909: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:30:55 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
融合惑星 兵器事情
武装:40mmアサルトライフル 57mm滑空砲ライフル 57mm散弾銃 35mガトリングガン 90mm狙撃銃 頭部12.7mm機銃 30mm拳銃 多目的ミサイルランチャー 単発式簡易ロケットランチャー 対戦車ダガー 単分子カッター 腕部ワイヤーガン
α(フルメタ)世界の米国が採用した第三世代ASガーンズバックの改良型。
正規軍における正式量産型であったA型が関東事変のおけるテロリストの襲撃において無力であったことと、スエズ紛争においてWTOの兵器に大敗したことを受けて機体の全面再調査と改修を行った。
その際に搭載しているジオトロン・エレクトロニクス社製パラジウムリアクターP101の重大な欠陥が発覚。安価であるが戦闘出力時においてリアクター出力が不安定になるという致命的な欠陥であった。
このためM9搭載のパラジウムリアクターが試作型であるE系列と同様のロス&ハンブルトンAPR2500へと再変更がなされた。
ロス&ハンブルトン製はジオトロン・エレクトロニクス製と比べ高価格で出力が高い代わりに作戦時間が短縮されている。最も160時間が150時間ほどに短縮された程度であったが。
スエズ紛争において自慢の運動性に関してもWTO製新型ASに対してなお不足していることが発覚。
このためマッスルパッケージと金属・ポリマーのハイブリッド式を取りやめマッスルパッケージのみの純正式に再度変更。これにより防御性能の低下と引き換えに運動性の強化と自重の低下を実現している。この防御力に関しては元より相応に頑丈な機体のため試作であるE型と同程度の防御力に戻っただけである。
また腕部ガトリングガンを廃止。代わりの迎撃用に頭部12.7mm機銃を復活させるなど対AS・機動兵器戦を念頭に置いた改修が行われた。
その他武装に関しては既存のままのオーソドックスなものが取り揃えられている。
なおガトリングやミサイルランチャーに関しては手持ち式の兵装であり、単発式簡易ロケットランチャーは使い捨てのパンツァーファウストと言ったところである。
この上記三種が採用されたのは新型兵装の開発が遅れているため、代わりに火力向上を目指したための緊急措置である。
流石にAIに関してはコストを考え簡易式AIのままとされ、不可視ECSも通常作戦時には使用しないため非搭載のままである。
これに関しては特殊部隊用モデルとして超高性能AIとECSを搭載したE型モデル相当の生産が行われることにより戦術的な性能としては賄われている。
総じて生産性が考慮されていたA型モデルよりも性能を突き詰めていたE型モデルの方に近くなったが、幸い関東事変とスエズ紛争、そして開発元であるジオトロン・エレクトロニクス社製エンジンのやらかしにより単品単価がかなり下落したため、高価格なロス・&ハンブルトン製APR2500の導入と純マッスルパッケージへの換装を行っても機体単価の劇的な上昇には繋がらなかった。
むしろA型導入当初よりも価格が低下していたためスエズ紛争以前よりもM9の大型導入が進めやすくなったという皮肉な状況となっている。
自国のみならず友好国にも大量に輸出されており、上記の事情で価格が下落したことと合わせて旧式化した第二世代ASとの代替えが急速に進められていくこととなる。
なお自国軍兵士にも友好国兵士にもスエズでの敗北から余り評価が高くない本機であるが、そこは腐っても第三世代ASのため、既存の第二世代ASよりも高い性能を持っていることは自国、友好国問わずの全兵士が認めていることでもある。
910: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:31:48 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
武装:40mmアサルトライフル 57mm滑空砲ライフル 57mm散弾銃 90mm狙撃銃 頭部12.7mm機銃 30mm拳銃 多目的ミサイルランチャー 120mm大型狙撃銃 大型ロケットランチャー 大型爆裂ダガー 単分子カッター 腕部ワイヤーガン
α(フルメタ)世界の日本国自衛隊が採用した第三世代AS。
自衛隊は関東事変において米軍の新型M9に性能的な不信感を覚えていたが、既存の第二世代である96式よりも高性能なのは確かだったため正式採用を決定した。
