861: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:43:56 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
加賀氏のSS読んでなんかインスピレーション沸いたので、SSみたいなものを投下する、めっちゃ駄文
戦後憂鬱版88艦隊物語
第1巻 栄光
ワシントン会議で条約は締結されずに列強である日米は膨大な資源と資金を戦艦に注ぎ込み、悲願である八八艦隊計画、ダニエルズプランを完成させる。
そして時は過ぎて満州国成立、日独伊同盟の締結、満州国境紛争、仏印進駐などで日米関係は悪化した、それでも日本はなんとか妥協点を図ろうとしたが、
アメリカ側は頑なであり石油禁輸を経てついに両国は戦争状態に突入する…責任は日米双方にもあっただろう、だが裏でそれを煽った存在を知らないまま
マレー沖海戦では日本側は旧式とはいえ金剛型戦艦4隻に対して、イギリス海軍は新鋭戦艦であるプリンスオブウェールズと旧式巡洋戦艦であるレパルスの2隻で迎え撃つ
戦力差では日本側の圧倒的優位にも関わらず、偵察ミスや日本陸海軍の連携の悪さも相まって空襲による有効な打撃を与えられない、魚雷の触雷ミス、偶々発生したスコールで日本南遣艦隊は幸運の女神がついたかの如く英東洋艦隊に翻弄され続ける、しかし数の暴力もあって最終的に栗田率いる第7戦隊の最上型重巡の雷撃で2隻の戦艦は撃沈され日本は勝利する
一方のマーシャル沖海戦においては嶋田長官率いる連合艦隊は零戦の活躍で航空優勢を勝ち取ったことで弾着観測機を常時飛ばすことが出来たことや18吋砲を擁する伊吹型戦艦4隻の活躍もあり米太平洋艦隊相手に対し優位に立ち続け、第2艦隊はレキシントン級巡洋戦艦を主軸とするTF2に終始有利に立ち司令官のパイ毎レキシントンを撃沈し、次席指揮官のフィッチの乗るコンステレーションを撃沈させて行動不能にまで追いやる。連合艦隊の損失戦艦は0に対し米太平洋艦隊に所属するダニエルズプランの戦艦を殆ど撃沈することに成功し大勝利を挙げた(※1)
マーシャル・マレーにおける大勝利に沸き立つ日本、はしゃぐ同僚達を冷めた目で見ながら阿部俊雄は空に浮かぶ暗雲を見つめながら静かに「このままではいけない」と呟くのであった
第2巻 暗雲
キンメルは新たなバルチック艦隊司令になったものの、味方の離脱を最後まで支援し続け、執念の一発を連合艦隊旗艦近江に直撃させ沈みゆくサウスダコタと運命を共にしたことによって「キンメルに続け!」とのスローガンは米国の世論を激高させて闘志を湧きあがらせることとなり、一部政治家や軍人が目論んでいた早期講和は画餅となる
初戦を大勝利で飾りさらに東南アジアを占領したことで各種資源の確保に成功した日本はさらなる戦果、つまりは米豪遮断を目論みニューギニアの占領を目論む、圧倒的な88艦隊と零戦と精強な陸軍さえあれば制圧など容易いという「慢心」それに対し阿部俊雄等が必死に抑えようと弁舌したが受け入れることなくニューギニアまで歩を進め、そして日本軍を窮地に追いやる
ウエイク、ラバウルを占領した日本は遂にポートモレスビーまで歩を進めるが、機械化においては有利なアメリカ軍。
空では零戦に対抗すべく投入されたP-38、F4U、といった新鋭機に苦戦し、海では米海軍の潜水艦が牙をむき満足な護衛が出来ない日本軍の輸送船団を襲撃し沈めていく、さらにヨークタウン級を主軸としたハルゼー機動部隊が次々と南洋諸島を空襲し翻弄する
遂に日本は近藤中将率いる戦艦6隻と空母3隻を主軸とする第8艦隊(※2)を編成してポートモレスビーの攻略を目論む
しかしこれは米軍の敷いた罠だった。第8艦隊に米英豪航空部隊ならびに機動部隊による波状攻撃を受ける。
