498: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:48:34 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
<コリングウッド>級重巡洋艦
・ 性能諸元
基準排水量 : 13,600 t
満載排水量 : 16,800 t
全長 : 189.6 m
全幅 : 19.7 m
兵装 : QF 8inch L/50 Mk.VIII* 連装砲 - 4基8門(前部2基、後部2基)※後に後部1基を撤去
QF 4.5inch Mk.VI 連装両用砲 - 6基12門(前部2基、片舷あたり1基、後部2基)
QF 1.57inch L/70 Mk.IV 連装機銃 - 8基16門 ※後に4基が撤去
QF 0.78inch L/72.5 Polsten 機銃 - 12基12門 ※後に全て撤去。一部がMk.II機銃に換装
QF 1.2inch Mk.II 単装機銃 - 8基 ※近代化改修による搭載
Buckler Mk.II 近接防護機銃 - 4基 ※近代化改修による搭載
Mk.I 八連装誘導弾発射機(Sea Wolf Mk.I, Mk.II SAM) - 2基 ※近代化改修による搭載
艦載機 : Wasp HAS.I - 1機(常備、最大2機まで搭載可能)※近代化改修による格納庫設置後
装甲 : 舷側 - 146mm(最大)
艦首及び艦尾部 - 102mm
甲板部 - 64mm
主砲塔 - 146mm(最大)
バーベット部 - 146mm
航続距離 : *** nmi
速力 : 31.0 kt(最大)
同型艦 : コリングウッド - HMS Collingwood(退役)
コーンウォリス - HMS Cornwalis(退役) → ヴァスコ=ダ=ガマ - NRP Vasco da Gama(退役)
ダンカン - HMS Duncan(退役) → バルトロメウ=ディアス - NRP Bartolomeu Dias(退役)
モンターギュー - HMS Montagu(退役) → フランシスコ=デ=アルメイダ NRP Francisco de Almeida
<コリングウッド>級重巡洋艦(Collingwood class heavy cruiser)は、大英帝国海軍の重巡洋艦の艦級。
1950年代、重巡洋艦として保有が認められたものの完全に陳腐化していた<サセックス>及び<ノーフォーク>、<ノーサンバーランド>ら三隻の更新と保有枠完全充足を目指して建造された。
基本的には<サリー>級重巡洋艦の発展型であるが、防護力が大きく強化されている。
1980年代半ば、後継となる<ネルソン>級重巡洋艦の六番艦の就役をもって、全艦が除籍された。
なお最後まで運用されていた<コリングウッド>を除く三隻はスペイン共産動乱の終結以降、大洋連合の下で軍を急速に近代化させつつあったスペイン王国への対抗を目的にポルトガル共和国が取得。
同国海軍において、<ヴァスコ=ダ=ガマ>級重巡洋艦(Vasco da Gama class heavy cruiser)として再就役した。
同級は201X年現在、近代化改装と延命改修を受けた<フランシスコ=デ=アルメイダ>が現役に留まっている。
499: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:49:04 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
<ネルソン>級重巡洋艦
・ 性能諸元
基準排水量 : 15,000 t
満載排水量 : 19,800 t
全長 : 204.2 m
全幅 : 24.4 m
兵装 : QF 8inch L/55 Mk.IX 連装速射砲 - 3基6門(前部2基、後部1基)
QF 4.5inch Mk.VIII 単装速射砲 - 6基(前部1基、片舷あたり2基、後部1基)
QF 1.2inch Mk.IV 単装機銃 - 6基(片舷あたり2基及び後部2基)
Buckler Mk.II or Mk.II-B 近接防護機銃 - 4基
Mk.II 垂直発射装置 - 1基32セル(Sea Wolf Mk.III SAM
Sea Javelin Mk.I, MkII-A, B, C, D / Orca Mk.II SUM)
SSM 四連装発射筒 - 2基(Sea Falcon Mk.I, MkII)
三連装短魚雷発射管 - 2基
艦載機 : Lynx HAS.II ,III - 2機(常備、最大3機まで搭載可能)
装甲 : 舷側 - 146mm + 25mm(最大)
