484: 弥次郎 :2018/01/21(日) 18:55:21
大陸ガンダムSEED ゲート編支援ネタ 「Re:Charge」
「で、通商破壊艦隊の派遣は大丈夫なのか?
補正で現地で物資が発生している、なんてことになっていたら送り出すだけ無駄になりかねんぞ。
エースやベテランを補正で殺されたら、それこそ大損害だ…」
「ご心配なく。当該航路において輸送艦隊と思しき艦隊が行動しているのが確認されています。
隠れるそぶりも見せずに堂々と航行しておりますよ」
「……まさかな」
「とりあえず偶然を装って仕掛けてみましたが、それらしい兆候は見られましたが、振り切ることが出来ました」
「ありえない、と思うかもしれないけど、先の大戦だと最初はザフトの輸送艦隊は堂々と航行していたからおかしくはない。
むしろ、こちらにおいて輸送手段や輸送ルートが極めて巧妙化したのは例外というかイレギュラーなんだ」
「……こちらではなかったが、護衛の無い輸送艦隊が敵支配地域に突っ込んだらどうなるのか、歴史が教えてくれただろうに」
「そういうものだと割り切りましょう。あれは、こちらと姿形と言葉が似ているだけの、異星人です」
「そこまで言うか…?実際、そう思うしかないけどさ」
「現在、人員の訓練と艦艇の用意は順調に進行しています。
プラント争乱時のメンバーを招集していますよ、まあ、集まりが良いとは言えないのも事実ですが」
「メンタル面の問題か?」
「PTSDと診断された兵が多かったんですよ。あの環境で、プラント相手ですからね。
そうではない兵士も複数のカウンセラーによるクロスチェックと診断を行ってもらってます。
疑惑を含めれば、かなりの人数が含まれていると椎原大尉からは報告が上がっていますし、注意しなくては。
それに今回は、予備人員を多めに確保してあるので負担を軽減して作戦を実施できます」
「そうか……やれやれ、パイロットや船員はもちろんだが、後方支援体制の構築も楽じゃないな。
うちは数もあるからそこが厄介だ……」
「米帝様と同じ悩み事だなぁ…まあ、しょうがない。何とかやりくりしよう」
「そういえば艦艇とMSについては?」
「それについては人員の集まりと具合とパイロット達の要望に合わせて、だな。
最新鋭機も回すことも検討しているが、機種転換にはできれば余裕を持たせたい。
考慮の上で派遣の準備を頼む」
「任せてください。精々、道中を適当にした連中に泡を吹かせてやりますよ」
「艦艇についてだが、何か余裕はあったか?」
「飛鷹型が派遣可能ですね。それか長門型をあてがうという手も。
彼らのプラント争乱時の戦果は言うまでもありませんし、それくらいはしてやらねば失礼です」
「ではそのせんで検討を進めましょう…次の議題ですが…」
485: 弥次郎 :2018/01/21(日) 18:56:20
【メカニック紹介】
〇フルアーマーZZガンダム
全高:22.12m
基本重量:68.5t
装甲材:ガンダリウム合金γ
動力:大洋連合核融合炉
出力:7500kW+1500kW
専属パイロット:イオ・フレミング
固定武装:
頭部60mmバルカン×4
大型ビームキャノン×2
頭部ハイ・メガ・キャノン
ニークラッシャー×2
ウィングシールド
装甲内蔵マイクロミサイル
武装:
二連装メガビームライフル(エネルギーパック方式)
21連装ミサイルランチャー×4
大型ビームサーベル×2
サブアーム
オプション:
ビームガトリングガン 腰部6連装ロケットランチャー
大型対艦ミサイル ビームジャベリン フォールディングバズーカ
大型シールド プロペラントタンク 腕部5連装ロケットランチャー
概要:
イオ・フレミング中尉(プラント争乱の通商破壊、オーブ駐留の功績により昇進)に割り当てられたZZガンダムのバリエーションである。プラント争乱時にロールアウトしたZZガンダムはその性能と設計の拡張性の高さから近代化改修を続けて運用が続けられており、本機はそのZZガンダムをオールドタイプのエース向けに改修していたプランの一つを採用したものとなる。
