436: トゥ!ヘァ! :2017/12/25(月) 19:21:10
SRWOGクロス L5戦役セリフ集


「マザー1.これよりエアロゲイター戦艦の迎撃に移る」
北アメリカ大陸へと現れたフーレへ応戦するスピリットオブマザーウィル(SOM)一号機。


「やった!やったぞ!異星人の戦艦を落とした!!」
「USA!USA!※」
SOMの活躍によりフーレを撃墜した瞬間の兵士達。
※USAとはUnited States of Atlantic(大西洋連邦)の略である。


「次元転移反応多数!こ、これは…エアロゲイターの戦艦です!!」
フーレ撃墜後その場へ多数転移してくる敵を察知した司令オペレーター。


「総員退艦!マザーウィルが落ちるぞ!!」
エアロゲイターのフーレ艦隊による猛攻により崩れ落ちるマザーウィルより最後の通信。


「信じられん…マザーウィルがこうも簡単に…」
マザーウィル陥落の光景を見た作戦司令部指揮官。



「こちらパリ防衛隊!異星人の大群が襲ってきた!救援を求む!!」
「こちらベルリン司令部…敵の数が多すぎる!援軍を!」
「こちらマドリード基地!敵のバリアによりこちらの攻撃は通じず!繰り返す!こちらの攻撃は通じず!」
「ワルシャワ地区防衛隊!誰でもいい!助けてくれ!!」
見せしめも兼ねたエアロゲイターの世界同時攻撃における欧州の状況。


「舐めるな異星人!」
「ここは俺たちの星だ!出ていけ!
「EDF!EDF!※」
ファフナー型特機部隊によるバグス迎撃時。
※EDFとはEurasia defense force(ユーラシア防衛軍)の略。本来はEurasia united defense force(ユーラシア連邦防衛軍:EUDF)という公称なのだがいつの間にか略され今のEDFという通称になった。



「こちら大阪。迎撃に出た部隊の半分が落とされた!早く援軍を!」
「そちらへはストームチーム※が向かっている。あと10分持たせてくれ」
大阪の防衛部隊と作戦司令部の会話。
※ストームチームとは三つの分隊とそれらを率いる一人の隊長からなる大洋連合のAC部隊。


「こちら大洋連合第3艦隊。これより大西洋連邦第7艦隊と共にハワイの防衛に移る」
「こちらは大西洋連邦第7艦隊。君たちと共に戦えるとは光栄だ」
ハワイ防衛戦における大洋連合艦隊と大西洋連邦艦隊の会話。


「次元転移反応!第二、第三防衛線を超えてこの第一防衛線に直接転移してきます!!」
「クソ!防衛線の意味がないではないか!」
九州に襲来したエアロゲイターの部隊を迎撃する大洋連合部隊。


「インド地区全体の被害が甚大です。既にムンバイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードが灰燼に帰しました。地区首都デリーでは何とか敵を撃退しましたが防衛隊の被害は甚大です」
「日本地区も無傷とは言えません。幸い襲われた大都市圏では全て敵を撃退できましたが戦闘による都市への被害と迎撃に上がった部隊の損害だけで機能不全を起こしかけているところが多数です」
「インドや日本ほどではありませんが東南アジア地区とオセアニア地区、中央アジア地区においても襲撃がありました。幸いどこも敵の襲撃が小規模だったためそこまでの被害はありませんでした」
「エアロゲイターめ…守りに入るようなことは許さないつもりか」
「つまりゲート越しの世界とは言え出し惜しみせずさっさと戦力集めてホワイトスターに攻撃してこいという忠告か…」
エアロゲイターの襲撃を乗り切った後の夢幻会集会における会話。
中央アジアと東南アジア、オセアニアに関しては半ばわざと見逃され被害は小規模で済んだ。

437: トゥ!ヘァ! :2017/12/25(月) 19:21:49
「異星人の…人型だと!?」
最初の襲撃以降幾度か起きるエアロゲイターの攻撃の最中で遂に台湾にてゼカリアを始めとする人型兵器が投入された。


「こいつら…見た目に反して俊敏に動くぞ!!」
ゼカリア隊を迎撃する大洋連合MS隊。


「敵はバリアを纏っていて固い。遠距離からは無理だ。接近して叩くぞ」
パイルバンカーを装備したベテラン部隊が味方の援護の下でエアロゲイターの機体に突貫し、半数を犠牲に敵を撃退した。


