139: リラックス :2017/12/09(土) 20:05:38
おーし、やるでー

R-13A ケルベロス

民間企業のウォーレリック社開発の次元戦闘機 であり、ゲイム・システムと呼ばれるマン・マシン・インターフェイスは後の特殊高性能機に活かされた。

ゲイム・システム
パイロットの情報把握能力の拡張を促し、戦闘能力を向上させることを目的としたマン・マシン・インターフェイス。

人体(脊髄)にiPS細胞を注入・定着させ、各種バイオテクノロジーにより空間認識を司る器官を疑似的に形成。同時に「ピアス」と呼ばれる外部コネクタを脊髄にインプラントする。

このコネクタを介してシステムの施術者=パイロットの神経と搭乗機を直結。パイロットは搭乗機からの情報を直接脳内で処理できるようになり、まさしく 「人機一体」と化す。

パイロットの脳に直接情報を送り込む仕組みであるため、複雑なデータをいちいち目で読んで意味を覚えなくても、全て脳内に「解る形で」叩き込んでくれる。機体そのものを自分の肉体の様に扱えるため、細かい微調整も容易になることから、パイロットの腕が同じでもより高度な操縦が可能となる他、訓練期間の大幅な短縮にも繋がるとされる。

搭乗者に戦闘経験がない場合でも高い効果を発揮するが、経験を積めば積むほど成長することが可能な特質から、「人の脳を借りた無人機の制御装置」と見做して人の脳をマザーコンピュータとした制御システムの発想を得たとされるが詳細は不明。

パイロットへ強い負担が掛かり、また、情報把握能力の拡大は戦意の高揚感をも無尽蔵に拡大させてしまうという副作用を伴うため、その点について鎮静剤の投与や脳内生成物質の調整を行うバックアップが追加された。


武装

○ライトニング波動砲
あらゆる次元に干渉し伝搬する量子波動を利用した兵器である波動砲に放電エネルギーを付与した本機の目玉の一つ。稲妻上のエネルギーが敵をサーチし自動追尾する。
その追尾性は尋常ではなく、 自機の後方の敵機にヒットするケースも。
2ループチャージするとより威力を増した「オーバーライトニング」となり、太い稲妻を3方向に放射することが可能。

波動砲は亜空間粒子をチャージし次元ポテンシャルを生成することで、擬似的に波動干渉攻撃を行う形式が主流でチャージする量が多いほど強力で、システムを稼働させるエネルギーが続く限り弾切れも発生しないがチャージ状態をキープすることは出来ない上、波動性の高さが減衰率の高さに直結してしまうため射程が短いという弱点を持つことになってしまう。

そのために開発されたのが通常兵器を触媒にして波動攻撃を行う準波動兵器であり、サージ電流を利用するこのライトニング波動砲もその一種である。

○アンカー・フォース
鉤爪上の攻性コントロールロッドを備えた超攻撃型特殊フォースであり、本機のもう一つの目玉となる兵装。
エネルギー係数を上げ過ぎて 無線制御では追い付かなくなった ため本機では制御のために光学チェーンによる有線制御方式が採用されている。

フォースシュートするとロッドで貪欲に接触対象に喰らいつき、文字通り 死ぬまで喰い続ける という素敵すぎる(マジキ○と呼ばないであげて)仕様。
ぶっちゃけケロちゃんの狂犬成分の大半はこいつが受け持っている。

(フォースとは?
人類が開発した初の次元兵装。 宇宙で発見されたよくわからないが何だか良さげなエネルギー結晶体にある種のエネルギーを食べさせ、三段階に成長したものから純粋なエネルギーのみを取り出し球状に収束し、これにコントロールロッドを打ち込むことで制御可能にした兵器。

通常兵装では破壊不能で、外部からエネルギーを注入することで数倍の高エネルギー体(レーザー)に変換・放出できるという触媒としての性質を持っており、このフォース開発の過程で製造された純然たる人工のフォースとして再現されたのがビットである。

後に開発研究が進められ100パーセント人類の用意可能な物質で製造可能な「シャドウフォース」開発の礎になった言われているが、このフォースの限界に挑戦して特機の製造に繋げられないか試行錯誤が同時並行して行われたという実しやかな噂が存在する。)

141: リラックス :2017/12/09(土) 20:07:19
シェード・α
軸線方向に向かって発射されるレーザーであり、フォースによる増幅機構を利用することで螺旋状の貫通レーザーとなる他、ビット装着時には連動した補助攻撃も追加される。



サーチ・β
水平方向と上下斜め45度に直線状のレーザーを発射する対地攻撃を意識して設けられた武装だが、機体上下方向の隙をカバーするために使用することも可能で、フォースの増幅機構を利用することでレーザーの効果時間を伸ばして牽制効果が高まる。

ターミネイト・γ
機体前方を丸ごと薙ぎ払う広範囲掃討型の兵装であり、密着することで攻撃範囲を大ダメージに転換することも可能。

またDOSEシステムと呼ばれる特殊兵装《ヒステリックドーン》を搭載されている。
これはフォースに蓄積された超高密度エネルギーを開放することで次元隔壁を限定破壊し、機体前方に 異層次元を直接顕現させるという代物で、範囲内の全ての対象を消滅させるというとんでもない代物である。






R-13B カロン

フォースのエネルギー係数をとにかく上げまくることにこだわって開発されたケルベロスの強化型。
強力すぎて フォースが時々暴走する という、ある意味機体そのものでやらかしたトチ狂った機体……なのだが、その欠陥を抜きにすれば機体そのものに欠点らしいものは見当たらないというある意味残念な機体。