護衛にあたる3空母であったが度重なる空襲によって、何とか空母ヨークタウンを大破(後にガソリン爆発で沈没)させるも次々と行動不能に追いやられ、エアカヴァーを失った第8艦隊は基地航空隊の袋叩きを受けて行動不能になった所をスプルーアンス率いるレキシントン級を主軸とした南太平洋艦隊が突入し、日本は次々と戦艦を失い、近藤は旗艦赤城毎死亡し第8艦隊は壊滅する
この大敗北による米豪遮断の失敗により嶋田はGF長官の座を失い、代わりに古賀がGF長官を継ぐことになる
当初はポートモレスビーでの大敗を海軍上層部は国民にひた隠しにするつもりだったが「敗北をひた隠しにすることでしか誤魔化せんのか!」と古賀が怒鳴りこんだことで国民に詳細が伝えられ「米軍侮りがたし」、「近藤中将の仇を取れ」の認識を植え、戦意向上になった。そしてこの大敗北を機に日本の戦略は180度代わり阿部俊雄の行動が徐々に実を結び始める
862: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:46:41 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
第3巻 奮迅
新たにGF長官となった古賀は戦線の縮小の為にニューギニアからの全面撤退を提案、それに便乗した陸軍の援護もあって日本はニューギニアからの撤退を決定、それを阻止すべく派遣された米海軍の巡洋艦部隊と激突するが栗田率いる再編された第8艦隊(※3)は勝利を収め続け、遂には米海軍のフレッチャー級駆逐艦である「ド・ヘイヴン」を手に入れる
特にラバウル撤退戦では日本海軍が投入した爆竜によって米海軍の重巡洋艦3隻を撃沈させ(※4)、さらに空母ワスプを潜水艦によって撃沈戦艦ユナイテッドステーツを大破させたことで米軍を及び腰にさせその隙に撤退させる
ニューギニアの奪還に成功した米軍であったが、その過程で生じた巡洋艦と駆逐艦の大量戦没、特に太平洋艦隊の重巡洋艦はほぼ全艦撃沈されており新鋭艦として投入されたクリーヴランド級やアトランタ級も撃沈されたことは大きな衝撃となり、優秀なセーラーを失っただけではなく補助艦艇不足に悩まされすぐに次の反攻作戦に移れる状況ではなかった。しかし戦時体制に移った米国は次々と就役させた新規巡洋艦や大西洋から引き抜いた艦艇で太平洋艦隊を増強させ日本上層部を真っ青にさせる。
しかし上層部の狼狽と裏腹に日本海軍は次の決戦の舞台をトラックに定め、マーシャル・ギルバートからの全面撤退を成功させ新鋭戦艦大和、空母雲竜、重巡葛城(※5)を編入、さらに航空機はニューギニアに投入され米機動部隊パイロット達を次々と血祭りに挙げた零戦32型(史実52型)、繋ぎとして開発された54型(戦後憂鬱yukikaze氏案)を始めに多数揃えて太平洋艦隊を迎え撃つ
そしてトラック沖で空と海で日米海軍の総力が激突する、米海軍は新鋭航空機であるF6Fを投入するが数が少なかったことややや性能が劣るが温存されたベテランが駆る54型に抑え込まれたことで航空優勢を取るどころか、蒼龍の復讐に燃える飛龍の攻撃隊によって米空母群は次々被撃沈させられる、最終的に辛うじて祥鳳を撃沈、翔鶴を中破させるもほぼ壊滅状態に追い込まれてしまう
一方の戦艦部隊だが日本海軍の誇る18吋砲戦艦5隻と重雷装艦として改装された球磨型の猛攻は凄まじく、米海軍の戦艦は次々と戦闘不能に追い込まれてしまう、そこで不利を覆す為に米海軍指揮官ニミッツは艦隊特攻通称「ニミッツ・チャージ」を行い乱戦に持ち込ませる。統制が取れないまま両海軍による混沌は暫く続き、その中で古賀の乗る「大和」とニミッツの乗る「ミズーリ」が一騎打ちを行うという事態にもつれこんでしまう、最終的に大和はタフネスぶりを見せつけミズーリを撃破し勝利を収める