基本性能はC型ベースだがマッスルパッケージの増量とリアクター出力の向上が行われており運動性と機体出力がC型よりも3割程向上している。
代わりに燃費が増えており最大稼働時間が120時間ほどまでに減少している。
武装に関しては米軍仕様のC型よりも威力を重視したものが揃っている。これは関東事変においてアマルガム系テロリストの使用するASや彼らが使役していた野良ゾイドの戦闘力を考慮してのことである。
120mm大型狙撃銃は伏せ撃ち専用の大型砲で90式戦車の120mm滑空砲を流用している。大型大重量のため自由に持ち運びながらの移動が出来ず、使用時には実質固定砲台じみた運用となる。
持ち運ぶ際は銃本体と銃身を分離させ持ち運び、運用時に連結させる。
専用の対ゾイド用徹甲弾を使用すれば関東事変で確認されたゾイドの装甲を理論上貫通可能である。
最も一発事にASの手動で排莢と装填を行わなければいけないため連射速度は遅い。
大型爆散ダガーは対戦車ダガーを単純に大型化したもの。大型故に取り回しが悪くなっているが、関節部などに突き刺せばゾイドにも有効。
大型ロケットランチャーは歩兵科で採用されているパンツァーファウスト3をASサイズまで大型化させた代物。
無誘導であり、更に120mm大型狙撃銃と同様発射後にはAS手動による再装填が必要だが、当たれば関東事変で確認されたゾイドにも理論上有効とされる。
このように多少取り回しが悪化しても威力を求めた兵器が多いが、その多くは関東事変で確認されたカニ型ゾイドの装甲を基準に設計されており、理論上は破壊できるとなっているが実際のところは既存兵器よりも効きやすい程度と言うのが現実であった。
このため自衛隊は現状の機体に満足しておらず、M9の信用が暴落したことと相まって自国産ASの開発を並行して進めていくことにしている。
911: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:32:20 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
武装:40mmアサルトライフル 57mm滑空砲ライフル 57mm散弾銃 90mm狙撃銃 頭部12.7mm機銃 30mm拳銃 多目的ミサイルランチャー 大型ロケットランチャー 155mm榴弾砲デモリッションガンⅡ 単分子カッター 腕部ワイヤーガン
α(フルメタ)世界の日本国自衛隊が独自に開発…しようとして技術力不足で米国との共同開発で妥協した新型第三世代AS。
基本性能はM9J型との互換だが、マッスルパッケージと搭載リアクターの改良により更なる高パワーを身に着けた機体。
マスコミに配慮して主従機士としていたASの日本呼称を本来の強襲機兵へと変更したのを見ても自衛隊の覚悟がうかがえる。
M9J型と比べ機体出力は5割程上昇、マッスルパッケージの改良と電力配分の変更により単純な機体パワーでは7割増し程まで向上している。
代わりに燃費を犠牲にしており連続稼働作戦時間は50時間を切っている。
また機体出力とマッスルパッケージのパワーを上げ過ぎているため非常に扱いにくい機体となっており、一般部隊への普及は困難を極めている。
代わりに得られたこのパワーで何をするかと言えば既存のASでは使用不可能とされていた150mm以上を誇る榴弾砲デモリッションガンの機動的運用である。
逆に言えばこの機体は155mmデモリッションガンを運用するためだけに開発されたと言っても過言ではない。
多目的破砕榴弾砲であるデモリッションガンであるが、これに対して榴弾のみならず専用の徹甲弾、そして徹甲榴弾も開発し運用している。
とにもかくにもASの機動性を保持したままこのデモリッションガンを用いしてゾイドやら大型ASやらの出現した地点へと急行し、155mm専用榴弾及び徹甲弾、徹甲榴弾をぶち込むのがこの機体のお仕事である。因みに連射可能。
因みにライフリングされているので滑空砲ではない。これは120mm以上の砲弾を運用することにおいて現状の技術による滑空砲ではその安定性に限界があるためである。
なお155mmデモリッションガンを運用する際に関して流石に射撃時には停止し、脚部及び背部ダンパーを展開、固定してからでなければ発射はできない。
同装備を展開せずに発射した場合は機体ごと背後へと吹き飛ぶこと間違いなし。
展開、固定させていても連射時には高確率で腕部に警告が鳴る代物である。
連射して全弾発射した際には腕部は使い物にならなくなっている可能性も高い。
無論使用後のまともな戦闘続行は不可能である。
因みにこれらのパワー関係以外はM9と互換かそれ以下となっている。
