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銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)


銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅲ ~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~ その27


※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です


06:00


研修2日目。前日の疲れがまだ残っているのか、全員ぐっすりと眠りこけている。

しかし、束の間の安らぎも間もなく終わる。


利根「お主等、そろそろ起きろ!」

5人「「「「「・・・!?」」」」」

利根「もう〇六〇〇じゃ!この後も予定が詰まっておるから、早く支度するのじゃ!」

長門「・・・もうそんな時間か」

大和「まだ眠いです・・・」

金剛「・・・このまま、時間まで寝てるのもアリじゃないデスカー?」

利根「馬鹿な事を言ってないで、さっさと起きるのじゃ!」

日向「・・・仕方ない。起きるか」

扶桑「まぁ、残り後二時間ですからね。頑張りますか・・・」


多少不満を垂れながらも、手早くシャワーを浴びて準備するメンバー達。

三十分程で、全員準備を終える。


利根「準備出来た様じゃな。忘れ物とかは大丈夫か?」

長門「ああ。大丈夫だ」

利根「うむ、では食堂に向かうぞ」


利根の引率の元、食堂に向かうメンバー達。五分程で、食堂に到着する。

そこで待っていたのは・・・。


神崎 速吸と神崎 神威の二人だった。

133: 194 :2019/09/28(土) 14:46:05 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
速吸「お早うございます、皆さん」

神威「お疲れ様です。既に朝食の準備が出来てますよ」

長門「今回は、この二人か・・・」

大和「で、朝食の方は・・・」

速吸「今回の朝食はですね、戦艦である皆さんにはお馴染みの主砲、それを模した『特製おにぎらず』です」

日向「主砲を模したおにぎらず?」

扶桑「『ウルト〇マンDA〇H』のそっくりデザートみたいな物でしょうか?」

神威「コンセプトとしては、そのネタと同じですね。デザートと主食の違いは有りますが」

速吸「なお全部で五個有りますが、その中に一つだけ『当たり』が存在するとの事です」

速吸「それでですね、どのおにぎらずを食べるかですが・・・、ここは単純明快にクジ引きで決めて行こうと思います」

金剛「エエ~・・・」※嫌そうな顔をしている

日向「・・・いや、そういうのはいいから、普通に食べさせてくれ」

利根「何を言っておる。そんなのちっとも面白くないであろう。では、こちらのクジを引いてもらうぞ!」

長門「・・・仕方がない。引くか」

大和「さっさと終わらせましょう・・・」


クジ引きの結果、選ぶ順番は金剛・大和・日向・長門・扶桑となった。


速吸「では、まずは金剛さんからですね」

金剛「因みに、中の具材が何かなのは知ってるデスカー?」

神威「・・・実は、今の時点では私達も知らないんです」

金剛「・・・エ?」

速吸「全員が選び終えた後に、メニューが渡される事になってまして・・・」

金剛「・・・つまり、どれがヤバイかは知らナイト?」

神威「ええ。まぁ、知っててもお教えする事は出来ませんが」

金剛「・・・ウーム。ジャア、榛名が使用してた35.6cm連装砲(ダズル迷彩)で」

速吸「では、次は大和さんですね」

大和「えーと・・・、じゃあ大和は、代名詞ともいえる46cm三連装砲で行きます」

神威「次は日向さんですね」

日向「ふむ・・・じゃあ、馴染みのある35.6cm連装砲で」

速吸「お次は、長門さんですね」

長門「残り二つか・・・じゃあ大和同様、私の代名詞的な41cm連装砲を選ぶか」

神威「最後は扶桑さんですね」

扶桑「と言っても、これしか残ってませんが・・・。試製41cm三連装砲で」

134: 194 :2019/09/28(土) 14:46:38 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
かくして、メンバー達の朝食が決定。


