435: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:32:13
OGクロス 財団残党

〇財団残党

統一事変(アナザークライシス)時にクーデター組織国境無き世界に与した秘密結社財団の生き残り。
同結社は統一事変においてその主力を喪失。主要幹部も軒並み戦死するか政府軍に捕縛されたため組織としては瓦解した。

しかしその後に起きた怪獣戦争のドサクサに紛れ一握りの主要幹部が逃亡。
南米本部のデーターベースにすら記載されていない文字通りの意味での秘密基地へと逃げ込んだ。
その後は勢力としては大幅に衰退したが、各地の秘密基地へと分散し、貯蓄されていた隠し資産と持ちだされてきた技術を飴としWLFには参加していなかった地方組織とでも呼ぶアウトローたちを味方につけ、勢力回復に努めようとしている。

封印戦争時にはグラスマン大統領死亡後に新西暦(OG)世界にて一時期大きな影響力を得ていたガイアセイバーズに接触。
末端であるがパイプを得ることに成功している。
この時点では仮繋ぎ程度であり、これといった交流も行われていなかったが封印戦争終盤にガイアセイバーズの悪行が公表され、形勢不利をと見た一部人員が手土産を持ち連邦兵に偽装しながら秘密裏にCE世界へ逃亡。
その後は仮繋ぎのパイプを通して財団の残党へと囲われた。
このためマシンセルやラズナニウムの正規品やガイアセイバーズで運用されていたキャニスや量産型ジンライなどのデータまでドサクサ紛れに持ち込まされている。
またウェンディゴの設計図、フラットフィッシュの細胞、AI0のデータなど廃棄されていたが故に管理が杜撰であったものもおまけとばかりに持ちだされており、財団残党は組織復興の土台と言えるものを手に入れた。

ある意味この時期が彼等逃亡幹部の絶頂期であり、そして最後の歓喜であった。
以降技術や戦力をアウトロー組織へと売り出し、多額の資産を手に入れ、それを基に組織の立て直しを行っていた。
しかし、ある時を境に突如兵器開発の管理AIが暴走。残存幹部の大半を秘密裏に粛清し、組織の実権を握る。
粛清実行直前までに幹部達に一切悟られず、更に粛清後にも下の人員には殆ど気づかれず組織の運営を続けているなどそれはAIの暴走と呼ぶには余りにも手際のよいものであり、それはまるで人間の魂が乗り移ったかのような行動であった。

この財団残党が実質一つの管理AIに掌握されていたという事実は地球圏防衛戦争時(デュアルインベーダーズ)に唯一生き残っていた逃亡幹部を火星の未完成セーフティハウスにて確保(というよりもフォーリナー・ゼントラン襲撃時だったため実質保護)された際にようやく発覚した。

管理AIは代表と名乗り、組織の窓口を一本化。亡命ガイアセイバーズが持ちだしてきたマシンセルとラズムナニウムを積極的に使いだし、様々な兵器の開発と生産。そしてあうとろー組織へ提供し始める。
またその二つを用いて独自の自律型自己修復金属細胞ナノメタルを開発。これを用いた新たな兵器開発を繰り返していく。

地球圏防衛戦争(デュアルインベーダーズ)時には多数の兵器をアウトローたちへとばら撒き、世界各地で新たな火種を作り出してだしていた。
その最中にフォーリナー、ゼントラーディーの地球圏襲撃が発生。政府もテロリストもお構いなしに被害が拡大していく最中には無差別に無人機をばら撒き戦乱を加速させた。

しかし、フォーリナーやゼントラン、連合の攻撃などもあり各地の拠点が次々と陥落し、協力組織も壊滅していくなか、戦争も半ば過ぎにて火星にて捕縛された逃亡幹部の証言により総本部が突き止められ、鋼龍戦隊や連合の特務艦隊に襲撃される。
その際にナノメタルを使用し、拠点そのものを機械生体要塞と化し、イレギュラーの集合部隊と言える鋼龍戦隊と特務艦隊を抹殺しようと試みたが逆に返り討ちに合い、ここに財団は残党含め壊滅した。

436: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:32:56
拠点の多くは偽装されており、一見してテロ組織の施設には見えないようにされている。
主だったところではアイスランド沖に浮かぶ人工島(平時は何の変哲もない喉かな島)、北太平洋に浮かぶリゾート島、タクラマカン砂漠地下の秘密基地、月面地下の秘密工場。
これ以外では似たような偽装がなされた小規模拠点が宇宙地上問わず地球圏各地に存在していた。また木星圏と火星圏において都市部に紛れる形で少数の避難用セーフティハウスが整備中だった。