このように正気の沙汰とは思えない(実際米軍関係者からはクレイジーガーンズの異名で呼ばれている)代物であるが、それだけ関東事変やそれ以前の大型ASによる蹂躙は彼等にトラウマを残したという証拠である。
なお開発に際し、政府から今まで以上に進んだ技術が提供され始めて実用化にこぎつけることに成功している。
主にマッスルパッケージとリアクターに関する技術であったらしいが、詳しいことは公表されていない。噂ではゴールドマンの遺産と呼ばれる代物と言われているとかいないとか。
2001年から配備、運用開始。一般部隊で扱う訳にもいかないため専門の運用部隊を設立し、そこで運用している。
当初は一個AS小隊に付き1~2機配備する予定だったが、扱い切れるパイロットが育っていないため断念された。
912: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:34:48 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
武装:40mmアサルトライフル 30mm散弾機関砲 多目的ミサイルランチャー マイクロミサイルポッド 試作型汎用レールガン 試作型レーザーライフル 高周波ブレード
γ(パトレイバー)世界のユージア連邦が開発した試作レイバー。
かつて日本で猛威を振るった黒いレイバーことグリフォンのデータを基に開発した新世代レイバーである。
動力には核融合炉であるパラジウムリアクター。超電導モーターとマッスルパッケージにより稼働し、その動きは人間のように柔軟でありながら、機械のように正確で突発的な加速力を保持している。
新世代の名に恥じぬ性能を持っており、ユージア連邦発足時に発生したユーラシア動乱においてNATO軍の既存レイバーを素手で引きちぎるパワーを見せている。
またその加速力は非常に高く、可動域の柔軟性も合わさりユニオン(元フルメタ米)から派遣されてきたM9一個小隊を完全に翻弄していた。
武装に関してはオーソドックスな40mm機関砲を基にしたアサルトライフルと多目的ミサイルランチャーを装備。
それ以外にはレイバー及びASや戦術機といった各種幅広い機動兵器を相手にするため30mm散弾を連射する散弾機関砲がオプションに加えられている。
同散弾機関砲は各人型兵器を相手にするに当たり、正面装甲ではなく散弾の面制圧による各四肢や頭部へのダメージを狙って開発された兵装である。なおスラグ弾の運用も可能。
試作型の汎用レールガンとレーザーライフルは本来航空機に搭載していたEML(汎用レールガンユニット)とTLS(戦略レーザーシステム)をレイバーが運用出来る手持ち兵装として再設計した代物。どちらも強力であるが、未だ燃費に難ありである。
マイクロミサイルポッドは肩部に装備する形の使い捨て式ミサイルポッド。
構造としてはVF系が運用しているマイクロミサイルと同様であり、こちらはバンデッド経由で流れてきたVFの装備を解析し、現状で再現可能なレベルで再設計した代物。
ヒポグリフで試されている試作兵装の中では最も安定しており、一般航空部隊への採用も決定されている。
高周波ブレードにおいては以前より研究が進められていたものが異世界からの技術(アマルガム組やフルメタソ連からの離反組により持ち込まれた)の流用により完成された兵器。非常に鋭い切れ味を誇るが、こちらも現状では燃費が悪い。
オプションユニットとしてフライトユニット、アクアユニットなどの汎用環境装備が存在している。
フライトユニットは飛行を可能としており、グリフォンが使用していたデータを流用しながら戦術機の跳躍ユニットを基に新規開発した代物である。
このユニットを装備することにより戦術機並みの機動力と滞空戦闘が可能となる。
現状は未だ安定性と燃費に難ありとされ、航続距離も長くないため既存レイバー中心の正規部隊への正式採用されていない。
アクアユニットは潜航可能とするユニットであり、アクアジェットによる水中航行を実現可能としている。
最もこれに関しては元となったグリフォン及び現行のヒポグリフの汎用性が主要な部分が大きく、浅瀬における短距離の潜航のみとなっている。
913: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:35:21 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
このように既存レイバーを超えた正に新世代と言っても過言ではない超性能を誇るがその実体はやはり試作機の域を出ていない。
グリフォンのデータに関しては機体そのもののデータはともかく、肝心のOS及びハードウェアの総体であるASURAに関してはサルベージしきれなかった部分も多い。
