594: トゥ!ヘァ! :2019/03/31(日) 22:21:11 HOST:FL1-118-109-140-127.kng.mesh.ad.jp
融合惑星 兵器事情3



  • 対機動兵器装甲車両キャディ
武装:40mm機関砲 小型ミサイルランチャー

Δ(ギガドラ)世界の米国がユニオン、オーシア、γ(パトレイバー)米国と共同開発した機動車両。モデルはEDFアイアンレインのビークルキャディ。

旧式化した既存戦闘車両の代わりとなる安価な補完兵器を目的として開発された。
主に対レイバー、対AS、対戦術機などを想定している。
このため武装は車両上部に装備されている二門の40mm機関砲と車体前面に搭載されている小型ミサイル数基のみである。

派手さはないが堅実な作りであり、更に安価で整備性も高い。また基本一人乗りである。
その装備から対空車両としても運用可能であり、汎用性が高い。
また戦車一台分の予算で二台揃えられるコストが魅力である。

この車体をベースとした様々なファミリーモデルが存在しており、大型砲塔を搭載した戦車モデルや兵員輸送車両モデル、自走砲モデルなど多数の派生が存在している。

このためユージア建国戦争後に開発された兵器にも関わらず瞬く間に増産されていき、Δ世界の国連軍を始めとしてオーシアやユニオン、AEU、γ世界NATO言った様々な世界で増産が進んだ。

初めての実戦はγ(パトレイバー)世界とε(ギアス)世界の間で起こった大西洋戦争。
ブレイズルミナスを持つ第七世代機や近代化改修を受けた第五世代機はともかく、既存の装備しか持たない未改修第五世代相手には装備していた40mm機関砲が良く効き、通常車両ながらも多くのKMFやVTOL機を撃破した。

大西洋戦争後もお手軽で安価な軽火力要員として重宝されたため使われ続けていき、対ヴォルガーラ戦ではヴォルガーラ機械帝国が投入してきた巨大生物相手に猛威を振るった。



  • 駆逐戦車チャンプ
武装:150mm砲 12.7mm機銃 

キャディの車体を流用して開発されたMBT。モデルはEDFアイアンレインのビークルチャンプ。

キャディの土台を流用して開発された駆逐戦車。
元々は榴弾砲であったものを改修した主砲を搭載しており、既存のMBTよりも高い火力を誇る。
反面車体はキャディの流用のため既存のMBTと同程度の防御性能に落ち着いている。

150mmという巨大な砲を搭載している理由は昨今の兵器の装甲強度が加速度的に向上していっているためである。
またベヘモスなどの大型兵器の存在へ対抗するために措置でもあった。
実際に使ってみない限りはどこまで通用するかわからないが、少なくとも既存の120mm砲よりは強力な火砲なのは間違いないと太鼓判は押されている。

キャディの土台を流用している関係上調達コストも安いため、開発に関わった関係諸国へは瞬く間に普及していった。

大西洋戦争では徹甲榴弾弾よりも150mm榴弾の方がKMF相手の牽制や足止めにピッタリだったという。




  • イプシロン装甲レールガン
武装:レールキャノン 20mm機関砲 ミサイルポッド

Δ(ギガドラ)世界の日本がα(フルメタ)世界のユニオンと共に共同開発した兵器。

戦車というよりも駆逐戦車に近しい代物であるが、主砲としてレールキャノンを装備しているため戦闘能力は高い。

ユニオンからしても既存の戦車戦力の更新を考えていたため、渡りに船で合った。
特にレールガンを搭載した高火力戦車ということでα世界の日本が開発に乗り気であり、ユニオン側開発チームの過半数を日本からの技術者が占めていた。

レールキャノンの搭載により既存戦車とは比べ物にならない火力を手に入れた本車両であるが、新規開発ということも合わさりコストは既存戦車よりも高いものとなってしまった。
だが量産配備するには十分妥協可能なレベルだったため、Δ日本やユニオンからも問題視はされなかった。

採用が決定以降は精鋭部隊を中心に順次配備が開始された。

595: トゥ!ヘァ! :2019/03/31(日) 22:21:44 HOST:FL1-118-109-140-127.kng.mesh.ad.jp
  • ウォーメック ビッグフット
武装:40mm機関砲 76mm速射砲 155mm榴弾砲 大型ミサイルランチャー

