255: ハニワ一号 :2018/01/26(金) 16:28:55
大陸日本・日和印世界ネタSS

ここで語られる大陸日本の世界線は大陸日本が中華に続いてインドを支配する事になる世界である。

大陸日本江戸幕府がインドに対して外交や交易などの商売上の付き合いのみならずインド征服を決意する事になったのは最高権力者たる大陸日本江戸幕府の将軍・徳川家宗が「インドを征服する」という夢を持っていたからだ。

インドを征服する夢を抱く徳川幕府将軍である徳川家宗は長年の宿敵であった中華を征服して日本による征服王朝たる「和」帝国を成立させた当時の徳川幕府将軍である3代将軍徳川家光の孫という由緒正しい徳川将軍家直系の男系の将軍であった。(余談だが夢幻衆によってこの世界の徳川家光は史実とは違い10~15年長生きしていた。)

彼は将軍の職務に勤勉で武勇に優れた天才肌の名君であり、自分の意見よりも夢幻衆や臣下たちの意見や献策の方に理があると判断すれば積極的に採用するなどのリアルチート粋に入る優れた君主であり、将軍の活躍を描いた講談や芝居が多数創られるなど大陸日本や和帝国の庶民の人気の高い人物であった。

そんな徳川家宗の唯一の欠点が「インドを征服したい」という願望持ちだった事だ。

彼は初代将軍である神君徳川家康と大陸日本の長年の宿敵であった中華に勝利して「和」帝国を成立させた偉大な祖父である3代将軍・徳川家光を大変尊敬しており、偉大な祖父である徳川家光みたいに中華のような巨大な国を征服するという歴史に残るような偉業を打ち立てたいと幼少時から考えていたのだ。そんな徳川家宗の夢の標的となったのがインドだ。

徳川家宗はインドを征服したい夢を持っているだけあってインドの研究に熱心だった。インドの文化や文物を愛好しており、わざわざインドに人を送り込んでインドの武具や文物などを蒐集して取り寄せているほどだ。徳川家宗が所有するインドの蒐集物だけで博物館が建設できるほどの量を誇り、実際に博物館が建設されている。徳川家宗が集めたインドの蒐集物には後に国宝認定されるほどの本場のインドでも貴重な物も多数現存している。

また徳川家宗は当時の大陸日本の中で最も優秀なインド学者であり様々なインドの言語を当のインド人よりも自由自在にしゃべれると言わしめたほどだ。当時においてもっとも優れたインド学者である徳川家宗が記したインドの神話・民族・書物・言語・歴史・宗教・風習・学問などインドに関する様々な事を研究してまとめたインド関連の著作たちは現代においても極めて高い評価を受けている。

徳川家宗は有能なだけあって、いきなり根回しもなくインド征服の夢を披露すれば、いかに徳川家宗が最高権力者とはいえ夢幻衆や臣下たちの反対や反発に合うのはわかりきっていた。

その事を理解していた徳川家宗はインド征服の夢を実現させるべくインド征服に賛同する味方を増やすべく慎重に行動して、夢幻衆が将軍の動きに気が付いた時には大陸日本江戸幕府のインド征服は既成事実となって夢幻衆が阻止するにはもはや手遅れだった・・・。

256: ハニワ一号 :2018/01/26(金) 16:29:33
大陸日本江戸幕府によるインド征服の戦略はわかりやすく言えば史実でイギリスがインド植民地化に成功した成功例を真似て大陸日本に合うように史実を知る夢幻衆が色々と修正した戦略が採用される事となった。

かくしてインド征服に乗り出した大陸日本江戸幕府は半官半民の日本インド会社を利用して史実と同じくインドの植民を狙うイギリスやフランスとインドの各地で衝突を繰り広げるも地力の差から戦いはすべて大陸日本の勝利に終わり敗北したイギリスやフランスはインドから撤退する事になるのである。欧州勢力をインドから追い出した後のインドの征服事業は史実を知る夢幻衆によって史実を参考にして効率よく進める事が出来たために順調に進み大陸日本によるインド征服を完了させることができたのだ。

そして大陸日本がインドから追い出したイギリスとは先ほどまでのインドを巡る激しい争いとは一転して日英同盟を結ぶ事となった。この時に結ばれた日英同盟による大陸日本の支援によってインドを失ったイギリスがフランス革命戦争、ナポレオン戦争を最後まで戦い抜く事が出来たのだ。

大陸日本としてはイギリスがインドを失い弱体化した結果、フランス革命戦争やナポレオン戦争がフランス勝利によって短期間で終わってしまう事を望まなかったからだ。欧州をフランス革命戦争やナポレオン戦争という少なくとも史実並みの長期間の戦乱にする事によってヒト・モノ・カネなど欧州諸国の国力を消耗させるのと欧州諸国が欧州の外、特に日本勢力圏に何かしらかの手を出そうという余裕をなくすためだ。

将軍職を息子の徳川家重に譲って大御所として新将軍となった家重の後見を務め、家重が将軍としての経験を積み大御所である自分の後見なしでも大丈夫だとみるとあっさりと最高権力者の座を徳川家重に譲り、将軍である息子の家重を始めとする周りの者たちが泣いて必死に引き留めようとするのを「ようやく念願のインドに行けるのを邪魔するな。」とばかりに強引に振り切って念願のインドへと旅立つ事になるのである

