867: トゥ!ヘァ! :2018/09/04(火) 22:22:52
一発ネタ


バベッジ卿の遺産。一般的には彼の残した技術による各種産業の進歩と言うのが定説である。

しかしそれは英国政府によって流布された偽りの事実であった。
真実はバベッジ卿が死ぬ間際に手掛けていた超段差機関。それは第一次大戦どころか第二次大戦ですら通用する性能を誇ってた。
正にかの時代ではあり得ないオーパーツであった。

だが第二次大戦によるドサクサに際し、超段差機関そのものとそれを動すために必要なコアユニットが紛失。
以降所在の知らぬものとなった。

一説には日蘭陣営に接収されることを恐れたバベッジ卿の弟子たちがそれを隠したとも言う。

時代は進み、かのオーパーツ超段差機関の性能すら旧式化して等しい現代。バベッジ卿のが曽孫である少女がそれを探していた。
無論実用品としては骨董品となっていても学術的歴史的な価値は計り知れない。
だがそれ以上に近代の賢者とも称された曾祖父の最後の作品をこの目で見たいがためであった。

だがそれを探しているのは彼女だけではなかった。大金をせしめるチャンスと考えるマフィア、オーパーツをこの手にしたい珍品収集者の金持ちと雇われた傭兵。そして何故か動く英政府の特殊部隊。

無論少女も無策ではなかった。その手の業界では有名なトレジャーハンターネイサン・ドレイク一行にバベッジ卿の遺産の探索と自身の護衛を依頼。
だがハチャメチャに滅茶苦茶を二乗したような彼等の活躍は依頼者の少女すら予想していなかった事態へと進みだす。

そしてどこからともなくお宝の噂を聞きつけてやってきたルパン三世一味や彼を負う国際警察一行も合わさり事態の渾沌性は更に加速していく!


ルパン三世対トレジャーハンター バベッジ卿の遺産 近日公開!

891: トゥ!ヘァ! :2018/09/04(火) 23:27:40
この世界でのオーパーツとしてのバベッジ卿の遺産は都市伝説扱いで、もし発見されればBCが言い値で買い取るだろうという話ですね。

当時はその超高性能っぷりで兵器開発以外の計算にも度々使われていたので歴史の闇に埋もれたか葬られたあれこれのデータすらも入力されており、その詳細な記録が残っているという…
なので英国政府も特殊部隊を派遣してまでも奪取に動いたわけです。

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最終更新:2018年09月08日 10:37