションの調達コストや整備性などを鑑みても、マルチロールを突き詰めた本機は高くつき、競合機ともいえるMS「ドライセン」には総合的に見て劣ると判断された。
具体的なスペック表こそあるがあくまでこれは予定の数値で、実際の建造プランおよび建造されたパーツなどは破棄されたと思われる。

238: 弥次郎 :2017/11/21(火) 22:07:09

火器試験運用型ドム

型式番号:MS-09AP-233
全長:19.2m
基本重量:72 .3t
全備重量:89.7t
装甲材:ガンダリウム合金β
動力:核融合炉
出力:1900kW+1300kW
固定武装:
頭部60mmバルカン×2
胸部拡散メガ粒子砲
左腕3連装ビーム・キャノン
右腕単装ビーム・キャノン
武装:
試作型ビームランサー
試作型ビームカノン
シールド

概要:
大洋連合がドライセン(ドワッジ)の配備に先駆け、ホバーMSであるドムをベースにして製造した試験MS。
外見はドムとドライセンの中間に位置する形状を持っている。外装はもちろんのこと、武装および装甲材、内装関連は先行して完成していたジェネレーターやパーツを利用しており、ドムというよりもドライセンに近い形状を持つ。
いくつかのバリエーションがある中の一種であり、本機は主に新開発のビーム兵器の試験に運用された。

主兵装となるのはバックパックに内蔵されたジェネレーターと直結となっている試作型ビームカノン。
そのほか、腕部の3連装ビーム・キャノンや近接防御用に開発された胸部拡散メガ粒子砲、ビームサーベルなどを採用している。
いずれもドライセンやハイザックなどに搭載されるモデルの先行型やテスト型ばかりである。
その他、ザクマシンガンやジャイアントバズーカ、ヒートソードなどドム及びザクの一般的な武装も使用可能である。
全体重量が増加し、ドライセンほどの高出力核融合炉を採用しているわけでもないために本式生産されたドライセンと比較すると鈍重。
とは言え、ドム系列のMSらしく重装甲と速力を兼ね備えた特性は失われていない。

実際の戦線投入は主にアフリカ戦線末期の反抗作戦及びその少し前にアフリカおよび宇宙で行われたされている。
戦線投入の具体的な情報については開示されていないが、少なくはないフィードバックをもたらしたのは間違いないと思われる。



初期型リックドム
形式番号:MS-09AR
全高・基本重量等:リックドムに準じる
武装:
胸部拡散ビーム砲
頭部60mmバルカン×1
その他リックドムおよびザクの武装を使用可能

概要:
大洋連合からユーラシア連邦へと輸出された宇宙用重MS「リックドム」の初期型。
初期に生産されたリックドムの一部は、テストも兼ねてサンダーボルト師団へと配備されて運用がなされた。
学習型OSに蓄積されたデータの解析や実際の運用上の情報をフィードバックすることで、リックドムは完成を見て輸出された。
関節部へのシーリングやサブアームユニットの装着、プロペラントタンクの増設などを除けば概ね原形をとどめている。
その後、予備パーツなどもまとめてサンダーボルト師団へと提供されてMSのローテーションの一角を担った。
これと同じくリックドムⅡも同師団において運用されていたとする資料が存在する。

239: 弥次郎 :2017/11/21(火) 22:07:53

ザクⅡ(サンダーボルト師団配備型)

形式番号:MS-06TB
全高:ザクⅡに準じる
基本重量:ザクⅡに準じる
動力源:核融合炉
出力:1730kW
装甲材:超硬スチール ガンダリウム合金α (後期にはガンダリウム合金βを採用)

武装:
頭部60mmバルカン砲×2
シールド
サブアームユニット
大型ブースター
プロペラントタンク
その他、大洋連合の汎用的なMS武装を流用可能

概要:
サンダーボルト師団において運用されたザクⅡ。
同師団には当初からザクⅠおよびドラッツェやガザシリーズと並んで少数ながらも配備されていた。
こちらは狙撃用に調整されたのではなく、実際に対艦攻撃を行う前衛としての役目を負ったザクⅡである。

通商破壊を行うにあたってMSおよびMAが一撃離脱を前提とする火力運搬機として運用されていた同師団では、高密度のデブリ帯をシールドや増設された装甲でしのぎつつ、高速で敵輸送艦隊を強襲するという戦術がとられていた。
そのため本機は大型のシールドの標準装備化とサブアームユニットの装着、デブリに対する迎撃兵器ともなる頭部バルカン、そして関節部に施されたシーリングや装甲の増設などが行われている。
大型のブースター及びプロペラントタンクもほぼ標準装備化されている。これは任意でパージが可能で、パイロットによっては切り離してのデコイとしての運用や手持ち火器を浴びせることによって爆発を引き起こすなどの多様な使い道がされた。

他の武装では対艦ミサイルを詰め込んだ使い捨てのミサイルランチャーやグレネードなど各種装備を取り揃え、MSによる狙撃や一撃離脱のMAなどでは補えない「壁」としての役目を果たせるように調整されている。
コクピット回りにも回収は及んでおり、一般機以上の視界をパイロットへと提供するモニターの採用とソフト・ハード両面でのインターフェイスの改良が行われた。武装や装甲の追加などが行われたことによりバランスは一般機よりも取りにくい。しかし、反応性や出力および操縦性は向上しているので、その性能を発揮できるか否かは良くも悪くもパイロットに依存すると言ってもよい。
プラント争乱後半においては、大洋連合の主力MSがザクⅡからハイザックへとバージョンアップがされるに従い、同師団のザクⅡの多くがハイザックへの改装を受けることとなった。



〇フォールディング・バズーカ

ジャイアントバズーカの改良型の一つ。
威力と安定性に長けたジャイアントバズーカであったが、その運搬性あるいは携行性の悪さは少なからず問題視された。
これはラーケテンバズーカにも言えることであるが、大口径弾を発射するには相応の大きさが必要であるが、それはMSのバランスを崩しかねない「重量ある長物」をもたらすものでもあった。特に高速機動戦闘においては、そうした「長物」への被弾が思わぬバランスの喪失となりかねないと予測された。

そこで考案されたのが、非使用時に長い方針を折り畳んでおくことができるタイプのジャイアントバズーカであった。
モデルとなっているのは0083においてGP03が運用したフォールディングバズーカである。
構造もほぼ同じで、砲身部が途中で折り畳めるようになっており、武装ラックなどに据えた際には比較的バランスがとりやすくなっている。

しかし、折り畳み状態から発射状態への展開に僅かとはいえ時間がかかり、折り畳み機構が整備の必要性及びその個所の故障の可能性を生み出したことは大きなマイナスと言えた。また、実際の運用ではそこまで頻繁に使用と非使用時を切り替えるわけでもないという意見が用兵側からは上がっていた。
さらに、ある程度の経験があるパイロットならば重量ある武器を抱えての戦闘にも対応できるため、通常のジャイアントバズーカを置換するだけのメリットを持ち合わせていないと結論された。
一方で、デブリ帯などでの戦闘を経験したMS部隊からは激しい戦闘を行っても、デブリなどとの接触による損傷のリスクが小さいと評価されており、現状では少数配備となっている。

240: 弥次郎 :2017/11/21(火) 22:08:52
以上、wiki転載はご自由に。
拙作ネタでちょろっと触れていたMSたちの設定をまとめて。
あとはこんなMSがあったかな?という妄想ですね。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年11月25日 10:35