本機においては可変機構と一部の合体能力は排除されている。これはコストダウンと整備性の向上のためで、同時に機体の装甲の形状や機構に、これまでの運用や戦闘データに基づく改良点をフィードバックするためであった。
機体の耐久性や剛性はプラント争乱時のモデルよりも向上し、また、反応性のスマート化が成功した。
特徴的なのが、背部のバックパックを大型の推進剤タンク・ジェネレーター・ブースターなどを積み込んだ新型に置き換えている点にある。
これはFAガンダムにおいて実装されていた背部のユニットをZZのそれをベースとして再設計したものであり、速力の強化と航続距離の増大を実現し、よりアクロバティックな戦闘機動に適応するように改良されている。
搭載されている武装はビームサーベルとしての機能を排除したビームキャノン2門と21連装ミサイルランチャーを4基、さらにラーケテンバズーカなどサブアームで運用できる火器を搭載している。前面に投射する火力の増強による一撃離脱へ特化しており、通り魔的に襲い掛かるという戦術に適したものとなっている。反面、真っ向からの対MS戦闘に関しては素のZZよりも能力が落ちているが、元より火力と速力で圧倒するという設計思想で開発と改良がおこなわれているため、そこはトレードオフということで済まされている。
バックパック自体も、ブースターとプロペラントタンクの推進機関部と、ビームキャノンなどを有する火力ユニット部の2つから構成され、必要に応じてパージすることによって通常の戦闘に向いた状態へと変えることができるようになっている。
一言で言えば、プラント争乱時のフルアーマーガンダムをZZガンダムで再現したというべきMSである。
486: 弥次郎 :2018/01/21(日) 18:57:07
〇ビッグガン改
概要:
大洋連合がプラント争乱時に配備していたMS運用型ビーム砲「ビッグガン」の改良型。
出力の向上と効率化に伴って威力は上昇しており、生半可なMSならば至近弾でもセルジする(動詞)。
〇ビッグガン・デコイ
概要:
設置型のデコイ。
MSとビッグガンを模したもので、パッと見には非常に紛らわしい。
ランクの高いものではバッテリーと熱源発生装置を搭載しており、レーダーではなく光学での視認が重要な環境では見分けがつきにくい。
これをばら撒くことによってスナイパーたちの安全を確保する、あるいは艦隊行動を誘導するために多用された。
〇宇宙空母「ビーハイヴⅡ」
全長:326m
全高:150m
搭載武装:
連装メガ粒子砲×6
多連装大型ビームガトリング砲×8
155mm連装機関砲×60
陽電子リフレクター×4
4連装ミサイル発射管×6
艦載機:
MS:48機+補用
MA:1個小隊4機
宇宙用SFS:多数
設備:
艦上部カタパルト付き甲板
カタパルト付き出撃ハッチ×4
大型MS/MA用出撃ハッチ×2
補助用ハッチ×2
概要:
ゲート間戦役の勃発に伴って再編されることになったサンダーボルト師団の旗艦。
流石にプラント争乱時に旗艦として運用された「ドライド・フィッシュ」は旧式化が否めないものとなっていた。
元々神風型自体が古い設計の艦艇で、近代化改装や改修を重ねながらの運用を行ったものであった。
プラント争乱時はそれで凌げたのであるが、MSの大型化・複雑化・武装の拡大・新機能の追加は、MSを運用売る艦艇に要求する運用設備の大型化を招いており、もはや小手先での対応は難しいと判断された。
こうした声と、プラント争乱時における通商破壊の戦果を鑑みて、大洋連合は同師団に対し、飛鷹型宇宙空母の配備を決定。
同師団に合わせた改装の許可を出し、これを以て通商破壊に特化したサンダーボルト師団の再編命令が正式に下されることとなる。
本艦の役目は主にMSおよびMAの集中運用となる。
多数の出撃ハッチはMSの展開能力に優れており、プラント争乱時において旗艦であったドライド・フィッシュでは艦のサイズ的に限定的だった発着用甲板も十分なサイズのものが用意され、損傷したMSを安全に着艦・収容が可能となった。
また、併設される大型格納庫はMAの収容と整備も可能であり、大型化したMSにも十分対応したものとなった。