長年の夢だったインドに到着した徳川家宗は日本インド会社の最高権力者として君臨して、インドの征服活動では自ら軍を率いて軍才を発揮して征服地を拡大させ、拡大したインド植民地の統治では夢幻衆の助言を生かし統治で活躍して、空いた時間には現地のインドで趣味であるインド研究を没頭するなどインドライフをエンジョイする事になるのである。先の将軍である徳川家宗公のインドでの活躍は講談や芝居となって大陸日本や和帝国で大ヒットして徳川家宗に対する庶民の人気はさらに高まる事となるのである。

インドライフをエンジョイする徳川家宗とは対照的に中華の和帝国に続きインドという大人口の巨大国家の面倒を見る羽目になってしまった夢幻衆は大陸日本の植民地となってしまったインドの統治を安定化させるために夢幻衆の胃と休暇を犠牲にしながら駆け回る羽目になるのだった。

徳川家宗はせっかくインドに来たのだから釈迦入滅の地で没してみたいと希望した事もあって釈迦入滅の地で徳川家宗はインドでの生活が肌に合ったのか満100歳という長寿で大往生を遂げる事になる。後に釈迦入滅の地にインドの征服の父である徳川家宗と彼が尊敬する神君徳川家康、3代将軍徳川家光を祭神として祭った東照宮が建立されることになりインドの世界遺産となるのである。

257: ハニワ一号 :2018/01/26(金) 16:30:15
大陸日本の支配下に置かれたインドは飴と鞭をうまく使い分けながら史実のイギリスによるインド支配よりはうまく統治する事に成功しており、インドの現実に合わせて緩やかにインドの改革と近代化を進めていた。(大陸日本が史実イギリスより遥かにうまくインド統治できた背景に史実インドの歴史やイギリスによるインド植民支配を知っている夢幻衆によって事前に対策をとれたことが大きかった。)

それでも様々な理由によって大陸日本によるインド支配に不満を持つインド内の反日勢力は一定の数は存在して、ある日に大陸日本によるインド支配に不満を持つ層が爆発してインド大反乱が発生する事になる。

だがインドの支配者たる大陸日本にとって今回の反乱はいつか史実のインド大反乱相当の反乱がおきると予測していた事もあって、この今回の反乱はインド内における反日勢力を一掃するいい機会でしかなかったのだ。もちろん大陸日本にとって最適な時期にインドの反日勢力が爆発して反乱する様に大陸日本の暗部が裏で誘導していた。つまり今回のインド大反乱は大陸日本が裏でコントロールされた反乱だったのだ。
当然のことながらインド大反乱を鎮圧するための下準備をすでに済ませていた大陸日本は近代装備で固めていた大陸日本や和帝国による大軍の前に容赦なく粉砕されて短期間で鎮圧されることになる。夢幻衆によって蒸気機関を実用化して産業革命も達成するなど近代化をすでに済ませていた大陸日本との圧倒的な差をインド人に見せつける事となったのである。

史実と同じく反乱者たちによって反乱軍の最高指導者に祭り上げられていたムガル帝国皇帝を退位させてムガル帝国は滅亡して、ここに天皇をインド皇帝とするインド帝国が誕生する事になる。これによって史上初めて日本、中華、インドという東洋世界の3大大国が大陸日本の支配下の元に統一される事となるのである。

東洋世界が大陸日本によって名実ともに統一されて大東洋帝国とも大東亜帝国とも呼称されることになる大帝国が誕生した事は欧米を始めとする世界中の国家に大きな衝撃を与える事となった。何しろ世界人口の上位1位から3位までを占める大人口の国家が統一されてしまい、圧倒的な大人口による世界最大の動員能力を誇り、しかも軍事力は近代化された世界最大最強の国力と経済力、軍事力などを持つ国家が誕生したのだから当然だ。

大東洋帝国を成立させた大陸日本の国威は絶対で簡潔に説明すると「自分の勢力圏に手を出そうとした奴らはぶっ殺す」宣言を大陸日本が世界中に特に列強である欧州やアメリカにむけて宣言した事もあって大陸日本の勢力圏と認識されている太平洋やオセアニア、東南アジアに手を出そうとする欧米勢力は存在しなかった。

また大東洋帝国となった大陸日本の支配地域と隣接する事になった国家で例えばペルシャやアフガニスタン、太平洋を通して隣国である太平洋側の南米国家などは大陸日本に攻められないように独立国家を維持するために大陸日本に追従するようになり自ら大陸日本の勢力圏入りする事となるのである。

かくして中華の和帝国に続いて、インドを獲得した大陸日本は世界最大最強の国力を持つ大帝国となり、西暦でいう21世紀初頭も大日本帝国の再編成に成功した事で史実のインドのように独立する事はなく和帝国と共にインドは超大国である大日本帝国を構成する重要な存在の一角を占めているのである。

258: ハニワ一号 :2018/01/26(金) 16:31:11
あとがき
今回の中華の和帝国に続いてインドを大陸日本が征服する世界はどうでしたか。
この世界の名前は題名の日和印世界、それとも大東洋帝国世界、大東亜帝国世界のどれがよさそうですかねことw

大陸日本がインドを征服する理由づけとして、夢幻衆が存在するバタフライ効果によってインド征服の夢を持つ徳川家宗という史実には存在しなかった非転生者のリアルチート将軍を誕生させてみました。徳川家宗は名前に「宗」の字が入っているように史実の徳川吉宗にあたる将軍にしました。

もちろんこの世界の大陸日本では将軍になれませんでしたが紀州藩主として徳川吉宗は存在しています。
最終更新:2018年01月29日 08:58