「バルガ※起動。システムオールグリーン。やってみます」
エアロゲイターの襲撃に晒される南アフリカにて超巨大人型クレーンバルガを用いての迎撃作戦において。
※南アフリカがスカンジナビア、南アメリカの三国が共同開発した特機…になるはずだったが様々な事情で人型の大型クレーンとなってしまった兵器。


「全機フォーメーションB。無人機とは言え侮るなよ。敵の機体はこちらより強い」
残存ザフト部隊を率いるラウ・ル・クルーゼ隊長。
この時期のザフト兵は既にプラント襲撃以降だったためエアロゲイター相手に侮るような人物は皆無であった。


「こちらストーム1.これより敵部隊に突っ込む。援護よろしく」
フーレから降下してきたゼカリア・ハバクク隊相手に単機で突っ込むストーム1.
散々に敵を引っ掻き回した挙句に個人で敵部隊の半分を撃破し、悠々と帰還した。なお残り半数はストーム1が暴れまわっている隙に味方部隊が掃討した。


「こちらマザー2.攻撃を開始する。マザー1の仇だ!」
「こちらグレート1.攻撃を開始する。MS隊はAFの護衛を頼む」
「こちらスパルタン1.任された。細かいのは一体たりとも近寄らせない」
中米に現れたフーレに対して攻撃を仕掛ける大西洋連邦部隊。
マザー2はSOM二号機。グレート1はグレートウォール1号機。ファントム1はこれらの護衛を行っていたスパルタン隊隊長マスターチーフ。
中米に現れたエアロゲイターの部隊を迎撃する大西洋連邦の部隊。


「やったか…マザー1の時にはこの後に敵の艦隊が転移してきたが…」
「敵艦撤退を確認。敵増援の兆候なし」
「今回はなしか。奴らめ…目的はなんだ?」
中米における作戦が成功した後の大西洋連邦作戦司令部での会話。



「これより星一号作戦を発動する。全部隊の健闘を祈る」
CE地球連合軍によるL5宙域ゲート奪還及びホワイトスター攻撃作戦における作戦司令官の言葉。

438: トゥ!ヘァ! :2017/12/25(月) 19:22:22
  • バルガ/ウォーバルガ
南アフリカ共和国。スカンジナビア王国。南アメリカ合衆国の三か国が共同開発した特機。
…になる予定であった超大型クレーンである。全長47m。

正式名称はギガンティック・アンローダーバルガ。
新西暦世界の地球連邦に影響されCE世界四大国が特機を開発し始めた頃にそれへ追随する形で中小国間に持ち上がった特機の共同開発計画により誕生した。
本来は南アフリカ、スカンジナビア、南アメリカ以外にも北アフリカやオーブ、プラントも参加する予定であったが当時は異星人の脅威など真面目に捕らえられておらず、まともに取り合われなかった。
このためオーブやプラント、北アフリカは早々に話が切り上げられ参加は見送られた。
また当事者である南アフリカ、スカンジナビア、南アメリカにおいてもこのような仕様目的が曖昧な兵器に予算をかけるよりも既存兵器の整備に予算を使うべきであるという声に押されプロジェクトは縮小する羽目となる。
下手すればプロジェクトの解散にも繋がりかねないこの事態に責任者たちは超大型の人型クレーンにもなるという苦し紛れの説得を行い、軍とは別に各国の国土管理部署から小規模な予算をどうにか融通してもらい何とか完成に漕ぎつけた。

結果本来予定していたスペックを大幅に下回ってしまった。
専用の大型核融合炉搭載予定からMSサイズの核分裂炉二基へとダウングレードされ、武装も持たず、ほぼ土木機械としてロールアウトされる形となった。
受注も本来一国10機ずつだったのが半分の5機に減らされ、完成後はそれぞれの国へと納入された。

納入後も特にこれと言って活躍する場もなく地方の基地の倉庫の片隅で埃を被っていつ廃棄されるかわからない日々を過ごしていたが新西暦世界でDC戦争が勃発し。この戦争での特機の活躍を各国政府が聞いたことから一転してバルガに脚光が浴びせられた。

南ア、スカンジナビア、南米の各国はかつてバルガ開発に従事した者達と地方で埃をかぶっていたバルガを改めてかき集め戦闘用へ改修することを計画した。
そうして改めて戦闘用へと改修された機体がウォーバルガである。

