508: トゥ!ヘァ! :2019/03/03(日) 20:21:18 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
融合惑星 簡易単語解説その2



  • 第二次南北戦争
別名オーシア内戦。β(マブラヴ)世界において旧ソ連と旧米が統合された建国されたオーシア連邦において起きた現政権派と旧政権派における内戦である。

アメリカの没落を見た中南米諸国がAL5派と言われた旧政権派に支援を行い、更に殉教派と言われるキリスト教系カルトの残党までも焚き付けた末に発生した。

しかし結局は戦力で回る現政権派が順当に勝利。旧政権派鎮圧後に彼らを支援したのが中南米諸国と判明したため、続けざまに中南米諸国連合との戦争である北南戦争へと続いた。



  • 北南戦争
β(マブラヴ)世界において起きたオーシア連邦と中南米連合軍による大規模衝突。
オーシアにおける現政権派と旧政権派による内戦鎮圧後にそれを焚きつけたのが中南米諸国という証拠があがり、オーシアが問いただした際に返す刃で中南米連合による宣戦布告が行われた。

この戦争の際にα(フルメタ)世界のアメリカからオーシア連邦にASや義勇軍を含む大規模な支援が行われている。
また中南米連合に対しても旧アマルガム系グループが同じ米系列ASや雇った傭兵などを含む大掛かりな支援を行っている。
中南米連合における主力もβ世界の米国製戦術機だったたため、両陣営とも同じ兵器を使用していた。
このためこの戦争にはアメリカンウォーという別名が付いた。

最終的には地力で勝るオーシアが即席の連合のため連携が上手く取れなかった中南米連合の隙を突きパナマまで突破。
コロンビアまで攻め込み首都のボゴタを陥落させ、更に米海軍、海兵隊の上陸部隊がベネズエラのカラカスを陥落させたことから中南米連合が瓦解。そのまま停戦となり、講和へと続いた。

講和会議においては中米やカリブ海諸国におけるオーシア利権の再確認。また南米における市場開放と一部資源利権への介入が取り決められ実質オーシアの勝利に終わった。

その後南米は敗戦における不景気から、経済と戦力不足の問題を解決するためにレサス共和国の建国へと繋がっていく。



  • 中南米連合
北南戦争の際に対オーシアを名目としてβ(マブラヴ)世界の中米と南米の国々が組織した連合軍。
第二次南北戦争の際にもブラジルやコロンビア、ベネズエラなどが旧政権派へと支援を行っていた。
この中南米連合の結成に際しても中核となったのは上記の三国である。

序盤は奇襲によりメキシコ湾の制海権を手に入れフロリダやルイジアナへ上陸、メキシコかはテキサスやニューメキシコへの侵攻に成功するなど物事を優位に進めていた。
これは戦争勃発初期においてオーシア軍が第二次南北戦争からの疲労が抜けきっていなかったためである。

しかし即席連合であったため連携にばらつきが出ており、ジャクソンビル攻略の失敗。ダラス決戦による敗北など中盤からオーシアの反撃が激化。
その後はオーシアからの反撃へ有効的な抵抗も出来ず、メキシコを始めとした中米が制圧され、連合中核であったコロンビアとベネズエラが実質陥落したことにより最後の中核国家であるブラジルが抵抗不可能と判断し、オーシアへと降伏した。

戦後においても対オーシアとしての団結は少なからず維持されており、この繋がりを利用しレサス共和国への統合に繋がっていく。

509: トゥ!ヘァ! :2019/03/03(日) 20:21:59 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
  • 旧政権派
オーシア連邦国内における派閥の一つ。オーシアとなる前、旧アメリカ時代に政権運営をしていた者達とそれに協力していた組織や企業をまとめて旧政権派と呼ぶ。

旧政権の主要人物たちはあくまで失脚という形で生きており、現在は監視付きで暮らしている。
しかし元々軍部のクーデターにより無理矢理政府官僚の椅子から降ろされたことを根に持つ者は多く、現政権に不満を貯めていた。
これは政府関係者のみならず規模を縮小されたボーニングや取り潰しとなったマーキン・ベルカーなどの企業組も多い。
軍内部に存在していた旧政権派も予備役となるとか、規模の小さな州軍ポストへの左遷されており影響力は減らされている。