怪獣戦争後に連合各国により各地に点在する財団の残存拠点炙り出しと制圧は進められていたが、封印戦争時の混乱のせいで予定より遅れる羽目となっている。
また捕縛した財団幹部への取り調べにおいても、末端の拠点まで把握していたわけでなく、更に怪獣戦争の際に壊滅した拠点や財団残党により新たな設置された拠点の出現などにより連合各国の調査局とのイタチごっこが続いていた。
主要な秘密基地においても捕縛した幹部の管轄外であったため、余り有益な情報は得られず仕舞いに終わる。
最もこれら秘密基地において逃亡した幹部の管轄だったため、発覚しなかったという理由もある(その幹部もその後の代表による粛清により死亡している)

437: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:33:28
〇ナノメタル
マシンセルとラズムナニウムを掛け合わせ、CE世界独自のナノマシン技術も注ぎ込んだ末に開発された新型の自律型自己修復金属細胞。
元々財団が研究していたものの一つであったが、クーデター決起が早められた結果完成せずに終わった。
しかし、残存幹部が研究データを持ち込み秘密基地の一つにて研究が続けられていた。
そこへ亡命ガイアセイバーズがもたらされたマシンセルとラズムナニウムの正規品を組み込み完成させた。

マシンセルやラズムナニウムと違う点はナノメタル単体が電力を精製することにより、自己変化や自己再生におけるエネルギーロスの軽減に成功している。
このため機体に使用されているナノメタルの数が多ければ多いほど精製電力が向上していく。
有機体にも浸食可能であるため暴走しがちな生体兵器へと制御用に打ち込むことも可能。

自己進化機能はマシンセルやラズムナニウムほどの物は持っていないが、自己適応・自在変化能力は群を抜いており、その時々に応じた形態への瞬時変化を可能としている。
このため実弾、熱量兵器の両方に対する高い耐性を手に入れている。

切り札は極力隠しておきたい主義である代表の意思により基本的に財団直属の戦力にしか使用されていない。
使い捨ての量産兵器や協力関係にあるテロ組織やアウトロー組織に供与する機体については型落ちとなったマシンセル及びラズムナニウムを使用している。

欠点としては精製に多量の電力が必要なことと、浸食速度が遅いため実戦における敵への打ち込みとそれによる瞬間的な浸食と乗っ取りが望めない点である。

代表がクーデターにて財団残党の実権を握った後に研究が進み開発された代物のため、ナノメタルの詳細は下部財団員には伝わっておらず、単純にマシンセルやラズムナニウムの改良版としか伝えられていない。
ナノメタルの詳細を知っているのは代表ただ一人である。

スパロボ的にはナノメタル:実弾とビーム兵器に関してダメージ軽減1000といった感じ。
おまけにHP回復大がついてくる。

438: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:34:08
〇死神部隊
電脳人間と言われる人の意識を電子化させたAIを搭載した自立思考型無人ACのみで構築された部隊。
詳しくは優秀なエースパイロットの遺伝子を掛け合わせ生み出したクローンに強化措置を施した者の意識を更に電子化させた存在。

高い操縦技術と戦意を維持しながらも肉体の枷に縛られないある種の理想の兵士を体現している者達である。
以前より財団にて研究されていたものを代表が完成させた代物。

代表直属の秘匿部隊であり、一般には秘匿されており、財団の一般員や協力関係にあるテロ組織にすらその存在は明かされていない一種の亡霊部隊。

J、K、D、Nの四名により構成された小隊であり、その目的はイレギュラーと呼ばれる規格外の人間を探し出し抹殺することである。

専らそんなイレギュラーが大勢所属している鋼龍戦隊や特務艦隊、各地のエースが複数所属している部隊などにちょっかいをかけ、可能ならそれを抹殺している。
そして彼等にはそれが出来るだけの十分な力量を備えている。
具体的には鋼龍戦隊に幾度も喧嘩売って帰還できるレベル。

しかし、多勢に無勢で更に歴戦の強者相手に徐々に櫛の歯を欠けさせていく如く脱落していく。
後にA、C、E、Zと追加の人員が加えられたがそれらも合えなく壊滅。
その後更にMと称する人物が追加で加盟。しかし、最後にはJと共に代表の元から離反。独自の行動をとった末に撃破されている。

