和解   そのに

「少佐・・・・・帰還率が40%を切っています
その上帰還機の稼働率も・・・・・・・・(お察し
更に言うと連合軍(日ブ)がポイントMΛ26に集結させてるKMFは二個連隊を超えてる、との情報が」
「・・・・・・・・つまり?」
「現状我が軍は残存戦力ほぼすべてをソウル南のポイントα∀49に集結させておりますが
 突破されたらソウルはほぼ無防備ですが、撃退の可能性は(お察しください)です」

具体的に言うと「平原で魏の軍勢を迎え撃つ姜維」状態?

「で、そのような時にソウルの司令部から少佐に出頭要請が掛かりました」
「断れないのかな?」
「・・・・・・・・心苦しいのですが、『少佐が要請を受けた後に大規模の補給物資を贈る』とありまして・・・・・
 いえね、『受けなかったら送らない』とは言われてないのですよ?
ですが・・・・・・・」
「あえっ!この補給指示書、大佐の署名じゃん」
「はい   ですので受けなかった場合少佐への嫌がらせもありうるかと  言い辛いのですが」
「いいよべつに」
「何人かついていきます!少佐に万一の事あらば一大事!」
「べつにいいのに」(第一あn・・・大佐からの嫌がらせって具体的になにか受けた覚えないんだが)


「という訳で少佐に同行しましたわれら三人 名前はどうでもよいので自分はノッポと仮称」
「おではチビと仮称」
「おいらはデブと呼んでくれい」

ちなみに「ノッポは書類整理が得意」「チ、チビなおでは少佐の後ろについていけるくらいの腕前はあるんだな」
「おいらは身が軽いんだぜ あと料理が自慢」
「そんでもって軍司令部に出頭 簡単な書類提出の後あのクソ大佐が私有物にしちまってる部屋にいく事になりました」
「誰に説明してるんだ?」「うるせ」


そして四人がドアを開けると・・・・・・そこにいたのは
「大佐・・・・」
「はい顔見せましたね前線戻りますさいなr」
「まあちょっと待てよ  この後の任務を伝えなきゃならんからな」
豪華なソファーにアンニュイな雰囲気で腰掛けている大佐
おそらくはワインかセイシュと思われる透明な飲み物が入ったグラスを傾けている

(初めて会う兄・・・・・・・・・・やはり感じるモノがあるなぁ)
眼前のテーブルには山海の珍味、ではなく超豪華な美味美食・・・・・・でもなく
普通の食事が7,8人分並んでいる
高麗の、ではなく日本やアメリカ、中華などの一般的な料理というのがちょっとした贅沢を感じさせる

「まあ一杯飲むと良い」薄く笑って別のグラスを差し出してくる

「自分がいただきます!」
横からノッポが手を伸ばし、グラスを奪う
「失礼なヤツだな  別に毒なんか入ってないぞ」
「それを信用しろというのが無理な話です!」
怒声とともにグラスを傾けたノッポは驚愕の表情を作る

「な!」「大丈夫かノッポ!」「す、すぐに吐き出すんだな」
「こ、これは!!!」




はい本日はここまでです

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年02月28日 12:03