119: トゥ!ヘァ! :2019/02/21(木) 19:03:08 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
融合惑星 新国家簡易表その2
α(フルメタ)世界の欧州と一部アフリカ諸国がユークトバニア(旧フルメタソ連+東欧)に対抗するため結成した国家連邦。
AEUとはAdvanced European Union(新ヨーロッパ共同体)の略である。
融合惑星へα(フルメタ)世界が転移したため、大西洋を挟んだ先はβ(マブラヴ)世界のアメリカ大陸となり、元来付き合いのあったα世界のアメリカ大陸とは物理的に離れてしまった。
ユーラシア大陸と太平洋を挟んだ向こう側となっては、流石に迅速な救援や支援は望めないのではと西欧を中心とするNATO諸国が考え始めても仕方のない事である。
そして東京事変とスエズ紛争におけるアメリカ軍の大敗によりNATO諸国における米国の信頼性とプレゼンス能力の下落が決定打となった。
ことここに至って欧州では独自の軍事組織の立ち上げが求められるようになったのである。
そうして誕生したのがこのAEU。
当初は旧NATOに加盟していた欧州諸国を中心とした軍事同盟の意味合いが強かったが、後に北アフリカや西アフリカの国々も加盟するようになった。
これは昨今のバンデットの跳梁跋扈による治安の悪化と防衛費増大をAEUに加盟することで補おうとしたためである。
AEUとしても自国に足りない資源を持っている北アフリカ諸国の加盟は魅力的であった。
最もスエズ紛争では当事者となったエジプトやスーダン、エルトリアと言った紅海に面した国々などはユークトバニア連邦の庇護下に入ることを選ぶなど、北アフリカ情勢は二分されることとなった。
AEU結成の前後においては大西洋を挟み新たな隣国となったβ(マブラヴ)世界のオーシア連邦(旧米国)との関係性が強まっており、α(フルメタ)世界の米国(後のユニオン)と変って密接な関係を築き上げている。
またこの流れに乗り、大西洋経済の恩恵を受ける西アフリカ諸国が遅ればせながらAEUへと加盟することとなった。
α(フルメタ)世界におけるインドシナ半島の国々によって建国された国家。
旧東側東南アジア諸国を中心としてまとまっている。
英訳ではIndochina Association(インドシナ・アソシエーション) 略してIAと呼ばれる。
加盟国はミャンマー、ラオス、ベトナム、カンボジアと周りを東側諸国に囲まれた結果折れたタイの計五か国となる(マレーシアとシンガポールは経済的な理由からユニオンへ加盟)
東側諸国であるが、立地上ユークトバニア本国とは孤立している東南アジアの国々が自国の防衛力強化を考え、ユークの支援を受け結成された。
現在は新インド連邦を通して地続きもしくはインド洋を介してユークトバニア本国との連結に成功している。
α(フルメタ)世界にて誕生した新連邦国家。
正式名称New India Commonwealth(ニューインディア・コモンウェルス) 頭文字度を取ってNIC(エヌ・アイ・シーもしくはニック)と呼ばれている。和訳文が新インド連邦となる。
北のユークトバニア連邦、東のユニオン、西のAEUと次々と連邦国家が誕生していくことを見て、国力の増強と独立性の強化を狙い周辺諸国との協議の結果設立された。
加盟国はインドを中心にスリランカ、バングラデシュ、ブータン、ネパールである。
またパキスタンにも声が掛けられているが、歴史的な対立要因にて当初は拒否。
しかし国際情勢の変化から後にオブザーバーとしてNICへと参加することとなった。
これは今まで頼っていた中国の影響力が失速したため、ユークトバニア連邦からの無言の圧力に屈したためと言われている(パキスタンの眼前にある国家はアフガニスタンであり、この世界のアフガンは冷戦時代にソ連により完全制圧されているため、現在はユークトバニアの加盟国となっている)
国家方針としてはインド時代から親ユークトバニアを表明しているが、基本は中立姿勢でありユニオンやAEUとの関係も存在している。
