657: リラックス :2017/12/15(金) 21:36:09
エーテルの海を越えてR戦闘機よ永久に
MA派や航空機派が協力して開発されたのがR戦闘機だが、本機はスカイグラスパーの技術をパチtt……リバースエンジニアリングすることで習得した開発チームを抱え込むことで設計・開発されたテスラ・ドライブ搭載型汎環境特務戦闘機で、アローヘッド完成前の試作シリーズと位置付けることが出来る。
予想以上の高性能に気を良くしたスポンサーか開発チームか、どちらが暴走したかは不明だが試作機故の発展性の高さ(ぶっちゃけガンダム世界の影響g(深刻なエラーが発生しました))を生かした改良型や派生型が多く、後のRwfシリーズ開発の礎となった。
XR-9Leo
試作機という位置付け故に型番にXの文字がつけられているレオシリーズの原点にして一応のオリジナル。
人工フォースの走りと言える多元万能無線攻撃端末「サイ・ビット」を用いることを目的として開発されたため、後のR戦闘機で標準装備と言って良い波動砲やフォースのような兵装が搭載されておらず、正式な型番にはw、fが含まれていない。
特殊攻撃用ビットとしてサイ・ビットを搭載しており、試作機ながら各種攻撃性能が高次元でバランスのとれた機体となっている。
波動砲を持たない代わりに迎撃の難しいサイビットシュートという兵装を備えるなど、後の波動砲搭載版と比較して単純な火力という面に限って言えば引けを取らない物がある。
動力
プラズマジェネレーター
特殊装備
「重力質量と慣性質量分離機能を利用して推進剤を加速する高効率反動推進」(テスラ・ドライブ)
武装
○120mm対艦バルカン
俗にバルカンとも呼ばれる軸線上に搭載された通常兵装。
120mmとか対艦という時点で何かもう頭がおかしい重武装なのだが、こんな頭の悪い兵装でも種世界ではそこまで強力な武装ではないのでご勘弁を。
○350mmガンランチャー
機体下部に搭載される2連装のミサイルランチャー。ガンランチャーであるため、通常砲弾、ミサイル双方を射出可能。
複数の敵をロックオン可能であり、バルカン砲とともに攻撃から対ミサイル等の迎撃にも用いられる。
連射性と追尾性に優れ、パイロットからの支持は高いらしい。汎用性も悪くないので多くの機体のオプションとなっている。
○爆雷
宇宙のことを星海とも言ったりするので爆雷なのだろうが、単なる爆弾と考えてもらって差し支えはない。
○サイ・ビット
攻撃能力、防御能力、融通性、利便性の全てにおいて超高次元の性能を発揮する多元万能型ビット。
これ自体がレールガンによる前方・後方への支援攻撃能力を有するほか、波動粒子を纏わせてセミマニュアルの思考誘導で行うビット本体による突貫攻撃 「サイ・ビット・サイファ」という高威力の攻撃方法を持つなど死角らしい死角が存在しない。
さらに後の機体で言うところのフォースとしての機能をも併せ持ち、レーザー発射能力まで有している。
レーザー弾種は
水平方向に発射される直線レーザーとそれに交差するように飛ぶ楔形レーザーを射出するクロスレーザー
水平方向と上下斜めに地形反射レーザーを連射するリフレクトレーザー
敵をサーチすると直角に曲がるレーザーを水平方向に3射、さらにサイ・ビットから1発ずつ発射する サーチレーザーLRGの3種。
XRwf-9Leo
Rwf計画のため波動砲やフォースの運用データ取得用にXR-9Leoをベースに改造された実験機的機体だが、非公式ながら実戦に投入されたという話も存在する(注1)。
サイ・ビット用の高性能コンダクタにリソースを食われているためか、 波動砲への出力配分が抑えめになっているのだが、それを含めてもおつりが来る程の攻撃性能を持つなど高い戦闘能力がある。
武装
基本的にはXR-9Leoと同様なため主な変更点のみ。
○スタンダード波動砲試作型
アローヘッドに採用されたスタンダード波動砲の初期生産ロット。
後の機体に搭載されたソレと比較すると火力不足となってしまっているが、機体へ与える負担や制約が小さく、これはこれで便利だったことから特殊装備等で出力の問題から強力な波動砲を搭載できない機体に装備することも。
この機体におけるサイビット・サイファは波動砲の発射に連動して発動する。
○サイ・ビット
基本的にXR-9Leoと同様だがLeo・フォースや波動砲と連動するよう改装されている。
○Leo・フォース
サイ・ビットとの連動を最重点に開発された攻撃型フォース。
