55: 時風 :2017/11/30(木) 01:06:03
それでは投下を開始します。

大陸種×スパロボOGゲート 支援ネタ 「大洋連合の同位体エース達」

深井 零(レイ・フカイ)
人種はナチュラルで、年齢は25歳。階級は中尉。
戦闘妖精雪風に登場した深井零の同位体。原作であった放火事件などは起こしておらず、人間関係がこじれるより前に自分の真上を雲を曳きながら飛んで行く戦闘機の姿に魅せられて軍に入隊した。地球生まれの地球育ち。
寡黙で口数も少なく、人ともあまり接したがらない性格だが。ある程度の時間を共に過ごした者とならばしっかりとしたコミュニケーションを取ることが可能な為、同じブーメラン小隊の仲間であるエイラ少尉からは「レイが無口な間はお試し期間だゾ!コミュ障じゃないからナ!」と揶揄されているあたり人と接するのに段階を踏んで親しくなりたいという考えがあるらしく。
乗機であるビッグバイパーに搭載されたAI《雪風》に対して並ならぬ思いを持っている他、同じブーメラン小隊の仲間であるサーニャやエイラ、上司であるブッカー少佐を信頼できる戦友、ひいては友人親友として大事にしたいという内心を持っていること、人間関係のこじれがないまま軍に入隊したことから排他的な性格はある程度改善されているらしい。
DC戦争勃発当初から戦闘に参加し続けており、実戦経験という意味では最古参の域に入るエースパイロット。
DC戦争時はZプラスに搭乗していたが、L5戦役において試作型のビッグバイパーに乗り換え、以降もビッグバイパーを灰色の迷彩をパーソナルカラーに愛機としている。
所属自体は空軍であったが、L5戦役の直前に特殊戦術偵察部隊の第三小隊…通称『ブーメラン小隊』の隊長に任命され、空のみならず宇宙をも飛ぶことになったという特殊な経歴の持ち主でありその任務遂行のためという名目でビッグバイパーの試作型の内1機と、それに搭載された特殊な人工知能(AI)である《雪風》を受領している。
現状ビッグバイパーの性能を申し分なく、いやそれ以上に引き出すことのできる数少ないパイロットの一人。
特にファイターモードでの操縦技能は特筆して高く、恐ろしいほどの耐G能力から多くのTMS乗りが失神の危機に陥るような、それも一歩間違えたら失速からのアンコントロール、墜落のコンボになりかねない機動をさも当然であるかのように行い、その常識はずれの機動は多くのパイロットのみならず、オペレーターからも「踊っている」と称されるほどの鋭い戦闘機動を取ることが特徴。
OTであるもののヤザンなどのように勘が鋭い上に自身の迫る危機にとても敏感であり、その反応速度の速さからNTの可能性もあるのでは?と研究者達からは見られている。
偵察、制空、強襲など凡そ戦闘機乗りとして必要とされる任務全てに順応しており。どのような戦況でも高い戦果を挙げ続けたことやブーメラン小隊の隊長として幾度となく艦隊の目となりながら制空任務をもこなす常人離れした技量と胆力、戦闘機動から高い戦果を挙げ続け、自身は『灰の大鷲』、また彼の駆るビッグバイパーは戦闘直前まで味方機たちよりも高空を飛び、導くように先導する様から多くの兵士に『妖精女王(メイヴ )』と呼ばれ、いくつかのジンクス––––––良くも悪くも存在する–––––すら飛び交う程の有名人となっている。もっとも、本人としてはそんなつもりは一切なく。ただ《雪風》と、自身の仲間達と共に戦乱渦巻く空と宇宙(ソラ)を飛び続けていくのだろう。
生き残る為に。生きて帰る為に。

