794: 名無しさん :2018/11/25(日) 15:45:20 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
【ネタ】OGクロス会話集・GATE交流編 その3【時系列デタラメ】

「な、なんだあの後光を背負った銀色の巨人は……」

「なんで宙に浮いてるわけ!?」

「惚けてる場合か! 砲撃支援要請! 近接航空支援もだ!」

 バーチャルトレーナーでゲート側で初めて『かの者』の所までたどり着いた第三偵察隊。


「……この歳になって、宇宙に出ることになるとはな」

「感動ものっすよね、おやっさん!」

「撮影許可は出てるからな……撮れるだけ撮りまくるぜ!」

「というか、なんで俺たち第三偵察隊が、外交官にくっついて異世界の地球に来てるわけ?」

「それは隊長のせいだと思います」

「私たちの知らない間に、色々コネ作りまくりましたからね」

「うっ……」

 コロニーまでの間はしゃぐ第三偵察隊の面々


「これがスペースコロニー……」

「映画とかアニメじゃよく見るんですが、実物はやっぱり違いますね。迫力が」

「あ、中心で人が飛んでる!」

「きっと来るまでに説明で聞いた、ホモアビスという遊び」

「これを人の手で……ねえ」

「総人口約40億……その上このようなものまで造り上げる国家と、向き合わなければならなくなったのか帝国は……帝国は……」

「姫様! お気を確かに!」

 コロニー到着時のゲート側人員の反応。


「初めまして。大洋連合の交渉役であるギレン・ザビと申します」

「初めまして。日本の外交官の菅原 浩治と申します」
(これ大臣級の人が相手をするべき人だろ!)

「初めまして。アメリカ合衆国外交官のアーサー・アシュトンです」
(ひと目でヘヴィな交渉相手とわかるな……)

「て、帝国第三皇女、ピニャ・コ・ラーダ」
(膝が震えるのをこらえるので精いっぱいだ……だが、ここで成果を出せなければ帝国は――!)

 大洋側の交渉役とゲート側の人員の初顔合わせ。

795: 名無しさん :2018/11/25(日) 15:46:29 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「つまり大洋は我々に、自分を守る力を身に付けてほしいということですか」

「左様。ここに来るまでこちらがいかなる戦役があったかは説明されたのでしょう?
 そしてそれと同等かそれ以上の戦いが待っている可能性が非常に高い。そちらで何かあった場合でも、こちらの手が空いていない可能性もある」

「……そうですね。こちらの宇宙に、敵対的な異星人がいないと証明されたわけではないのですし」

 交渉役のギレンとゲート日米の交渉。


「帝国に対して大洋ができることはありません」

「なぜだ!? 確かに帝国は日本やアメリカに国力や技術力などでは劣ってはいるが、それでも――」

「そうではありません。国力や技術力、国家体制が問題ではない。特地の真の支配者である神々が、文明の発展を是としていない。これではどうしようもありませんな」

「そんな……聖下……」

「すがるような眼を向けられても困るわぁ。私にできることはぁ、我が神エムロイに大洋の意思を伝えることだけよぉ」

 ギレンと特地側の交渉。


「初めまして大西洋連邦大統領、マイケル・ウィルソンJrです」

「初めまして。日本から来た外交官、菅原 浩治と申します大統領閣下」
(なんだよメダル・オブ・オナー持ちの大統領って! ハリウッド映画の主人公か!?)

「初めまして。アメリカ合衆国外交官アーサー・アシュトンです。お会いできて光栄です

(どう考えてもウチの大統領なんか比較にならない傑物だな)

 地球に帰ってきてからの夕食会で、大西洋連邦大統領の頼みを聞き入れてゲート側の人間と引き合わせる大洋。


「うおおお! いろいろあって目移りしますね!」

「なにかオススメはありますか?」

「うーん、これなんかどうでしょう? 1/72ホワイトグリント、アナトリアの傭兵仕様」

「おおっ、すごい出来だ!」

「男って、いくつになってもこういうの好きよね」

「ヨウジィ……隣の区画の人形、魂もないのに喋ってるぅ」

「ああ、AI搭載型ビスクドールですね。ちょっと前のアニメのせいでかなり売り場が広がったんです」

「へえ……梨紗に一体、お土産として買ってやろうかな?」

 夕食会と同時刻に例の外交官とお土産を見繕っている第三偵察隊+α

796: 名無しさん :2018/11/25(日) 15:47:04 HOST:p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
以上です。

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最終更新:2018年12月02日 15:29