フォースレーザー技術の大元となるよう気合い入れて開発されたとされており、サイ・ビットとの連動で得られる幾重もの火線と強固な防御能力は、まさに万能と呼ぶに相応しいレベルにまで昇華された。
レーザー弾種自体はXR-9Leoと同様。
658: リラックス :2017/12/15(金) 21:37:12
XRwf-9Leo2
前述の通り、試験機でありながら予想を超えて万能な戦闘能力を発揮したレオにさらなる調整と強化を行った結果、単体で完結した機体としては最高峰の戦闘能力と開発者は豪語する。
が、ただでさえ高性能な機体の、さらに強化版ということで 導入コストも冗談抜きの怪物級 となってしまい、更には皮肉にもこの機体が完成する頃にはRwf計画が軌道に乗っており、非常に高性能ながら正式採用とはならず、頭文字のXはとうとう外れることはなかった(注2)。
生産台数も極めて少ない。
武装
基本的にはXRwf-9Leoと同様のため主な変更点のみ。
○スタンダード波動砲
Rwf-9A アローヘッドと同様の物だがサイビット・サイファと連動する。
○サイ・ビット改
名前の通りサイビットに改良が加えられた物であり、サイ・ビット・サイファの持続時間が延長、さらなる火力を得ることに成功した。
○Leo・フォース改
元々優秀な性能を持つLeo・フォースをさらに改良した超高性能フォース。8本のコントロールロッドを持つ。
元々隙のなかったところに出力強化が施され、攻防両面で全フォース中でも屈指の万能性を獲得し、莫大な火線と防御能力から難攻不落と呼ばれるに相応しい代物に。
サイビット改と連携した様は正式採用されたRwfシリーズの機体数機分の殲滅力を持つと噂される程の非常に強力なフォースである。
レーザー弾種は名称こそ原型に改がついただけだが、その攻撃能力はXRwf-9Leoと比較して一線を画す。
特にクロスレーザー改は速射性と単発火力が極まったことで爆発的な破壊力を手に入れており、サイ・ビット改との連動でその対応力・戦闘力は数乗倍に跳ね上がると言っても過言ではない。
XRwf-9AX デリカテッセン
ナノマシン波動砲やサイバーコネクタなど、特殊条件下で運用されるビットや波動砲のテストベッドとしてレオを開発したチームの一部が開発に関わった機体。
インターフェイスやシステムの一部にナノマシンを用いることで、機体の追従性などを高める研究にも用いられたとされている。
本機で実用化されたナノマシン制御技術の検証から派生していった技術は多く、Rwfシリーズにおいては非常に意義深い機体でもある。
ただ、詳細が公開されていないこともあって謎に包まれた部分が多い機体で、実戦投入の有無や正確な生産機数なども不明となっている。
「テスト機ってレオ系列や更に他のもあるって多過ぎじゃね?」と思う方もいるだろうが、特殊フォース、準波動兵器、ビット兵器と一口に新兵器と言っても多岐に渡るためやや毛色が異なる…というより完全に用途が異なるため何でもかんでも一機に詰め込むのは無理がある上に一つの新兵器のデータを取るにも行う実験は多岐に渡る。
なのでどうしても試験機が多種複数に渡って作られるのは仕方ないのである、うん。
ちなみに本機の名は「調理済の食材」である。
本機の制作の頃には次元兵装や波動兵器の取り扱いにある程度こなれて来たことからついた愛称であって、食材=パイロットということでは……
おや、誰か来たようだ。
武装
○スタンダード波動砲X
波動弾に波動エネルギーを収束制御するナノマシンを混入することで、誘導性を付与した波動砲……なのだが、波動砲そのものを誘導することは技術的な問題か不可能なことから着弾・分散後、炸裂した余剰エネルギーを操作するという物である。
これによって複数目標への同時攻撃や、高耐久目標への追加攻撃が可能となる。
非波動兵器に波動粒子を付加するのが準波動兵器だが、こちらはどちらかと言えば波動兵器に非波動兵器(?)を付加する物であり、着弾した後の効果も波動兵器のソレと等しいので波動兵器に分類されている。
ナノマシンの混入量を増やした改良型も存在したようだが、当時のナノマシンの性能や、それらを用いた波動エネルギー制御技術の限界からか、波動弾全体の誘導制御はこの改良型でも実現していない。
○スタンダード・フォースH式
ハニカム構造(蜂の巣のような正六角形連続体)のエネルギーフィールドを発射することで物理的な干渉・破壊能力が向上を図ったとされる新型フォースだが効果がどこまで高まったのかは不明。