この戦いで日本海軍は戦艦4隻を失うも米海軍は戦艦8隻(※6)を失い、さらにはトラック制圧も失敗するという日本側の戦略的大勝利となり米太平洋艦隊は行動不能に追い込まれる、しかし一方勝者となった古賀も戦艦の殆どが損傷し、特に大和も中破状態に追い込まれてしまった上に補助艦艇も多数喪失して、特に乱戦の影響で虎の子とも言える重雷装艦が次々撃沈された事も重なり作戦行動が当分取れなくなったことで頭を抱えてしまう。
863: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:49:31 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
一方本土ではポートモレスビーでの失点を取り返したことで沸く、同僚や後輩たちに阿部俊雄は侮蔑した視線を送りながらも日本を名誉ある敗北に持っていくために次の策を練り始める
第4巻 激狼
トラック沖海戦における大激戦で日本海軍は大勝利を掴むものの、戦艦部隊はほぼ損傷して動くことの出来ない日本海軍に対し豊富な工業力を駆使したアメリカ海軍は先の損害がなかったかのように規模を拡大化させていく。
このままではトラックを始めとする各島嶼の防衛は不可能であり、そこで消耗される兵員や物資も無駄に出来ない
先の海戦で活躍した古賀GF長官ならびに同じくニューギニアを巡る戦いで負傷して本土に戻った栗田提督の発案により一種のファニーウォーとも言える隙をついて、日本軍はついにトラックを全面放棄、他各諸島から人員・物資の一斉に引き揚げると共にマリアナを中心とする絶対国防圏を構築し米軍の阻止を図る
一方の米海軍もこの動きを察知、復旧した戦艦部隊と新規に加わったエセックス級空母を主軸とする打撃部隊を編成し脱出阻止ならびに少しでも日本海軍に出血を強いろうとするがニミッツとキングが時期尚早として行動を許さず潜水艦を以って出血させようとしたが阿部俊雄の積極的な活動で対潜技術力が向上した海上護衛隊によって次々と撃沈させられる
遂に戦力を回復した米海軍は「フォレイジャー作戦」を開始、未だに傷を癒し切れていない戦艦部隊に対し日本海軍はもてる全ての航空戦力を集結させる、山口中将率いる第3艦隊は新鋭の装甲空母「大鳳」を主軸として正規空母6と軽空母6、マーシャル沖海戦で中破した所を防空戦艦として改装された伊勢型戦艦2隻(※7)も加え阿部俊雄等の尽力でF6Fに互角に渡り合える紫電改や陸海軍共同機である雷電、彗星、天山、飛竜、銀河等各基地航空隊の航空隊計1000機にも上る大兵力を集結させる
米機動部隊と基地航空隊が殴り合っている中、マレー沖での失態を徹底的に洗いなおした日本機動部隊は米機動部隊を捕らえ統制された航空部隊による波状飽和攻撃をかける。迎え撃つ米機動部隊であったが、日本海軍の罠にはまり戦力の分散により防ぎきれず最終的に全空母が撃沈破してしまい、エアカヴァーを失った上にまだ余力がある(※8)日本海軍機動部隊により猛攻によって米海軍は戦艦部隊こそほぼ無傷であったが、輸送艦部隊は文字通り航空隊をすりつぶした集中攻撃により壊滅し、マリアナ攻略は失敗し日本海軍は勝利を掴む
フォレイジャー作戦の失敗にマッカーサーはほくそ笑み、自身の悲願であるフィリピン奪還を図る、かくして日本側が「米帝様、まじ米帝」と嘆く中で圧倒的な戦力でフィリピンや台湾の各日本軍航空部隊を押し潰してレイテ島に上陸、それを撃滅すべく、新鋭戦艦の武蔵を加え、損傷艦の修繕となった第1・第2艦隊と攻撃部隊がほぼ無い第3艦隊はレイテに向けて出撃する。
南雲率いる第1艦隊と宇垣率いる第2艦隊は山口率いる第3艦隊の献身的な犠牲を以ってほぼ無傷な状態で米英艦隊に肉薄する一方の米英艦隊もイギリス海軍は新鋭のライオン級戦艦を投入し、米海軍も新鋭戦艦であるルイジアナ級戦艦が迎え撃った。
864: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:53:12 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
