400: ナイ神父Mk-2 :2019/03/20(水) 18:06:49 HOST:p20048-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
OGゲート 融合惑星ネタ
大西洋戦争に関して その2
9月
ナイトオブワンと本土の太平洋側に展開してた主力をアフリカへと送り込んだ事で戦力と補給が安定したブリタニアは戦線を更に南東へと進め、9月の始めまでにチャド、中央アフリカ、コンゴ共和国まで進出既にアフリカの多くの地域を制圧する事になった。
しかし、南東部への進出が上手く行っている反面、アフリカ北部の地中海に面する海岸線を侵攻する部隊はアルジェリアを制圧した段階で停滞して居た。
これは親ユージア国であるリビアやエジプトに対して本格的にユージア中東軍が進出してきた事が上げられる。更にユージアはアフリカ友好国防衛の為に新規に建造したスピリダス二号機を旗艦とする空中艦隊の他、べヒモス部隊と投入して戦力的な対抗を図っている。同時に、リビアに対してもユージアが開発したレールガン搭載型のドシュカやバウークを始めとした第七世代KMFに対抗可能な戦力を配備し始めた他、エースである蝶使いとグリフォンⅡを有する陸戦部隊を投入した事によって戦況は拮抗ブリタニアは止むを得ず攻略の比較的容易なNATO側への攻略へと戦力を集中している。
同じくユージアとの戦闘に入っている欧州に関しては追加で送られたログレス級を中心とした空中艦隊を投入した他、残されたデータを元に再開発が行われたサザーランド・ジークⅡを中心としたKGF部隊を投入した事によって有る程度べヒモス以外の戦力には対抗可能と成った。その為、ユージアやイタリアでも無理な侵攻は出来ず戦線はフランス~オランダ付近の地域にて膠着状態へと変化している。
9月後半べルカ・エルジア・PRTOの3カ国同盟の支援部隊がアフリカへと到着、コンゴ共和国戦線へと展開する。エ・べ・P3カ国同盟が持ち込んだアイガイオンを含む空中艦隊はその艦載数と高い制圧能力を持って一挙に制空権をISAF優位に持って行く事に成功した他、新戦力として投入された戦術機は携行火器の大型化と防御力の向上でハドロン砲やヴァリス等を除いた多くの兵器を無力化して一方的に攻撃を行う事を可能としている。
戦力の揃ったと判断したISAFは本格的な反攻作戦を開始、後にブラザビルの戦いと呼ばれる戦闘を開始する。10月の上旬まで続いたこの戦いで、ISAF軍は戦線をカメルーン周辺まで押し返す事に成功する物の対抗するブリタニアも欧州戦線と同様に前線へと多数のKGF部隊を投入したほかナイトオブワンも戸惑い無く動員する。結果としては物量による全面攻勢によって戦線を押し返す事こそ出来た物の投入されたレイバー部隊や戦車隊、戦闘機部隊に多数の損害を受ける事と成り結果としては痛み分けに近い状況を成っている。
401: ナイ神父Mk-2 :2019/03/20(水) 18:07:24 HOST:p20048-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
10月
戦線をカメルーンまで押し返したISAF軍で有ったが、その代償は軽い物では無かった。侵攻した部隊では多くの部隊がブリタニアの精鋭陸上部隊と新型の陸上型KGFが多数投入された事によって多くの戦力を喪失した他、KMFを中心としたエース部隊によってISAFの現地司令部が壊滅して居る。
しかし、それに対抗したブリタニア軍の被害も軽い物では無かった。投入されたグロースターやサザーランドを中核とした陸戦部隊の多くは対策を講じて居たレイバー部隊によるショットガンや榴弾砲による面制圧を受けた事によって損害を積み重ねた他、ログレスを旗艦とした太平洋空中艦隊の多くを3カ国同盟の空中艦隊のアウトレンジによってその多くが撃沈、今まで西暦側の国家に対しては比較的優位に出る事の出来て居た空中艦隊が大損害を受けた事はブリタニアに大きな衝撃を齎している。
