872: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:01:37
クロスOG CE連合新型艦艇



  • ヘイムダル級戦艦
全長:1000m 
武装:艦首圧縮陽電子砲 連装衝撃砲 ホーミングミサイル 単装汎用レールガン 対空機銃
防御:Eフィールド

大西洋連邦系列が中心となり建造した外宇宙艦隊向けの新型旗艦級戦艦。
地球連邦(OG)のアルバトロス級に相当する量産型旗艦級戦艦として設計された。

武装はポピュラーな主砲、ミサイル、副砲、機銃、艦首砲の五種類と防御としてEフィールドを搭載。

艦首に搭載されている圧縮陽電子砲は従来の艦艇に搭載されていた陽電子ビーム砲を基に拡大発展させた兵器であり、ナデシコ級のグラビティブラストほどではないが1000mの巨体から供給されるエネルギーは凄まじく、それによる高い火力を誇るヘイムダル級の切り札である。
これは旗艦級ともなればそれに相応しい火力も必要とされて搭載されたものである。

連装衝撃砲はCE連合の特務艦やOG連邦のスペースノア級などに搭載されている代物と同じ兵装。
粒子そのものを圧縮し、エネルギーを纏った衝撃波として飛ばす兵器である。
このため対ビームコーティングやビーム攪乱膜と言った耐熱防御を無視して直接ダメージを与えることが可能な兵器となっている。
船体上部に三基、後部に二基、下部前後に一基ずつの系七基搭載している。

ホーミングミサイルは船体中央に搭載されたVLS式ミサイルランチャーから発射される兵装。
通常弾頭の他にビーム攪乱膜、反応弾弾頭、重力圧壊弾弾頭など様々な種類のミサイルを搭載しており、戦術や状況により使い分けることが可能である。

単装汎用レールガンは船体上下に数基ずつ搭載されている超電磁砲。主砲では狙いにくい小型の攻撃艇や艦載機、ミサイルなどへの迎撃や敵艦へ接近した場合の対艦攻撃などに使用される。

対空機銃はその名の通りの迎撃用の機銃である。専ら接近してくる敵艦載機やミサイルなどへの迎撃に使用される。
対空と名がついているが実際には対宙機銃なのであるが、慣例として対空の名前のままとなっている。
敵が対ビームコーティングを施していること前提であるため基本は実弾となっている。

旗艦級だけあり、指揮管制能力や電子戦能力も高いレベルでまとまっている。
多数の艦載機も搭載しており、約72機のMS(六個大隊)と10機の特機を搭載可能。
船体規模に比べ搭載数が少ないのは指揮管制能力や個艦戦闘力を優先した結果である。

また始めて設計段階からフォールド転移システムの搭載を視野に入れて建造された戦艦となっている。このため単艦でのフォールドワープも可能である。

大西洋連邦系列でありながら命名は北欧神話から取られているのは設計チームの主任が北欧系だったためである。

封印戦争以降に建造が進められ、地球圏防衛戦争(デュアルインベーダーズ)時に初期ロット3隻が就役。以降は順次増産と配備が進められている。

モデルはR-Typeタクティクスに登場した同名のヘイムダル級戦艦。

873: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:02:31
  • ヤールンサクサ級空母
全長:500m
武装:汎用レールガン ホーミングミサイル 対空機銃
防御:Eフィールド

大西洋連邦が中心となり開発した外宇宙艦隊向けの新型宇宙空母。

よく見られる甲板型の空母ではなく、円柱シリンダー型の船体となっており、その内部にMSや特機と言った艦載機を搭載している。
円柱型船体を取り巻く四つの回転リングが存在しており、そこへ各種出撃用コンテナが数基ずつ取り付けられている。
出撃する際には内部エレベーターによりこの出撃用コンテナへと機体が搬送される。
このため一挙に多数の機体を出撃させることが可能であるため、展開能力も高い。
また船体後部には運搬エレバーターやコンテナハッチが不調の際に使用するための予備ハッチが存在する。

