174: 弥次郎 :2017/12/09(土) 23:18:12
大陸SEED支援ネタ 大陸世界のワード集2






〇プラント独立戦争継続限界

プラントが独立戦争を行った際に訪れる国力・経済・兵力的な限界のこと。
主な要素としては、食料(水・塩も含む)、物質(空気および空気に含まれる各種ガスなど)、徐々に減る人口、工業・工作能力、食糧供給能力、さらにプラントそのものの耐久性の限界等々が含まれている。

少なくとも地上戦線を維持している限りでは地球からの資源や物資の輸入出来たために延命できていたが、南米及び南アフリカからの撤退、オーブの占拠などを経るにしたがって徐々に先細っていき、ジャンク屋や傭兵を用いての輸送などが残っていたとしても、最終的に制宙圏を失った時点で遠からず干上がることが絶対に避け得ないと推測されている。

これについてザフトの最高評議会が認識していたかどうかについては議論の余地があるが、ジェネシスによる連合そしてナチュラルとの「最終的決着」を急いだ背景にはこれがあったのではないかとする説もある。
事実、人口の急速な減少は、ザフトの維持や軍事行動は愚か、食料供給、工業をはじめとした産業の維持、そしてプラントの本土たるコロニーの維持管理そのものさえ危うくなっている状態であり、これを認識していないはずがないと言われている。



〇デウス・プラン

プラントにおいて検討されていた、大洋連合に対する後方攪乱プランの一つ。
国家分割(Divide) 支援(Support) 協商(Entente) 団結(Unity)の頭文字をそれぞれとっている。
要するにムンゾ内に存在したコーディネーターたちを「教化」乃至協調することでムンゾの軍事・政治的な主導権を親プラント派で固め、プラント独立戦争においてプラントともに地球連合と戦うというもの。直接的に独立戦争を同時に仕掛けるパターンから、諜報面での手助け、食料や工業品の取引など、様々なパターンが検討されていた。

しかし、コーディネーターといってもナチュラルの範囲に収まる人々ばかりであったことなどから開戦の前から頓挫している。
実際のところムンゾのコーディネーター(ナチュラル範疇が圧倒的多数)達は別に独立など考えてもおらず、さらに工業ノルマが厳しくもなければ差別なども存在していないことから特段ナチュラルへの偏見などがあるわけでもなかった。

終戦後に大洋連合がこのプランの内容を精査したところ、ムンゾに対する下調べは非常に甘く、親プラント国家樹立後のプランはザフトの主観ばかりで構成された計画であり、どう考えても大洋連合からの「独立」の「支援」は、プラントやザフトにとって都合の良い「属国」を仕立てるための方便であったのではないかという疑惑がある。





〇定期輸送艦隊

地球からプラントへと定期的に運航していた輸送艦隊。
主に親プラント国やザフト支配地域からの物資が満載されている。
ここにはプラントが宇宙や本国では調達できない物資や資源が多く含まれており、理事国からの供給が止まっているプラントにとっては正しく命綱そのものである。
また、地上戦線からの情報や鹵獲された兵器などが運ばれることもあり、そういった意味でも重要な連絡網と言える。
序盤戦こそ順調に大量の物資をプラントへと運び込んでいたが、大洋連合を主体とする通商破壊艦隊や特務艦隊の跋扈によってかなりの被害を受けるようになっていき、最終的には寸断されることとなる。

175: 弥次郎 :2017/12/09(土) 23:18:54

〇オペレーション・ピロクテテス

ザフトが独立戦争時に検討していたプランの一つ。
こちらはデウス・プランの失敗時に実行が検討されていた。

内容は至極単純、適当な隕石を引っ張ってきてブースターを取り付け、ムンゾ防衛要塞「ア・バオア・クー」にぶつけるというものである。
ある意味ではオペレーション・ジャッジメントデイ(ユニウスセブン落下)の先行と言えるものかもしれない。
こちらでは要塞の機能を失わせ、MS及び艦艇による制圧をスムーズに行うための、戦術的な運用が検討された。
効果は確かに期待できたのであるが、破壊された要塞の破片などがデブリとして漂い、巡り巡ってコロニーにまで被害が及んでしまうことが懸念され、中止となった。

表向きには無差別攻撃ではないMSと艦艇による攻略を実現することでコーディネーターの優位性を示す、ということになっているが、要するに、コロニーにまで被害が及んで、再開されるデウス・プランの実行に差し障りがあると困ると踏んだのである。

実際のところ、MSどころか多数の戦略兵器が用意されていたために、隕石爆撃をしようものならば全力で抵抗され、
アクシズを用いたお礼参りが実行されること間違いなしである。




〇フェイルノート計画

大西洋連邦内で進行していたNJ影響下で有効な誘導兵器の研究。
NJ影響下での有視界戦闘及び誘導兵器の無効化はMSの台頭を招いて、連合各国に多大な被害をもたらした。
MS開発と並行し、このNJ影響下でも有効な誘導兵器を開発して優位性を得たいと考えていた模様。
この計画は細々と進行し、NJでは妨害されない赤外線誘導やレーザー照射による誘導などを利用した兵器を生み出し、MS配備までの時間稼ぎを担った。「プラントの野望」ではこの計画の産物として「ハニー・ビー」などが登場する。




〇ダビデ・プロトコル

大西洋連邦陸軍が編纂した通常戦力によるMSの撃破のための手順。
歩兵のみで戦車を相手取るどころではない損耗率を覚悟せよ、との書き出しから始まり、解説が始まる。

MSが持つウィークポイントや死角などを紹介しており、どのような兵器でどこを狙うべきかを指南している。
また、たんなる攻撃だけでなくMSの攻撃にいかに対処すべきなのかや、どのような地形ならばMSが性能を活かしきれないかを推測ながら述べている。
二足歩行では不安定になる地盤、MSの自重そのもの、意外と広い背後や足元の死角、MSそのものよりも破壊しやすい武装、どうしても装甲化できないスラスターなどの噴出口など、MSがMSであるが故の弱点が克明に説明されている。

用いるべき武装としては対戦車兵器や地雷、設置式の爆薬、ワイヤートラップ、そしてPS、戦車、航空機が紹介され、実際の対MS戦闘ではどのように使った場合どのような効果が望めるかも写真付きで解説。
最後には味方のMSとの合同で戦う場合にはどうするかを実例を交えて紹介し、その上でどう戦うかを論じている。

南米戦線において幾多の将兵たちが血を流し、身を犠牲にして積み上げたレポートといってもよい。
随所随所にはMSに対する強い憎しみ、復讐心が窺える。
これも参考に、MSによる対MS戦闘技術の研究が行われたという。

176: 弥次郎 :2017/12/09(土) 23:19:31
以上、wiki転載はご自由に。
色々とワードを妄想。

誤爆してしまうとは…おいは(ry

190: 弥次郎 :2017/12/09(土) 23:51:58
誤字とか修正

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最終更新:2017年12月10日 19:59