10月後半、各戦線がダメージによって停滞してきたこの頃、編成を完了した地球連合所属の中小国および転移してきたブリタニア・ペンドラゴンの正統政府軍と連合軍国内の大型PMCであるヴェニテ、シリウス、新生EGFがアフリカへと到着する。特に正統政府軍の存在に対してブリタニアの国内は俄かに混乱するも民間に関しては一定の報道規制や情報統制が敷かれるが、この情報によってブリタニア内部の穏健派等が活気付いている。
戦闘面に置いては正統政府軍が積極的な攻勢に出る事を訴えた事によってチャド、中央アフリカ戦線での正統政府軍部隊を中核とした本格攻勢がスタート、ミネルバ級を中心とした艦隊やザフト・北アフリカ派遣のバルドフェルド隊の活躍によって瞬く間にチャド国内に展開して居たブリタニア軍が壊滅した他、ヴァースと転移日本の有するカタクラフト部隊と、正統政府部隊からの攻勢を受けて中央アフリカに展開して居たブリタニア軍の多くが降伏や撤退を余儀なくされている。
又、停滞して居たカメルーン戦線でも3大勢力のVACと多数のUNACが増援として出現した事で前線を押し上げ一週間後にはリビアのユージア軍が攻勢に出た事も合わせて戦線の延びて居たブリタニア軍は各所で包囲されて壊滅状態となり戦線は崩壊。ブリタニア軍は初期に制圧した沿岸の3カ国にまで押し戻されている。
一方、欧州戦線でも新たな動きが出始めて居た。其れはユージアが、アマルガム系の伝手を利用して多数のバンデット系の傭兵を雇い入れた事である。このユージアの行動によって戦場には多数のVF部隊や統合軍系の艦艇が出現。各所でブリタニア軍に打撃を与えた他、これに乗じたイタリア含むEU・ユージア連合の攻勢によってフランスは奪還、スペイン南部とイギリスを残して制圧される事と成る。
この頃、8月よりナイトオブテンを中心とした部隊により行われて居たα世界に置ける南極戦線はアフリカや欧州の入植地防衛の為に戦力不足に陥っており現地司令部の判断で止むを得ず撤退。ブリタニアはこの時点でアフリカ沿岸3国~スペインラインとイギリスでの敵軍に対する防衛ラインを再構築した他、試作中だった新型兵器なども多数投入している。
402: ナイ神父Mk-2 :2019/03/20(水) 18:08:28 HOST:p20048-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
1月
戦線を構築し直したブリタニア軍は選挙区を打開するべく最低限の防衛戦力を残して太平洋側等からアフリカ欧州方面へと部隊を集結させ最後の攻勢として集結する正統政府軍やISAF、三国同盟軍に対する攻撃作戦通称「ホーン作戦」を開始。再編成を終えた陸空軍をスペイン南部、モーリタニアより投入するこの作戦には残って居た国内戦力の他、新エリア防衛の名目として志願や徴兵によって集められた旧エリアの各租界住民からも兵力を捻出して兵力を確保して居る。
この作戦に対して、各軍でも迎撃態勢が整えられた他、企業連の部隊が正統派政府の援軍として新型AF「アーセナルバード」とGA社と日企連がリンクスの派遣を決定して決戦へと備えている。こうして始まった決戦に置いてブリタニアはワンをアフリカの企業連部隊にテンを欧州戦線へと派遣する。
欧州戦線に置いては多数の砲撃機を投入するユージアに対抗してブリタニアでもハドロン砲を搭載した改造砲撃機「サンダーボルト」を多数投入。砲撃戦による対抗とナイトオブテンやヴィンセント部隊を用いた敵司令部強襲作戦を敢行するがその何れも失敗に終わり強襲部隊はガルーダ隊やヴィルコラク隊と言った伊・ユ連合空軍の攻撃によって壊滅、ナイトオブテンも戦死が確認されている。
マリへの再侵攻部隊は当初こそ多数のKGF部隊を投入した事でISAFを始めとした部隊に対して事を優位に運ぶが、AFとネクスト部隊が前線に現れた事で戦況は一変、特に出現したネクスト「轟天」及び「雷電」による地上戦力の掃討と企業連が連合へのPRの為に投入した新型無人AF「アーセナルバード」の展開した無人機部隊による空中艦隊壊滅によって攻勢に出た多くの部隊が壊滅する。
又、この戦線に置いてはナイトオブワンも戦闘へと参戦、此方は先の反抗作戦時と同様敵の指令を混乱させる為に正統政府側の司令部への襲撃作戦を実施するもこの作戦が予期されていた事で配備された精鋭部隊と激突して戦死している。