艦載能力を優先した結果武装は少なく、迎撃用の汎用レールガンと非VLS式のホーミングミサイルランチャー、対空機銃のみとなっている。
代わりに発進・着艦を用意とするための管制能力が高く、500m代艦艇であるが小規模の分艦隊ならば旗艦としても運用可能である。

ヘイムダル級の半分ほどの大きさだが、搭載能力へと性能を振り分けているため搭載数はMSならば96機と100機近くの搭載が可能。特機はMSとは別に4機を搭載可能。
それ以上の数の特機を搭載する場合はその分だけMSの搭載数を削る形で穴埋めする。

500m代艦艇のであるが単純な船体設計とナノマシン接合式ブロック工法による工事手順の簡略化により高い生産性を誇っている
ヘイムダル級同様フォールド転移システムを搭載しているため単独ワープが可能。

封印戦争後に建造が開始。地球圏防衛戦争時に初期ロット分の4隻が就役。その後順次増産が続いている。

モデルはR-Typeタクティクス2に登場した同名のヤールンサクサ級。



  • ヴァナルガンド級巡洋艦
全長:400m
武装:艦首圧縮ビーム砲 連装ビーム砲 単装レールガン ホーミングミサイル 対空機銃
防御:Eフィールド

大西洋開発の外宇宙艦隊向けの宇宙巡洋艦。
後述の新型駆逐艦と並び、艦隊を防衛するための数的主力となっている。

迎撃能力と速度を優先した設計となっているが、艦首へは強力なビーム砲を搭載しているなどCE連合らしい火力主義も採用している。

艦首の圧縮ビーム砲はビームに使用する重粒子を圧縮し撃ちだす武装。ネェルアーガマ級などに搭載されているハイパーメガ粒子砲と同じ原理の武装だが、技術の発展により小型化され更に使用した際のエネルギー低下問題などは解決している。

主砲である連装ビーム砲は船体上部前方に二基、後方に一基、下部前方に一基、下部後方に一基の計五基搭載。
副砲である単装レールガンは上部前方に一基、後方に一基。下部前後に一基ずつの計四基搭載。

またVLS式ホーミングミサイルの他、迎撃用の対空機銃も多数搭載している。
他の新造艦艇の例に埋もれず単独でのフォールド転移も可能。

艦載能力も保有しておりMSを8機、特機を1機搭載可能。
封印戦争後の建造となり、地球圏防衛戦争時に就役。戦時中、戦後と増産が進められている。

モデルはR-Typeタクティクスシリーズに登場する同名のヴァナルガンド級。

874: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:03:44
  • ニーズヘッグ級駆逐艦
全長250m
武装:単装ビーム砲 ミサイルポッド 対空機銃 艦首ミサイル発射管
防御:Eフィールド

外宇宙艦隊向けの護衛駆逐艦。大西洋開発。
ヴァナルガンド級同様艦隊防衛を目的とした船となっている。このため迎撃能力と艦船速度が高い。

武装は主砲の単装ビーム砲を船体上部前方と後方に一基ずつ、下部前後に一基ずつ。
迎撃用のミサイルポッドを側面に四基。同じく迎撃用の対空機銃を全体に多数。
また機動戦時には打撃戦力としても運用できるよう艦首に大型のミサイル発射管を装備。
巡洋艦以上の艦艇で使用される大型反応弾や重力圧壊弾などはここから発射される。

他の新型艦艇同様単独でのフォールド機能付き。
艦載能力も持っており、MSを4機搭載可能。あくまで迎撃能力の方へ機能を割いているため搭載運用能力は高くない。

封印戦争後に建造が進み、地球圏防衛戦争勃発前に初期ロットが就役。これは駆逐艦のため他の艦艇よりも速くロールアウトが済んだためである。
その後は外宇宙艦隊向けに増産が進んでいる。