後に連合にて同名の対テロ部隊が創設されるが、その関連性については不明である。


  • J 
死神部隊隊長。冷静沈着な男のようだが、根っからの戦闘狂でもある。
精鋭揃いの死神部隊でも群を抜いた腕前を誇っており、彼の実力に関しては皮肉屋の代表も何ら不安を抱いていない。

基本は代表の命令に忠実だが、皮肉で返すこともあるあたり、完全に従っているわけではない模様。
事実最後には代表の命令を無視し、自らのオリジナルと言える人物の決着を優先させた。
その際裏切り防止用のセーフティとして自爆装置が作動するが、無理矢理機体から取り出し、事なきを得た。えぐり出した際と装置が爆発した際のダメージはナノメタルにより修復されている。


  • K
遠距離戦闘を得意とする死神部隊の二番機。部隊唯一の女性人格。
一対一の戦闘に独特の美学を見出しており、他人や無人機からの介入を嫌う。
それが邪魔された場合は例え味方であろうと容赦せず牙をむく。


  • D
死神部隊三番機。Kとは対照的に堅実な戦術を好む人物。
機体アセンはいわゆるタンクタイプであり、多数の無人機と連携しながらも効果的な攻撃を叩きこんでくる。


  • N
死神部隊四番機。部隊の中ではJに次ぐ腕前を持ち、近接機動戦を好んで仕掛けてくる。
死ぬことへ独特の価値観を持ち、仕掛ける際に必ず相手に一言通信を入れる。


  • A
大洋連合のエース、アムロ・レイの遺伝子データを基に形成された電脳人間。
尊大な性格をしており、それに相応しいだけの腕前も持つ。高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対応することを得意としている。
最後にはオリジナルであるアムロを超えようと戦いを挑んだが、及ばず撃破された。


  • C
シャア・アズナブルの遺伝子データを基にキャスバル、クワトロ、フロンタルの遺伝子データも混ぜ合わせた電脳人間。
達観的で冷静な性格をしており、勝つための手段は選ばないタイプ。
ジョニー・ライデンと戦った際に彼から中身がないと言われ、そのまま撃破される。


  • E
エルザム・V・ブランシュタインの遺伝子データを基にライディ―スやマイヤーなど彼の家族の遺伝子データも混ぜあわせ形成されている電脳人間。
性格はエルザムというよりもマイヤー寄り。

冷静で視野が広く、味方の支援に徹していた。
最後は撤退する味方を援護するために殿として一人残り、鋼龍戦隊の前に散った。
ある意味最も武人らしい性格の電脳人間であった。


  • Z
ゼンガー・ゾンボルトの遺伝子データを基に作り上げられた電脳人間。
近接格闘戦のプロフェッショナルで口数が少ない。
鋼龍戦隊のブリットとの一対一の戦いを行い、彼に敗れて散る。
ブリットからはゼンガーの偽物扱いされたものの、潔く手強い戦いからオリジナルとまた別の武人として評価された。

439: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:35:04
〇協力組織
財団残党と協力関係を構築している組織。
元々WLFにも参加していなかったところばかりのため、それほど強力な組織は存在していない。
しかし、戦後になり怪獣戦争のドサクサ紛れに流出したWLFや財団の戦力や技術を拾い上げ、上手いこと勢力を拡大した者達も存在しており侮れる存在ではなくなっている。

だが多くの組織は連合と小競り合いを続けていた中でフォーリナーとゼントラーディーの侵攻に際し、彼らの見境のない攻撃により壊滅しており、生き残っていた比較的大勢力な組織も鋼龍艦隊との戦いにて壊滅した。


  • パーフェクト・ピース・ピープル(PPPまたはP3)
通称ピーキューブ(PPP) 兵器廃絶による世界平和を叫ぶ政治団体。
宇宙人や怪物の襲来に際し、そのような場合ではないと一蹴され世間からろくな相手をされていなかった小規模組織であったが、近年新たな指導者に率いられ急速に勢力を拡大している。
現指導者の名前はビクター・ゲイツ。彼の正体は元財団幹部であり、組織内の政治抗争に敗れ行方をくらましていた人物である。
WLFや国境無き世界のクーデターには参加せず、静観していたが戦後になり活動をし始めた。
弱小政治団体であったPPPを乗っ取り、怪獣戦争のどさくさ紛れに流出した財団の人員やクーデター派の秘密製造プラントを手中に収め活動を開始。
平和を隠れ蓑に戦力を蓄え、財団に成り代わり世界の紛争を裏からコントロールしようと企んでいた。

