176: ナハト :2017/12/04(月) 21:05:55
どこかの空
どこかの大地
どこかの海
見たことがあるようなないような景色
それが全て灰色で彩っていた。
その灰色の空に浮かぶ2つの影
一つは異形の姿をネウロイで
もう一つは異形のネウロイに貫かれ落ち逝く少女
それを見ている私は何かを叫んで手を伸ばしてるが
その手を掴むことはなかった。
落ち逝く少女は
宮
藤
芳
佳
であった・・・・
「ヨシカアアアアーーーーーー!!」
私は叫びながら飛び跳ねる。
目に入る景色は、先ほどまで見た大空ではなく
部屋の景色だった
「はぁ・・・・はぁ・・・・・」
荒れる息を整えて、体をボスっと倒す
「ナンなんだよ・・・・前から同じ夢をミテルンだよな
しかも、少しずつ時間が伸びていって最後の結末がヨシカが死ぬとか
笑えない冗談ダロ」
177: ナハト :2017/12/04(月) 21:06:46
そういうと、エイラは嫌なモン見たと着替え
部屋を出る。
と、途中で宮藤と出会う
「よお、オハヨウナンダナ」
「あ、エイラさん。おはようございます」
「ウム、ヨシカはこれから朝食ナンか?」
「はい!そうなんです!美味しく出来ましたので、エイラさんも食べてください!」
「いつも、アリガトナ」
「いえいえー!好きでやってることなので」
こうして、楽しく会話してると向こうからミーナがやってくる
「おはよう、宮藤さん。エイラさん。」
「おー、オハヨウダナ」
「おはようございます!ミーナさん!」
「二人とも元気そうね。今日も一日頑張りましょう」
「おー、ナンダナ」
「はい!頑張りましょう!・・・・あ、ミーナさん渡したいものがあります」
そういって、宮藤がゴソゴソとポケットの中から探り出して取り出そうとした
その時、エイラは悪寒を感じ、咄嗟に
「ヨシカ!下がれ!」
「えっ?」ガシャーーーーン
宮藤を下がらせたが、下がった後に先ほどいた場所に電灯が落ちてきた
「大丈夫か?ヨシカ?怪我無いか?」
「え・・・ええ。エイラさんのお蔭で怪我はありません」
「また、もう・・・ここの取っ付け悪いわねえ。後で業者さんに言っておきます」
「待って!待ってください!!ミーナさん!この手紙を見てください!!」
宮藤が手紙を見せたが、ミーナさんは顔をしかめ
「宮藤さん、ここは男女交際は禁止であると知ってますよね?その手紙を返してきなさい」
「違うんです!この手紙はミー「ウウウウウウーーーーー!!」またですかーーーー!?」
「ここ最近は異常ね。ネウロイ週間予報も見直さないといけないのかしら?宮藤さん、エイラさん出撃よ!!」
「「はいっ!!」
出撃に対して休暇、徹夜作業、睡眠中
などなどで出撃できたのはエーリカ、エイラ、坂本、宮藤の四人だった。
ミーナは待機して万が一に備える
四人が飛行をしている途中でエイラは激しい頭痛に見舞われた
「ナンダヨ・・・・今は大事な時ナンダゾ。頭痛するナラ後にシテクレヨ」
激しい頭痛を振り払うかのように頭をぶんぶん振り回してると
突然、頭の中にイメージが入ってくる
上空からの攻撃
躱すエイラ達
そこに異形のネウロイが宮藤を貫く
「オイオイ・・・・このイメージを見せつけているという事は・・・・マサカ!!」
慌てて、周りを見回す。
周りに見える、空と大地と海が今朝見た夢と全く同じであった
続いてバッと空を見上げる。
太陽の奥に黒い物体が見え
姿がだんだん大きくなっていく
「ヨシカアアアアーーーーーー!!逃げろーーーーーーーー!!」
エイラが叫ぶと同時にそのネウロイのビームが飛んでくるのは同じタイミングであった・・・・
178: ナハト :2017/12/04(月) 21:07:17
終わり
これから芳佳はどうなってしまうか、お楽しみください。
最終更新:2018年01月08日 15:51