速吸「それでは、呼ばれた順に食べてもらいます。まずは、大和さんからです」

大和「因みに、砲身を模した部分に黒いのが見えるのですが?」

神威「その部分には、桃〇の『ご〇んですよ!』が詰まっています。これは、五個全て共通です」

大和「成程。砲身部分は大丈夫ですね。問題は砲塔内の具ですが・・・」


砲身部分を食べ終えた大和。覚悟を決めて口に入れる。


大和「・・・ん!?」

長門「大和!?」

扶桑「大丈夫ですか!?」

大和「・・・鮭のハラミですね」

速吸「当たりです。中身の具は神崎島で採れた鮭を使用した、焼き鮭のハラミです」

大和「よかったぁ!とても美味しいです!」

神威「さて、次は金剛さんです」

金剛「OKネー。デハ、まずは砲身部分カラ・・・」


砲身部分を食べて行く金剛。砲塔部分に取り掛かる。


金剛「・・・迷彩を再現しているからデショウガ、微妙に海苔が少ないデスネー・・・。デハ・・、行きマス!」

日向「・・・どうだ?」

金剛「コレは・・・肉そぼろとスプラウトデショウカー?」

速吸「その通りです。ごま油で炒めたひき肉とブロッコリー スーパースプラウトを挟んだおにぎらずです」

金剛「良かったデース。マトモなので」

3人「「「・・・」」」※嫌な予感がしている

速吸「では、次は扶桑さんです」

扶桑「は、はい。では私も、砲身部分から・・・」

135: 194 :2019/09/28(土) 14:47:09 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
砲身部分を食べ、砲塔部分に食いつく扶桑。


扶桑「・・・これは。鶏の唐揚げ・・・でしょうか?」

速吸「正解です。より正確には、鶏の唐揚げの缶詰と千切りキャベツを挟んだおにぎらずですね」

扶桑「お手軽系ですか。でも、美味しかったです」

神威「では、次は長門さんです」

長門「あ、ああ・・・。では、私も砲身部分から・・・」


砲身部分を食べ終えた長門。いよいよ砲塔部分に取り掛かる。


長門「あむ・・・・・!?!?」

金剛「エ!?」

日向「な、長門!?」

長門「な、なんじゃこりゃ!?」

速吸「えーと、説明によると・・・長門さんの具は『マーマイト』との事です」

長門「うごぉぉ!?!?」※口元を押さえて悶絶している

4人「「「「www」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


長門「何て物を挟んでるんだ!?!?!」スパーン

大和「よ、よりにもよってwww」スパーン

金剛「最悪デースwww」スパーン

日向「それが『当たり』だったかwww」スパーン

扶桑「可哀そうにwww」スパーン


速吸「あー、すいませんが長門さん。そのおにぎらずですが、大淀さんから『きちんと食べ切る様に』との事です」

長門「鬼かお前等は!!」

神威「まぁ、出された物を食べ残すのは教育上あまり良くないですからね。頑張って下さい」

長門「ぐぬぬ・・・」

136: 194 :2019/09/28(土) 14:47:40 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
結局、お茶で無理矢理流し込んで何とか食べ切った。


長門「うう・・・酷い目に遭った」

大和「大丈夫ですか?」

長門「な、何とか・・・」

速吸「では、最後は日向さんです」

日向「はぁ~~~、良かった。さて、食べるか」


心底安堵した表情で、食べ始める日向。砲身部分を食べ終え、砲塔部分を口に入れるが・・・。


日向「・・・・・アレ?」

金剛「どうしたデース?」

日向「塩味だけで、何も具が挟まれていないんだが・・・」

扶桑「え?」


見ると・・・確かに何も具が挟まれていない。


日向「一体どういう事だ?」

神威「あ、はい。えーと(カンペを見る)・・・どうやら日向さんが選んだのは、特製の塩おにぎらずとの事です」

日向「特製?」

神威「何でも、神崎市警察署のアピールイベント用に、限定百個作られたおにぎらず、との事です」

大和「イベント用に?」

速吸「はい」

137: 194 :2019/09/28(土) 14:48:12 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
と、突然食堂のテレビに映像が。