途中かつてのパイプを通して財団残党から接触され、彼らの製造する兵器も買い取り戦力を増やしていた。
内心ではそのうち財団残党も自らの手で乗っ取る腹積もりであった。

しかし、DG同盟を始めとする裏社会の善玉組織に裏で行っていた兵器売買やテロリスト派遣なども悪行を世間にばらされ仕方なく武装蜂起。
その後は財団残党の秘密基地に身を寄せ各地でテロを行っていたが、徐々に戦力をすりつぶされ、最後にはビーハイブファミリーと共に鋼龍艦隊に叩き潰されることとなった。
その際指導者であったビクター・ゲイツも死亡している。



  • ビーハイブファミリー
近年急速に勢力を伸ばし始めた宗教組織。
クイーンと呼ばれる教主とそれを支えるキラーと呼ばれる男性が中心となり作り上げられた。
表立ってはPPPのように世界平和を求める宗教として声明を発表しているが、その実体は信者からお布施の名目で資金を募り、更に裏では人身売買や麻薬の製造と販売、違法なジャンク売買に手を染めるカルト集団。
という対面で作り上げられたキラー個人が設けるための集金組織である。

教主であるクイーンはそのことを知らず、その下の信者たちにもキラーの内心は知られていない。

組織としてはトップをクイーンと補佐役のキラー。実行部隊責任者のキング。そして働き蜂であり、犯罪実行要員であるワーカーと戦闘専門要員であるソルジャーによって構成されている。

取りあえず思いつくだけのメジャーな犯罪の大多数には手を出している真っ黒も真っ黒な外道組織であり、カルト宗教にありがちな狂信的な信者と合わせて裏表問わず多くの組織が手を焼いていた。

また同じ理想を追い求める同志という関係でPPPとの繋がりもあり、更にPPPを通して財団残党ともパイプを構築している。

このため一カルト教団とは思えないほどの充実した軍事兵器の装備が可能となった。

各地で小規模なテロを繰り返していたが最後にはPPPと共に鋼龍艦隊に叩き潰された。

440: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:35:36
  • ラ・インデラ
国際テロネットワーク組織……としてかつては名をはせていた連中である。
しかし、そのネットワークを下部組織事WLFに乗っ取られ事実上吸収合併をくらい消滅していた。テロリスト業界も世知辛いと言うことを表した組織であった。

今現在ラ・インデラの名前で暴れているのはWLFへの合流を拒み出奔した一部の幹部が率いていた一派がWLF崩壊により流出した人材と兵器を逆に吸収し復活させた組織である。

このため現在の構成員の多くは元WLFの下部人員となっている。
組織の再編が終わった封印戦争以降に本格的な活動を始め、各地の残存反動組織やマフィアなどと手を組み、そこへ実行員としてのテロリストを派遣している。
所謂裏社会の人材派遣サービスである。

しかし、少々派手にやりすぎたため、連合当局から目を付けられ積極的に狩り出されるようになった。
PPPやビーハイブファミリーの悪行が中々表に出てこなかったのはラ・インデラの陰に隠れていたことと、一部発覚した不祥事をラ・インデラの仕業に偽装していたためである。

このためPPPやビーハイブよりも先に集中的な攻撃をくらうこととなり、フォーリナーやゼントランが地球へ攻め込んでくる前に組織としては壊滅した。
残存の人員は財団残党の下部人員として吸収されている。



  • 亡命ガイアセイバーズ
新西暦世界(OG)において一時期大きな勢力を誇っていたガイアセイバーズの生き残り。
とは言えその実体は一握りの人員が封印戦争の途中に同組織を見限り連邦兵に偽装した上でCE世界へ逃亡してきた連中の集まりである。このため人数は30人程度と極少数。
目立つわけにもいかなかったため、艦艇や機動兵器の類も保有していない。

逃亡してきたはいいが、政府間の繋がりが強くなった昨今連合へと亡命するわけにもいかず、現役時代に築かれていた細いパイプを伝い財団残党と接触。
持ちだしてきたデータやサンプルを元手に彼等に取り行った。

