868: 657 :2019/04/30(火) 21:43:08 HOST:101-140-135-217f1.kyt1.eonet.ne.jp
大陸種SRW・OGif 歴史の断片 New Horizon


「それでファルマート大陸周辺を覆っていた欺瞞結界は解除されていたと。」

「ええ、どうやら行方不明になっているハーディが消えたか力を失ったことでこの大陸を覆っていた結界が消えたようです。」

夢幻会の会合の一幕
融合惑星の案件もあるがファルマート大陸で状況が動いたことにより新たな対応を余儀なくされることになる。



「まさか海軍の整備を異世界ですることになるとはな…。」

「大洋の施設を使えますし、こちらでは超大規模シュミレーションで艦隊訓練もできますからね。至れり尽くせりですよ。」

大洋の協力でゲートを沿岸部に移動したことでゲートを超えた海上自衛官の会話
新たに復活することになった戦艦や空母の配備を大洋側の協力で進めることになったゲート自衛隊。
ゲート二期の海上自衛官達も訓練に参加しており、シュミレーションで実戦さながらの訓練を行うことになる。


「ラ・ギアスの魔装機の模倣生産か…。」

「ええ、加藤さんがナグツァートやヂーヱンを揃えていることにヤタガラスも興味を示しているようでしてね。」

「それで超力戦艦のような超金食い虫よりコストが安い魔装機を…か。」

「ラ・ギアスとの取引で本体とシラカワ博士からも詳細な機体のデータを手に入れてますからね。実戦証明にも丁度いいでしょう。」

軍の魔導関係の部署での夢幻会メンバーの会話
MDの時期からヤタガラスやクズノハなどではアインストの様な人型機動兵器を用いなければ対抗が難しいオカルト存在に対し、危惧を抱いており。
軍の方に要請を出し、手に入れた魔装機をベースにした対オカルト機体の開発を要望していた。
とりあえずの措置としてラングラン王国側から手に入れた魔装機のデータを使い、B級魔装機を製造することが決定した。
候補としては、ギオリアス、ディアブロ、ソルガディ、ガルガードなどが挙げられている。

「それでぇ、私に機神の操者をやれってことぉ?」

「その通り。ロゥリィ聖下は我々の世界の神のお告げを聞いた以上こちらとは無関係ではいられないですからな。」

「それに我々としては貴女のような亜神が機動兵器に搭乗した場合どの様な状況になるかの検証もしてみたいのです。」

「正直に言ったことは褒めてあげるわぁ、実験動物にされるみたいで気に入らないけども私達もこのままってわけにもいかないしね…」

大洋のオカルト関係者とロゥリィとの会話

上記の魔装機などのオカルト系の機体の開発の加速も合わせて、人間以外の存在がそれらの機体に搭乗した際、
どのような反応を起こすか検証するためにオカルト系機体の搭乗テストをロゥリィ・マーキュリーに要望を出し、
エムロイ側も現在の目まぐるしく変わっていく状況を鑑みて彼女自身も伊丹の搭乗するカタフラクトを目撃し、
興味を持ったことから、彼女の搭乗することになる機体をエムロイ教団の御神体としても扱うと契約を結ぶことになる。

869: 657 :2019/04/30(火) 21:43:47 HOST:101-140-135-217f1.kyt1.eonet.ne.jp
「特地の方で新しい展開があったようですね師匠。」

「ああ、悠陽殿下の鍛錬がなければ私も一度行ってみたいと思うが…。」

「師匠…、ファンタジー世界ってことで生身で行ったりはしないでくださいよ…何が起こるかわかりませんし。」

「年寄り扱いはやめろ、タケミカヅチ。そういえばお前とは最近切り結んでいなかったな?久しぶりにやるか?」

「勘弁してくださいよ師匠…俺は師匠みたいに斬撃を飛ばしたり、飛んできた雷撃をそのまま剣で受けて返すなんてできませんよ…」

一目連とタケミカヅチの師弟のお茶会での会話
二人は特地に興味を持つものの受け持つ仕事で関わることは現状不可能であった。
この世界での一目連は戦国時代に剣聖と呼ばれた戦国大名の土地にあったという複数の剣術の流派の資料を集め再現に成功していた。
その中には斬撃を飛び道具のように飛ばしたり、雷を剣に纏わせ相手に返すなどの頭のおかしい武技も存在しており、
それ以外の武技も対人外用としか思えないものが存在していた。


