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大陸SRW・OG 支援ネタ 歴史の断片 『New Horizon Ⅱ』


「日召世界の裏側への派遣、まさか加藤さんも投入するとは…。」

「唯でさえ、ヴォルクルスの法則がこの惑星にも適応されたんだ」

「デモンゴーレムはともかく死霊装兵が現れる可能性もあるが、他の強力なファンタジー作品とぶち当たった時の保険でもあるからな…。」

地球連合艦隊による日召惑星の裏側の大陸の調査に赴く前の会合の様子。

現状では龍脈や霊脈の関係でデモンゴーレムが出現する可能性がある上、夢幻会的には大陸を一撃で滅ぼせるような応龍皇のような存在を危惧し、ライドウを除いた加藤保憲などのオカルト陣営の最精鋭が艦隊に合流することになり、それ以外にもMSや特機、試験運用として持ち込まれたオカルト技術機や後述の試験機が持ち込まれることになる。

「コイツも持ち込むんですか…。」

「ああ、TEエンジンが地球ではない完全な異世界で稼働状況に変化があるかテストしたいそうだ。」

「まぁこいつらのコンセプト自体が単独での長時間活動可能な機体ですしね。こういう任務に最適なのはわかりますが…。」

派遣艦隊旗艦格納庫 納入された「サーベラス」と「ガルムレイド」の前での会話。

第二次OG終了後、壊滅させたガイアセイバーズの基地内で鋼龍艦隊による接収により、連合は地球連邦政府との取引も有り、ガイアセイバーズが保有していたツェントル・プロジェクト関連の技術は連合により接収されていた。

そもそもの問題としてミタール・ザパト死亡後、後を継いだエルデ・ミッテにとっては自分のAI1が全てであり、自分の可愛いAI1周りのAI技術と彼の身体となるMODEL-Xことガルベルス以外は殆ど放置されたも同然であり、連合軍が接収に動いた際はその殆どがデータ消去、TEエンジン搭載機の予備パーツの処分もされていなかったことから接収は容易であった。

連合軍はTEエンジンのテスト機としてそのデータを使い鋼龍戦隊でも稼働実績のある、
6号機の「サーベラス」7号機の「ガルムレイド」を改良型TEエンジンに主機を換装し試作製造を行った。

この二機が日召惑星に新たな戦力として派遣された理由は完全な別世界でターミナス・エナジーが存在するかの実証と、存在した場合エネルギー効率はどこまで影響されるかのテストも入っていた。


「うわあ…、すごいな。また新しい機体持ってきたんですか。」

「まあ最新鋭機ってわけじゃないんですけどね…、それでも十分実績のある機体ですよ。」

「それでも、こっちでは50mの人型兵器なんて理解の範疇にないですから十分に威圧効果はあると思いますよ…」

日召世界で友好国となったムーやグラ・バルカス帝国の外交官や武官を招いての派遣艦隊の出港セレモニーでの伊丹と大洋の外交官の会話。
セレモニーの際にはMSや特機の一部がデモンストレーションとして参加しており。
淡い光を背部から噴出しながら飛行するサーベラスや赤い魔神とも見て取れるガルムレイドに注目が集まっていた。


「あんな巨大なゴゥレムの製造技術を持っているとは…」

「まさか本当に魔帝なのか…?しかしそれならこの大陸の人間が無事なはずがないのだが…」

「仮に戦闘になったとして我が国のアンタレスであの巨人を落とす事はできると思うか?」

「はっきり言いましょう、無理です。あの青い機体の機動性に追いつける戦闘機は我が国には存在しません。」

ムーの外交官やグラ・バルカス帝国の武官の会話

ムー側はあまりにもかけ離れた超テクノロジーから古の魔法帝国ではないかと連合側を邪推し、グラ・バルカス帝国側は現実離れした人型兵器が実際動く光景を見たことで虚仮威しでもなんでもないこと認識することができた。
これ以降、グラ・バルカス帝国はゲート日米の存在含め、ファルマート大陸への軍事的オプションの選択肢はなくなることとなる。

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投下終了。 大陸版ガルムレイドとサーベラスの設定はまた後日ということで・・・

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最終更新:2019年06月09日 10:06