その後は財団残党の下で中堅幹部としての地位を手に入れていたが最後には総本部へと攻め込まれ、地下施設突入前の戦闘により壊滅。合えなく全滅した。

441: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:36:13
〇財団残党運用兵器


  • ライジン
全翼機を繋げたような外見を持つ大型兵器。国境無き世界蜂起の際にも多数運用されている。

迎撃用のレーザーキャノンや機銃、ミサイル、投下爆弾など多数の武装を搭載しており、小さな空中要塞とも言える兵器。
無人機UNAC(ユーナック)も搭載しているが、どちらかと言うと母艦というよりも武装プラットフォームという性質が高く、搭載数は多くない。
大型のレーザーキャノンを内蔵しており、使用時には機体上部へとせり出してくる。
非常に高い威力を誇り、対特機・対多数を想定している大軍用兵器。

統一事変では多数がクーデター側に供給され、政府軍側と激戦と交わした。
財団残党では地下へ潜っている関係上余り多くは運用されていないが、大規模拠点防衛の際に迎撃へ出してくる。



  • TypeD No5 デバステイター
財団が開発していた大型兵器。全長は50m。
対特機用兵器として開発された機体であり、見た目に寄らず高い運動性を持っている。
武装も肩部ミサイル、指部レーザーキャノン、腕部内蔵大型グレネード、背部内蔵大型ミサイル、膝部大型プラズマキャノン、胸部拡散レーザー砲など高火力なものを多数装備しており、火力投射量においては大型戦艦にも比肩する。
しかし近接戦闘力を欠いていたため、接近された場合は対応できず、専ら特機の相手ではなく、その火力を活かした火力支援機として運用された。

財団残党も引き続き運用。単機で高い殲滅力を誇るこの機体は対特機用から広域殲滅用に運用目的が切り替えられた。

ACと同様に各部ユニットが独立したパーツなっており、そのため以外にも生産性と整備性が高い。
各パーツを輸送し、現地で組み立てるという荒業も可能。
協力関係にあるテロ組織にも供給されており、扱いも容易いため基本小勢なテロリスト達からは歓喜で迎えられている。




  • UNAC(ユーナック)
財団が戦前から運用していた無人AC。共通規格を基に独自のAIを搭載している機体で財団が運営していたゾディアック社の主力商品であった。
国境無き世界のクーデター騒ぎの際もクーデター側の戦力として多数運用されており、戦力増加の一助となっていた。

戦後はゾディアック社は取り潰されたが、使い勝手の良い無人機ということで企業連が利権を獲得する形でAIが手直しされ運用が続いている。

財団残党も引き続き運用。専ら拠点の警備やテロ組織への供与品として使われている。
AC特有のパーツの組み替えにより様々な状況に対応できるため、重宝されている。

442: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:36:55
  • スカヴェンジャー
財団が開発した無人機。全長20mの大型機と全長10mの小型機が存在する。
地上を走る機械の鳥といった見た目をしており、その動きも俊敏で的確。
搭載AIに動物の遺伝子データを組み込んでおり、鋭角的でありながら予想のできない野生的な動きも可能としている。
機敏な動きを可能としているため、近接戦闘力も高い。
武装は大型タイプがレーザー、ミサイル、機関砲。小型が機関砲とミサイルのみ。
また大型タイプには大口径スナイパーキャノンを搭載した狙撃型と重装甲化され、大口径キャノンとロケットを装備した重装型が存在している。

統一事変において多数が財団によりクーデター派戦力として投入され、持ち前のトリッキーな動きにより正規軍を苦しめた。
しかし機体の構造上それほど頑丈ではなく、動きに慣れ攻撃を当てられるようになれば難なく倒せるようになる。

財団残党も引き続き運用。各地のテロ組織などにも提供している。



  • フラットフィッシュ・メタモル
ガイアセイバーズ残党により持ち込まれた胞データから再生成したフラットフィッシュ。
そこに制御用のナノメタルを打ち込んだ存在。

このため元のフラットフィッシュのように暴走することなく制御された生物兵器としての運用が可能となっている。
基本的なフラットフィッシュの能力に加え、ナノメタルによる再生能力の強化と自信の身体の一部を変化させた触手のような攻撃や、棘を飛ばす攻撃など多彩な戦闘方法を生み出している。
代わりにタッドポールの自力生産能力を失っている。これは生物兵器として制御し易くするための措置である。

