312: 名無しさん :2018/10/24(水) 19:45:04 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
【ネタ】OGクロス会話集とおまけ その3【二次以降】

「ああ、何て素晴らしい歌! 音楽はこんな風に自由であるべきですわ!」
「ちょっと、落ち着きなさい。興奮しすぎ」

 横浜基地の慰問コンサートで、神威がくぽ、始音カイト、鏡音レンのユニット「バナナイス」の和ロックを生まれて初めて聴いて涙をためる風間祷子をなだめる宗像美冴。

「どうしたんです、ミクさん?」
「熱心にあのふたりの歌を聴いているけど、聴きほれてるというより、何かを思い出してるみたいに見えるわね?」
「ああ、リンちゃんにMEIKOさん。実は私、ふたりに会ったことがあるような気がするんです。デジャヴってやつですかね……」

 慰問コンサートの舞台袖で、シェリルとランカの歌を聴きながら会話する、ユニット「MMR」の初音ミク、拝郷MEIKO、鏡音リン。


「こっちのアイドルの人たち、凄かったですねシェリルさん」
「まあ巨人族と融和できるだけのことはあるわね。でも負けるつもりはないわ。私はシェリル・ノームなのよ!」

 横浜基地とユーコン基地の慰問コンサートが終わった楽屋裏でのランカ・リーとシェリルリ・ノームの会話。


「素晴らしい演技でした、早乙女さん!」
「そ、そうか」
「僕、がくぽ先輩みたいに歌だけじゃなく、演技もうまくなりたいんです! 指導をお願いできますか!?」
「そ、それは上を通して――」
「上を通せば指導してくれるんですね!?」
「え、あ、そのな? 今の俺は、パイロットでだな――」

 舞台が終わったあとのアルトに、潤んだ目で両手を取って演技指導を懇願する鏡音レン。


「で、この映像にいくらの値をつけてくれるんです?」
「――くっ、足元見てくれるわね」
「私はパスね。男は艦長くらいシブくないと」

 隠し撮りされたアルトとレンの動画をめぐる、マクロスクォーターオペレーター三人組の腐った会話。


「う、あ、やめ――」
「おとなしくしろ! 誰もここに――」
「うちの後輩から離れろ――五体満足で生きていたかったらな」

 ユーコンの兵士に、強姦されそうになったレンを助ける神威がくぽ。兵士はサイレンサー付き拳銃で反撃に出たが、強さがほぼナイトメアギースのがくぽの相手ではなかった。


「憲兵さーん、犯罪現場はこっちですー。証拠映像はこれ」
「お、おう」

 レンが押し倒される前に呼んでおいた憲兵に、証拠映像(もみ消されないように予備あり)を渡す始音カイト。


「こんどの親善試合、君が先発投手をやってみないかね? 本気でやってくれてもかまわんよ」
「いいんですか? やったー!」

 第五計画推進派以外のアメリカ人には敵意はないというメッセージを送るため、ユーコン基地で米軍選抜との野球での親善試合にカイトをさそう連合即応部隊艦隊司令。


「いいピッチャーだな。あれが盗難擦り付けられて野球辞めたとか、惜しいってレベルじゃねえよ」
「そうなのか?」
「日本なら三本柱、メジャーなら最低でも中継ぎはやれるレベルだぞ。変化球も良いがストレートのノビが半端じゃねえ。ああ、今からでもスワローズに入ってくれねえかな?」
「でもそのおかげで彼の歌が聞けるんだから、禍福は糾える縄の如しってやつじゃないかしら?」
「うむ。彼の歌はいくつか聴いたが、実に燃えるぞ」

 親善試合の観戦に招待されたミスリル陸戦部隊の会話。


「今回君たちの仮想敵をやる陸奥現中佐だ。訓練内容は簡単そのもの。ようは僕という猟師から、君たちという狐が時間いっぱい逃げ回る鬼ごっこだな。反撃してもかまわんよ、命中判定は出ないだろうからな」
「なんだと!?」
「なめやがって!!」

