49: リラックス :2019/01/03(木) 04:06:01 HOST:pw126245068011.16.panda-world.ne.jp
何となく思いついたので、誰もいない内に

スコープドッグ

リアクター戦争で投入されたアーマードトルーパーの一種。

全高 4.210 m
基本重量 6.892 t

武装・アタッチメント 
◇アームパンチ
殆どのATに搭載されている白兵戦用装備。炸薬で腕を射出し打撃を与える。パイルバンカーを搭載する改良型も存在。

◇ヘヴィマシンガン
ATサイズのアサルトライフルで右側面に120発入り大型弾倉が付いておりバレル上にはグレネード発射機が存在する。
液体火薬によるケースレス弾を使用している。

◇ペンタトルーパー
様々な弾頭を発射可能な大口径ハンドガン。装弾数は6発のみだが軽量で取り回しが良く、市街戦などでは活躍。

◇ソリッドシューター
バズーカ型火器。装弾数は8発。
大型弾倉を装備し装弾数を32発まで伸ばした改良型もある。



アーマードトルーパーとは、リアクター戦争後半に投入された、全高4メートル前後の人型機動兵器の総称である。

リアクター陣営の歩行戦車や人型機動兵器、強化外骨殻装備の歩兵の投入により、従来型の歩兵ではゲリラ戦術ですら対抗が困難になったことから乏しくなりつつあった戦車と機械化歩兵の役割を補う目標で開発された。

コンセプトは強化外骨殻より硬く、歩行戦車を撃破可能な火力で、カタクラフトよりも小回りが利く……なのだが、要するに強化外骨殻よりも小回りが利かず、カタクラフトよりも柔らかいという代物。

しかし、人型兵器の長所である市街地や山岳地で小回りが効き不整地走行能力の高い二足歩行システムと、マニピュレータによる兵装選択システムによる多様性はきっちりと強みとして備えており、歩行戦車を撃破する火力も嘘ではない。

条件さえ揃えば一定以上の成果が出ることも少なくなかったことから、全くの無駄だった訳ではない……条件が揃うのがそもそも期待薄なこと、後述のように、生存率の絶望的な低さに目をつぶれば、だが。

また、足底にはコアレスモータのローラーや履帯が装着されており、平坦な場所ではこれを使った高速移動「ローラーダッシュ」が可能である(注1)。

同時期の歩行戦車との最大の違いは、大きさやコンセプトよりも何よりも、その徹底した人命軽視っぷりである。

書類上は「歩行戦車」に分類されるATだが、機動性やコスト面を優先したが為に装甲は小火器に耐える程度の薄いもので、ATの装甲が12.7mm重機関銃で貫通されたケースも確認されており(このことから、ストライカー装甲車より貧弱な装甲しかないと考察されている)生身の歩兵相手に撃破されてしまうことも珍しくない。

さらに引火性の高いポリマーリンゲル液を内蔵する構造に加え、脱出装置の類も搭載されておらず、一部の機体を除いて自動消火装置や完全気密構造といった装備は無い。

せいぜいポリマーリンゲル液の火災を消火するための非常用中和剤(見た目も使い方も現実の手動消火器に近い)が、申し訳程度に付属してるくらいである。

人命無視の設計の割に、操縦に関してはベテラン兵曰く『イヤミなくらい簡単』なことも相まって、食い詰めて民兵に志願した人間を使い捨て同然にATに乗せることは当たり前の光景になっていたとか。

そんな風にして集められたAT乗りは総じて寿命が短く、三度帰還すれば部隊の誰もが認める英雄扱いされる程であり、いつしかAT乗り達は自らの搭乗機を「最低野郎共」と言う意味の「ボトムズ(BOTTOMS)」と皮肉るようになったという。

後に、この俗称を快く思わなかった軍が後付けで「Vertical One-man Tank for Offence and Maneuver(攻撃および機動用直立単座型戦車)」という名称を与えたと言われている(注2)。

人間の頭と胸に相当する部分にコクピットがあり、操縦装置は二枚のタッチパネルと2枚のペダルによるシンプルなものであるが、ボイスコマンドシステム(音声入力)とミッションディスク(基本動作の自動化)が採用されており、パイロットの負担を軽減している(注3)。

50: リラックス :2019/01/03(木) 04:07:11 HOST:pw126245068011.16.panda-world.ne.jp
やあ、ようこそ懐かしの101号s…バーボンハウスへ。
この海のアブs…テキーラは私のオゴリだ。
まず飲んで落ち着いて欲しい。
__ _______
10 バーボンハウス
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
シュッ
     ∧_∧
    ( ・ω・)
    (つ と彡 /
      /  /
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 | ̄ ̄ ̄ ̄|
 | _   | ガシャン
 |(_();o。|
    ゚*・:.。 コロコロ

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この投稿者名を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「察し」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思って、このネタを考えたんだ。

