411: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:16:46
OGクロス ユーラシア連邦新型機
〇ユーラシア連邦
ユーラシア連邦が開発した可変系MS。全長18.8m
DC戦争、L5戦役以降自前の航空機同戦力に不安を覚えたユーラシアが独自に開発したMS。
既存の可変系MS技術を取り入れながらも新西暦世界からもたらされたテスラドライブを搭載しており、高い最高速度、加速性を得ながらも安定した機動性を実現している。
装甲材にはガンダリウムγを使用。テスラドライブによるTドットアレイ効果も合わせ、従来の可変系機以上の頑強性を実現している。
カタログスペック上の機体性能は大洋連合のZプロンプトやビッグバイパーにも勝るとも劣らないものを獲得しており、当時の量産機としては破格の性能を獲得している。
中にはエース用にカスタマイズされた機体も存在しており、通常使用よりも推力が5割増しとなっている。
武装はビームライフル、ビームサーベル、120mmマシンガン、ミサイルポッドユニット、ビームカノン、大口径レールガン、指向性高出力レーザーガン。
ライフル、サーベルは標準的な物を装備。なおビームサーベルは肘の部分に収納されている。
実弾兵器は120mmマシンガンと遠距離狙撃用の大口径レールガン、中・遠距離用のミサイルポッドユニット。
対艦、対特機、対要塞用兵装であるビームカノン。また対バリア用に調整された指向性高出力レーザーガンもオプションに加えられている。
このレーザーガンの欠点としては射程が短いことと、エネルギーを集中させ過ぎたため燃費が悪い事である。
このほかには有人仕様以外にもモビルドールシステム(MD)を使った無人機仕様が開発されており、インスペクター事件やバルトール事件、修羅の乱などにおいて高い戦果を挙げている。
インスペクター事件前に先行量産型がロールアウト。正式生産型はインスペクター事件中にロールアウトされ、インスペクターの軍勢やアインスト相手に戦った。
開発に関してはB&B社やインテリオル・ユニオン、アドゥカーフ・メカノインダストリー社、ナクソス・シュネッケなど複数の企業が関わっている。
ユーラシア連邦が開発した量産型MS。全長18.2m
DC、L5戦役以降のユーラシアの主力を担うべくバレストロ&バザルト(通称B&B社)が開発した新型機。
しかしコンペでは軍の開発したゼクアインが優先され主力機競争に敗れてしまった。
コンペに敗れた原因としては異星人の脅威を目の当たりにした軍がより強力な機体を求めたという理由であった。
武装はビームライフル、ビームサーベル、シールド、携帯式ミサイルランチャー、大型バズーカ、120mmマシンガン。
コンペでゼクアインに敗れた後に、保管していたデータを秘密裏にクーデター派がハッキングして入手。
その後データを手に入れたクーデター派が独自に生産。量産されたリーオーが蜂起の際に運用された
412: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:17:40
B&B社が開発した試作MS。全長18.4m
速さ足りてる!を標語にMSサイズに特機の性能を詰め込んだ機体として開発された。
開発はDC戦争以前の時期であり、装甲材にはガンダリウムをふんだんに使用。特注の大出力大型バーニアを二基装備させ、単純な機体推力のみで長時間の飛行及び空中機動を可能としている。
MSサイズに特機の性能を詰め込んだという言い分に偽りなく、後の世に登場する高機動方特機や異星人の高機動機とも互角に渡り合える性能を獲得している。
武装は大型ビーム大型ライフルであるドーバーガン。高出力ビームサーベル。シールド。の三つのみというシンプルなもの。
これは機体推力に出力を回すことを優先したため、大威力のエネルギー兵器の搭載を見送ったためである。
B&B社が開発した初のMSであったが、その性能は従来のどのMSと比較しても勝りはせど、劣るものはないという出来上がりであった。
だが、その高性能ぶりが仇となり扱えるパイロットが皆無という本末転倒な結果に終わっている。
特に小型化されたテスラドライブが普及する前だったため、最大加速時のG負荷は文字通りの意味で殺人的であった。