ウォーバルガに改修するに当たり様々な変更が行われた。
動力炉は現用主力MSに搭載されている核融合炉二基に置き換わり、出力が大幅に上昇。
また胸部へは大型マシンキャノン二門。肩部へ外部設置式の大型ミサイルランチャーを搭載。
腕部へは肘の部分に加速用のブースターが設置され、殴る際にはこれで加速と衝撃を追加する。
また亡命してきたDC技術者たちがCE世界へもたらしたテスラドライブを姿勢安定を目的として搭載し、以前よりも動作が安定するようにした。
各国で研究が進められていたTGCジョイント技術も投入され、より滑らかな関節の動きを実現している。

このように全体的に戦闘用へと改修され実戦に耐えうる機体へと生まれ変わったのである。
DC戦争中では改修作業のため参加はしなかったがその後のL5戦役にて活躍。
四大国と比べ戦力の少ないスカンジナビア、南アフリカ、南アメリカの三国における貴重な特機として多くの戦場に投入された。

全15機のうちL5戦役中に10機が損失。
3機が地上においての戦いで失われ、残りの12機が宇宙戦仕様へと改修されL5宙域におけるゲート奪還戦とそれに続くホワイトスター攻撃戦へと投入され7機が失われた。
残存した5機も多かれ少なかれ損傷しており、特に損傷の激しい2機が戦後に破棄されることになった。
現在残る3機は最も辛い時期に戦い抜いた機体として南ア、スカンジナビア、南米のそれぞれの国で国営の兵器博物館へと展示されている。
また後継機バラムの開発も決定している。こちらはインスペクター事件前にロールアウトされており、同事件においてインスペクターの軍勢相手に戦った。

なお損傷が激しく破棄された2機と戦闘で失われたウォーバルガの幾つかは密かに秘密結社財団が回収しており、修復と近代化改修を行いWLFに譲渡された。
そして複数のバルガがアフリカや欧州におけるテロにおいて使用され、南アフリカやスカンジナビアの運用する後継機バラムと相まみえることとなる。

元ネタは地球防衛軍5に搭乗する巨大兵器バルガ。後継機のバラムは地球防衛軍4.1に搭乗する歩行要塞である。

439: トゥ!ヘァ! :2017/12/25(月) 19:22:56
  • ストームチーム
大洋連合軍に所属する精鋭部隊。珍しいACでのみ編成された攻勢部隊。
本来ACは市街戦や森林戦などMSでは戦い難い地域における浸透か防衛をメインに運用されている兵器であるが、彼らはこれを用いて上記以外の戦場においてもMSと同等かそれ以上の戦果を挙げる。

軽量機でのみ構成されたストーム4チーム。重量機でのみ構成されたストーム3チーム。中量機でのみ編成されたストーム2チームの合計3AC分隊。
そしてそれらを率いる隊長のストーム1からなる変則編成部隊である。
ストーム1は本部より機体のフリーカスタマイズが許可されており他のチームと違い様々な仕様の装備を使いこなす。
現在は軍より支給されたプロトタイプホワイトグリントを基に様々なカスタマイズを行った機体に搭乗している。



  • プロトタイプ・ホワイトグリント
大洋連合の開発したネクストAC。小型テスラドライブを始めとする当時の最新鋭技術をふんだんに投入した次世代モデルAC。全長10m。

動力は核融合炉。テスラドライブによる慣性制御と機体の各所に搭載されたブースターとスラスターによる単独飛行を実現。
Eフィールド発生器を搭載しており、テスラドライブによるTドットアレイとの合わせ技であるソニックブレイカーを使用可能。
またこの際のフィールドを用いてオーバードブーストによる音速域ブースト軌道が可能である。

武装は実弾ライフルからレーザーライフル、ビームライフル(荷電粒子砲)、レールガン、ビームサーベル、ミサイルポッド、グレネードランチャー、パイルバンカーなどACの装備としては普遍的なものを一通りそろえている。
またACらしく細かなカスタマイズが可能。このため乗るパイロットによって千差万別な機体へと仕上がっていく。

DC戦争時に開発が進み、L5戦役時にロールアウト。複数機が建造され幾人ものエースパイロットの下へと送られた。
L5戦役ではストーム1、アンノウン、アナトリアの傭兵、ジョシュア・オブライエンなどに渡され活躍した。

モデルはAC4における初代ホワイトグリント。

440: トゥ!ヘァ! :2017/12/25(月) 19:23:46
投下終了。

L5戦役の時に人類側に特機がすくないとナイ神父さんが心配していたので追加の機体を。

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最終更新:2018年01月01日 09:44