359: 657 :2017/12/24(日) 19:00:44
時間となりましたので投下させていただきます。
歴史の断片 L5戦役勃発プラント受難編

「こんな無人機に俺達コーディネイターが負けるはずないだろ!」
意気軒昂にゲートを抜けたメギロートなどの無人機集団を迎撃に向かうザフトMSパイロット
結果は言わずもがな。

「あ・・・あいつら味方機がいるのもおかまいなしに・・・!?」
「だ・・・ダメです!!艦隊の陣形を維持できません!!」

MS隊を突破され、メギロートに集られさらにメギロートごとフーレの砲撃を加えられ壊乱するザフト艦隊。
全長5㎞のフーレとそれに随伴する大量の機動部隊を止める術はなかった。

「なにがフリーダムやジャスティスがいれば異星人なんて楽勝だ・・・!」
「この楽観の結果がこれなんだぞ!」

フリーダムを駆り奮戦するアルフレッド。
しかし数の暴力・・・そしてEフィールドや強力な火器を持つエアロゲイターのゼカリア、ハバククなどに阻まれ、
大量のメギロートのプラントへの侵攻を許す光景に怒りの声を上げる。
ザフト自慢のフリーダムやジャスティスはこの中で一番の脅威と認識され、大量のゼカリアやハバククが差し向けられ封殺された。
戦闘後撤退できたフリーダムやジャスティスはアルフレッド含む一部の部隊しかいなかった。

「ぷ・・・プラントが・・・!?」
「やめろ・・・俺達の・・・俺達の居場所を壊すなああああああああ!!」

絶望の声を上げる本土防衛隊パイロット。
大多数の国民は避難しているとはいえザフトは壊滅し、フーレの砲撃で一撃で崩壊するプラントという光景は、
コーディネイターの矜持を破壊するのに十分であった。


「異星人襲来!!」

その日の大陸種世界の号外。国民は避難しているが崩壊するプラントが一面に載っている。
大陸種世界の人々は悪意ある存在が外宇宙にいるという実感をようやく得た。

360: 657 :2017/12/24(日) 19:01:41
投下終了。 ゲート周辺宙域を掃除するために複数のフーレが投入されたと仮定しています。

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最終更新:2018年01月01日 09:39