武装

基本的にはケルベロス準拠かアッパーバージョンなので主な物だけ。

バウンドライトニング波動砲
ライトニング波動砲に地形反射能力が追加させることで追尾能力が強化された結果、範囲内なら文字通り敵が何処にいようが問答無用で当たるため、閉所での殲滅力は抜群の一言。

アンカー・フォース改
もともと高かったエネルギー係数をさらにヤバい領域まで引き上げた 有線制御にもかかわらず暴走必至という極悪フォース。
こんなもん作った存在は暗黒の森に眠らせるのが一番と思われる。

なぜかと言うと具体的に暴走が起きるプロセスが何がフォースが戻ってこなくなり、 勝手に敵を追いかけて手当たり次第に貪り始める。

もちろんその間フォースシュートは使えなくなるしレーザーの増幅機構も使えなくなるが最低限の敵味方の区別はつくらしく逆に自機が襲われるといったこともなく、致命的なデメリットはないので実用に耐えないことはない。

暴走までのリミットは光学チェーンの色で判別でき、呼び戻すたびにリセットされるため噛み付かせ続けなければ暴走させずに継続運用することも可能である。

ここまで読んだ方々には何が最大の問題なのか分かったであろう。そう、このフォース『暴走しないギリギリの範囲を見極める』でも『暴走しないよう制御能力を工夫する』のでもなく、『逆に考えるんだ。完全な制御が不可能なら最低限の致命傷を防ぐ程度の制御を維持して暴走そのものを利用すれば良い』と『暴走を前提として組み込む』、言い換えると『暴走の発生を防ぐことをぶん投げる』ことを前提に作成されているのである。

オマケ

R-13T エキドナ

ルビコン川を渡ってヤバい方面に突き進みつつある開発チームがフォースの安定性低下についてテストするために組み上げた機体、この系列の原点にして諸悪の根源。

余談だが本機の名、エキドナはテュポーンの奥さんでケルベロスのお母ちゃんである。

武装

基本兵装は割愛。

○ライトニング波動砲試作型
読んで字の如し。ケルベロスに搭載された完成形と違い、敵サーチ機能は持っていない。
通常兵器を触媒にした準波動兵器のデータ収集を名目に開発された。
ヒットした敵周囲にも感電によるダメージを与えることは可能だとか。

○チェーン・フォース
フォースのバイド係数向上とそれに伴う安定性の低下をどう制御するかのテスト用。
機体とフォースを繋ぐ光学チェーンは試験データ採取用で、後の機体では取り外す予定だったらしいが、何らかのトラブルで外されなかったか、それとも攻撃性能が確認されたので維持されたのか、この辺りで研究チームが暗黒面に落ちたのか詳細不明。

142: リラックス :2017/12/09(土) 20:07:51







オマケその2
レインシステム
ゲイム・システムから発想を得て作成された擬似人格システム「遠隔人工知能通信機構」の通称である。

パイロットの脳データを丸ごとコピーして戦闘機に搭載することで無人機ならではの高機動性能と有人機ならではの有機的な戦闘を両立させる。

このシステムで特に重要なのは、定期的に機体とパイロットを同期することで『戦闘中の経験がパイロットにフィードバックされる』という点である。

例え機体が撃墜されようとも遠隔操作であるが故にパイロットは無事であり、機体さえ用意すれば即座に再出撃が可能となる。

最も頑丈に作成されたシステムコアさえ無事であれば撃墜された際の経験も得て成長の糧とすることが出来る、転生者風に言うなら死に戻りを可能としたシステムである。

このシステムは新型機のテストや早期警戒機による偵察任務とも相性が良く、後に補助となるAIを搭載するなどの改良を加えられながら運用されることになる。

なお、コピー媒体にはバイオニューラルデバイスと呼ばれる培養脳を用いた有機コンピュータが用いられており、記録媒体が生き残ることは最重要とされたため特に頑丈に作成された円筒型のポッドに収められ、ある程度単独での航行能力を持つなど様々な手段で生存確率の向上が図られた。

このバイオニューラルデバイスを収めたポッドは誰が呼び出したかエンジェルパックという愛称が付けられたという。





ようこそバーボンハウスへ。
このテキーラは私のオゴリだ。
まず飲んで落ち着いて欲しい。

シュッ
     ∧_∧
    (´・ω・)
    (つ と彡 /
      /  /
     /   /
    /   /
   /    /
  /    /
 | ̄ ̄ ̄ ̄|
 | _   | ガシャン
 |(_();o。|
    ゚*・:.。 コロコロ

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この投稿者名を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「察し」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思って、このネタを考えたんだ。

じゃあ、弁解を言おうか。

戦後、とある企業で作成されたシューティングゲーム開発中にスタッフが悪ノリで作ったとされる裏設定集。

最終ステージをクリアした際の演出と解釈の分かれるエンディングの描写からネット上で大議論に発展し、何処からか発掘されてきた情報が陽の目を見た物。

当初は都市伝説的な物と思われたが、公式がサイト内で上記の設定を肯定したことで公式設定に昇格することに。

更なる都市伝説として、これは何処かの研究機関で没に終わった案に偶然にもかすっており、何らかの情報工作が行われた結果が公式がネット上に流れたソース不明情報を公式であるとサイト上で肯定するという事態に繋がったのではないかと言われているが詳細は……アナタ ノ クリアランス デハ コノ ジョウホウ ノ エツラン ハ キョカ サレテイマセン。

143: リラックス :2017/12/09(土) 20:09:32
以上、R -TYPEネタを見てメラメラしてやった。
反省も後悔もする予定(予定は未定)。

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最終更新:2023年10月11日 19:42