ホーン作戦に置いては主に多くの主力が強力な兵器を有する2方面へと戦力を集中させて敵の侵攻をと止め押し返す作戦で有ったがこれ以外にもモロッコより第五世代を中心とした戦力を派遣してアルジェリアへと侵攻、ユージアと親ユージアのアフリカ諸国連合が作戦中の部隊へと挟撃を行わない様に敵をひきつける事と成るがこの戦線に置いてユージアはスピリダスを中心とした空中艦隊によって航空優勢を確保した上でリビアに配備されて居たB-2爆撃機等を始めとした通常戦力を多数投入した物量戦を展開、通常戦力中心で第五世代でも優位に運ぶ事が出来る踏んでの配置であったブリタニア軍の思惑を外す形で大きな被害をだしている。
11月後半、ブリタニアの計画したホーン作戦は主力の壊滅と自国側のラウンズの戦死と言う多大な打撃を受けて作戦は失敗に終わったこれを逃す各国では無く。その勢いのままに欧州大陸部や西アフリカの沿岸国を奪還して居る。更に、この頃超合衆国内の中東で回帰派に協力して居たジルクスタン王国が回帰派より提供を受けていたフレイヤをバンデット襲来時に誤作動させて首都で爆発させている他、連合軍とバンデットとの戦闘中に行方不明に成って居た要人が発見される。
この事を理由に超合集国は正式に現ブリタニアに対して宣戦布告し、戦闘を開始し使用とするがブリタニアは各国に対してこれ以上の攻撃に対してはフレイヤを使用も止む得終えないと言う宣言を行う。それと同時に大西洋にも建造中だったダモクレス3号機と今まで輸送等に以外では温存されていた海軍部隊を投入して両洋の防備を固めている。。
403: ナイ神父Mk-2 :2019/03/20(水) 18:08:58 HOST:p20048-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
12月
フレイヤでの恫喝に対して足を止めて居た各国に対して、地球連合は大量破壊兵器の使用を看過出来無いとして核分裂を抑制して既存の核分裂兵器を封じ込めるNJの使用を宣言する。これによって切り札のフレイヤを無力化されたブリタニアに対して各国は主力海軍の導入を決定、太平洋ハワイ沖で黒の騎士団と大西洋に上に置いて各国連合の艦隊が衝突。
結果としてダモクレス2号機は黒の騎士団に制圧され3号機は攻撃を防ぎきる事が出来ずに崩壊し、大西洋へと沈んでいる。
又、この戦いで海上防衛能力を失ったブリタニアに対して降伏勧告が正統政府から行われた他、ブリタニアに対する処遇を決める戦争参加国の合同会議がγ世界のローマに置いて行われる。この会議中にブリタニアの回帰派政権からは降伏の拒否が宣言され戦争の続行が決定している。
一方で降伏を拒否したブリタニアでは有ったがその内実は分裂寸前と言える。特に元エリア租界在住住民と本国在住の住民との間に温度差が出てきた他、大量破壊兵器であるフレイヤの使用を看過出来ない一派と穏健派が結託して戦争継続に反対する等の行動がみられ、回帰派はこれを自派閥に賛同する部隊を国内に配備する事で押さえている。
降伏を拒否したブリタニアに対して各国は同時上陸作戦、通称「オーバーロード」作戦を決行する。これに対してブリタニア軍は国内の残る戦力を投入して阻止に当たる物の既に多くの主力機を失ったブリタニア軍は枯渇する戦力を民間や動態保存されて居たグラスゴー等も投入して阻止に動くが既にブリタニアにその力は無く当時で本土への上陸を許している。
本土上陸後、ブリタニアでは穏健派に相当する勢力が一斉に蜂起して回帰派政権が崩壊、最終的には正統政府がブリタニア本土の統治も兼任する事で決着がついた他、各国に対して石油等を始めとした一部の採掘利権を譲渡する形に成った他、戦中に制圧されたダモクレス2号機が超合集国に渡される事と成る。
404: ナイ神父Mk-2 :2019/03/20(水) 18:09:46 HOST:p20048-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp
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最終更新:2024年06月08日 20:21