このため開発後はお蔵入り。倉庫で埃を積もらすだけとなってしまった。
時代が進みDC戦争時にてDCへと義勇兵名目で援軍が送られることとなった際に、連邦のゲシュペンストに確実に勝てる機体を求められた際に現場へ復帰。
しかし乗りこなせるパイロットがいないため、パイロット選定作業から始められることとなる。その際に抜群のG耐性を持って操縦士こなしたゼクス・マーキス大尉が専属パイロットとして選ばれることとなった。
その後は義勇軍名目でDC戦争へ投入され、ゼクス・マーキス大尉の腕前も合わさり、テスラドライブ未搭載機ながらも高い戦果を挙げる。
グラハム・エーカー大尉のフラッグカスタムと共に宇宙に上がる前のATXチームに挑んだ話は有名である。
L5戦役でも引き続き活躍し、パイロットのゼクス大尉はDC戦争時の活躍と合わせライトニング・バロンの異名を取るようになる。
L5戦役後は一旦B&B社に預けられトールギスⅡへと改修された。
じゃじゃ馬どころか殺人馬だったトールギスに新技術を投入し、安定性を増した機体。
主にテスラドライブの搭載やプラズマジェネレーターの採用などによりG負荷と機体安定性を改善しながらも機体出力の向上に成功している。
武装は引き続きビームサーベル、シールド、ビーム兵器であるドーバーガンの三つが基本装備。他のMSが使用している武装も使いまわすことが可能。
ほぼトールギスの性能のままに安定性を改善することに成功した本機はL5戦役時での活躍により幾人ものエースが我先に求めるようになったためエース用MSとして少数生産することとなった。
トールギスのパイロットであったゼクス・マーキスを始め、パトリック・コーラサワー、モーガン・ベルナルド、トレーズ・クシュリナーダなど錚々たる面々が搭乗する機体となる。
このため個々のエースに合ったカスタマイズがなされており、トールギスⅡと一口に言っても様々なタイプが存在している。
ノイエDC蜂起以前にロールアウトされたトールギスⅡは順次これを求めるエース達の元へ配備されていき、これを駆るパイロット達はインスペクター事変で大きな戦果を挙げた。そのためかエースMSパイロットの象徴として扱われるまでになる。
因みにDC戦争、L5戦役などで活躍したゼクス・マーキス少佐(階級が上がった)がプリベンター・ウィンドゥのタックネームで傭兵としてノイエDCへの援軍に参加している。
B&B社が開発したトールギスの発展型。全長18.4m
新技術によりトールギスを改修したⅡと異なり、基礎設計から見直し、再開発した機体。
このためより自然な形でテスラドライブなどを搭載しており、エネルギーバイパスの見直しと共に機体出力の向上と安定性の強化に成功している。
武装には新型のビーム砲であるメガキャノンを搭載。これは通常のビームと対艦、対要塞用の大出力攻撃の二つを使い分けられる新型兵器となっている。
これによりトールギスは高い機動性の他に戦艦や特機相手にも真正面から通用する火力を手に入れることになった。
その他の装備はビームサーベル、シールド、シールド内蔵式ヒートロッド、頭部バルカンなどが基本装備となっている。
また他のMSの武装も同じく使いまわすことが可能。
なお開発の際には統一事変の際に自社製品を大々的にクーデター軍に使われたことへの自主的な禊の意味も込めていた。
(盗用されたデータから秘密裏に製造されていたため罪には咎められなかった)
封印戦争時には先行少数生産された本機を幾人ものエースパイロットが駆り、多大な戦果を挙げている。
統一事変の際に自社製MSをクーデター軍に使われたBB社はこのことに大層喜んだそうな。
413: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:18:18
インテリオル・ユニオンが開発した試験MS。全長18.5m。
強固な防御力と近接戦闘能力を重視して設計された機体。
これはL5戦役における教訓からバリアを突破できる武装と敵の攻撃を防ぐバリアが求められたからである。
武装はビームガン、シールド兼ビームサーベルとなるクラッシュシールド。
そして本機最大の特徴である防御フィールド発生装置プラネイトディフェンサー(以下PD)である。