じゃあ、お決まりになって来たけど解説しようか。

戦後、元・反リアクター陣営で名もない漫画家の描いた漫画「最低野郎(日本語訳)」に登場する架空の人型兵器だよ。

最初に掲載されていたカストリ雑誌(注4)を比較的長持ち(それでも半年程度だが)させる程度の人気を博し、そこから掲載雑誌の廃刊や休刊を繰り返しながらも、口コミなどを通じてじわじわと人気を集めていったとされるよ。

MSやVACに比較して無骨で野暮ったく、作画を手抜きしたんではないかと勘繰られることもあったとされるけど、逆にそれが良いとコアなファンからは根強い支持を受けていたんだそうだよ。

多くの機体には直接外を見ることのできる窓がなく、ATの頭部にあるターレットレンズ(メインカメラ)からの映像と機体各部にあるセンサーの情報が、まとめてゴーグルに投影されるようになっているよ。

ATには内燃機関は搭載されず、一種の人工筋肉であるマッスルシリンダーによって四肢を駆動するようになっているんだ。

これはポリマーリンゲル液(PR液、PRLとも)と呼ばれる液体に満たされており、アイドリング状態ではポンプによってシリンダー内を循環しており、駆動時には電気信号によって化学反応が発生、マッスルシリンダーが収縮するよ。

ポリマーリンゲル液は引火性が高いため、取り扱いにはガソリンよりはマシな程度には注意が必要なようだ。

主人公と仲間のメカニックはこれを利用して即席の火炎放射器を作成し、「ヒャッハー!汚物は消毒だー!!」とトリップして暴れる様が度々挿入され、妙な人気を博したよ。

掲載雑誌の廃刊、休刊から連載時期が途絶えながらもしぶとく連載を続けていたんだけど、とある時期からパタリと連載がストップし、作者の活動も途絶え、消息が不明となるよ。

作品の人気はカストリ雑誌掲載作品としては高かったけど、利権問題やら何やらで難しいことになっているらしく、単行本化もされていない為、打ち切りまでの話を全話まとめて読むのは困難を極めるよ。

え、作者はどうなってしまったんだって?

アナタ ノ クリアランス ニ コノ ジョウホウ ノ エツラン ノ ヒツヨウセイ ハ ミトメラレマセン。


注1、ロボットの滑走移動描写は歩行に比べ作画が楽なことから「手抜きじゃね?」と言われることもあるが、ATのローラーダッシュは過度に乱用されることなく歩行と効果的に使い分けられていた。

注2、なお、「BOTTOMSの商標を取れなかったからVOTOMSになった」という噂も実しやかに流れている。
また後付け設定により、人命軽視設計は「(当時都市伝説的に噂になっていた)イレギュラーを探すために秘密結社が暗躍した結果」とされた。

注3、後付けだがタッチパネルを通じて、間接的に機体の制御系とパイロットの神経網を接続する事で、搭乗者の思考による航空機の直感的な機体制御を可能とするコックピットシステムが採用されていることから、このような簡略化が可能となったとされている。

注4、カストリ雑誌とはリアクター戦争後に多数発行された大衆向け娯楽雑誌の内、特に粗悪な物を指して言う蔑称。
内容はリベラルの言葉狩りや規制地獄で御無沙汰となりつつあったエロ(性・性風俗)・グロ(猟奇・犯罪)・ナンセンス(ブラックジョーク)満載で、旧時代の終焉とリベラルからの解放を象徴していたとされる。

名前の由来は、日本の戦後に、たいてい3号で休廃刊(=3号雑誌)したことから、「3合飲むと悪酔いして潰れる」といわれたカストリ酒(粗悪な酒)にかけて呼ばれたカストリ雑誌を知るとある日本人記者(所謂真っ当な記事を書くべく政府に雇われて現地入りした者)が、それらの雑誌のことを「まるでカストリ雑誌だ」と称した記事を書いたことから徐々に現地で広まり、定着したもの。



51: リラックス :2019/01/03(木) 04:15:22 HOST:pw126245068011.16.panda-world.ne.jp
ミス

×注1、ロボットの滑走移動描写は歩行に比べアニメーション作画に手間が掛からないが、『装甲騎兵ボトムズ』のATのローラーダッシュは過度に乱用されることなく歩行と効果的に使い分けられており、機種、重量等級、所属陣営に応じて足音のSE音源が使い分けられてもいた。

○注1、ロボットの滑走移動描写は歩行に比べ作画が楽なことから「手抜きじゃね?」と言われることもあるが、ATのローラーダッシュは過度に乱用されることなく歩行と効果的に使い分けられていた。

漫画作品と言ってるのに……
先に注釈を作って、しかも本文に思いつきでネタをポンポン打ち込むもんじゃないな…… orz

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最終更新:2023年10月11日 19:46