使用可能なレーザー弾種は 赤青の幾何学模様をしたレーザーを水平方向に発射する対空レーザーH
地形滑走機能のついた青い幾何学模様のレーザーを斜め方向に2本撃ち出す サーチレーザーH
幾何学模様のレーザーを上下に発射する バーティカルレーザーH
の3種(Hは全てハニカム(Honeycomb)の頭文字)
659: リラックス :2017/12/15(金) 21:37:53
注1、とある武装勢力との戦いだったとも巨大な宇宙生物との戦いだったとも、または他の文明との接触から突発的に発生した戦闘だったとも言われるが、情報の少なさから反体制派の武装勢力との戦闘に投入されたという見方が一般的である。
注2、特殊部隊で運用されており、型番は軍で運用されていることをカムフラージュするたむの物だったという未確認情報の他、ジェイド・ロス提督の座乗するヘイムダル級戦艦に搭載され秘密任務に参加していたという噂も存在するが、ジェイド・ロス提督とその部隊そのものが謎に包まれた存在であり、こちらも未確認情報の域を出ない。
660: リラックス :2017/12/15(金) 21:38:30
ようこそ101号s…バーボンハウスへ。
このヴィクトリーg…テキーラは私のオゴリだ。
まず飲んで落ち着いて欲しい。
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シュッ
∧_∧
( ・ω・)
(つ と彡 /
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| _ | ガシャン
|(_();o。|
゚*・:.。 コロコロ
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この投稿者名を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「察し」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思って、このネタを考えたんだ。
じゃあ、お決まりになって来たけど解説しようか。
戦後、リアルメカウォーズ・ルナティックという謎の創作作品の設定資料集に掲載されていたとされるオリジナル機動兵器群をピックアップしたものだよ。
Rwf計画と一口に言ってもどんな武装を搭載するかとか、新技術が加わったことによってどんな兵器を作れるのか、試行錯誤を繰り返していた頃に誕生した兵器のようだね。
設定者はこの作品の外伝やスピンオフの展開を考えていたのか、明らかに外伝での主人公機と思しき機体や主人公の所属する部隊と思しき設定の痕跡が散見されるね。
推測するに、部隊の指揮官の名前はジェイド・ロスで、先述するヘイムダル 級戦艦を中核に実験機や試験機を搭載した部隊だったんだろう。
この部隊の設立過程というか実戦へと秘密裏に投入されていく過程だけど、元々は軍のはみ出し者や問題児、厄介者を集めて処分しようという上層部の思惑に対して、ジェイド・ロス提督が部下たちを一人でも多く生還させるためにツテを駆使して実験機や試験機など抜け穴を突きまくって戦力を掻き集めたとか、
元々は真っ当な試験部隊だったのが軍や政府の不都合な真実を知ってしまった、或いは上層部にとって見過ごせない不興を買って死地へと赴くことになってしまったとか、
軍の非道を知って無実の罪を被せられた後、能動的に反体制派に合流するとか、そんな感じに妄想するのも良いだろう。
ただ、主人公の設定に元ゲリラとか偶々新型機に乗り込んだ少年ではなく、正規の軍人で実戦経験を有するという設定が辛うじて読み取れる資料が存在することから、元々が汚れ仕事専門の特殊部隊だったのが戦死というカタチで口封じするため死地に送られたと見るのが有力だ。
それにしても、新鋭艦や実験機や試験機とは言え新型機ごと彼らを抹消しなきゃいくなくなる任務って反体制派の事故に見せかけた暗殺任務とかじゃないかって?……君のような勘のいい人物は嫌いじゃない。だが、それ故に残念だ。
661: リラックス :2017/12/15(金) 21:42:03
以上、外道機は流石だなぁと思ってるのは内緒
え、試験管パイロット?バイド戦闘機?
……市民、試験管パイロットやバイド戦闘機とは何のことですか?
それは貴方のクリアランスには開示されていないはずの情報ですが……
最終更新:2023年10月11日 19:43