これはハイペリオンガンダムが搭載していたアルミューレ・リュミエール(以下AL)を発展・簡易化させた装置であり、自律駆動・浮遊する小型フィールドジェネレーターが自在に機体の周辺を移動し、それぞれのジェネレーターが干渉し合い防御フィールドを形成すう代物である。
ビームから実弾まで幅広く防ぐことが可能であり、使用するジェネレーターの数を増やせば出力とフィールド形成範囲を向上させることが可能。
それことフィールド密度を高めエバ戦艦の主砲やビームサーベルなども無効化が可能である。
メリクリウスにはこのフィールドジェネレーターを背部に十基搭載しており、使用時には背部の十基が分裂、自律稼働し、自在に防御フィールドを作り出す。
ハイペリオンのALと比べフィールド発生装置自体が稼働・浮遊するため好きな位置へバリアを張ることが可能となり、更に干渉させるPDの数を増やせばバリア出力の向上から形成範囲の増加まで出来る高い汎用性を手に入れている。
またこのPDは基本コンピューター制御となっているため、パイロットは簡単な指示を出すだけで予め入力されている様々な陣形へとフィールド変化させることが可能である。
マニュアル制御へ切り替えることも可能だがこの場合は高い空間認識能力と同時並列処理能力が求められる。
しかし、このPDへと重点を置き過ぎた結果その他の武装は牽制用のビームガンとシールド兼ビームサーベル発生装置の二つだけとなってしまった。
幸い機体性能自体は低くないためPDで敵の攻撃を防ぎながら接近し、高出力ビームサーベルで切りつける戦法が確立された。
何よりあくまで新兵器の稼働データを集めるための試験機だったため問題視はされなかった。
L5戦役後にロールアウト。インスペクター事件の際にはゲート周辺にてインスペクターやアインスト相手の戦闘に幾度か投入さえ実働データを収集した。
インテリオル・ユニオンが開発した試験用MS。メリクリウスとは兄弟機となる。全長18.3m。
こちらはメリクリウスと違い遠距離戦を想定して設計されている機体である。
新型のビームキャノンとそれを扱うためのビームジェネレーターを搭載しており、その試験とデータ収集が目的である。
なお武装はこのビームキャノン一つのみである。
この新型ビームキャノンは既存のビーム兵器よりも高い威力を誇り、なんと単純な威力では大洋のメガバズーカランチャー以上のものを持っており、連射も可能。
更にビーム出力を絞ることでロングレンジビームライフルやビームマシンガンのように使用することも可能である。
またこれを扱うためのビームジェネレーターは機体動力のためのジェネレーターとは別に用意されており、機体の背部に装備している。
ビーム使用時には背部ジェネレーターのカバーが展開され、排熱される仕組みとなっている。
欠点としては搭載兵器がビームキャノンのみだということと、ビーム使用時には背部ジェネレーターへ専用ケーブルを接続し、エネルギー供給を行わなければいけない点である。
このため供給ケーブルが切断された場合はビームキャノンを使用できなくなってしまう。
このため前衛機となるメリクリウス、または護衛機との連携が必須と言える。
メリクリウスと共にインスペクター事件の際にデータ収集を目的に実戦に投入された。
414: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:19:13
インテリオル・ユニオンが開発した量産型MS。全長は18.3m。
元々はMD(モビルドール)システムという無人機運用システムに合わせて開発された無人機であった。
しかし、ハッキングやECMなどによる無力化を恐れた軍上層部が有人機仕様の開発を指示したため無人機仕様と指揮用の有人仕様が存在する。
機体コンセプトは強力なバリア、強力な火力を両立させた無人機。
試験機であったメルクリウスとヴァイエイトの特徴を合わせ平均化させた機体と言える。
右腕部がビームキャノンと一体化しており、右肩に機体動力とは別のビーム用ジェネレーターが搭載されている。
これはヴァイエイトで試験運用された物の小型デチューンモデルである。
ビームキャノンは威力は低下したがスリム化され、扱いやすくなり、肩部には同じく小型化されたビームジェネレーターが搭載されている。