武装は概ね飛鷹型に準じているが、運用場所を考慮してシーリングや砲塔への防殻等の追加が行われているのが特徴と言える。
適宜大型のデブリの破壊をMSなどで行うことで接触による損傷を抑えることができるのであるが、それに加えた対策を求められたため、これが採用されている。艦の全体も細かいデブリを避けるために、通常ならば露出したり装甲が複雑になっている箇所も外殻で覆っている。
他にも、艦内にはその船体の大きさから広い空間が確保されており、長期任務における娯楽やリラクゼーションの提供を行えるようになっている。
これもプラント争乱時の戦訓に基づくものであり、MSパイロットを含む艦隊の要員の負担軽減に一役買っている。
このように、この艦艇はまさに「蜂の巣(ビーハイヴ)」の名に相応しい能力を備えている。
艦名はプラント争乱時の旗艦「ドライド・フィッシュ」からとる予定であったが、多数のハッチや多様化した機能などからむしろ「ビーハイヴ」がふさわしいと判断され、名前を引き継いでいる。
487: 弥次郎 :2018/01/21(日) 18:58:11
ドライド・フィッシュⅡ
全長:276m
武装:
対空機関砲×多数
4連装ミサイル発射管×6
単装メガ粒子砲×4
艦載機:
作業用MSおよびMP
偵察用MS
宇宙作業艇
MS運用型ビーム砲「ビッグガン改」×多数
設備:
艦上部大型飛行甲板
大型クレーン×多数
概要:
サンダーボルト師団に配備された工廠艦兼輸送艦。
パゾク級をベースに改装を行った艦である。
工廠艦としての能力を拡張し、サンダーボルト師団の配備しているMSやMAのメンテナンスの他、同師団の「ビッグガン改」の整備を専門に行っている。元々のキャパシティーの大きなパゾク級なだけあって、改装の余裕はかなり大きく、また素の状態でも高い収容能力と航続距離を持ち、転用すれば通商破壊向けとも言える艦艇であった。
艦上部には大型のハッチやクレーンが用意されており、ビッグガン改をはじめとするMS運用型の武装の整備スペースが確保されている。MSの充足によってMSを用いた奇襲などは十分可能となっていたのであるが、狙撃というのは奇襲効果が高く、またMSの奇襲とあわせることによる戦術的利用価値は非常に有効と判断されていた。
そのビッグガンはプラント争乱時では大きさゆえに格納庫への搬入搬出及び整備において非常に空間を圧迫し、特にMSの充足した争乱後期においては、工作艦「ビーハイヴ」が非常に混雑してしまうという事態に見舞われていた。
本艦における専用の格納スペースの整備は、これの反省を生かしてのものである。
飛鷹型をベースとする旗艦「ビーハイヴⅡ」にこの設備を盛り込むことは出来なくはなかったのであるが、一隻の艦艇に機能を集約させすぎることのリスクが懸念され、また高度な整備能力を有するとはいえビーハイヴⅡの設備や整備士に負荷をかけすぎることは長期作戦を行う上ではデメリットしかないと考えられた。
艦載機としては主に作業用のMSおよびMPを搭載し、損傷したMSの回収や戦場跡地のスイープを担当する。
また、MS-14E2 ザク・フリッパーをはじめとした偵察用MSを多数搭載しており、艦隊の「目」としての役目を果たしている。
勿論本艦の本分が他の艦艇への補給物資の提供や、工作艦としてのMS/MAの整備などであることは言うまでもないが、撃破したMSや艦艇からの情報を集めるという重要な仕事でもあるため、この艦に割り当てられている。
武装に関しては対空機関砲やミサイルの他は殆ど搭載されておらず、最低限の自衛武装のみとなった。
あくまでも非戦闘用艦であり、それによって本業に支障をきたすのは問題があるとの判断からである。
単独で行動するわけでもなく護衛艦が附随するのでそこについては問題がないとみなされた。
艦名についてだが、プラント争乱時のサンダーボルト師団の旗艦「ドライド・フィッシュ」から引き継いでいる。
488: 弥次郎 :2018/01/21(日) 18:59:08
以上、wiki転載は一応ご自由に。
ゲート間戦争時におけるサンダーボルト師団の戦力についての考察とかそんな感じのを…
最終更新:2018年01月24日 08:23