5: トゥ!ヘァ! :2019/02/20(水) 19:15:27 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
融合惑星 超合集国 黒の騎士団 地方防衛軍


〇地域防衛軍
融合惑星に転移して以降、黒の騎士団だけでは超合集国全体の防衛が厳しくなっているために設立された軍団。

黒の騎士団本隊を外征・救援のための快速部隊とし、各国地域防衛に関してはこの防衛軍が担当する。
役割としては救援としての黒の騎士団本体が到着するまでの防衛が任務となる。

名目上は黒の騎士団の一部門であるが、内実は各国政府が自国の予備役と退役軍人を中心として設立した州軍となっている。
防衛戦時には現地国家政府の命令が優先されるが、黒の騎士団本隊が到着以降の指揮権は騎士団総司令へと譲渡されることとなる。

また黒の騎士団における予備戦力としての役割も持っており、戦時においては補給や基地警備などの後方任務を担当することとなる。

保有KMFは第五世代まで、艦艇は中小の陸上艦艇が主軸で航空艦艇に関しては各地防衛軍の旗艦となる一隻以外は厳しく制限された。
またKMFへのフロートユニットの装備も制限されている。
これはもしも地方防衛軍が反旗を翻しても、黒の騎士団本隊による鎮圧を行いやすくするための措置である。




〇保有兵器


  • 無頼
日本が製造していたグラスゴーのコピー機。第四世代。
中華連邦においても大量に製造されており、各地の反ブリタニア組織にばら撒かれている。

先の大戦においてはブリタニアとの交渉により生産権を正式に獲得している。

現在では黒の騎士団の主力機暁へと主力機の座を明け渡しており、倉庫で埃を被っていたか傭兵やマフィアなどが運用している程度であった。

しかし地域防衛軍が発足されることと合わせ、日本や中華連邦が保有していた機体が大幅に放出されることとなった。

流石に性能としては旧式化が著しいため主力は無頼改とエストレヤに譲っているが、各地防衛軍では基地警備から訓練機まで幅広く使用されている。



  • 無頼改
無頼の改良タイプ。出力系とモーターを見直した結果第五世代グロースター並みの性能を手に入れた高性能機。
また頭部へと触覚状の通信アンテナを増設しているため通信機能が良く、指揮官機としての適性が高い。

かつては四聖剣を始めとするエースや部隊指揮官が運用していたが、現在では暁へとその座を譲っている。

地方防衛軍の設立に伴い無頼と共に現役復帰した。
現在ではエストレヤと共に主力機となっており、その通信能力の高さから専ら指揮官機として扱われている。

6: トゥ!ヘァ! :2019/02/20(水) 19:16:12 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
  • エストレヤ
スペインの反ブリタニア組織マドリードの星が運用していたコピーサザーランド。
元は現地のブリタニア部隊が横流しした大量のサザーランドを解析して、開発された機体である。
EU正規軍においても正式に運用されていたようで、パンツァーフンメルと共に大量に戦線へと投入されていた。

戦後は旧EU諸国系の部隊でのみ運用されていたが、地方防衛軍の設立と共に追加増産され同軍団の主力機として超合集国全体へと広まっていった。



  • パンツァーフンメル
旧EU軍が運用していた重火力KMF。実際にはKMFとは名ばかりのパチモノ兵器であったが、良好な機動力と両腕の火砲により、長い射程と高い火力を誇っている。
運用次第では遠距離からブリタニアKMFを一方的に叩けるなど馬鹿にできない性能を誇っていた。

腕はアタッチメント式であり、大口径機関砲やガトリング砲、ミサイルランチャーなど様々な武装に変更が可能。
また背負い式の大口径カノン砲やミサイルポッドなど幅広いオプションも存在している。

超合集国設立後は支援兵器として一線を退いていたが、地方防衛軍の設立により現役に復帰。
KMF部隊の火力支援機として加盟国全体で追加生産が行われていた。



  • ガンルゥ
中華連邦で運用されていたKMFモドキ。
長射程武器による遠距離戦と集団戦が得意というパンツァーフンメルと似通うところの多い性能であるが、こちらの方が単価は安い。代わりに火力と汎用性ではフンメルに劣る。

