893: トゥ!ヘァ! :2018/06/30(土) 21:01:50
OGクロス アルドノア日本・ブリタニア 環境適応化改修
ここでは封印戦争時にCE地球へと転移してきたアルドノア世界日本(通称ア日本または西暦日本)とブリタニアにおける戦後の兵器開発及び改修を説明する。
俗に兵器をその時代に合わせて改修することを近代化改修と呼ぶが、ここでは異世界に転移してしまった影響から、その時代ならぬその世界へ合わせた改修を行うため環境適応化改修と呼称することにする。
アルドノア日本(通称ア日本)が転移前から配備していたカタフラクト「アレイオン」をCE世界の技術を使い改修した機体。
MSやAC、メガロード01のデータから再現したバルキリーなどの導入を進めているのだが、如何せん技術力に差がありすぎるため、自力での生産から配備までは行えずにいた。
またこれらを運用するためのインフラ整備の必要もあるため、現状ではCE連合が彼らの手でインフラが整備した各地の基地や在日CE連合軍の駐屯地を中心に運用を行っている。
そのため現状ア日本全土では未だにカタフラクトやKMF、そこから派生したコンバットフレーム(CF)が広く活用されていた。
このため自力で開発から生産・運用まで可能で、現状のインフラでも運用できるカタフラクトの研究と開発は続けられており、このアレイオン改乙型もその研究結果の一つである。
改良点としては動力をガスタービンエンジンからCE世界製の高性能バッテリーへ換装した点と武装ハードポイントの追加。またOSを弄りAC用の兵装も流用可能とした点である。
既存の武装の使用している弾頭を超硬スチール合金へと変えているため転移前のものと比べ貫通力が向上している。
性能的にはアレイオンの互換となっているが、CE世界の武装を少なからず流用できるため簡易的に戦闘力の向上を果たしている。
地球圏防衛戦争(デュアルインベーダーズ)におけるアルドノア日本の主力となっている。
アレイオンの動力をCE世界製の核分裂炉へと換装したタイプ。
融合炉としていないのはアルドノア日本の技術力ではまだ保守点検に不安があったためである。
既存のアレイオンや乙型と比べ単純な機体出力が高く向上しているため、ビーム兵器やレールガンといったエネルギー消費の激しい兵器も使用可能となっている。
最も搭載しているのはあくまで核分裂炉のため使用できる高火力兵器はAC用の兵装となっている。
CE製反応炉を搭載した兵器によるデータ収集とノウハウ蓄積といった試験機的な側面も持ち合わせているため富士教導隊などの精鋭部隊や一部のエースにのみ配備されている。
地球圏防衛戦争ではフォーリナーとゼントラーディの襲来によりなし崩し的に増産が進められ、終盤では乙型に変わりアルドノア日本における主力機となった。
共同開発機構が転移諸国向けに開発した大型MA。全長30m。
彼等への技術習得を目的として開発したため枯れた技術で固められている。
このため大型MAではあるが、導入コストが安く、整備性や生産性も高い。
二足歩行大型砲台。といった見た目であるが、その頑強性と火力は本物。
艦艇やAFなどでも使用されている大型速射砲バスターキャノン(300mm)を両腕として搭載しており、更に腰部にミサイルランチャーを装備。機体中央胸部へは120mm機関砲を搭載しているなど、正面火力に優れている。
反面機動性が劣悪であり、武器腕を採用しているため近接格闘能力は皆無。またあくまで地上運用前提のため汎用性も低い。
あくまで転移諸国における運用を前提に開発されている機体である。
CE世界基準で言えば火力だけ高い木偶の坊であるが、今だこの手の大型兵器の扱いになれていないアルドノア日本や火星ヴァース、ブリタニアなどにとっては運用ノウハウ獲得に丁度良い機体として重宝された。
894: トゥ!ヘァ! :2018/06/30(土) 21:02:24
ブリタニアが共同開発機構と共に開発したニクスを改良した機体となる。
前線からの要望を聞き入れ、使い勝手を改良したのがこの機体である。
フロートシステムの取り外しを可能とし、また肩部装備との両用を可能とするようハードポイントの調整を行った。
脚部に関しては強靭度を上げながらもランドスピナー含めた構造そのものを再設計し、小型簡略化(ボトムズのAT式ローラーダッシュ)
これにより機体コストや整備性を悪化させず、ランドスピナーによる機動戦から脚部による歩行戦まで行える汎用性を手に入れた。
武装に関しては今まで搭載できたものを引き続き使用可能であるが、追加としてヴァリス(レールガンみたいな兵器)のデータを基に再設計した省エネタイプを採用した。
威力は元のヴァリスよりも下がっているが、小型で取り回しも良く使い勝手のいい一品となっている。
しかし開発したはいい物の小型機市場はV系ACが主流となったため、ブリタニア本国以外では同程度の技術力であるが故に保守点検が行いやすいと言うことでアルドノア日本と火星のヴァースが採用した以外ではあまり売れなかった。
だがMD時に融合惑星が出現して以降、似たような技術力の小型兵器ということでマブラヴ世界やフルメタ世界の国々にて新しい買い手が付いたそうな。
転移国家向けにL5戦役の際に投入された特機バルガを再設計した機体。全長47m
現行機であるバラムではなく、バルガにしたのはより単純な構造のため扱いやすかったためである。
動力炉は大型核融合炉。これといった武装は装備されていないが、各所にハードポイントが設けられているため、様々な状況に合わせた追加武装を装備できる。
元が軍事用…だが予算不足で工業用相当として開発されてしまった機体だけあり、他の特機と比べ安定性や整備性が高く、尚且つ使いやすい機体だったためア日本やブリタニアなどにおいて特機の教練を行う際には重宝された。
ただし国土のインフラがまだ特機運用に耐えられるものではなかったため、平時においては専ら一部の駐屯地や大型水上フロートでのみ試験運用をしていた。
地球圏防衛戦争においては防衛のためにインフラの耐久度を無視しての運用が行われた。
なお現地に運ぶ際にはCE製の大型ヘリを八機ほど用いてぶら下げる形で運搬していた。
元々は試験機染みた扱いではあったが、地球圏防衛戦争勃発当初は戦力不足で苦しんでいたア日本やブリタニア、ヴァースにとって貴重な特機戦力として活躍した。
MDの時代に融合惑星出現後はそちらのフロンティア政府、ウロボロス政府宛へ入門用特機として何機かが追加製造されている。
また同時にフルメタソ連やマブラヴ日本・英国と言った国々からも入門用特機としての発注を受けている。
895: トゥ!ヘァ! :2018/06/30(土) 21:03:31
投下終了
これでデュアルインベーダーズの頃でも小さい方のドローンや虫やカエル兵や一般コスモノーツには最低限対抗できるようになった。
実は来週から二週間くらい三浦に出張なんで今日のうちに書きだめておいたネタは放出したのかったのだ…
901: トゥ!ヘァ! :2018/06/30(土) 21:41:16
修正
元が軍事用…だけど予算不足×
元が軍事用…だが予算不足〇
大型水上フロートでのみ試験運用が行われていた×
大型水上フロートでのみ試験運用をしていた〇
入門用特機として何機かが追加製造された×
入門用特機として何機かが追加製造されている。〇
一番最後へ追加
また同時にフルメタソ連やマブラヴ日本・英国と言った国々からも入門用特機としての発注を受けている。
最終更新:2018年07月01日 09:33