156: トゥ!ヘァ! :2018/03/11(日) 13:32:08
大陸OGクロス 大洋連合 必殺の絶対国防兵器
諸君は必殺の絶対国防兵器というものを知っているだろうか。これはネットのある界隈から噂として広まった都市伝説の一つである。
内容としては大洋連合にはその国土を守るための九体の超兵器が存在しているという話だ。
その力は絶大。出撃させれば戦況そのものを左右できる決戦兵器であり、その余りの強さに通常時は封印処理が行われていると言われている。
新西暦世界へのゲートが開く前からELSのような宇宙生命体などを想定して開発計画が進んでいたという規格外の兵器のことである。
無論大洋連合政府はこの噂を否定。単なる都市伝説であり、事実無根であると正式な発表を行っている。
広報官がコメントの際に「それはいいね。特に強烈な兵器にそういった仇名でも付けようか」とジョークを飛ばした話は有名である。
このような都市伝説が出てきたのは他国と比較しても頭数個抜きんでた兵器開発能力とデスザウラーを始めとする数々の超大型兵器の存在。
そして大洋連合が他国と比べても具体的かつ有効的な手段を連続して打ってきたため、民衆の誇大妄想が陰謀論と結びつきこのような都市伝説を形成したのだと思われる。
その証拠にデスザウラーやアンサラーなどの一般にも認知されるような兵器も含まれているが、大半はその名を聞いたこともないようなものばかりがあげられており、その信憑性に疑問符が付く。
事実とかけ離れた妄想が独り歩きし、度々都市伝説となることは珍しくない。
大洋連合未来予知論や大西洋連邦を作った賢者達の噂などこの手の話は界隈に尽きないものである。
ではここで噂の必殺の絶対国防兵器を一つずつ紹介していくこととする。
157: トゥ!ヘァ! :2018/03/11(日) 13:32:52
実在する兵器の一つとして有名である。全長(全高)数キロにも及ぶその巨大さとそれに見合う殲滅能力の高さ。更に少数とは言え複数建造されているなど、大洋連合という国の巨大さを分かりやすく証明している存在である。
その圧倒的な戦闘力は正に大洋連合という国家が出した答えと言える。
こちらも実在する兵器として有名。全長(全高)数百mもの巨体を誇り、その圧倒的な火力、防御力、広範囲殲滅力は正に地を進む破滅の権化と言える。
アンサラーがどこか神々しい雰囲気を醸し出している天の使者と言える物ならば、こちらは地の底から現れた魔王と言える。
巨大な見た目に似合わず近接戦闘力も高い物を誇っており、その圧倒的な質量と相まって接近されれば大概のものは木の葉を払うがごとく薙ぎ払われるのが落ちであろう。
実在が確認されていない兵器の一つ。パラダイム社が開発した最凶のメガデウスと呼ばれている。
その力は神々しい光を放ちながら目に映る全てを消滅させるというとんでもないものである。
無論そんな兵器が存在しえるのか疑問は尽きない。国防兵器
シリーズの中でもわかりやすい架空兵器の一つとされている。
実在が確認されていない兵器。アナハイム・エレクトロニク社が中心となって進めているUC計画と呼ばれているMS開発計画。その最初期に開発された実験機と言われている。
当初はこのデュラハンを含め四機の同型機を建造する計画であった。しかし機体開発において投入されたとある二つの新技術が謎の共振現象を起こした影響により独自の自我を獲得。
また一種のテレパシーまたサイコキネシスに似た現象まで起こし、開発に携わっていた関係者への語りかけてきたという。
余りにもあり得ない事態にスタッフは騒然となり、一時計画全体の中止すら検討される事態となった。
幸い自我を得たデュラハンは理性的であり、自分を設計した人々を親として慕ってくれたため大事には至らなかったが、予想外の事態にデュラハンのナンバーは抹消されなかったことにされた。
後に建造された三機には投入さ新技術を一つだけに絞り込んだ結果かデュラハンのような自我の発生は確認されていない。
その後は他の目が付きにくい木星圏基地へと運び込まれ、現在は封印処置が行われ、そこで生活していると言われている。
封印処置と言っても簡単な武装封印のみであり、日頃はネットサーフィンや周辺宙域での散歩など自由自適に過ごしている。このため時々木星圏の宙域では一人でに宇宙(そら)を散歩するMSの噂が絶えない。
158: トゥ!ヘァ! :2018/03/11(日) 13:33:54
実在が確認されている兵器の一つ。大洋連合が開発した超大型MAの一つである。