弔鐘
日本と英米海軍の激突は熾烈を極め、米軍が切り札として投入した観測機ウェザーマンも航空優勢が取れない状況によって効果的な観測も出来なかった、さらに日本側はドイツから輸入された射撃レーダーをもって数で勝る米英艦隊と互角に渡りあった
そして米旗艦ニューハンプシャーを指揮官のリー毎武蔵の砲撃で撃沈し、救援に駆け付けたオルデンドルフの旧式戦艦部隊も大和の砲撃で旗艦ノースカロライナがオルデンドルフ毎撃沈されたことで米海軍は統制がとれなくなって遂に防衛線は連合艦隊に突破される
レイテに集結した輸送船団は狼に襲われた羊の如く次々と火の海に沈められ、米陸軍は壊滅してしまう、そして離脱を図る連合艦隊だが再編が済み復讐に燃える米英艦隊が襲いかかる、その中で損傷して20ノット以上出せない武蔵を含めた部隊は残存艦隊を逃がす為の盾となり壮絶な激戦を繰り広げ駆逐艦時雨と夕立を除いて全艦フィリピンの深い海へと沈んでいった。
勝利を収めた日本海軍であったが、至宝であった旗艦でもあり大和型戦艦武蔵や多数の戦艦、空母を損失し、往年の雄姿は失われつつあった(※9)
一方のアメリカであるがマリアナ・レイテの大敗北によるショックでルーズベルト大統領が持病の悪化で死亡、後任のウォーレスがつくことで一応落ちついたものの、今後の戦争方針で日本の無条件降伏ではなくある程度の緩和も考慮すべきではないかの案も挙がっていた
いいところの無い米海軍は当初マリアナ占領を目的としたが、追い詰められたキングや海兵隊の横槍もあってほぼ博打に等しい沖縄・硫黄島占領による日本のシーレーン寸断による飢餓作戦を目的とする「アイスバーグ作戦」を強行する。
新造されたルイジアナ級戦艦やエセックス級空母、イギリス側もライオン級を始めとする各種増援、さらには戦後の支援をチラつかせて無理やり太平洋に引き摺りだしたフランス海軍(※10)を加えた大艦隊をもって沖縄攻略を開始する
日本海軍や一部陸軍はこの戦いを最後の戦いとすべく「天一号作戦」を発令、可能な限りの戦力を投入する。沖縄本土には精鋭師団九州や台湾には新鋭機を含めた大規模航空艦隊、呉にはレイテの激戦を生き延びた各残存艦隊を集結させた第2艦隊が漸く完成した戦艦信濃に見送られ宇垣中将の指揮の下出撃する。(※11)
連合国艦隊は日本海軍を撃滅すべく出撃するが、日本に天運が舞い降りたかのように発生した大規模台風に翻弄されさらに日本が切り札として投入した爆撃機連山から放たれる桜花によって連合国の空母は次々と被弾炎上する
しかし連合国側の機動部隊も負けてはおらず復仇の意地で放った攻撃部隊は日本軍のエアカヴァーを突破し空母や戦艦に爆弾や魚雷を叩きこむ
しかし爆弾こそ命中弾はあるが、魚雷に関しては駆逐艦が身を呈して進路に割り込み、他には機銃弾を撃ち尽くした直援機が体当たりを行うなど防ぎ空母等に損害を受けるもほぼ無傷の戦艦部隊、かくして手ぐすね引いて待ちうける文字通り死兵化した列強誇る最新鋭戦艦部隊が待ち構えていた。
数少ない重雷装艦は砲撃を浴びながらも魚雷を放つが戦果を確認する間もなく撃沈され、残る3隻の18吋砲搭載戦艦はその巨砲をもって連合国艦隊に叩きつけ負けじと連合国艦隊もSHSを戦艦に叩き込み、ニューギニアとレイテの地獄を生き抜いた米水雷戦隊の生き残りは砲弾の雨にも負け時に潜りぬけて魚雷を発射する。
文字通り双方スタンピードでデットヒートの意地と誇りを賭けた壮絶な戦いを繰り広げた結果、最後の勝利は日本にほほ笑んだ、連合国の戦艦はどれも沈むか沈みかけるか、戦闘続行不能に陥ったのに対して日本側の戦艦でただ1隻残存した戦艦大和(他の戦艦は全艦沈没)は残存艦艇を連れて沖縄に突入(※12)し、砂浜に乗り上げ砲弾が尽きるまで撃ち続けた、そして連合艦隊の歴史は幕を閉じた。