56: 時風 :2017/11/30(木) 01:06:34
サーニャ・V・リトヴャク
人種はナチュラル。年齢は18→19(DC戦争時は18でL5戦役中に誕生日)。階級は少尉。
ストライク・ウィッチーズにおけるサーニャ・V・リトヴャクの同位体であり、こちらの世界ではユーラシア(ロシア)系の曾祖母を、引いてはスキタイ系を先祖に持つ大洋出身の少女である。先祖返りともいえる銀髪と曾祖母譲りの緑の眼が特徴で、よく両親やクラスメイトに綺麗だと褒められて以来密かな自慢となっているものの、年齢に比べて小柄な体型に関してはもう少し改善したいとも考えているあたりは年頃の女の子。
この世界では紫外線に弱いというよりも軽い低血圧の結果朝に弱い体質で、起床ラッパで起きた後も時々寝ぼけていることがある。
性格は引っ込み思案で照れ屋と大体原作と同じであり、よくエイラからフォローを貰っていると同時に寡黙でクールな零に親近感を抱いていることからよく行動を共にする。

そんな彼女も一度戦場に出れば立派な…いやエースひしめく大洋連合の中でも上位に位置するエースの一人。大洋の目とも言える特殊戦術偵察部隊第三小隊、ブーメラン小隊の二番機であり、搭乗しているのは大洋連合の産み出した傑作TMSの一つにしてガンダムタイプの一つ…Zガンダムである。
また年齢から分かる通り村雨研のパイロットであり、また例に漏れず優れたNTで、気配感知に特化。その能力をフルに活かす為に機体武装は主にハイパーメガランチャーをメインにしている。
そして、その武装を優れたNT能力を利用したセンサー範囲外かつ敵武装のアウトレンジ、そして肉眼で確認することすら難しい距離から異様とすら言えるほどの精度で叩き込み続けることを得意中の得意とする。
その精度は演習においてセンサー範囲外から超遠距離から深井中尉の駆るビッグバイパーに対してマニュアルで精密砲撃を敢行した際、射弾は常にビッグバイパーの至近を通過し回避行動すら先読みし続けた結果「人間業じゃない」と零に冷や汗をかかせるほどの高精度を叩き出し続けた上、余りの恐ろしさに《雪風》がアラートを吐き出し続けた(つまりパニック状態に陥りテンパったあげく泣き出した)程。
その精密砲撃の凄まじさから見落とされがちだが、彼女もまたZドライバー。WR形態とMS形態を巧みに使い分けるだけでなく、NTとしての直感も利用した戦闘機動は鋭く、また三次元的な動きを取ることが特徴で、フェイントを織り交ぜながら近接戦や機動射撃戦も高いレベルでこなすオールラウンダーでもあり。
パーソナルカラーとして塗られたホワイトスノーの機体色から『雪原の射手』『白の妖精』と呼ばれるほど高い戦果を挙げた。
因みにこの世界ではエイラと幼少期からの幼馴染(というかお隣さん)であり、その仲睦まじい姿は軍の内部でも密かに人気になっている。零とは年の離れた兄妹に近い関係、と言っても良い。

57: 時風 :2017/11/30(木) 01:07:18
エイラ・イルマタル・ユーティライネン
人種はナチュラル。年齢は19。階級は少尉。
こちらもストライク・ウィッチーズに登場したエイラ・イルマタル・ユーティライネンの同位体。また、史実におけるWWⅡ時のフィンランドのトップエース、エイノ・イルマリ・ユーティライネンの遠い子孫の一人である。 その為、スカンジナビアのエースであるアティ・ユーティライネンとは途轍もなく遠いとはいえ、親戚関係にあると言っても良い。
彼女の場合、自身の母方の先祖が大洋に渡ったのち帰化したフィンランド系の血と父方の遠い遠い先祖の代から混じっていたスキタイ系の血がごちゃ混ぜになった上に先祖返りで銀髪に近い髪色になったというある種の特殊ケースと言っても良い。事実彼女はその話をこの世界では幼馴染であったサーニャと共に祖母から聞いた時は軽く口の端が引きつっていた。容姿や口調は原作のエイラとほとんど同じ。