モデルはR-Typeタクティクスシリーズに登場する同名の駆逐艦。



  • 無人駆逐艦カトンボ
全長:200m
武装:艦首ビーム砲 ミサイルランチャー レールガン 対空機銃
防御:Eフィールド

大洋連合が開発した無人艦艇シリーズの一つ。

メルトランディの襲来から始まる大規模外宇宙勢力との衝突に際して、機動兵器同様に艦艇の無人化も進める必要があるとの見解から開発された。

自動製造プラントにおいて建造されている艦艇であり、エンジンブロックを中心に推進ブロックと武装ブロックをナノマシン接合式ブロック工法でつなぎ合わせただけの簡単な構造である。
このため製造プラントに指示を出しておけば、後は大量に生産され現場へと送り出されていく。

船の運用においても基本は完全無人方式となっており、このため居住スペースを省いている。これにより生産工程が更に短縮されている。

武装は艦首上下に合わせて四問搭載されたビーム砲。
船体上下に内蔵された迎撃用ミサイルポッドランチャー。また船体上下前面に搭載された二基の大型レールガンである。
他の艦艇同様迎撃用の機銃も多数搭載している。

基本が無人なため無茶な扱いも可能で、バリアも搭載しているため使い勝手が良い。
このため地球圏内の防衛艦隊のみならず外宇宙艦隊の数合わせにと多数運用されている。

しかし無人機のため柔軟な対応ができず、またECMによる機能低下やハッキングによる乗っ取りの危険性などが残っている。
専らの対応として柔軟な対応ができないことについては、数合わせの無人機のため問題視されておらず、ECMとハッキングについてはイタチごっこのため適時アップデートしていく方針となった。
また完全無人のため艦載機の運用能力も付与されていない。

就役は封印戦争後の地球圏防衛戦争時。その際無人のためデータを書き換えられた一部の艦艇が火星においてクーデターを起こした火星の後継者に乗っ取られるなどの事件も起きている。

就役後は増産が進められ、地球のみならず月、火星、木星。金星、土星から外宇宙艦隊まで幅広く運用されている。
外宇宙艦隊配備のタイプにはその任務上フォールド転移装置が搭載されている。

モデルは機動戦艦ナデシコに登場したレーザー駆逐艦カトンボ。

875: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:05:22
  • 無人戦艦ヤンマ
全長:300m
武装:艦首大型ビーム砲 単装ビーム砲 ミサイルランチャー レールガン 対空機銃
防御:Eフィールド

大洋連合開発の無人艦艇シリーズの一つ。
エンジンブロックを中心に多数の武装ブロックと大型の推進ブロックを両側へと接続した双胴戦艦。

カトンボ同様にブロック工法を採用し、居住性を廃しているため低コストで速く・安く生産可能。

武装は艦首の大型ビーム砲(ハイメガキャノンクラス)と左右の武装ブロックの上下に配置された単装ビーム砲計八基。
また内蔵式のミサイルランチャーと艦中央に寄せる形に配備された四基のレールガン。
そして船体全体に張り巡らされた対空機銃となる。

300mクラスの艦艇であるがまさに戦艦の名に恥じない火力を持っている。
本来は更なる大型化と火力の増量が考えられたが、無人故のECMやハッキングへの弱さを考慮されワンランク下の武装に落ち着いた。

カトンボ同様本来は地球圏内艦隊への配備だが、無人ゆえの使い勝手の良さから外宇宙艦隊にも多数配備されている。
外宇宙艦隊配備モデルにはフォールド転移装置が搭載されている。

カトンボとは違い艦載機能を保有しており、無人化されたACやMSを合わせて30機ほど搭載している。
自動整備機能も搭載しているが、あくまで整備と簡易な修理のみのため本格的なオーバーホールや損失機の追加は整備プラントに帰還するか、人の手で行う必要がある。

