369: 弥次郎@外部 :2017/12/27(水) 21:36:03
【ネタ】日仏ゲート世界---日仏世界の品々様々2






〇樟脳

フランスとの交流が始まってから急遽増産されるようになった天然の殺虫・防虫剤。
日本大陸へと台湾 ベトナム 中国から帰化したクスノキから精製ができる。
史実においても精製方法が16世紀に日本へと伝わり、その後欧州への重要な輸出品となった。
ゲートが存在しているため、欧州における樟脳の流通量は拡大し、日本から仕入れて欧州全土へと輸出したフランスに膨大な利益をもたらした。


〇発酵便所

所謂バイオトイレ。大鋸屑などを便槽の中に詰め込んで、排泄された糞便を好気性微生物に分解させる方式を採用している。
発酵とは言っているが、厳密には違う。定期的に便槽の中身を混ぜる必要があるとはいえ、動力や電源をなしにして臭いを抑制することができ、下水設備が無くとも、あるいは水が引けなくとも設置が可能という強みを持つ。
原理的には堆肥を作ることもできるのであるが、流石に寄生虫が怖いためにきっちり反応させて熱で殺す必要がある。
史実欧州ではトイレの役目を果たす「おまる」などはあっても、トイレそのものが普及するのはさらに後の時代にようやく誕生したが、日仏世界においては日仏双方の思惑と支援の下で、公衆トイレや清掃態勢の整備が行われることとなる。




〇ワイン

日本向けに輸出されるようになったフランスのワイン。
その気になれば日本でもワインの醸造も可能なのだが、残念ながら日本大陸においては醸造に適した品種の策定中であり、フランス側にとっては貴重な輸出品として選ばれた。
勿論輸出にあたっての防疫は厳しいが、それでも問答無用で滅菌消毒にされる衣類や布や動物の皮を用いた装飾品よりは楽だったこともある。



〇エストパン(Pain Est)

同じく日本向けに輸出されたもの……と思わせて日本からフランス人向けに販売されたパン。
当時フランスのパンというものは、フランスで得られた麦がグルテンをあまり含まず、さらにイースト菌を使わずに直火で焼き上げたことで、外皮は固く、中身はパリパリという特徴的なパンであった。

勿論、日本人の口にはあまり合わなかった。
逆に1700年代に作られたような酵母菌を用いたりどこぞの料理人がやっていたようなバナナを利用し、さらにグルテンの多い麦を用いたパンが発明された。こちらは日本人好みのふんわりしたパンが主体で、模倣されたフランスパンも現代で流通しているような比較的外皮は柔らかく、歯ごたえある中身を持つパンとなった。
日本を訪れていたフランス人を経由してフランス本土へと輸出された。


〇刀剣類

所謂、西洋の剣や槍など。
フランス側が日本へと輸出する品が少ないことに困り、
また幕府側もフランスや欧州の戦争の歴史を学ぶために主に武家を中心に取引が行われた。
日仏の間で金属の加工技術についての交流が始まるきっかけともなっている。
研究用以外にも観賞用や展示品あるいは記念品として製造されたものも取引された。


〇テッポウユリ

英名イースターリリー。
イースターにおける必需品と言える百合の品種。
史実に先駆け、夢幻会が輸出用に栽培を奨励した。
しかし、凝り性の日本人のいる日本大陸と、宗教的に市場が約束されている欧州がゲートでつながったことで予想以上の爆発的な流行となってしまった。一時期、オランダのチューリップ如く高騰したが何とか収束。
流行したからってやりすぎダメ絶対。投機はほどほどに。

370: 弥次郎@外部 :2017/12/27(水) 21:37:01
以上、wiki転載はご自由に。
一個一個をネタとしてもいいのですが、膨れ上がりすぎますし、さらっと簡単に・・・

War After Warシリーズは現在オスマン編で大苦戦中・・・
オスマン存続であれこれと面倒です

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最終更新:2018年01月01日 10:01