5人「「「「「?」」」」」


見ると・・・、画面に『特製おにぎらず製作プロモーションビデオ』の文字が。


ナレーション(以下N)「神崎市警察署のアピールイベント用に製作された限定おにぎらず。今回は、その製作光景をお送りしよう」

4人「「「「?」」」」

日向「・・・・・」※嫌な予感がしている

N「今回製作に携わったのは、この艦娘。神崎市警察署の誇る敏腕エリート婦警、神崎 潮巡査長である」

N「このおにぎらずを製作する為に、彼女が向かった先は・・・サウナ室。しかも、通常よりも室温が高めに設定されている」

大和「・・・何でサウナに?」

扶桑「さ、さぁ・・・?」

日向「・・・・・」※嫌な予感が強まる

N「沢山の汗を流しながら、ひたすらサウナ室に籠る潮。何故彼女は、ここまでするのだろうか・・・?」

長門「・・・いや、本当に何でだ?」

金剛「・・・サァ?」

N「何度も拭ったタオルに含まれる、大量の汗。そこには、エリートである潮のDNAが大量に含まれている」

金剛「・・・・・エ!?」

扶桑「あっ・・・」※察した

大和「あっ・・・」※察した

日向「・・・おい、まさか!?」※察した

N「その汗を集めて火にかけ、余分な成分を飛ばしたのが・・・潮のDNAがタップリと含まれた特製の塩」

長門「あっ・・・」※察した

金剛「あっ・・・」※察した

大和・扶桑「「wwwww」」※口を押えて笑いを堪えようとするも、堪え切れてない

日向「いや・・・・・冗談だろ!?!?」※青くなって錯乱している

N「その塩を、惜しげも無く投入して作られたのが・・・・・、神崎市警察署・限定百個のおにぎらず『うしおにぎらず』なのだ」

日向「最悪だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!??!?!?!?!?!?!?」

4人「「「「wwwwwww」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


日向「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!???!??!?!?」スパーン※壊れた

長門「おまwwwこれはシャレにならんwwwwwww」スパーン

大和「何考えてるんですかwwwwwww」スパーン

金剛「本当の当たりハ、コレだったデスカーwwwwwww」スパーン

扶桑「潮ちゃんには悪いけど、悲惨過ぎでしょうwwwwwww」スパーン

138: 194 :2019/09/28(土) 14:48:44 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
日向「あああああああああああああああああああああああああ!?!?!??!?!?」ガンガンガン※柱の角に頭をぶつけている

大和「ちょ、日向さん!気持ちは分かりますけど、落ち着いて!!」※羽交い絞めしている

日向「頼む、大和!?!?お前の主砲で私を撃沈してくれぇぇぇぇぇぇ!?!?」

大和「何馬鹿な事を言ってるんですか!!出来る訳無いでしょう!!」

長門「そうだぞ!落ち着け、日向!!」

金剛「正気に戻るデース!日向!!」

扶桑「潮ちゃんの塩は、もう取れないでしょうけど!気を確かに!」

日向「それは慰めになって無いぞ!!??扶桑!?!?」

速吸「あー、日向さん。取り敢えず、落ち着いて下さい」

日向「これが落ち着いていられるかぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

神威「いいから落ち着いて。まだ映像には、続きが有りますから」

日向「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」


言われてテレビを見ると、画面には「と、言うのは流石に冗談で」の文字が。


潮「本当は、神崎島で採掘された岩塩を使用して私が一つ一つ丁寧に手作りしたのが、限定百個・特製『うしおにぎらず』です。誰が当たったかは分かりませんが、
味わって食べて下さいね♪」

4人「「「「・・・・・・・」」」」

日向「・・・・・・・・・・・・・何やねーん!!」ズルッ

4人「「「「wwwww」」」」


\デデーン/


全員、アウトー!


長門「日向wwwww」スパーン

大和「リアクション古過ぎですよwwwww」スパーン

金剛「色々と酷過ぎデースwwwww」スパーン

日向「心臓に悪過ぎだ!!」スパーン

扶桑「でも、良かったですねぇw日向さんwwwww」スパーン

139: 194 :2019/09/28(土) 14:49:15 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
日向「あー、本当にびっくりした・・・」

大和「全くですよ・・・」

日向「あっ、そういや残ったこれ(おにぎらず)だけど、長門食うか?」

長門「え!?いや、要らないって」

日向「私の間接キス付きだけど?」

長門「お前は何を言ってるんだ」

日向「いや、お前こういうの好きそうだし」

長門「オイ!!」

大和・扶桑「www」


\デデーン/


大和、扶桑、アウトー!


大和「本当に何言ってるんですか、日向さんwww」スパーン

扶桑「余計に要らないですよwww」スパーン


速吸「では、これにて朝食は終了です。お疲れ様でした」

神威「残り一時間。頑張って下さいね」

利根「無事朝食を終えた様じゃな。それでは、講堂に向かうぞ」

長門「・・・何で朝食一つで、こんなにも疲れないといかんのだ」

大和「全くですよ」

金剛「因みに、この後講堂で何をするんデスカー?」

利根「研修修了証書の授与式を行うのじゃ。前回同様、代表として長門に受け取ってもらう事となっておる」

長門「そうか」

日向「いよいよ最後か」

扶桑「頑張りましょう!」


次回、今年最後の攻防戦が始まる。

140: 194 :2019/09/28(土) 14:49:46 HOST:ai126149062042.54.access-internet.ne.jp
以上です。最初にお詫びを。
本当にすいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!やらないと言っていたエリート塩ネタですが、深刻過ぎるネタ不足の状態な為
遂に採用に踏み切る羽目に。最後まで初志貫徹出来なかった事を、この場を借りてお詫び申し上げます。
そして、主砲を模したおにぎらずですが、ネタの書きこみ122の>>969のご提案を、少しだけ変えて採用しました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、漸く最終回が見えてきました。もう暫くだけお付き合いいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2019年10月07日 09:14