財団残党の戦力として大量に生産されており、協力テロ組織などにも供与されているが、見た目がグロテスクな生き物のため余り内心歓迎はされていない。



  • ウェンディゴ改
ツェントルプロジェクトにて開発されていた試作機ウェンディゴにマシンセルを打ち込み、再生能力を付与させた機体。
亡命ガイアセイバーズからもたらされた設計図を基に開発されている。
基となった機体の高い運動性と俊敏性はそのままに、マシンセルによる再生能力の付与と、それによる耐久性の向上に成功させている。

操作に関しては基本無人機とし、AI0と改修したAI0R(リファイン)を搭載している。

しかし原形機同様射撃武器に乏しく、更に生産性を優先させた結果エネルギーフィールド(Eフィールド)の搭載が見送られているなど純正強化とは一概には言えない出来となっている。
このため財団残党事態では運用されておらず、専ら協力テロ組織やアウトローへと供与されるだけに留まった。

443: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:37:28
  • TypeG No8 ゴリアテ
代表が残存幹部を粛清した後に開発した機体で、デバステイターにナノメタルを投入した巨大兵器。全長50m。

再生能力のみに留まらず、装甲防御力の向上、運動性、俊敏性の改善などにも効果が表れており、デバステイターと比べ別次元の機動力と防御力を得ることに成功している。

デバステイターの内蔵火器は取り払われ、ナノメタルによる自在変形能力により武装を作り出す。
自己精製レールガンや機関砲による射撃に、自在変形による腕部大型高周波ブレード展開、収束荷電粒子砲、更に余剰電力を用いたエネルギーフィールドの形成まで可能。
これにより高い遠近両用の戦闘能力とバリア展開能力を獲得している。

高い機動性に再生能力。更に対物・耐熱性を誇り、遠近両用にも適した武装を持つなど対特機用の兵器としては完成されていると言える。

基本無人機として運用されており、搭載AIにはAI0を基に更に改修を施した戦闘用思考AIを搭載。
獣のような凶暴性と人のような知能を両立しており、AI特有のロスタイムのない正確な動きも可能としている。
一般財団員の命令は聞かず、代表の命令のみに従うようプログラムされている。



  • 機械獣(メタルビースト)ウェアウルフ
代表がウェンディゴのボーンフレームを基礎にナノメタルを使い作り上げた新型兵器。
全長30m。

ボーンフレームによる柔軟で軽快な動きとナノメタルによる高い再生力と耐久性を両立している正に機械の獣。

腕部変化型高周波ブレード、腕部変化型大型レールガン、高速伸長硬化ワイヤーブレード、背部出射式硬貨背びれ、など形状変化を活かした様々な武装を搭載。
またゴリアテ同様エネルギーフィールドの展開も可能。

無人機として運用されており、こちらにも戦闘用AIが使われているが獣の遺伝子データを組み込んでいる特製仕様となっている。
このためゴリアテと比べてより自然な形で野生的な動きと思考を可能としている。



  • 機械獣(メタルビースト)ヴァルチャー
亡命ガイアセイバーズが持ってきたキャニスのデータを参考に再現したフレームへナノメタルを投入した兵器。
長い四肢と翼を持つ有翼人とでもいうべき姿になっている。例に及ばず無人機。

その姿の通り高い飛行性能を持っており、ナノメタルの環境適応、形状変化能力を活かし、人型に近い姿のまま効率的に空気抵抗を減らしている。
搭載されているテスラドライブの能力も合わさり、有人機では難しい鋭角的な機動を可能としている。

腕部変化型レールガン、腕部変化型高周波ブレード、出射型硬化羽、収束硬化近接切断翼などその姿に応じたらしい武装を展開する。

高い機動性による機体に掛かる負荷はナノメタルによる適応と再生により無理矢理克服しており、元となった機体とは比べ物にならない高機動機と化した。
ナノメタルによる恩恵があるとはいえ、ゴリアテやウェアウルフよりも装甲が薄いが、エネルギーフィールドを搭載しているため、防御力に不安はない仕上がりとなっている。

ヴァルチャーのAIにも獣の遺伝子データが使われているがウェアウルフと違い、こちらは猛禽類のものが使われている。
このため執拗なまでの獲物への執着と期を見逃さない野生的な洞察力に優れる。