ユニオンとしてはインド洋を通した南アフリカや元南極領との接続に繋がり、ユークとしてはインドシナ連合(元東側東南アジア諸国)との連結が安定するために両国からは玉虫色とも言えるNICの姿勢は黙認されている。
120: トゥ!ヘァ! :2019/02/21(木) 19:03:45 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
α(フルメタ)世界における南北中国と台湾、韓国などが手を組み結成した連合国家。
通称人革連。
元々1990年代に南北に分裂していた中国が再統合され、そこに台湾や韓国などを加えた国家であり、主にユークトバニアとユニオンへの対抗を目的に結成された。
しかし予定ではインドや東南アジアも含まれるはずだったが、声をかけた東南アジア諸国やインドからはお断りメールが送られ、更に合流確実と思われていた北朝鮮にすら拒否したためほぼほぼ中国単体の国家となっている。
このことに関しては国内から北朝鮮や東南アジア諸国への武力制裁案すら出たが、東南アジアの西側寄り国家はさっさとユニオンに加盟し、東側寄り国家は集まりインドシナ連合を結成してしまったため時期を逃した。
インドに関しては新インド連邦を設立したため、数字上の国力では統一された中国を抜く勢いとなり、頼りのパキスタンもユークトバニアの圧力に屈してしまった。
ならば北朝鮮はとなると、沿岸州伝いにユークトバニアと国境を接していたため、ユークへと泣きつき在北朝鮮ユークトバニア軍が駐留してしまったため、武力侵攻案はとん挫した。
幸い南北に別れていた経歴から東西両方の技術をある程度保有していたため、今後はその点をどう進化させていくかがこの国の命運を分けると思われる。
無論武力的なお痛をしようとしなければだが。
通称はエメリアかエメリア共和国。γ(パトレイバー)世界の欧州における統合国家群。
人口は約5億8000万人。
大西洋戦争後にユージア連邦の支援により建国された欧州統合国家である。
ユージアの手により建国された国家だが、その中心は二度の戦争でユージアとブリタニアに真正面から泥を塗ったイタリアを中心とした国家であるため、完全な傀儡と言えない関係性を持つ。
ユージア建国戦争と大西洋戦争により欧州におけるNATOが実質解散となった後にユージアにより改めて東欧と北欧以外の欧州諸国をまとめて立ち上げられた国家。
名目上の盟主国は独立を守り抜いたイタリア。
建国間もないユージアが元敵対国であったNATO諸国を自国へと編入することを危惧したことが大きい。
大西洋戦争の際にブリタニアにより西欧が陥落し、孤立したイタリアが進んでユージアへの加盟を求めてきたことから構想が始まった。
なお、戦時中においてユージアはイタリアの連邦への正式加盟ではなく、両国間の軍事同盟を勧め、イタリアもそれを承諾している。ユ・イ軍事同盟の誕生である。
その後ユージアが西欧を開放し、戦後となった後に同盟相手であったイタリアを盟主という形としてドイツを含む西欧諸国と南欧諸国を合わせた連邦国家として独立させたのがエメリアとなる。
西欧諸国や南欧諸国においてもユージアの配下よりはマシということで一応の納得は得ている。
なお東欧諸国に関しては戦前から親ユージアの国々が多かったため、ユージア連邦への加盟となった。
設立にユージアが密接に関わっていたため同国の影響力も強いがイタリアが盟主となり反ユージア感情の強い西欧諸国をまとめているためユージアは無理な条約などは結んでおらず、自国に攻めこまないことと、戦時の協力体制を欠かさないこと以外には頓着していない。
このため両国の関係は戦前の対立姿勢からは想像できないほどに穏健なものとなっている。
ユージア建国戦争からの戦時体制からそのままスライドしているため、軍事能力が高く、建国後は北・西アフリカを中心に影響力を高めている。
121: トゥ!ヘァ! :2019/02/21(木) 19:04:26 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