865: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:55:40 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
3度に渡る海戦の大敗北と生じた損害にアメリカの世論は最早継戦意欲を失わせ、ここで日本側が提出したこの戦争を裏で糸を引いてきた存在とそれに殉ずる裏切り者達…これによって真の敵の存在はこのまま日本との戦争を続けて得るものはなにもないとウォーレスは判断し日本に対し無条件降伏から有条件降伏と言う停戦案を突き付けもう戦う気力がなくなっていた日本側は受諾する
しかしそれを認めない、さらに譲歩を引き出せるはずだと一部強硬派が暴走、帝都のみならず皇居まで制圧してしまう。それに対して放たれたのは東京湾にやってきた阿部艦長が乗る戦艦信濃(※13)から放たれる18吋砲弾と信濃にクーデターを察知した海軍陸戦隊によって救出され信濃に座乗した天皇の「御聖断」であった…
そして東京湾上のルイジアナ級戦艦ニューヨークⅡ(ルイジアナ級)で降伏の調印を行うことで長きに渡る大戦は終結した
かくして88艦隊と対抗馬のダニエルズプランと共に滅んだ、しかしこれは意味のある名誉ある敗北だった…そして唯一生き残った戦艦信濃とその妹は再び戦場の海へと駆けぬけることはまだ誰も知らなかった
※1
サウスダコタ、アイオワ、モンタナ、コロラド、レキシントン、コンステレーション、カルフォルニア、アリゾナ、ペンシルバニア
※2
戦艦赤城、天城、土佐、加賀、長門、陸奥 空母蒼竜、飛龍、竜驤、長門と飛龍のみ生還
※3
天城型2隻と金剛型2隻編入、米海軍相手に暴れ続け、ラバウル沖海戦で米巡洋艦部隊と戦艦オクラホマとネバダとウェストヴァージニアを撃沈させる等活躍したが栗田はこの戦いで負傷する
(ついでにオーストラリア海軍の主要艦艇も全部沈めた)
※4
爆竜が活躍したのはこれぐらいで折角の巨大魚雷ももてあまし気味になってしまう、当初雲竜、空母に改装される瑞穂、日進に搭載されて艦隊決戦に投入しようとする案があったが古賀や栗田に「馬鹿なの?死ぬの?」と言われて没に
だが使い勝手やコストはよかったのか戦後残存したものは魚雷外されて、エンジンをアメリカ製に換装して暫く警備艦として使われた。
ただし魚雷はトーベックス使った本土決戦用後期型は1発で大和型やルイジアナ型を大破させる可能性もあるヤベー奴(戦後の調査で)
※5
ひゅうが氏案の伊吹型重巡洋艦、名前被るので史実雲竜級3番艦から拝借、2番艦笠置は建造されるも沖縄沖で沈没
3番艦阿蘇、4番艦筑波は建造中止
※6
日本 戦艦近江、扶桑、比叡、榛名
米 ウィスコンシン、アラバマ、イリノイ、ロードアイランド、レンジャー、コンステューション、マサチューセッツ、インディアナ
空母ホーネット、ヴェスパ(史実空母レンジャー)
※7
正規空母大鳳、瑞鶴、翔鶴、雲竜、飛龍、隼鷹、飛鷹、軽空母瑞鳳、竜鳳、千代田、千歳、瑞穂、日進
戦艦日向、伊勢、金剛、霧島、愛宕、高雄
※8
史実と違い戦艦・巡洋艦大量戦没によってインディペンデンス級が建造されてないことやエセックス級のエセックス、ホーネットⅡ、ヨークタウンⅡ、ワスプⅡ、バンカーヒル、ヴェスパⅡとエンタープライズの7隻しかなかった
さらにこの戦いでエンタープライズ、ワスプⅡ、ホーネットⅡ、ヴェスパⅡの4隻を失うといった涙目な展開に
※9
日本
戦艦武蔵、鞍馬、穂高、尾張、愛宕、長門、山城、日向、伊勢
空母大鳳、飛龍、飛鷹 軽空母日進、瑞穂、瑞鳳
米英
戦艦ニューハンプシャー、ルイジアナ、ケンタッキー、ロードアイランド、ミズーリ、ノースカロライナ
ワシントン、メリーランド、ユナイテッドステーツ、サラトガ、ニューヨーク、テキサス、ライオン、キングジョージ5世
ちなみに武蔵の戦果はニューハンプシャー、ミズーリ(海戦で)、ライオン、ワシントン、メリーランド(殿で)