モデルはアニメ劇場版ゴジラに登場したヴァルチャー。



  • ヴァルキュリア
財団の代表が開発した専用ACフレームとなっている。大凡10m代。
統合事変以前から使用されていたゾディアックフレームという財団独自規格のACフレームを基にテスラドライブの搭載とナノメタルの投入を行い疑似的なネクスト化を成し遂げた機体。

死神部隊ではアセンの組み換えとナノメタルによる形状変化により、それぞれ専用の機体となっている。
機体の形状を変化させ武器を作り出す方式ではなく、元から付属していた兵器をそのまま使用している。
これはナノメタルによる形状変化で自在に武器を作り出すよりも、使い慣れた武装を使った方が安定して高い戦果を挙げることができるという死神部隊リーダーJからの発案である。
実際その戦果は安定しており、形状変化に関してもいざという時の予備として使用している。

今までの機体と違いナノメタルが主軸ではなく、ナノメタルが従となっており、彼等にとっては無茶な機動をしても機体が壊れにくくなった程度の扱いであることをここに記す。

専用AIブリュンヒルデを搭載した量産モデルも存在する。
元ネタはacfaでのラインの乙女

444: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:38:21
  • N-WGⅨ/v
死神部隊隊長Jの専用AC。全長は12mほど。
見た目は企業連の開発したホワイトグリントにそっくりな外見を持つ。
彼専用に調整された特別なヴァルキュリアフレームにナノメタルを投与したところ、体表が黒く染まり、自然とこの姿へ変化した。J曰くこれがしっくりくるそうな。

性能に関しては驚異的と言ってもいい。
テスラドライブによる慣性制御とナノメタルによる再生能力により機体を限界以上に振り回しても即座に回復することにより、既存の機体では不可能とも思えるような過剰操縦が可能。
それが肉体を持たない電脳人間が操るのなら尚更である。
またその無茶な操縦に十分ついていくだけのポテンシャルをこの機体は発揮している。

これといった特徴があるわけではないが、全てにおいてバランスが良く、高い追従性を実現している。

武装はライフル二丁と肩部ミサイル、そしてEフィールドにエネルギーを閉じ込めての大爆発(通称アサルトアーマーモドキ)

また高速移動用の大型ブースターと追加装甲も存在しており、戦場に単機で乗り込む際に使用する。



  • パルヴァライザー
代表が用意した対イレギュラー用決戦兵器。全長30mほど。
一定の反応と命令による行動しかとらないナノメタルを管理AIである代表が直接管理し、その時々の状況に応じたリアルタイムの機体変化を続けることが可能となっている。

このため通常のナノメタルとは比較にならない適応性を発揮し、敵の攻撃に応じて機体そのものを変化させていく。

基本武装は両腕の大型レーザーブレードとパルスマシンガン、大型プラズマキャノン、高機動マイクロミサイル、高速速射ビームガン、形状変化硬化ワイヤーブレード多数など。
またナノメタルを粒子状に散布し、エネルギー兵器の類を乱反射させ無効化にするナノメタル攪乱膜と、それを応用した全方位ビームとホーミングレーザーと拡散レーザー。
そして最大の攻撃は機体を守るエネルギーフィールドとそれを応用し、エネルギーを圧縮させ解放する疑似プライマルアーマー。

このように高い火力と防御力。そして状況に応じて最適な状態へと変化を続ける生きた機械ともいえる兵器となっている。

財団残党総本部の地下工場にて鋼龍艦隊を待ち受け、ナノメタルにより同化した要塞から順次精製される無人兵器を嗾けながら激闘を繰り広げた。
ナノメタルによる高い再生能力に物を言わせた我が身を顧みない攻撃と地下空間という限定された空間であったため、高い火力をより効果的に運用し、鋼龍艦隊を追い詰めるが最後には彼らの積み上げてきた技量に屈することとなる。

445: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 20:39:25
投下終了

亡命ガイアセイバーズはシャドウミラー残党と違い名在りキャラに格上げされることもなく終了。

Mことマグノリア姐さんについては設定が固まっていないので未定。代表に関しても同様。

457: トゥ!ヘァ! :2018/06/02(土) 22:51:47
訂正
通称P3(ピースリー) 兵器廃絶による世界平和を叫ぶ政治団体。

の部分を

通称ピーキューブ(PPP) 兵器廃絶による世界平和を叫ぶ政治団体。

へ修正。

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最終更新:2018年06月05日 23:29