性格は陽気なムードメーカーで、あまり人と話したがらない零や話そうとしても引っ込み思案や照れ屋が邪魔して話せなくなるサーニャのフォローを進んで買って出るなど社交的で、彼女が軍に村雨研経由で入隊したのも「サーニャが心配だったから」の一点。
そんな彼女も、やはり別世界の因果なのか高いNT適正を持っていたうえ、気配の先読みと空間認識能力に特化していることからスポンジが水を吸うかのように技量が上達。気がつくと今まで搭乗していたZプラスに振り回されていたのが逆に振り回し、反応速度で追いつけなくなるという事態に発展。これは不味いということで機体のチューンである程度誤魔化したのだがそれも限界にきてしまった為、Zプロンプトを受領する運びとなった。
テスラドライブを積んだオリジナルのZガンダムには若干劣る部分も僅かにあるとはいえZの子はやはりZ。大きく性能の向上したZプロンプトはガンダムタイプに相応しい性能もあってエイラの常人離れした数々の反応や要求に応えることに成功し、見事彼女の愛機となった。
戦闘方法はサーニャや零とは違いMS形態をある程度メインに据えた高機動近接戦闘を持ち味としており優れたNT能力を利用して敵と自身の位置関係を把握し続けながら獣…ひいては猫(剣牙虎)のように敵を屠り続けるのが特徴。また、流石はユーティライネンの子孫と言うべきか。自身や機体にとってダメージとなる一撃に関しては直感が異様なまでに鋭くなり、予測困難な動きで馬鹿げた回避を可能にしている。
また、エイラはどちらかといえば敵を墜とすというよりも零とサーニャにまとわりつく敵を追い払うことや守ることを最優先とした戦い方をするためにこのスタイルを磨き上げたと言っても良く、彼女自身も敵を墜とすよりも、機体に傷がつくよりも偵察を続ける零と零を守るサーニャを守ることの方を誇りとしているため、あまり戦果とかそういったのには拘っていない。ただ、それはそれとしても他の部隊から見れば戦果は圧倒的であるためか「ブーメラン小隊の動きが鋭角的でヤバい方」という二つ名だかなんだか分からない通称がついてしまった。やはりそこまで気にしてないけど。

58: 時風 :2017/11/30(木) 01:08:10
学習型独立AI《雪風》
深井 零のビッグバイパーに搭載されたAI。操縦のサポートや偵察任務にあたって様々な情報の整理や選択を行うために開発され、零の戦闘を大きくサポートしてくれる。因みに女性人格。
技術的な系譜で言えば00のハロの先祖的なAIといえば良いだろうか。ただ、後に開発されるハロとは違い思考方面でかなりの柔軟性や高い処理能力を保有しており、性能面で言えば彼女の方が上である。音声による会話などは搭載されたスピーカーで可能なのだが、引っ込み思案なのか照れ屋なのか滅多に喋ることはなく、もっぱらテキストデータによって会話している。代わりに感情表現がかなり豊かでビッグバイパーの翼をパタパタ動かしたりなどで感情を表現する、サーニャとの演習でパニックに陥ってアラートを鳴らしっぱなしで零になんとかしてと促すなど一部人間臭い面が随所に現れている。
また、零に対してはちょくちょくテキストデータで細かく情報を伝える、彼が使おうと思考した武装を先んじて選択、出力調整をしてあげるなどかなり細かいところまで世話焼き。
彼女は人間ではない。だが、紛れもなくブーメラン小隊の一員である。

59: 時風 :2017/11/30(木) 01:08:40
投下終了。Wiki転載などは自由です。
……うん。戦闘妖精雪風とストライク・ウィッチーズのクロス動画を見つけたから書きたくなった。反省も後悔もしていない。
気がついたらブーメラン小隊として三人がチームになったけど。なんか三人とも強くなっちゃったけど。まあスパロボ世界だし良いよね!
因みに彼らブーメラン小隊は原作である戦闘妖精雪風に登場した部隊、特殊戦のような存在ですね。ただ友軍を見殺しにしてでも情報を持ち帰れというほど過激ではなく、情報収集、偵察、艦隊の目の役割を果たし生還できると判断されたならば友軍と共に戦闘行動を行うことを許可されることもあるって感じですね。まぁ任務内容が柔軟になったせいで求められる技量もかなり高くなってますが。
因みに雪風がブーメラン小隊で好きな人順に列挙しますと左から零→サーニャ→エイラになります。雪風は原作よりも結構?感情豊かです。

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最終更新:2017年11月30日 20:44