その強さはデスザウラーに比肩するとも言われており、暴れれば地形そのものが変わると言われている。
水中においてはかなりの高速性と運動性を発揮すると言われており、水陸両用兵器としてはかのシャンブロ以上の戦闘力を誇る。
見た目の通り近接戦闘力も高く、その膂力は特機すらも紙細工のように引き裂くことが可能と言われている。
デスザウラーが陸の魔獣ならデススティンガーは海の凶獣と言えるであろう。
実在が確認されていない兵器。大洋連合の開発した超大型MAであり、その巨大さはデススティンガーやデスザウラーに比肩すると言われている。
デスザウラー、デススティンガーが単機による陸戦運用が多い兵器であるため、輸送の手間暇なども考える場合はかなりの手間暇がかかる。
しかし、このギルベイダーは単機で超長距離航空運用が前提とされている機体であり、無補給で地球数周分の航続距離を誇る化け物航空兵器である。
その速度も既存の可変航空MSや飛行戦艦勝るとも劣らぬものを誇っており、火力に関してはデスザウラーやデススティンガーに比肩するものを搭載していると言われている。
また上記の二機と違い、小規模であるが母艦機能まで保有している。このため、この機体一機で戦域の制圧から部隊の輸送、展開までこなす戦略母艦とできる。
陸戦能力も高く、デスザウラー、デススティンガーと同じく巨体に見合わぬ素早さを保持しているため近接戦闘力も高い。
陸の魔獣、海の凶獣、空の巨獣と大洋にとっての三守護獣と言える兵器である。
実在が確認されていない兵器。大洋連合が秘密裏に開発した独自進化を行う機会兵器群の総称。
一つの機体や機種を指すのではなく、敵のデータを収集し、それに対抗するために進化を続ける無人改良生産システムの総称がこのバンダースナッチである。
まずは中心となる高度演算AIが存在し、それが統括している自動化された専用工場で素体となる機体が製造される。
この素体は高度に暗号化された特殊量子通信で統括AIと繋がっており、素体と戦闘した敵性存在の戦闘データをリアルタイムで収集することが可能。
これにより複数の素体を敵にぶつけさせ、そのたびにその敵の動きを学習し、それに見合った天敵とも呼べる戦闘アルゴリズムと機体構成を短時間に編み出していく。
正に自己進化、自己増殖、自己再生が可能な究極無人機と呼べる。
機体開発コード名はパルヴァライザー。統括AIの名称はハスラーワン。
なお、暴走した際のことを危惧し、これへの対抗手段としてジャバウォックと呼ばれる存在が確認されている。
存在が確認されていない兵器。他の絶対国防兵器と比べどのような兵器なのかが一切不明とされている謎の存在。
わかっているのはバンダースナッチへの対抗手段として用意されたものという情報のみである。
一説によれば兵器ではなく、パイロットという噂もある。
謎の多い絶対国防兵器の中でもとりわけ情報が少ない存在であるが、大洋連合にはジャバウォックと呼ばれる本名不明、素顔不明のエースパイロットの存在が確認されている。
存在が確認されていない兵器。全長数キロにも及ぶアンサラー以上の巨体を持った超大型航宙戦艦である。
既存の勢力ではなく、いつか宇宙から来ると予想される外宇宙存在への対抗手段として建造された巨大戦艦。
巨体に見合った高い火力と艦載機運用能力を備え、更に外宇宙への進軍すら想定している長大な航続距離を備えている。
そのため艦内では完全循環システムを完成させており、長期間の航海においても物資に困らない体制を築いている。
また動力においては詳細不明の新型動力を用いており、一説によれば新西暦世界より手に入れた縮退炉とも言われている。
この艦船の恐るべきところはアンサラー同様に複数建造を視野に入れていることである。
このエクセリオン級を複数備えた艦隊を使い大洋連合は外宇宙存在とその中心部へ殴り込みをかけることを計画しているという話である。
159: トゥ!ヘァ! :2018/03/11(日) 13:38:33
投下終了
随分前に少し話した国防兵器ネタ。元ネタは言わずものがなメガテンの霊的国防兵器ズ。
- この中にぃ。一つだけ超兵器と同等扱い受ける個人がいるらしいっすよ?
- あくまで噂よ噂……だから深く考えなくていいのよ。
- 大洋連合未来予知論とか大西洋連邦を建国した賢者達とその遺産など、この手の都市伝説はこの時代でも沢山あります。
他にはオーブにおける建国者の残した埋蔵金とかロシアが欧州と併合されユーラシアになる前に消えたウラジーミル予算とか色々。
最終更新:2018年03月12日 16:26