幸い足りない部分は他世界の技術を使い補強できたがそのため開発期間が伸びてしまった。
このため本来のASURAと比較し7割程の性能しか出せていない。だがこの不足分のために全力稼働してもグリフォンのようなハードウェアへの過負荷は起こらないようになるなど副次的な効果もある(異世界技術による機体及び内部装置の剛性強化の恩恵も大きい)
またパラジウムリアクターの搭載と十分な搭乗スペースを確保するため機体の全高は10mまで大型化している。
非常に高い加速性と運動性、柔軟性を誇るがその分だけ機体パーツの摩耗が速く、慣性制御装置も搭載されていないためパイロットへの負荷も大きい。
そもそもピーキーな機体のため扱いきれるパイロットが少ない。
等々様々な問題も抱えている。何より量産機として運用するにしては安定性を欠いているのが現状である。
これらの問題に対しては実戦データを応用しての機体とOSの最適化と量産化においては機体性能を下げることにより対処するように考えられている。
ユージア連邦建国の際に起こしたユーラシア動乱において実戦投入。実戦データを収集する目的で少数が投入されたが、その多くが既存レイバーを圧倒し、ユニオン(旧フルメタ米)とオーシア(旧マブラヴ米)が投入してきたASと戦術機相手に互角かそれ以上に渡り合うなど他世界の兵器にも引けを取らない性能を発揮した。
またこれにより様々な機種との戦闘データが取れており、OSの最適化が進むこととなる。
西部のブリタニアが大西洋を越えて侵攻してきた大西洋戦争においても活躍。
先のユーラシア動乱において実戦データを収集したため動きが洗練されており、更に機体数も増産されていた。
これらの機体は正式化された汎用レールガンや汎用レーザーガン、高周波ブレードなどの装備と相まってブリタニアの第七世代KMF相手でも互角の強さを発揮することとなった。
914: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:35:54 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
武装:40mm速射機関砲 90mmライフル 多目的ミサイルランチャー バズーカ砲大型シールド コンバットナイフ
γ(パトレイバー)世界の自衛隊が採用した篠原重工製レイバー…の
アメリカにおけるライセンス生産品。Aは
アメリカ用という意味。
シャフトエンタープライズが正式にユージア連邦側へと属したため、その傘下企業であったシャフト・アメリカ製のレイバー運用が限定されてしまったため、代わりの繋ぎとして採用された機体。
篠原重工に依頼が回ってきたのは警察用レイバーであった零式のパイプを基に米政府直々の依頼がなされた結果である。
仕様は自衛隊採用型とそう変わっていないが、装備に関しては米陸軍が運用しているものを使用できるように規格が変更されている。
米軍ではこのほかにもシャフト社以外のレイバー開発企業の機体を複数採用しており、次の主力機への繋ぎとして運用している。
また今まで運用していた従来のシャフト製レイバーも機密保持のための改修の後に現役へ復帰させている。
武装:40mm速射機関砲 20mmバルカン砲 多目的ミサイルランチャー 大型シールド コンバットナイフ
自衛隊が採用している菱井製軍用レイバーの
アメリカ採用仕様。ヘルダイバー同様Aは
アメリカのA。
ヘルダイバー同様規格を米軍仕様に変更しただけで、性能は変わっていない。こちらも米政府からの依頼である。
と言うより友好国の主力レイバーは一通り輸入して運用している。
条件としては最低でも米国規格へと対応させることである。取りあえずシャフト製以外の機体を片っ端から集めて、試している最中なのであった。
915: トゥ!ヘァ! :2019/02/14(木) 20:38:41 HOST:FLH1Aep067.kng.mesh.ad.jp
投下終了
ブリタニア相手だし、これくらいは多少はね?
フルメタの西側諸国はなんやかんや言いながらM9以外選択肢がないわけで…
むしろ値段下がってるから積極的に第三世代ASを買いだす可能性。
日本の隼はまああれだ…大戦中の対潜とか対空みたいにアマルガムとゾイドにトラウマ持てばこうなるかなって。
ユージアはまあデータ残ってるならグリフォン量産しようと試すよね的な。
どこまで本社がデータ確保できたかわからんけど…
パト米は場繋ぎ機コンペで迷走中的な。まあ次世代機も決まっていないのにシャフトが敵に回ればこうもなろう…
最終更新:2019年02月15日 23:38