 教導は即応部隊の仕事ではないし柄ではないなと思いつつ、上からの命令でユーコンの衛士たちを挑発する陸奥現中佐と、まんまと引っかかって激高する衛士たち。

313: 名無しさん :2018/10/24(水) 19:45:34 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「いきなりこっちに来た!! 速い!!」
「なんで!? ステルスなんだぞ、こっちは!!」
「向こうのレーダーが優秀なんでしょ!!」
「無駄口叩いてないで迎撃しろ!!」

 模擬戦開始直後、陸奥の黒いサザビー改にいきなり狙われ、浮足立つインフィニティーズ。接敵後7秒で全滅判定が出た。


「ミサイルや120ミリや36ミリは、斬り落とすもんじゃねえだろぉ!!」
「いいから撃ちまくれ!!」
「きゃあっ! ごめん、やられたわ!」

 ネクストの倍近い全高でありながら、軽量級ネクストに近い動きで各機をトマホークサーベルのみで撃破していく陸奥機に、悪態をつくタリサ・マナンダルを叱るヴァレリオ・ジアコーザ。その間にコクピットを貫かれたと判定されるステラ・ブレーメル機。


『見え見えだよ』
「――言葉が走った!?」

 他の機体ごと陸奥機を撃とうしたとき、思念を送り込まれたクリスカ・ビャーチェノワ。


「……どうすれば、どうすれば貴方のような技量を、身に付けることができるんですかムツ中佐殿」
「良き師に出会い、良き競争相手に囲まれて日々鍛錬を続ければ10年――とは言わないが3年くらいで強くなれるよ。まあ、一匹狼気取りには無理だろうけどね」(その上でニュータイプになれるかは別の話なんだけど)

 断腸の思いで『日本人』の陸奥現に助言を求めるユウヤ・ブリッジス。対する現の答えは厳しいものだった。

「殺戮者のエントリーだ!! そこを動くな!!」
「なに!?」
「生き延びたければ武器を捨てて投降しろ。テロリストには譲歩しない。これは国際常識だ」

 フルメタルパニック世界の西側との交渉と支援をしやすくするための前段階として、ミスリル残存部隊とともにユーコン基地のテロリストを掃討する大洋第一特殊作戦群。


「この人に模擬戦で60%以上の勝率上げなきゃ最上位クラスと認められないなんて、大洋って国はどんな魔境よ……」
「白銀、あんたなら勝てそう?」
「無茶ぶりが過ぎますよ夕呼先生!!」

 ユーコンでの模擬戦の映像で、陸奥の強さとそれよりも上がいるという事実に青ざめる横浜基地の面々。


キャラクター設定。

初音ミク
 身長・167cm 体重・ひみつ 16歳

 本名、初音未来。
 巨人族との交渉の際にかき集められたアイドルの一人。男性型のゼントランディにはかなりのファンがいる。
 趣味はロボットシミュレーションゲームで、ある年にはニュータイプでもないのに小学生の部で大洋王者になった。
 また、頭脳明晰で飛び級で工業系大学を卒業している。
 拝郷MEIKO、鏡音リンとユニット「MMR」を結成しているが、一部からはイメージカラーから「信号機」と呼ばれている。
 ユニット「バナナイス」のメンバーと同じ事務所に所属。

  • 拝郷MEIKO
 身長・173cm 体重・極秘 年齢17歳

 本名、拝郷芽衣子。
 巨人族との交渉の際にかき集められたアイドルの一人。男性型のゼントランディにはかなりのファンがいる。
 長身で大人っぽい顔立ちでスタイルが良い。しかし本人はそれを年増に見えると気にしている。
 昔から描いている絵は素人のレベルを超えており、彼女のイラストはかなりの高値で取引されている。
 ユニットの中ではツッコミ役で、残りのふたりの暴走を止めることが多い。
 ユニット「バナナイス」のメンバーと同じ事務所に所属。

  • 鏡音リン
 154cm 44kg 13歳

 本名、鏡凛
 巨人族との交渉の際にかき集められたアイドルの一人。男性型のゼントランディにはかなりのファンがいる。
 かなり気が強く、家では弟をあごで使っている。
 また合気道の有段者でもあり、神威がくぽとは、マニアックな武術の話題で盛り上がることが多い。
 ユニット「バナナイス」のメンバーと同じ事務所に所属。

314: 名無しさん :2018/10/24(水) 19:46:29 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
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最終更新:2018年10月27日 11:10