艦首及び艦尾部 - 102mm
甲板部 - 76mm
主砲塔 - 152mm(最大)
バーベット部 - 152mm
航続距離 : *** nmi
速力 : 31.0 kt(最大)
同型艦 : ネルソン - HMS Nelson(退役) → インファンテ=デ=サグレス - NRP Infante de Sagres
ロドニー - HMS Rodney(退役) → エル=スエズ - ENS El Suez
ジェリコー - HMS Jellicoe(退役) → エル=アブキール - ENS El Aboukir
ビーティ - HMS Beatty(退役) → エスメラルダ - NRP Esmeralda
サマーヴィル - HMS Somerville
フィリップス - HMS Phillips
<ネルソン>級重巡洋艦(Nelson class heavy cruiser)は、大英帝国海軍の重巡洋艦の艦級。
1970年代末より<コリングウッド>級重巡洋艦及び退役が決定した<ライオン>級(後期サウスダコタ級)戦艦の更新を目的に建造が行われた。<コリングウッド>級に引き続き防護力が重視された他、一定水準の個艦防空能力及び対潜能力が付与され、場面を選ばない汎用性を獲得している。
201X年現在、後継となる<ロイヤル=サヴリン>級の建造が進み、大英帝国海軍からは順次退役しているがポルトガル共和国海軍にて二隻が<インファンテ=デ=サグレス級(Infante de Sagres class)として。
そしてエジプト王国海軍においても二隻が<エル=スエズ>級(El Suez class)として再就役した。
残る二隻についても、ポルトガル共和国とナイジェリア連邦共和国がそれぞれ一隻ずつ退役後の取得に興味を示しているとされる。
500: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:49:34 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
<ロイヤル=サヴリン>級装甲巡洋艦
・ 性能諸元
基準排水量 : 20,000 t
満載排水量 : 24,800 t
全長 : 221 m
全幅 : 23.8 m
兵装 : QF 8inch L/55 Mk.IX* 連装速射砲 - 3基6門(前部2基、後部1基)
QF 8inch L/50 Mk.I 連装電磁投射砲 - 3基6門(前部2基、後部1基)※五番艦より
QF 2.24inch L/70 Mk.III 単装速射砲 - 4基(片舷あたり2基)
QF 1.2inch Mk.IV 単装機銃 - 6基(片舷あたり2基及び後部2基)
HALO CILS - 2基
Mk.III 垂直発射装置 - 1基32セル(Sea Sceptre Mk.I, I-B SAM)
Mk.II-B 垂直発射装置 - 1基32セル(Sea Javelin Mk.II-C, D, Mk.III SAM
/ Orca Mk.II SUM / Storm Shadow SLCM)
SSM 垂直発射装置 - 2基8セル(Sea Falcon Mk.II)
三連装短魚雷発射管 - 2基
艦載機 : Lynx HMA.IX - 2機(常備、最大3機まで搭載可能)
MLUAV - 3機
装甲 : 舷側 - 165mm + 25mm(最大)
艦首及び艦尾部 - 127mm + 25mm
甲板部 - 102mm + 51mm
主砲塔 - 203mm + 25mm(最大)
バーベット部 - 165mm
VLS天蓋防護 - 25mm(天蓋板とは別途)
VLS側面防護 - 76mm(傾斜、主要装甲とは別途)
航続距離 : *** nmi
速力 : 33.0 kt(最大)
同型艦 : ロイヤル=サヴリン - HMS Royal Sovereign
ロイヤル=オーク - HMS Royal Oak
レナウン - HMS Renown
レパルス - HMS Repulse
リヴェンジ - HMS Revenge(建造中)
レゾリューション - HMS Resolution(建造中)
<ロイヤル=サヴリン>級装甲巡洋艦(Royal Sovereign class armored cruiser)は、大英帝国海軍の装甲巡洋艦の艦級。
201X年に緩和された改定アムステルダム海軍軍備制限条約下で建造された最も新しい巡洋艦であり、大英帝国海軍が求める十分な装甲が持たされたとして、およそ百年振りに装甲巡洋艦の類別が当てられた。
古豪の造船大国である大英帝国の意地を示すかのように条約改定後、極めて短期間で設計、建造が行われた。