そんな中で中南米連合から支援を受ける形で彼等旧政権派が起こした反乱が第二次南北戦争である。
これには中南米連合からの義勇軍やボーニングや雇った傭兵、殉教派と呼ばれる宗教テログループも加わっており単純な規模だけなら馬鹿にできないものとなった。

しかし主導した元大統領が不人気すぎたため米国において最も重要な民間人の支持を得られず、また各地のPMCや自警団が独自に抵抗を開始したため序盤以降のイニシアチブを取れずに政府軍からの反撃を受けて主力が壊滅。
殆どが途中から降伏していく中で結局のところ最後まで抵抗したのは殉教派などの過激派テログループのみであった。

その後中南米連合による支援が発覚し、そのまま北南戦争へと続いていった。
旧政権主要メンバーは戦後に裁判にかけられ、そのほとんどは極刑か終身刑を言い渡されることとなる。



  • メキシコ
β世界のメキシコは面白い経緯を辿っている。
BETA大戦中はアメリカとの力関係から親米政権が続いていたが、同大戦時末に今までやっていたやらかしが世界へ暴露されてから一転して没落。
メキシコにおける政権も親米派から反米派へと瞬く間に変わっていった。

その後は中南米連合へと参加し、北南戦争参戦。オーシア攻めの急先鋒を担っていた。

しかし結局のところテキサスやニューメキシコ、アリゾナの半ばまで侵攻したあたりで押し返され、逆に米海兵隊による上陸作戦と合わせた反撃にあい陥落。

戦後はバハカルフォリニアを含む幾つかの領土をオーシアへと割譲。更に親米政権が樹立され、実質オーシア経済へと完全に組み込まれることとなった。

その後はオーレリア連邦共和国の一員として加盟することになり、なんやかんやで好景気が続いているため、現地メキシコ人の感情は複雑なものがある。

なおオーレリア連邦における名目上の首都はキューバのハバナである。



  • UNDF
Δ(ギガドラ)世界の国連が設立した国際統合軍。
正式名所は国際連合防衛軍である。英名United Nations Defence Force 略してUNDF(ユニダフ)

一つの巨大国家組織としてまとまったΔ世界の国連が常備軍として各国の正規軍をまとめ上げた組織である。
単純な規模に関しては現列強四か国以外ならば融合惑星でも最大規模の軍隊となる。

装備に関しては旧式化していたが転移後から積極的に他世界の兵器や技術を取り入れているため戦術機やASから始まりレイバーやカタフラクト。更には小型兵器の参考としてKMFまで輸入している見境なさを誇る。



  • ミスリル
α(フルメタ)世界において存在していた秘密結社。
各地の紛争に介入し、人知れず世界間の治安維持を担っていた。

過去形なのは同じα世界の秘密結社アマルガムとの抗争により同士討ち的に壊滅したとされているからである。

近年アマルガム残党の動きが活発化しているのと反してミスリル残党の動きは見えないままであり、これは動けないほど壊滅している説や影ながら既に動き出している説など様々な論説を呼んでいる。

510: トゥ!ヘァ! :2019/03/03(日) 20:22:37 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
  • D.O.M.S.
α(フルメタ)世界の民間軍事会社。本社はアメリカに置いてある。
正式名称Dana O'shee Military Service ダーナ・オシー・ミリタリーサービス。
融合惑星への転移後に設立された新興企業である。

非常に練度の高い人員が揃っているが、近年流行り出している戦場へ直接兵力を派遣するタイプのPMCではなく、市民の護身術指南や各国AS部隊のアグレッサー役、後方基地や市街の警備など古式ゆかしいPMC稼業が中心となっている。

代表取締役は元米海軍大将ジェローム・ボーダ氏。

その実態は予想の通り元ミスリル組によって設立された企業。新生ミスリル活動の隠れ蓑として創設された。
このため表に出している人員以外にも裏で活動している人員がいる。

表はM6の独自改造モデルと少数のM9。 裏ではミスリル仕様のE型M9の改修機やダナンの二番艦を運用している。



  • キャバリア・ダイナミクス
融合惑星への転移後に設立された新興軍事企業。
若いAS技術者と退役軍人が中心となり立ち上げられた企業でありながら高い技術力と驚異的なコネクションを揃える。