γ(パトレイバー)世界において設立された多国籍軍事同盟。
正式名称はIndependent States Allied Forcesであり和訳すると独立国家連合軍。頭文字を取ってISAF(アイサフ)となる。
γ世界が大西洋戦争後に提唱したNATOに代わる新たな広域軍事同盟であり、主に対ユージア連邦を想定した設立された。
北米、南米、ロシア、北欧、オセアニア、インドシナ半島以外の東南アジア、米国占領下西日本政府、南部アフリカ諸国、マダガスカルなどの一部東アフリカ諸国などが加盟している。
またオブザーバーとしてユークトバニアにより占領されている東日本政府も参加している。これは将来的な東西日本の統合が約束されているためである。
γ(パトレイバー)世界では及ぶところのない最大の軍事連合であるが、全体的な技術力ではユージアに劣っており、経済力の高い欧州地域もエメリアとして独立しているため実質は米国とロシアによる大同盟という趣が強い。
γ世界米国の戦前からの伝手によりα(フルメタ)世界のユニオン、β(マブラヴ)世界のオーシアとは元米国系という関係から繋がりが深く、ユージア建国戦争や大西洋戦争などの二度の大戦において両国から大規模な援軍が送られている。
このため技術力ではユージアに劣るが物量では上回っており、他世界の国々との関係性が深いため、異世界技術の習得に関してはユージアに遅れながらも積極的に行っている。
β(マブラヴ)世界の中米諸国とカリブ海諸国が手を組み建国した連邦国家。
オーシアとの北南戦争後に建国された国であり、その実態は南米諸国への壁としてオーシアが中米とカリブ海諸国をまとめ上げ設立した人工国家。見返りはオーシア経済への本格参入と各種優遇である。
実際に連邦建国後は真っ先にオーシアが国家承認し、大規模な交易や経済政策を実施。
オーレリア経済も上向きとなっている。また技術レベルもオーシアに引っ張られる形で向上している。
このため連邦内では
アメリカへの反発と経済向上による生活レベル改善の実感という複雑な感情を抱いている国民も多い。
オーシアとの北南戦争以降に南米諸国が手を携え建国した統合国家。
主にオーシア連邦へと対抗するために団結した形となる。
北南戦争における敗戦により様々な利権がオーシアに抑えられた南米諸国は一つの統合国家となることで、経済と軍事の改善を果たそうとした。
その結果がこのレサスであり、実際に残存戦力を統合しただけでも相応の規模となっている。
しかし、この行為がオーシアには脅威と映ったのか、かの国の手により壁として中米とカリブ海諸国を統一させたオーレリア連邦共和国を建国させた。
これに対してレサスでは、かつて共に戦った中米諸国の裏切りと憤慨する声も出ているが、南米の復興を優先して統一の際に中米諸国を省いた経緯から一方的に罵倒することもできず、国内では複雑な感情が渦巻いている。
またチャンスがあればオーシアに復讐したいという気持ちは少なからず的を射ていたため軍事力再建の際には対バンデット対策と言いながらも実質対オーシアを想定しての整備となっている。
122: トゥ!ヘァ! :2019/02/21(木) 19:07:52 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
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少なくともγ(パトレイバー)世界のイタリアをヘタリアと呼べる人間はいないでしょうねw
戦歴:ユージアの初動空爆を防ぐ。 ドイツが落ちて南欧経由の陸地からの侵攻に関しても防ぎ続ける。
ブリタニアにより英仏西が落ちても単独で抵抗。 ユージアを手を組みブリタニアに反撃。 NATO脱退時には最後の奉公とばかりに伊海空軍総出で残存NATO軍をスエズまで護衛。襲ってきたブリタニア軍を蹴散らす。
戦後は欧州の盟主となる。 盟主となって早々北アフリカや西アフリカにも声をかけ影響力を確保する。
最終更新:2019年02月25日 13:31