ビームキャノンと専用ジェネレーターのエネルギーパスの兼ね合いから右腕部はビームキャノンと一体化している。
左腕部は通常の五指型マニピュレーターであるが、左肩部にはプラネイトディフェンサー(PD)が搭載されている。
PDジェネレーターは四基のみだが、正面をカバーする分にはこれで十分とされた。
また同型のビルゴを同時多数運用することが前提となっているため、バリアの規模を拡大したい場合には同型機のPDと合わせて運用すればいいと結論付けられた。
このため基本は三機のビルゴを小隊運用することにより死角をなくしている。
装甲材はガンダリウムγを使用。新西暦世界より流れてきた技術も合わさり従来のガンダリウムγよりも頑強性と耐熱性が向上しており、また精製コストも下がっている(これは装甲材の変化というよりも重力制御技術を用いた精製技術の向上が大きい)
このため無人機含めた量産機への大々的な使用が可能となった。
本来武装はビームキャノンとPDのみであったが有人仕様も作られるに当たってビームサーベルを有人仕様に限り装備することとなった。
搭載箇所は左腕の手首内。使用する際に手首からビーム発生器が飛び出してくる形となる。
そのまま手首に内に搭載したままビームサーベルを発生させることも可能である。
また片腕が武装と一体化しては使いにくいという声からビーム砲と一体化している右腕部そのものを通常の五指マニピュレーターへと変えた機体も存在する。
この場合の武装は他のMSが運用している武装を流用することになっている。
テスラドライブも搭載されており、空中戦も可能。しかし、あくまで陸戦MSを母体としているため飛行戦適性は低い。
そのため制空権獲得は素直にトーラスなどの可変系MSや飛行AMなどに任している。
インスペクター事件後に完成し、生産が開始され今までの主力機であったゼクアインから徐々に変えられていった。
バルトール事件では初期生産ロットの機体が活躍しており、無人機対無人機という構図が度々見られた。
修羅の乱からは本格的に生産が開始。無軌道・無秩序に暴れまわる修羅相手に数を用意でき、被害をそこまで気にせずに済む無人機仕様のビルゴは防衛から鎮圧にと幅広く役立つこととなる。
続く統一事変においてはクーデター部隊側は事前に奪った機体同士による戦闘が行われた。
正規軍使用の黒いビルゴとクーデター軍の赤茶色のビルゴの激突は多くの戦場においてみられる光景であった。
怪獣戦争では統一事変におけるダメージを引きずりながらも共食い整備をしながらインド洋、太平洋、大西洋、南極海と幅広い戦場において、持ち前の大火力を活かして戦った。
この際クーデター軍との戦闘が終わって間もなかったため正規軍仕様のブラックカラーに混じり、再塗装される間も無く赤茶色のクーデター軍仕様も戦線に投入されるなど、各地で今まで戦っていた機体同士が肩を合わせ戦っているという奇妙な絵面を作り上げていた。
封印戦争の頃にはビルゴを強化したビルゴⅡがロールアウトしていたため、そちらへ徐々に改修中であったため、ビルゴⅡとビルゴの混合部隊によって運用されていた。
415: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:19:53
ユーラシアが運用する。ビルゴを強化改修した機体。全長18.5m。
主に汎用性の欠如と近接戦闘能力の向上、運動性・柔軟性の改善を目的として強化がされた機体。
基礎設計はそのままに大型スラスターを装備したバックパックを追加で背部に搭載。
この際右肩に搭載されていたビームジェネレータ―も同バックパックに搭載する形となったため、背部バックパックは大型のものとなっている。
このビームジェネレーターはビームキャノンを使用しない際にはその出力が機体出力やバックパック出力へと変換される機能を有しており、機動戦時には高い機動性を獲得している。
これと搭載されているテスラドライブを合わせることにより、ビルゴの時には苦手であった大気圏内飛行能力も改善している。
反面推進剤消費量の増加にも繋がるため高機動戦メインの場合はバックパックへ使い捨て式のプロペラントタンクを装備することが推奨されている。
またトーラスやスコーピオなどの可変系機相手には流石に加速性や最高速度の問題から分が悪い。