Δ(ギガドラ)世界のロシアがγ(パトレイバー)世界のロシアと共に開発した大型歩行兵器。全長は25m。モデルはEDFアイアンレインのビークルビッグフット。

Δ世界初の国産二足歩行兵器を目指して開発が行われた機体。
γロシアとしてはユージアのベヘモスに触発された結果自国製の大型兵器を模索した結果である。

設計に関してはΔ世界初の国産二足歩行兵器もしくはγロシアにとっての初めての大型兵器ということでオーソドックスな物を選択。
取りあえず既存のレイバーを大型化させてみましたな感じに落ち着いた。

固い装甲。高い火力。そして遅い足。見事なまでの火力支援機が完成した。
これを見た両国の関係者口をそろえて「うん。なんか想像していたのと違う」との言葉を残している。

実際のところ両腕を76mm速射砲と同軸40mm機関砲のセットとした兵器のため、レイバーのような汎用人型兵器というよりも大型歩行砲台と言った赴きが強くなってしまった結果である。
装甲は従来のレイバーと比べかなり強固に作られていたが、逆に機動性、運動性に関しては低調なものとなり、運用する際は護衛機の随伴が必要となってしまった。

対して火力に関しては高い物を獲得。
76mm速射砲及び同軸40mm機関砲を両腕に計二門ずつ搭載。肩部には一体型の大型のミサイルポッド及び155mm榴弾砲を装備。
対地・対空・対艦問わず高い攻撃能力を持つ。

最も対抗馬たるベヘモス相手には不十分とされ、更なる火力強化案も出ているがベヘモスの半分程度の機体でこの火力ならば及第点とされた。
何よりスタンダードな兵装と奇をてらわない単純な設計は25mという大型兵器でありながらも高い生産性と整備性を獲得することに成功していた。

総括すると機動兵器を作ろうとしたら火力支援機となってしまったという具合である。
とは言え先のユージアとの戦争で火力不足に苦しんでいたγ露軍からは及第点、Δロシアからすれば初の二足歩行兵器ながらも高火力で尚且つ安価ということで高評価を得ることとなった。
このため両国はビッグフットを火力支援機として正式採用。順次軍へ配備していくこととなる。

なおウォーメックという通称はΔ(ギガドラ)世界側における二足歩行兵器の開発名称である。



  • ビッグフット マローダー
武装:腕部大型インパクトアーム 大型パイルバンカー 短距離レーザー砲 30mm機関砲

Δ(ギガドラ)ロシアとγ(パトレイバー)ロシアが共同開発したビッグフットを近距離戦闘用に改造した派生機。全長25m。

元々頑丈な機体でパワーもあるから、これを格闘戦に流用すれば強いの出来るんじゃね?という発想から生まれた機体。

脚部を大型ローラーにし、機動性を改善。装甲は追加の増加装甲を施し更に強化。
両武器腕は単純なナックルガードを備えたインパクトアームに変更。また同時に両腕部には仕込み式の大型パイルバンカーも搭載している。

肩部には近距離攻撃用に調整されたレーザー砲を装備。射程は短いが出力が高いため対空・対地・対人と大きな威力を発揮する。
また同両肩部には牽制・迎撃用の30mm機関砲を搭載。ミサイルやロケットの類や軽装甲兵器相手に高い制圧力を誇る。

しかし動きがもっさりしているため、素早く動く敵を相手にするのは苦手であり、更に遠距離対応火器が搭載されていないため射程の長い相手には対抗できないという欠点も抱えている。

だがビッグフット譲りの生産性と整備性を持っている機体のため扱いやすく、γ米国からすればユージアのベヘモスに対抗できそうな兵器として採用され、Δロシアにおいても大型機による格闘戦ノウハウ獲得を題目に採用が決定している。

596: トゥ!ヘァ! :2019/03/31(日) 22:22:17 HOST:FL1-118-109-140-127.kng.mesh.ad.jp
  • ウォーメック ナイトクローラー
武装:100mm砲 ミサイルポッド ロケットポッド 40mm機関砲

Δ(ギガドラ)世界のEUがα(フルメタ)世界のAEUと共に共同開発した二足歩行兵器。元ネタはEDFアイアンレインに登場するナイトクローラー。

ロシアが開発したビッグフットが高火力重防御低機動なら兵器なら、こちらは中火力低防御高機動を目指した兵器である。全長8mほど。
見た目は足の生えた胴体と言った感じであるが、高機動を目指して開発されただけあって中々の快速である。