英太平洋艦隊は戦艦ライオン、テメレーア、キングジョージ5世、アンソン 空母インプラカプル、ヴィクトリアス、インドミダブル
866: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:57:07 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
※10
イギリス側は戦艦ハウとデュークオブヨーク並びに空母インファガティブル、軽空母コロッサス、パイオニア
フランスは戦艦リシュリューとジャンバール、あっち(戦後憂鬱)と違い派遣されたイラストリアス級4隻とコロッサス級2隻はひたすら連合国艦隊のエアカヴァーに貢献していたりもする(軽空母千代田、巡洋艦阿賀野を撃沈したのは英海軍機動部隊)
フランス側はラファイエット(サモンガン)、ボアベロー(スワニー)を投入したがロクに活躍することなく撃沈された
※11
戦艦大和、戸隠、伊吹、紀伊、駿河、高雄、金剛、霧島
空母瑞鶴、翔鶴、雲竜 軽空母千代田、千歳
※12
戦艦大和と軽巡矢矧と駆逐艦9隻が沖縄に突入、他の残存艦艇は共に沖縄に突入しようとするものの宇垣が「生きて帰り、祖国再建の礎になれ」との命令で唯一生き残っていた葛城の次席指揮官である神重徳(色々あって葛城に乗り込む、海戦中1発被弾しかも艦橋内に飛び込んだために橋本司令以下参謀達が死亡、負傷する中唯一無傷で指揮を執っていた)が了承し救助した将兵共々涙を流しながら大和を見送った後に佐世保に帰還
損失艦
日本
戦艦大和、戸隠、伊吹、紀伊、駿河、高雄、金剛、霧島
空母雲竜 軽空母千代田 千歳
連合軍艦隊
戦艦モンタナⅡ、アイオワⅡ、マサチューセッツⅡ(ルイジアナ級)、ケンタッキー、ヴァーモント(ヘパイトス)
テメレーア、ハウ、リシュリュー、ジャンバール(リシュリューは砲戦で大破後ドイツから派遣されたUボートに撃沈させられ、ドイツ国民から「ざまぁ」された)
空母エセックス、エンタープライズⅡ、バンカーヒル、インファガティブル、ヴィクトリアス
※13
その時の阿部は凄まじい怒気を見せており、砲撃時にも普段の冷静さをかなぐり捨てて「視野狭窄の現実見ないボンクラ共、一人残らずあの世に逝け」と叫んでおり艦橋にいた人達は戦慄状態だった、一方で信濃の初実戦がよりによって同胞であることに何かしら思っていた。
867: 名無しさん :2019/09/27(金) 22:58:53 HOST:210-194-52-243.rev.home.ne.jp
一応主要艦艇の残存艦
戦艦信濃…唯一稼働状態で残存している戦艦、継戦派は信濃があるのでまだ戦えると思い込んでいた、尚修理する為の資材とか石油とか頭に入ってなかった模様
戦艦甲斐…この世界では建造されていた111号艦、資材不足等で建造は遅れに遅れ船体のみ完成している。後は分かるな?
空母
瑞鶴…無傷、太平洋戦争ではロクに被弾しなかった
翔鶴…飛行甲板中破、稼働状態で残存、雲竜型2番艦?そんなのねーよ(建造したかったが資材とドッグがない)
隼鷹…レイテ沖で中破したが修繕されず放置、稼働可能
軽空母
鳳翔…練習空母扱いなので稼働状態で残存
竜鳳…レイテ沖で大破するも修繕されず放置、一応稼働可
海鷹…機関酷使で稼働不能、大鷹、沖鷹、神鷹は海上護衛総隊として活躍したが沈没
重巡
葛城…小破状態で稼働
摩耶…中破状態だが砲搭を失っているだけで目立った損傷なし
羽黒…中破、稼働可
軽巡
能代…中破状態、稼働可
酒匂…機関故障で沖縄沖海戦に参加しなかったので無傷
鹿島…海上護衛総隊に所属、稼働可、史実より早く対潜掃討艦に改装、同型艦香取、香椎は沈没
5500トン級と海上護衛総隊に所属していた夕張、天龍、龍田は全艦沈没
以上です、WIKIに乗せても大丈夫です、色々ツッコミどころありますけどふっと沸いたネタなのでご容赦を
最終更新:2019年10月07日 09:33