947: ナハト :2018/07/21(土) 22:48:21
ルーデルが最近悩んでいることがあった。
それは・・・・
「むう・・・・エマの誕生日願いがな・・・・
どうしたものか・・・」
そう、愛する娘エマの願い事にあった。
ルーデル悩んでると
軍の広告掲示板にふと、足を止めて一枚のチラシに注目した
そのチラシをじっくりと見たルーデルはピコーン!と頭の上に電球を出す
「なるほど!これがあった!!
早速手配しなければ!!」
ドタバタと急ぎ足を去っていったのである。
数日後
某所で大勢の人が集まっていて
ステージ上では一つのグループが歌いきって手を振っていた
「みんなー!!聞いてくれてありがとーーー!!
次が最後だから、名残惜しいけど、最後まで聞いてねーーーー!!」
「「「「「うおおおおおおおーーーーーー!!」」」」」
扶桑のウィッチ、いのりんが呼びかけ、会場の熱気が上昇する
さあ、いざ歌おうとしようしたその時だった。
ゥゥゥゥ・・・・・・
何だろうと視線をだけを左右に動かしてみる。
しかし視界には何も映らない。
ゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
音は観客の歓声を徐々に上回り始めていってる。
ようやく音に気が付いた観客の一部がざわめき始めた。
いのりんはその爆音が上に轟いてるのに気づいて上空を仰ぎ見る
ウウウウウウゥゥゥゥゥ!!!!!!!
948: ナハト :2018/07/21(土) 22:48:52
急降下爆撃機スツーカが一直線まっしぐらにコチラに突っ込んでくるのが見えた
「え?ちょっ!なに!どうしてくんの!?」
いのりん否、音楽隊ウィッチーズは逃げ惑い、スツーカは爆弾装に括り付けていた
何かを投下し、そのまま引き起こし、上昇し、そのまま去っていった。
そして、投下した何かは空中でばらけ、中にいた人物は見事なシールドを張って
減速し、着陸する。
「やあ、こんにちは。私は、ハンナ・ウルリーケ・ルーデルだ。よろしく」
「は・・・・はあ・・・・・・・え?ちょ・・・ちょっと待ってください!!
ルーデルって、あのルーデルなんですか!?」
「どのルーデルかは知らないが、私はただの急降下ウィッチだぞ」
「いやいやいやいや!ネウロイを5千機も潰して、白金柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章を授与されたただ一人の人ですよね!?」
「はて、そうだったかな?」
とぼけるルーデルに突っ込みが疲れたのかいのりんは答える
「はあ・・・・もういいです。それで今日は何の御用です」
「ふむ、今日来たのは他でもない」
そういうと、マイクを取り出し
「私が歌うからだ」
「へえー、ルーデルさんって歌える・・・って待てやあ!!」
いのりんは思わずって形に突っ込んだ
「そのために態々突っ込んだのか!!普通に書類とかで参加すればよかったんだろうがあ!!」
「そうなのか?他のアイドルのライブに参加するならこれが一番だと、友人の舞が言ってたんだが?」
ルーデルは何でもないかのように言う
「あそこに私の旦那と娘がいてな、娘が誕生日願い事に母さんが歌うところが見たーい。
それを他の人も見てほしい!!とお願いされてなあ。だからこうして参加したのだ」
「願い事スケールでけえな!!おい!!」
いのりんが突っ込みながら旦那と娘を探そうとしたが、姿は見えず、諦めた。
「というわけで私の歌を聞けえ!!」
そういって、指パッチンすると音楽が流れる
ダイビング・ボンバー(星間飛行の歌を変えてると思ってください)
音楽が流れだしたことで静かだった観客が
誰かが歓声をあげると、爆発したかのように歓声の声が広がる
それを見た、ルーデルは友人から学んだアイドルのエガオ・アイドルのダンス・アイドルのウタを駆使し
観客を虜にし、このライブで一番最高の盛り上げを見て、終わる直前に
低空飛行してきたスツーカに飛び乗って去っていったという・・・・・
949: ナハト :2018/07/21(土) 22:49:26
終わり。
アイドルルーデルご堪能ください
いのりんの口調は想像です
最終更新:2018年07月30日 13:51