封印戦争後にカトンボ同様開発が進められ、地球圏防衛戦争時に就役。
しかし、初期ロットの内の少なくない数が火星の後継者に奪われる事態となっている。

だが当の火星の後継者が火星へと襲来したフォーリナーやゼントラ―ディ相手にその戦力を示した結果戦後においてもカトンボ同様増産と配備が続いている。

モデルは機動戦艦ナデシコに登場した戦艦ヤンマ。

876: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:06:25
  • 転移艦新月(しんげつ)
全長:800m
武装:なし
防御:グラビティフィールド(歪曲フィールド)

地球圏防衛戦争後にフォーリナーの転移装置を解析して開発された転移フィールド発生艦。
見た目は閉じたチューリップの花のような形をしている。その見た目からチューリップという呼び名が付けられている。
フォールド転移装置も搭載しているため単独転移も可能。

フォールド転移装置という超時空移動手段を手に入れた連合であったがフォールドにはその性質上、超空間内を移動中には現実時間と大きな乖離が起きてしまう欠点があった。
メルトラン、ゼントラン、そして転移してきたメガロード船団の持つフォールド航行技術ではフォールド航行中の1時間が外での10日間相当になる代物であった。

そこで開発されたのがこの新月である。
フォーリナーが使用していた転移装置を解析し、一つの艦艇として移動転移装置として開発したのがこの船である。

フォーリナーの転移装置は超時空空間を航行する方法ではなく、量子ワープに近しい性質を持つ光速転移手段だったため、時間のずれはほぼ気にしなくてよいレベルであった。
しかし、欠点としてフォールドと違い、単独での自由転移ではなく装置を介してA地点からB地点へと移動する一種の門(ゲート)という点である。

つまるところ時間のずれはないが、出口としてのチューリップ(新月)または転移ゲートが設置されている地域以外には転移が出来ないということであった。

この欠点は転移先へはまずフォールド航行によって先んじて出口となるチューリップやそれを守る艦隊を展開させておくという戦術運用により改善している。
この運用により一度チューリップを展開させた地域には時間のずれもなく多数の戦力を瞬時に送り込むことが可能。


新月本体の転移装置を稼働させる際には、船体が四つに分かれ、その内側へと広範囲の転移フィールドが形成される。
そしてその転移フィールド内において識別した艦艇を出口となるチューリップの展開しているフィールド内へと飛ばすのである。
このように分離した四体の装置により転移フィールドを形成する運用のためチューリップ以上の巨体を持つ艦艇や多数の艦艇を一挙に転移させることが可能。
無論出力や転移範囲の限界から一隻のチューリップでは転移させられる量に限界はあるが、この点は複数のチューリップ艦を連携させ、より巨大な転移フィールドを形成することにより解決できる。
この際の注意点としては出口となる地域にも同規模の転移フィールドを形成していなければならない点である。
また現状の出力と技術の問題から転移できる距離にも限りがある。そのため超超長距離を転移する際には駅のように乗り継ぎならぬ転移継ぎのためのステーションとして運用する必要が出てくる。

現状太陽系内ではこのような乗り継ぎのためのステーションは必要なく、入り口と出口があれば事足りる距離となっている。
また地球圏防衛戦争後に出現した融合惑星(フュージョンプラネット。またはF惑星)へも中継ぎの必要なく転移可能な距離である。

あくまで未知の宙域でも即座に展開できる移動式の転移ステーションといった具合のため、太陽系内では同様の装置を用いた固定式の転移ゲートが要所要所に整備されている。

また未だ研究段階であるが、このチューリップを介した超超超長距離攻撃構想などが考えられている。

877: トゥ!ヘァ! :2018/07/19(木) 20:07:42
投下終了

R-Type系の有人船が大西洋系。ナデシコ系の無人艦が大洋系。

この中で一番ヤバいのが何かと言えばやっぱりチューリップ。
でもフォーリナーの技術をリバースエンジニアリングしたのならこの手の移動式転移ゲートって作らないわけないよね!

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最終更新:2018年07月20日 10:11