超合集国設立後は中華連邦系国家においても主力の座を暁へと譲っていたが、こちらも地方防衛軍の設立により現役復帰。

とは言え性能的に上位互換のフンメルがいるため、専らエストレヤやフンメルで機体を揃えきれない中小加盟国などで運用されている。

無頼とガンルゥが並んで訓練をしている様は中小国における日常的な光景となっている。



  • 陸上艦艇
主にEU製の中型陸上戦艦か中華連邦系の竜胆が地方防衛軍の主力である。各防衛軍ごとに運用できる数の上限が定められている。
主に火力支援や電子支援、KMFの輸送などが仕事。



  • 白鷺(しらさぎ)
黒の騎士団旗艦であった斑鳩(いかるが)をベースに建造された小型浮遊航空艦。
KMFカタパルトや波動障壁、ミサイルやCIWSなど一通りの装備は揃っている。
黒の騎士団における航空艦隊の数的主力。

地域防衛軍では各地地方部隊の旗艦として一隻のみの運用が許可されている。

7: トゥ!ヘァ! :2019/02/20(水) 19:16:52 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
〇追加
地方防衛軍設立当初は反乱の可能性から、装備に関して大幅な制約が設けられていた。
しかし、多発するバンデット犯罪や宇宙勢力ヴォルガーラの襲来などにより、地方防衛軍の戦力強化も急務となった。

そこで装備制限の大幅緩和とフロートユニットの解禁がなされた。
結局のところヴォルガーラ戦を通して国家としての一体感が強まった超合集国では武装制限緩和後も大きな混乱や反乱は起らず、文字通り第二の正規軍として運用されていくこととなっていった。



  • 月下
装備制限緩和後に地方防衛軍へと追加された第七世代KMF。
元々月下は反ブリタニア勢力向けに輸出用のモンキーモデルが作られるなど、積極的に外へと放出されていたため、在庫に関しては相応の数が揃っていた。

このため装備緩和後は瞬く間に地方防衛軍へと広まっていった。



  • アレクサンダ
旧EUが開発した第七世代KMF。
インセクトモードという特殊な機動形態への変形を行う可変系機でもある。

性能としては申し分なく、操縦性においてもワイバーン隊が収集した戦闘データにより一般兵でも十二分に操縦可能となっていた機体だが、その特殊な変形機能のため一般的な黒の騎士団採用のフロートユニットを装備できなかった(詳しく言えば変形機構に合わせたフロートユニットならば可能。しかし特注になるため値段がかさむ)

このため超合集国参加後は追加の製造もされずに、残存機は旧EU系国家の倉庫で埃を被っていた。
地方防衛軍設立後も性能的に過剰とされそれが変わることはなった。

しかしヴォルガーラ襲来とその後のバンデット犯罪への対応を巡り地方防衛軍の装備制限が緩和されることと合わせてにわかに注目が集まった。

性能は十分でありながら、一般的なフロートユニットは装備できないため反乱抑止に繋がるとされ、改めて正式採用されたのである。
採用されたのは第三期生産モデルであるアレクサンダ・ヴァリアントを基に各種アップデートを行ったType3モデル。ワイバーン隊の壊滅により、幻と消えていた実戦運用仕様の正式量産型である。

しかし結局のところフロートユニットの装備も解禁されたため、フロートを装備可能な月下が防衛軍の主力として採用されてしまい、大規模な追加生産には繋がらなかった。
しかしインセクトモードを交えた独特の機動は陸上戦においては月下では真似できない動きを可能としており、巨大生物が作った地下坑道の中ではフロート装備のKMFよりも応用性が高かったため対巨大生物用KMFとして改めて運用されていくこととなった。

また同様の理由からユーロブリタニアにおいても対巨大生物専門部隊を中心に再生産モデルが採用されている。




  • ガンルゥorパンツァーフンメル・ドローン
ガンルゥもしくはパンツァーフンメルの無人機仕様である。
元々火力支援か突撃支援として運用されていたため、複雑な動きがいらず、更に単価が安いこの二機種は無人化に向いていた機体であった。

そこで対ヴォルガーラ戦を契機に人的被害を減らすため、この二機種の大々的な無人化を進めることとなった。
改修は既存の機体のコックピット周りに手を入れるだけだったため速やかに行われていった。

普及後ガンルゥは突撃支援のためのデコイ兼移動砲台兼移動防壁、フンメルは無人砲台として運用された。

8: トゥ!ヘァ! :2019/02/20(水) 19:17:22 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
投下終了

個人的には一番好きなKMFは亡国のアレクサンダですね…ゲテモノ好きなの…

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年02月25日 13:22