802: 名無しさん :2019/08/18(日) 01:13:14 HOST:i219-167-207-177.s42.a037.ap.plala.or.jp
前に投稿したのを手直ししてみました



お昼どきのある定食屋にて

ガヤガヤとお昼時の騒がしい時間帯、店の大型TVが昼の番組を流していると、不意に画面下にニューステロップが現れる。
それを見た者から、次々に動きを止め、少しすると店員も客も沈黙し動かなくなった。

「本日、対馬沖を航行中の巡視船○○○○が、韓国海軍の駆逐艦からミサイル攻撃を受け撃沈・・・・・・韓国より宣戦布告が・・・」


同日、首相官邸

「防衛出動を発令する」
「総理、国会の承認を得ませんと後が」
「そんな悠長にやっている場合か、今すぐ全ての軍備の緊急点検を行い、稼動可能な戦力の確認を急げ」
「直ちに」


呉軍港

「長門も点検するのか?」
「そうだ、態々無理を言って近くに住んでいる元機関長の爺さんに来てもらったんだぞ」


長門機関始動


呉の軍港が、慌ただしく出撃の準備に掛かり始めると、総出撃の模様を記録しようと全国から軍艦マニアや写真家、マスコミが、集まり始め港一帯が俄かに騒がしくなり始める。

そして、自分達の自慢の機器を使い、獲物をサーチし始める。

その中の一人が、フィルムを交換し、ファインダーを覗き込んだ時、その光景は目に入り込んできた。

「ん?おいおい、嘘だろ・・・ 長門の煙突から煙が出てる!!」

その一言が、周りに響くと

「マジか?本当だ・・・」
「おいおい・・・」
「出すのかよ・・・」

軍港近くの公衆電話では、
「そうだ!長門が出る くたばり損ないを皆集めろ 出撃を見送るんだ!」



長門抜錨1時間前

「これを・・・」
「有り難くお借り致します」

出撃前の海軍記念館館長から長門艦長に長門の戦装束が渡され、すぐに斜桁に非理法権天旗とZ旗が掲げられる。



長門出撃


「お祖父ちゃん達の乗ってたお船が出航するよ?」
「おお・・・(涙)」
「艦長・・・」
「足を悪くしてなければ、乗艦出来たのにのぅ キムチ共を主砲で吹き飛ばしたかったわい」


長門の戦艦汽笛が鳴り響き、他の艦の汽笛がそれに答え、それに負けじと、誰かが歌い始めた軍艦マーチが辺りに流れ始める。

「爺さん、泣いてばかりいて、早くやらないと、長門行っちまうぞ?」
「おう、そうじゃ、そうじゃ 忘れるとこじゃった」

そう言うと、老人は、古い投光器を操作し、長門に発光信号を送り始める。

「日本の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」


以上です。
掲載はご自由に。
最終更新:2019年08月18日 10:30