五番艦の<リヴェンジ>からは電磁投射砲が装備されており、既存艦も順次換装が予定されている。
501: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:51:29 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
・ 兵装詳細
Royal Ordnance QF 8inch L/50 Mk.VIII*
英ロイヤル=オードナンス公社が開発、製造していた50口径203ミリ連装砲。
大元は第二次世界大戦以前に開発されたものであるが戦後の再製造にあたり、若干の改修が施された。
現在は流石に旧式化しており、<フランシスコ=デ=アルメイダ>を持つポルトガル共和国海軍に残るのみである。
Royal Ordnance QF 8inch L/55 Mk.IX, IX*
英ロイヤル=オードナンス公社が開発、製造している55口径203ミリ連装速射砲。
Mk.Ⅷの50口径から口径長が延ばされ、射程距離が向上している。
また<ロイヤル=サヴリン>級に搭載されたMk.Ⅸ*は砲塔形状が多面身体となり、ステルス性を持つ。
基本的に後述する50口径203ミリ電磁投射砲までの繋ぎと見做されており、順次換装が予定されている。
Royal Ordnance QF 8inch L/50 EML Mk.I
英ロイヤル=オードナンス公社が開発した最新鋭の50口径203ミリ連装電磁投射砲。
<ロイヤル=サヴリン>級五番艦から搭載が開始されており、従来型の火薬式艦砲を大きく上回り、大洋連合で採用されている磁気火薬複合投射砲(PEMHGL)に匹敵する最大射程を持つとされる。
しかし反面、近接砲戦時に火薬のみの速射が可能な同砲と比べ、速射の面では一歩劣るという推測もある。
Royal Ordnance QF 4.5inch Mk.VI
英ロイヤル=オードナンス公社が開発、製造していた114ミリ連装両用砲。
後継となる砲が登場した現在は旧式化して久しく、
フランシスコ=デ=アルメイダを持つポルトガル共和国海軍が最後の運用者となっている。
Royal Ordnance QF 4.5inch Mk.VIII
英ロイヤル=オードナンス公社が開発、製造している114ミリ単装速射砲。
英連邦条約機構における標準的な小口径砲として知られ、現在でも多数の運用者が存在する。
Bofors / Vickers QF 2.24inch L/70 Mk.III
典ボフォース社が開発し、英ヴィッカース社がライセンス製造を行っている70口径57ミリ単装速射砲。
後述するバックラー、HALOと並び、英水上艦の標準的な近接防護両用砲として用いられる。
また同系列砲はベストセラーとして知られ、大洋連合、独立国家共同体などでも採用されている。
Bofors QF 1.57inch L/70 Mk.IV
典ボフォース社が開発し、製造していた70口径40ミリ機銃。
後に世界標準と言えるまでに上り詰めた大口径機銃であり、超音速戦闘機などに対しても限定的ながら追随と迎撃が可能とされる。
STEN QF 0.78inch L/72.5 Polsten
瑞エリコン社が製造していた機銃を基に、旧英ステン社などが改良製造した72.5口径20ミリ機銃。
かつて第二次世界大戦中の大英帝国海軍などで広く用いられた。
Royal Ordnance QF 1.2inch Mk.IV
英ロイヤル=オードナンス公社が開発、製造する30ミリ機銃。
史実におけるブッシュマスターMk.44に性能が酷似しており、英連邦条約機構においては陸海を問わず、広く利用されている。
Vickers Buckler Mk.II, II-B CIGS
英ヴィッカース社が開発、製造する20ミリ近接防御機銃。愛称はバックラー。
史実におけるファランクスに性能が酷似しており、
英連邦条約機構の標準的な近接防護対空機銃として多くの艦艇で採用されている。
BAS Systems HALO CILS
英BASシステムズ社が開発、製造する近接防護対空レーザー。
次世代の標準的な近接防護対空砲として、<ロイヤル=サヴリン>級への搭載を皮切りに配備が進んでいる。
502: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:52:20 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
English Electric / BAS Systems Sea Wolf Mk.I, II, III