右腕部は通常の五指マニピュレーターがデフォルトの設計となった。
これはビームキャノンと一体化していたビルゴでは汎用性と近接戦闘に難があったため有人仕様ではパイロットから度々改善報告が出されていたためである。
また右肩部にあったビーム用ジェネレーターも背部のバックパックに移設したため、ここへは左肩部同様四基のPDジェネレーターを装備することになった。
これにより左右合わせ八基のPDジェネレーターを使用可能となったため、単機で機体の全方位を包むことが可能となっている。
腕部一体化式であったビームキャノンは取り回しがしやすい携行式メガビーム砲に変更された。
通常のメガビーム砲として使うことも可能であるが、使用する際に背部バックパックのビームジェネレーターとケーブルを繋げることによって機体のジェネレーターと合わせ二基分の出力を威力へと変換できる。
このため使い勝手は悪くなったがビーム砲の威力向上に成功している。
メガビーム砲以外では通常のビームライフルとビームサーベルが標準搭載されている。
ビームサーベルは肩部に装甲内へと収納されている。
またその他のMSの武装も流用することが可能なためビルゴと違い多様な武装を使用できるようになった。
統一事変前にロールアウトされ、先行生産された機体が政府軍側の戦力として対WLF戦や国境無き世界戦へと投入されている。
総合的に無人機から有人機寄りに強化された機体になったと言える。
パイロット達からの評判は上々であり、順次ビルゴはこのビルゴⅡへ改修が進められている最中である。
ユーラシア連邦軍兵器開発工廠が設計した可変系航空MS。トーラスの後継機として開発された。全長20.5m
ビルゴから得られたデータや新技術などを投入して開発された可変系機。
可変系機としてはこれといった新たな試みは行われていないが、近接戦闘に長けたMS形態と機動性に長けたMA形態へと変形する。
装甲材はガンダリウムγを使用。テスラドライブを搭載することにより、トーラス同様機動の安定とGの軽減に成功している。
武装は標準的なビームライフルとビームサーベル。このライフルには銃身の下にビーム銃剣発生器を取り付けているため、簡易な遠近両用兵器としても使用が可能である。
ビルゴの同様のプラネイトディフェンサーを八基搭載。これによりトーラスに足りなかった防御力を改善している。
また内蔵式のミサイルポッドも搭載。MS・MA形態問わず多数のマイクロミサイルを使用可能となっている。
また背部へ取り外し可能なヒートロッドも装備している。MS形態では近接装備として使用可能であり、MA形態でも尾のような形ですれ違いざまの斬撃兵器として使用可能となっている。
反面マイクロミサイルやプラネイトディフェンサーを搭載するためのスペースを作るためトーラスよりも大型化されている。
これらの他にも既存の各種兵装を流用することが可能であり、ビームライフルや大型レールガン、ガンポッド、ビームカノンなど多様な兵装を使いこなすことができる。
有人仕様以外にもMDシステムを搭載した無人機仕様も開発されており、有人機を指揮官にした小隊運用がなされている。
統一事変の際に先行生産型がロールアウト。続く封印戦争時に正式量産仕様がロールアウトし、徐々にトーラスと代替えされていった。
416: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:20:39
ドゥカーフ・メカノインダストリー社が開発した大型MA。全高48.7m。全長50.4m。ザムザザーとユークリッドの後継機にあたる。
六足になったザムザザーといった見た目。開発は、アドゥカーフ・メカノインダストリー社。
L5戦役以降旧式化が進むザムザザーとユークリッドの代替え機として開発された。
コンセプトは自前で近接戦闘可能な後方支援機。
開発にあたってザムザザーでも可能であった、防御力と火力を用いて敵中突破という戦術はファフナー系特機の方に引き継がれることになる。
見た目は六足になり、正面に二門のビーム砲、後方に内蔵式のミサイルランチャーを追加したザムザザー。
テスラドライブも搭載しているため、自然な形での浮遊と機体安定を実現させている。