「ロード・エルメロイ、特地のゲートに関して現代魔術科だけでなく他の学部を一枚噛ませることはできんか?他のロードの突き上げが最近激しくてな…。」

「現状は無理ですね。大洋も地球連合が共通してあたる問題として門戸を開いている状況です。」

「ここで我々が欲を出してゲートや特地内を独自調査を勝手に行えばヤタガラスなどがどんな反応を起こすかわかりませんな。」

「ワシの知己であるフリーランスのサマナー兼魔術師の獅子劫界離にも追加調査を依頼したが、
大洋と専属契約を結んでいる以上贔屓はできないと帰ってきたうまくいかないものじゃな…。」

「私の方にも他のお歴々から圧力がかかっていますよ…、異界ではなく完全な異世界の魔術的資源など我々からしたら垂涎の的です。」

英国に存在する魔術協会でのロッコ・ベルフェバンとロード・エルメロイII世の会話
完全に正体不明のクロスゲートとは違い、魔力などで生成されたゲートに関しては他の理事国のオカルト組織もかなり興味を示していた。
異世界に繋がるゲート案件ということで他国のオカルト機関なども人員が派遣されており、英国魔術協会では大洋からの指名で、
魔術原理や構造の解析に長けたロード・エルメロイ二世と彼の受け持つ現代魔術科が主体となって参加しており、
それが他の学科のロード達の嫉妬を買う結果となり色々と板挟みの状況となっている。

870: 657 :2019/04/30(火) 21:44:17 HOST:101-140-135-217f1.kyt1.eonet.ne.jp
投下終了。 こんな感じで大丈夫でしょうかね・・・?

887: 657 :2019/05/01(水) 00:22:52 HOST:101-140-135-217f1.kyt1.eonet.ne.jp
令和おめでとうございます。
とりあえず今回のネタで出たものの解説ですが・・・

英国魔術協会
型月の時計塔やその他魔法関係のネタのごった煮組織。
学科などは複数あり、悪魔魔法を研究する学科以外にも人間の扱う魔術関係の研究も行っている。
時計塔ほどの畜生ではないもののやはり派閥争いも多い。
今回登場したロード・エルメロイ二世などはロード・エルメロイ二世の事件簿やアポクリファに近い経緯を辿っているため苦労人であることに変わりはない模様。

一目連が習得した剣術
ただでさえ日本より過酷な環境が多い大陸日本の特に山深い場所にあったという葦名という土地で一目連が若かりし頃に復活させた剣術。
かつてこの場所は竜が住まう場所や死なず、所謂不死が存在していたと噂がされており、
剣聖と呼ばれた葦名氏が一代で戦国大名に上り詰めた場所であった。

しかし戦国末期徳川家康の軍勢により攻められ最精鋭である赤備えすら投入されている。
さらにヤタガラスの当時のライドウやサマナーすら投入されており、徳川と朝廷が如何にその土地を危険視していたかが数少ない資料で残っている。
ただ殆ど意図的に遺失した記録からは竜の忍と呼ばれる男や変若の御子という存在がいたというのが残るのみである。
現在はヤタガラスがその土地を管理し、禁足地として指定されておりヤタガラスが何を封印しているか現在では知るものはいない。

若かりし一目連はその歴史を辿り、葦名の地を訪れ何らかの体験をし、葦名流や巴流、仙峯寺拳法などの流派の遺された秘伝書を手に入れ、現代に復活させた。
しかしその習得難易度は尋常のものではなく、一目連を除けばその人外の剣術ともいうべき流派を全て習得したものは存在しない。

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最終更新:2019年05月05日 14:29