武装は上部左右に搭載スペースがあり、作戦や戦闘スタイルにより選択が可能。
100mm砲からロケットもしくはミサイルポッドに40mm機関砲と多様である。
また物資輸送用のコンテナや索敵用のレーダードームなど補助装備も充実している。

複雑な五指マニピュレーターを使う腕部や上半身がないため生産性や整備性は既存のASやレイバーよりも高い物を獲得している。
反面その仕様から格闘戦が出来ず、近接戦闘能力は低い。

火力に関してはそれなりのものがあるため機動戦もしくは集団戦でこそ輝く機体である。

二足歩行兵器が他世界よりも遅れているΔ世界EUからすればそれなりの出来であると満足しており、α世界のAEUに関してもその生産性の高さから補助兵器としては一考の価値ありと評価されている。




  • デプスクロウラー
武装:30mm機関砲 57mm滑空砲 ロケット砲 火炎放射器 ワイヤーアンカー

Δ(ギガドラ)世界のインドと中国がα(フルメタ)世界の新インド連邦と共に共同開発した歩行戦車。

CE連合よりももたらされたBETA及びフォーリナーの巨大生物が作るハイヴ攻略を見据えた補助兵器という題目で開発された兵器。

全高4m程度の小型兵器であり、四脚を用いた快速が特徴。装甲は装甲車と同程度であり、分類としては軽装甲車両に分類される。

機体左右に武装の搭載スペースが設けられており、作戦によって選択可能。
30mm機関砲から57mm滑空砲、ロケット砲、火炎放射器など種類は豊富。

また機体前部に搭載されたワイヤーアンカーにより傾斜の強い地形でも独特の四足と合わせて軽々と上ることが可能である。

補助兵器として考えるなら及第点ということでΔ世界では対巨大生物用局地兵器として正式採用された。しかしα世界の新インド連邦では安価で尚且つ荒れ地に強いという理由でテクニカルの一種として運用されるなど本来の使い方とは別の用途で活躍している。

597: トゥ!ヘァ! :2019/03/31(日) 22:23:19 HOST:FL1-118-109-140-127.kng.mesh.ad.jp
  • プロテウス(ギガドラ世界仕様)
武装:155mmバスターカノン 腰部ミサイルランチャー 脚部軽レーザー砲 40機関砲 上部大型レールキャノン

全長30m超えの大型兵器。本来はCE地球にて共同開発機構が転移諸国(アルドノア日本。ブリタニアペンドラゴン、ヴァース帝国)向けに開発された大型支援兵器。
それを改めΔ(ギガドラ)世界の国々が解析し、融合惑星の西暦標準技術を基に再設計した機体。主に材質と武装を融合惑星のおける西暦世界標準へと変更していた。
Δ世界側ではウォーメック「プロテウス」と呼称されている。

主武装は両腕部となるバスターカノンは300mmのところ155mmへと変更された。これは整備性の問題もあるが、一般的に流通している自走砲と同じ口径とすることで弾頭の流用を可能とするためである。
腰部中央には原形機と同型のミサイルランチャーを装備。多数のマイクロミサイルを発射可能である。

また脚部には下部及び正面迎撃用の軽レーザー砲を装備。射角は限られるが、迎撃兵装としては問題なく稼働可能である。
機体正面には二門の40mm機関砲を内蔵。真正面の相手ならば激しい砲火を浴びせることができる。この点はベヘモスのドラゴンブレスと似ている。

また原形機にはなかった特徴として上部に大型のレールキャノンを一門搭載している。
これはベヘモスなどの大型兵器やフォーリナーなどが投入してくる怪生物対策として搭載された代物であり、対空・対艦・対地攻撃にも転用可能である。

Δ世界で再設計された本機はΔ国連軍のみならず、新インド連邦やγ世界米国及びロシアなどでも少数採用され、起動試験が行われている。
大西洋戦争ではブリタニア正統政府やPRTO(旧マブラヴ日本)、エルジア(旧マブラヴ英連邦)、ベルカ(旧マブラヴ欧州)などが多数前線に投入し、ブリタニア軍を圧倒した。

598: トゥ!ヘァ! :2019/03/31(日) 22:24:21 HOST:FL1-118-109-140-127.kng.mesh.ad.jp
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大体EDF関係の兵器。来月発売のアイアンレイン楽しみやで。

実はペンドラゴン組こと正統政府は特機の練習機としてバルガ持ってるため、下手すると大西洋戦争でバルガを暴れさせている可能性があったり…

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最終更新:2019年04月06日 09:50