DOMS社が運用しているM6とM9の改修を請け負ったのはここ。近年は米軍のM6&M9改修計画に立候補しており、好評価を軍から得ている。

その実態はDOMS同様ミスリル関係者が立ち上げた企業。裏では新型ダナンやE型仕様M9の製造や改修、整備などを請け負っている。

新興ながらも米軍の重要計画であるM9改造プロジェクトに携われているのは、同社に所属している退役軍人とミスリルに参加していた元米軍関係者のコネである。



  • 国営軍事企業(SME)
β(マブラヴ)世界のオーシア連邦がBETA大戦後の旧米国時代に立ち上げた軍事会社である。
SMEとは英名のState Military Enterprises(ステイツ・ミリタリー・エンタープライズ)を略したもの。
正式名称はリバティズ・カンパニー。一般にはリバティズと呼ばれている。

オーシア国内の国営軍事企業はこの一社のみであり、SMEと言えばここを指す。

文字通り国営の軍事企業であり、主産業は兵器の開発・実験と傭兵派遣業。
正規軍並の技量と装備を誇る部隊が契約一つで戦地まで届けられると評判。

元米軍関係者のみならず、オーシア内の各種大企業からの技術者やオーシア正規軍からなお出向者も所属している。
ある意味陸海空海兵湾岸宇宙に続く第七の正規軍となっている。



  • 民間軍事連盟
正式名称は民間軍事会社連盟(Federation of private Military companies ファンデーション・オブ・プライベート・ミリタリーカンパニー)である。和訳では語呂が悪いので民間軍事連盟もしくは民軍連と略している。英語では頭文字を取ってFOPMC。一般通称はプライベーティア連盟。

β(マブラヴ)世界におけるオーシアにて結成されたPMCの談合組織である。
旧米国時代において雨後の筍のように設立されたPMCであったが、早々簡単に全ての企業が軌道に乗れるわけではなく、かといって雇用政策として政府が進めたからには自然淘汰と無視できなかったため、それらの中小PMCを助ける意味で設立されたのが始まりである。

現在では大企業化したPMCも加盟しており、実質PMCによる連合体となっている。
その主な役割は政府に夜仕事の斡旋や各PMC間における兵器、自在の貸し借りや協力体制の構築及び管理である。

中小のPMCに関しては政府からの斡旋依頼が来るので食いつなぐことができ、大企業においては政府や中小PMCとの繋がりを持つことが出来るなどの利点がある。
欠点としては各々の動きがある程度政府に知られてしまうこと。
この点に関しては反政府活動や見逃せないレベルの違法営業でもしようとしない限りはデメリットにならないため、基本はどの企業も積極的に加盟している。

逆に言えばここに加盟しないPMCはやましいことがあると言っているようなものなので秘密裏に政府から監視対象とされる。
政府からすればある程度所属PMCの動向がわかるため事件の抑止に繋がると好意的である。

当初はオーシア国内のみが活動範囲であったが、近年はAEUやユニオンにも類似組織が誕生し、それらと相互に協力体制を構築している。

511: トゥ!ヘァ! :2019/03/03(日) 20:23:23 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
  • ノースオーシア・グラインダーインダストリー(North Osea Gründer Industries)
β(マブラヴ)世界のオーシア連邦に存在する新興企業。略してNOGI(ノギまたはノーギ)
実態は旧ソ連系の主要な設計局が統合され民営化された代物。

旧ソ連系戦術機を開発していた関係からジェット・ロケットエンジン開発に長け、また近接戦闘能力に優れた戦術機開発を得意としている。
近年ではα(フルメタ)世界やγ(パトレイバー)世界から入ってきた第四・第五世代ジェット機の研究に余念がない。

このためオーシアにおける航空兵器及び戦術機開発においてはマクダエル・ドグラムやノースロック・グラナンと共に大きな期待が寄せられている。



  • ボーニング
β(マブラヴ)世界のアメリカに存在していた企業。他の西暦世界においてのボーイングに相当していた。
過去形なのは現在のオーシアには既に存在していない企業のためである。