それぞれの格闘戦クローは折り畳み式アームとなり、近接戦闘距離の増量に役立っている。
クロー自体にはビームガン兼ビームサーベル発生器を搭載。これにより掴んだ相手に直接ビームを撃ちこむことが可能である。
クローそのものもヒート化可能であり、単純な膂力や頑丈性を含め非常に強力な近接兵装となっている。
防御機構には陽電子リフレクターの代わりにプラネイトディフェンサー(PD)を採用。
これはリフレクターよりも柔軟に、尚且つ広範囲を防御可能となるためである。
ザムザザーでは弱点であった下腹部に合計24基が搭載されている。
ザムザザーでは四つの脚部に搭載されていた大型ビーム砲は撤廃され、代わりに機体上部正面に搭載されたビーム砲へと変った。
これはビルゴにも搭載されているビームキャノンをMA版として手直し・強化したものであり、単純な威力ではヴァイエイトのビームキャノンクラスのものとなっている。
これだけの威力を実現さられた理由は技術の進歩もさることながら、ザムザザーでは四つに分けられていたビーム砲のエネルギーを二門のビーム砲に集中させたためである。
このためユークリッドが行っていた後方からの火力支援に関しても問題のない運用が可能となっている。
また後方に内蔵されているミサイルランチャーにはマイクロミサイルを採用。
多数のミサイルによる牽制及び多数目標への攻撃に使われる。
ザムザザーでは採用されていた機体側面の低圧砲は撤去。DC戦争やL5戦役ではこれと言って使う機会がなかったことと、エアロゲイター機のようなバリア持ちには効果が薄かったためである。
機体脚部上部に設置された武装へ引き続き採用。対空機関砲から威力の高いレールガンへと変更された。
これはバリア持ちの敵を相手にすることを予想して貫通力や威力を重視したためである。
また足が六基に増えたため、武装数も増え合計六門となっている。
操縦はザムザザーの頃から変わらず三名。
これは多種多様な兵装を扱う必要があるため、パイロットの負担をかんがみて搭乗人数を増やし役割分担させ、疲労を軽減させることを狙ったためである。
総評すると遠近に隙の無い強力な機体へ仕上がっている。
その分コストも増加したのだが、二種類の兵器のラインを一本に絞り込むことができたため、機体コストとはまた別の方向でコスト削減に成功し、生産自体には問題ないレベルへと落ち着いている。
整備性に関しても二種類の別々の機体を整備していた時と比べれば、一機種のみを整備すればいいので前よりは楽になった報告されている。
L5戦役以降に開発が進んでいたがインスペクター事件当時はOG世界の情勢とインスペクターやアインストへの対処を優先した結果一旦開発が遅れることとなった。
このため先行生産型がロールアウトされたのがバルトール事件の際と遅くなってしまっている。
修羅の乱以降に正式量産型がロールアウト。徐々に生産されていきザムザザーやユークリッドと代替えされていった。
417: トゥ!ヘァ! :2018/04/22(日) 23:23:09
投下終了
量が多いのは別で書いていたトールギス系と一緒にしたため。別々にすればよかったかな?
一部にフロントミッション系企業を混ぜたものが登場。
バレストロ&バザルトはバレストロとバザルトと一緒にした企業。こちらはどちらもイタリア系。
ナクソス・シュネッケはナクソスとシュネッケ。こちらはオーストリア系とドイツ系。
444: トゥ!ヘァ! :2018/04/23(月) 00:46:22
411の・リーオーの修正
後にB&B社はリーオー開発で培った技術を使い、後継機であるサーペントを開発。
しかし開発時に設計図データが秘密裏にクーデター派に流出(実際に設計図をコピーされた)
その後B&B社による正式なお披露目を待たずにクーデター軍が量産したコピーサーペントが統一事変にて大々的に運用されてしまい、その結果政治的な意味合いから主力機コンペに出す前に泣く泣くボツとなる悲劇の機体になってしまった。
↑
から
↓
コンペでゼクアインに敗れた後に、保管していたデータを秘密裏にクーデター派がハッキングして入手。
その後データを手に入れたクーデター派が独自に生産。量産されたリーオーが蜂起の際に運用された。
に変更。
最終更新:2018年04月26日 11:03