207: yukikaze :2019/07/06(土) 23:23:28 HOST:203.228.242.49.ap.seikyou.ne.jp
取りあえず、冷戦終了後の豊臣夢幻会の陸海空軍の状況でも

(陸軍)
陸軍については、明治以降続いている「北部」「東部」「中部」「西部」「瑞穂」「台湾」の6軍管区の元、18個師団編制となっている。(最盛期は21個師団編制)
当初は、ソ連崩壊によりソ連の大規模侵攻の可能性が大幅に減少したことから、13個師団体制にまで削減する予定であったが、中国大陸の混乱が悪い意味で加熱しており、瑞穂や台湾の住民からの懇請もあって、最小限の削減に収まっている。

内訳としては、本土には、本土防衛及び瑞穂・台湾への増援用に13個師団配備されている。配備の内訳としては、史実帝国陸軍の配置と変わっていない。
一方で、近衛師団は、第一師団と範囲が被るなどしたために、宮城及び国家行事における衛兵部隊として連隊レベルにまで縮小している。
これに台湾に2個師団(高雄、台中)、瑞穂半島(北鎮(旧名:平壌)、新京(旧名、京城)伽耶(旧名:釜山))に3個師団が配置されている状況。

師団編制については、基本的には歩兵連隊×2+戦車連隊×1という、戦後夢幻会の小泉大綱でやった編制を元にしている。ただし兵員数については、12,000人と大分緩くはしているが。
機甲師団についても小泉大綱と同様の代物。北海道の第七師団と瑞穂の第十八師団が元からの機甲師団。これに機械化歩兵師団が6個(瑞穂が2個、本土で4個)、自動車化歩兵師団が8個(本土のみ)、軽歩兵師団が2個(戦車をなくす代わりに機動力に優れた装輪装甲車を主体とした部隊。台湾のみ)となっている。

なお、史実と違い、対艦ミサイル連隊は、台湾と西部軍管区のみで、砲兵旅団も西部、瑞穂台湾のみと、西部重視となっている。
これは、ロシア共和国建国により、日米ロ安全保障条約が締結されたことで、ロシア共和国が、ソ連に対する防壁となっており、必然的にロシア共和国への援軍となる西部方面の部隊に重装備が必要とされたことによるものである。

ヘリについては、攻撃ヘリよりも汎用ヘリの取得が重視されており、川崎AH-1飛燕(史実コブラ)及び飛燕改(史実スーパーコブラ)以降、専用の攻撃ヘリは取得していない。
現在は、偵察戦闘ヘリと輸送機型をファミリー化した『隼』シリーズ(史実OH-1の派生型)及び「大鵬」(史実CH-47)が主力となっている。

(海軍)
冷戦終了後、大幅削減される予定であったが、インドの軍事的冒険による、中東からの通商路防衛という観点から、4個空母機動艦隊の維持が認められている。
編制としては、空母1隻、イージス巡洋艦2隻、対空駆逐艦2隻、汎用駆逐艦4隻であり横須賀、佐世保、呉、基隆を母港としている。
これに、原子力潜水艦部隊(戦略原潜4隻、攻撃型原潜10隻)が、大泊と舞鶴を根拠地とし、揚陸艦隊(ドック型揚陸艦4隻)が伽耶に配備されている。
一方、これらの艦隊を維持する為に、鎮守府に配備されていた地方隊は、カットされることになり、近年では汎用2等駆逐艦(DDM)の整備が取りざたされているが、予算の問題がネックとなっている。

(空軍)
18個戦闘機及び戦闘爆撃機飛行隊が主力となっている。
主な配置としては、史実航空自衛隊の6基地(三沢が除外)にそれぞれ2個飛行隊。
これに高雄に2飛行隊、瑞穂の平沢(史実烏山)と順川(史実と同じ)にそれぞれ2個飛行隊となっている。
越山重工業の『捷風』(史実SU-33類似。精密誘導兵器、空対艦および空対地誘導兵器などの運用能力を付与)が8個飛行隊、三菱の『天雷』(史実F-16)が10個飛行隊であり、『捷風』は、瑞穂の2個飛行隊を除けば、築城、新田原、那覇にしか配備されていない。
もっとも、『捷風』は海軍艦載機でもあるため、それぞれの航空隊基地のある厚木、岩国、伽耶、台北に4個飛行隊づつ控えている状態でもある。

なおこれだけの軍事力を維持するため、日本の負担も一通りではない江戸後期以来の富の蓄積によって、アメリカの国力の6割近くを維持し続けてはいたものの、社会保障問題など課題を抱えているのが実情であり、そのため冷戦終了後に軍事負担をさっさと投げ捨てただけでなく、インドに対して経済協力をしたことで、余計にインドの軍事的冒険に拍車をかけてしまった欧州への嫌悪感は凄まじいものになっている。(これはアメリカも同様である)

2000年以降は、海軍はともかく、陸軍と空軍については更なる削減も取りざたされており、特に陸軍は、本土の師団数を建軍時の7個師団にし、12個師団体制にすると共に、災害用の緊急展開部隊として、4~5個歩兵旅団を本土に配備する意見も出ている。

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最終更新:2019年07月09日 10:57