英旧イングリッシュ=エレクトリック社が開発し、後継企業の英BASシステムズ社が製造を行っている個艦防空用艦対空誘導弾。愛称はシーウルフ。
英連邦条約機構で採用されている艦対空誘導弾の中では唯一実戦における対艦誘導弾の撃墜実績(※)がある。
BAS Systems Sea Sceptre Mk.I, I-B
英BASシステムズ社が開発、製造する個艦防空用艦対空誘導弾。愛称はシーセプタ―。
それまでの個艦防空用誘導弾と比較して大幅な小型化を達成しており、旧来のMk.ⅡBVLSに対してはキャニスターを利用することで1セルあたり4発を装填が可能。
また、新たに開発された小型、軽量のMk.ⅢVLSも存在している。
Hawker-Siddeley Dynamics Sea Javelin Mk.II-B , C , Mk.III
英ホーカー=シドレーダイナミクス社が開発、製造する艦隊防空及び弾道弾迎撃用艦対空誘導弾。
愛称はシージャベリン。
史実におけるアスター30に性能が酷似している。
なお本級は運用能力を獲得しているものの艦艇としての性格上、Mk.ⅡB、Cの運用が主であり、弾道弾迎撃用のMk.Ⅲが運用されるのは稀である。
BAS Systems Orca Mk.II
英BASシステムズ社が開発、製造する艦対潜誘導弾。愛称はオルカ。
水上艦に対する攻撃能力も存在するが、弾頭はあくまで対潜短魚雷のために副次能力とされる。
Hawker-Siddeley Dynamics Storm Shadow
英ホーカー=シドレー社が開発、製造する艦対地巡航誘導弾。愛称はストーム=シャドウ。
Mk.ⅡBVLSより発射が可能。
最大射程は公表されていないが、最低でも一千キロ以上という推測が存在する。
Hawker-Siddeley Dynamics Sea Falcon Mk.II
英ホーカー=シドレー社が開発、製造する中型艦対艦誘導弾。愛称はシーファルコン。
専用VLSもしくは発射筒より発射が可能。
最大射程300キロメートル、最大飛翔速度マッハ3.5、弾頭重量500キログラムを誇る。
※ インド核危機の最中に発生したインド連邦軍強硬派によるポルトガル領インド諸地域への侵攻時、沿岸部で水上警戒中であった英海軍駆逐艦を葡海軍艦艇と誤認して発射されたRB08BKA型地対艦誘導弾を撃墜している。
この一件により大英帝国がインド連邦に対する強力な介入を実施し、軍の暴走を許すなどの失態を重ねたインド政府が折れる形でインド核危機は終息に向かった。
しかしこの影響でポルトガル領インド諸地域が存続した他、インド連邦からのパキスタン共和国の分離独立とバルチスタン藩王国連合のBC離脱及び緩衝国家化が決定。
またインド連邦軍に対する政府の指揮権が英連邦条約機構に制限(後に平時権限のみ返還)され、インド連邦軍に対する大英帝国の統制が再強化されるなど、様々な事態を招いた。
503: 名無しさん :2019/10/26(土) 19:52:50 HOST:FL1-133-203-19-142.myg.mesh.ad.jp
・ オマケ(設定を作成したが搭載しなかった兵装詳細)
English Electric / BAS Systems Brionac Mk.II
英旧イングリッシュ=エレクトリック社が開発し、後継企業の英BASシステムズ社が製造を行っていた大型艦対艦誘導弾。愛称はブリューナク。
既に旧式化しつつあるが、英連邦条約機構諸国で艦載型や地上配備型が依然現役に留まっている。
Hawker-Siddeley Dynamics Ascalon
英ホーカー=シドレーダイナミクス社が開発、製造する大型艦対艦誘導弾。愛称はアスカロン。
全長12メートル近い代物であり、専用発射機を必要としており、現状艦載型は<ゴールド=コースト>級ミサイル軽巡洋艦にのみ搭載されている。
最大射程950キロメートル、最大飛翔速度マッハ3、弾頭重量1.2トンを誇る。
Hawker-Siddeley Dynamics T-CUP(Torpedo Conveyance Projectile Unit)
英ホーカー=シドレーダイナミクス社が製造する大型複合艦対艦誘導弾。英国面の権化。
愛称のT-CUPは魚雷運搬飛翔体のアクロニム。
アスカロン艦対艦誘導弾を基に、スーパーキャビテーション魚雷の運搬及び投射能力を付与しており、敵艦近くで魚雷を投射した後に飛翔体部分はデコイとして敵艦にそのまま突入する。
現在、<ゴールド=コースト>級の一部が運用能力を獲得した他、次世代ミサイル軽巡洋艦への搭載が予定されている。
存在が判明した際、大洋連合では非常に警戒され、各種高速魚雷迎撃手段の開発が促進された。
以上です。
最終更新:2021年04月15日 12:02