旧政権のやらかしにより、これまでの悪行がばらされたために一気に没落。
更に新政権となった際には大規模な再編と言う名の粛清がなされ、参加に収めていた各企業が正式に独立してしまったため企業規模も従来の半分以下となってしまった。

その後そのことを逆恨みし、第二次南北戦争の際には旧政権派や殉教派テロリストに大規模な支援を行った。無論同戦争終結後には勝者である現政権へそのことがばれてしまい敢え無く企業解体となった。

この際当時の会社役員の殆どは極刑か終身刑とされている。
比較的真っ当と選別された社員はボーニングと違い旧政権側へ付かなかったロックウィード・マーティンに半ば押し付ける形で吸収された。



  • ロックウィード・マーティン
β(マブラヴ)世界に存在しているオーシア連邦の企業。

ボーニング同様旧政権時代のやらかしにより規模縮小を受けた企業。
その後はボーニングとは違いほとぼりが冷めるまで大人しくしておこうと真面目にしていた。
しかし第二次南北戦争が発生。当然旧政権派やボーニングからは熱烈なラヴコールが行われたが、どう見ても勝てるわけがないと彼等とは逆に現政権派へと合流した。

戦後は半ば押し付けられる形でボーニングの中で比較的まともな社員たちを押し付けられることとなった。
これはこれ以上無職が増えても困ると現政権が判断したためである。

幸い旧ボーニングの技術陣を手に入れたため、どうにか一息つくことには成功。
現在では真面目に各種技術の研究開発を行っている。



  • ゼネラル&フェイアチルド
β(マブラヴ)世界。オーシア連邦の企業。通称G&F社。
ボーニングやロックウィードから再独立したフェイアチルド・リムパックとゼネラルダイノミクスが合併して誕生した新興企業である。

A-10やA-12、F-16などを開発した両者であったが、他企業と比べると競争力に欠けていたため、同程度のレベルの再独立企業同士ということで合併となった。

現在では戦術機開発よりもASやレイバーなどの他世界の陸戦兵器の方に興味が勝っている模様。



  • TFナンバー
β(マブラヴ)世界のオーシア連邦における戦術機の新たな命名規則のこと。

今までの戦術機はFナンバーであったが、α(フルメタ)世界やγ(パトレイバー)世界の米国から航空機を輸入するに際して、それらの識別がFナンバーであったため今後の混乱を避ける意味で戦術機へと新しい識別ナンバーを設けた。

TFとは戦術歩行戦闘機(Tactical Surface Fighter)の略である。本来はTSFなのだが語呂が悪いのを嫌ってTFとなった。

このため現状オーシアが運用している戦術機に関しては全て識別ナンバーが変更されたTF-○○とされている。また新規に開発されるソ連系戦術機においても同じTFナンバーで統一されている。
例:F-22はTF-22。F-15はTF-15など。

512: トゥ!ヘァ! :2019/03/03(日) 20:24:26 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
投下終了

取りあえず少しの間にまとめたものについて。

パトレイバーの世界の太平洋に転移してくるとの話のアルペジオ日本に関してはまだ詳しいことは議論中だったので載せるなら次かな…


550: トゥ!ヘァ! :2019/03/04(月) 00:30:02 HOST:FL1-122-133-194-220.kng.mesh.ad.jp
Tactical Walking FightersからTactical Surface Fighterへと修正

  • TFナンバー
β(マブラヴ)世界のオーシア連邦における戦術機の新たな命名規則のこと。

今までの戦術機はFナンバーであったが、α(フルメタ)世界やγ(パトレイバー)世界の米国から航空機を輸入するに際して、それらの識別がFナンバーであったため今後の混乱を避ける意味で戦術機へと新しい識別ナンバーを設けた。

TFとは戦術歩行戦闘機(Tactical Surface Fighter)の略である。本来はTSFなのだが語呂が悪いのを嫌ってTFとなった。

このため現状オーシアが運用している戦術機に関しては全て識別ナンバーが変更されたTF-○○とされている。また新規に開発されるソ連系戦術機においても同じTFナンバーで統一されている。
例:F-22はTF-22。F-15はTF-15など。

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最終更新:2019年03月07日 18:01