436: 影響を受ける人 :2018/05/02(水) 00:05:25
提督憂鬱 戦後夢幻会 yukikaze様支援SS

注意事項
※ご都合主義です。
※資材・燃料・時間都合なんて、ネタの前では無駄無駄!!
※yukikaze様の戦後夢幻会ネタを使用した作品となっています。
※戦艦武蔵が、何とか帰還できて修復が済んだ状態となっています。
※アメリカにもご都合主義が起きております。
※大艦巨砲は好きか? 私は大好きだ!!

【史上最大の砲撃戦。もしくは凶龍共の宴‐Ⅱ】



【モンタナ】【大和】が同時に砲撃を敢行し、次いで【武蔵】【アイオワ】【ウィスコンシン】。
少し遅れて【ミズーリ】【ニュージャージー】、最後に【長門】【陸奥】。
それぞれの獲物を狙い撃ち放った砲弾は、ものの見事に外した。
初めて相対する敵の大きさに対し【大和】【武蔵】は全弾遠くに飛んでいき、【モンタナ】も同様に遠くに落着した。
その他の戦艦が放った砲弾も同様に。

ちなみにではあるが、雪風の幸運は相変わらずで。
前衛を務めていたが・・・ここら変も本筋と変わらず同様だったので割愛する。
ただアメリカ海軍の士気が【モンタナ】の存在により向上しており、日本海軍は【最上】【青葉】が撃沈されてしまった。
引き換えに敵前衛隊を壊滅させることに成功するも、敵軍の激しい戦意に日本海軍は戦慄した。

「こいつ等は、今までのアメリカ海軍じゃない!」
「気を引き締めろ! 油断すれば一気に食われるぞ!!」

そこかしこで気合を入れなおす将兵達。
今でも気の抜けない戦闘であったが、今日の敵は今まで以上に難敵であると思い直したのだ。
対して相変わらずの、日本海軍御家芸である夜戦能力の高さに戦いていた。

「あいつらやっぱり人間じゃねぇ!!」
「こっちはレーダー便りだってのに!?」

砲撃戦の応酬は激しく、双方共に戦艦の援護に回りたいのに廻れないという状況。
完全な膠着状態となっていた。
対して戦艦同士の砲撃戦はと言うと・・・
【モンタナ】の砲弾が、着実に【大和】に命中し出していた。
いかに練度が高い【大和】とはいえ、砲弾の重量差から来る装填速度の差はいかんともしがたい。

それでも負けじと【大和】砲撃して、何とか狭差を得る段階まで来ている。
次は命中する。いかに大型艦とはいえ、大和型戦艦の砲撃を喰らえば勝てると信じていた。
しかし、【大和】艦橋では【モンタナ】の底知れぬ気迫が感じられていた。
それもそのはず。【モンタナ】の乗員は、戦艦【マサチューセッツ】に乗り込んでいた者たちなのだから。
【武蔵】の最後っ屁を喰らった【マサチューセッツ】は最終的に自沈。

失いはしたが、生き残っていた乗員全てが退艦するまでの時間は有った。
上官を失った彼等は、そのまま【モンタナ】に乗り込み、リベンジの為にここまでやってきたのだ。
夢幻会の活躍により、人的損失が馬鹿にならなかったアメリカ海軍には、暇になる乗員などいない。
新たな乗艦を与えられた彼等は、今まで見た事も無い巨体の戦艦に感動し。
限られた時間で習熟しなければならない現実に涙した。

それでも彼等は努力を怠らず、懸命に操作に慣れていった。
取りあえず対空砲座が一切ないのでその為の人員を割く必要が無い。
さらに索敵用の水上機すら積んでいないので、余った人員はダメージコントロールに回した。
ある意味、極限までダイエットしている様なもの。

だから、【大和】の砲弾が命中しても火災は殆ど起きない。
しいて言うなら、浸水と回線の回復に努めるだけ。
思ったよりも【モンタナ】は撃たれ強い戦艦に仕上がっていた。
互角ともいえる撃ち合いをしている【大和】と【モンタナ】であるが、【武蔵】と【アイオワ】【ウィスコンシン】の戦いは・・・終始アメリカ側が優勢。
40cm砲を6基18門もの集中乱打は、流石に【武蔵】には堪えた。

437: 影響を受ける人 :2018/05/02(水) 00:07:02

更に【長門】【陸奥】を相手にしている【ミズーリ】【ニュージャージー】は、速度差を生かして翻弄。
無駄弾を消費させつつ時間を着実に稼いでいた。
次第に焦りを募らせる日本海軍に対し、アメリカ海軍は着実に、堅実に攻める。
【武蔵】は途中から【アイオワ】に狙い変えて砲撃しているが、スリガオ海峡海戦で苦しめられた戦法をここでもやられていた。

【アイオワ】が回避に特化すれば、【ウィスコンシン】が砲撃に特化する。
【ウィスコンシン】が回避に特化すれば、【アイオワ】が砲撃に特化する。

堅実にルーチンをこなす二隻の戦法に、一度打ちのめされた事のある【武蔵】はどうする事もできない。
あの時は【鈴谷】【熊野】が強引に警戒線を突破し、果敢に戦艦群に突撃してくれた隙があった。
しかし、今回はその期待は持てそうにない。
いまだ護衛艦同士の戦闘が続いており、こちらに意識を割く余裕はのなさそうなのだ。
窮地に陥っている事を知った【長門】【陸奥】は【ミズーリ】【ニュージャージー】を躱そうとする。

しかし速度差により、簡単に行かしてはくれない。
誰かが悪態をつくが、状況が好転する事は無い。
着実に【大和】【武蔵】の二隻の戦闘能力は削られていっているのだ。
今なお、二隻の主砲に不具合が起きていないのが奇跡と言える。
アメリカ海軍が「これは、行けるのでは?」と思った時だった。

いきなり【ニュージャージー】の艦尾から水柱が吹き上がったのは。
二隻を攻撃したのは重雷装艦【北上】。彼女の放った魚雷が見事に命中したのだ。
と言っても、命中させる眼にはなったわけではない。偶々、偶然にも命中しただけ。
敵軽巡洋艦を狙った雷撃の一部が、そのまま直進して【ニュージャージー】に命中したのだ。
【北上】は全ての魚雷を失った後、囮となるべく突撃。駆逐艦三隻を撃沈して、軽巡洋艦一隻を中破させる健闘をして波間に沈んでいる。

【ニュージャージー】はスクリューが破損し、舵が歪な形で固定されてしまった。
その方向は戦場から離脱する方向。徐々に離れて行く僚艦に【ミズーリ】は慌てた。
これを好機としてとらえた【陸奥】は、【ニュージャージー】を無視して【ミズーリ】に接近していく。
既に第一砲塔が損壊し、第四砲塔が旋回不能になっていたが幸い火災は起きていない。
決死の突撃に【ミズーリ】が慌てて【陸奥】に攻撃するが、もちろん命中する事は無い。

後部砲塔のみで牽制しているが、【長門】の砲撃を無視できるわけではない。
何よりも【陸奥】は、不退転の覚悟でもって迫ってきていた。
此方を無視するなとばかりに【陸奥】は第二砲塔だけで攻撃する。
次第に攻撃が当たる様になってくると、もう無視は出来ない。
【陸奥】を葬るべく、【ミズーリ】は全火力で迎え撃打つことに決めた。



以上です。
かなりのご都合主義で物語が進んでいます。
最終更新:2018年05月06日 12:18