167: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:12:39 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
戦後憂鬱版鋼鉄のガルーダ
1950年、日本海の荒波を切り裂くかのように増速する二隻の空母、太平洋戦争を生き抜いた
翔鶴型空母の2隻は
アメリカが接収しその後日本で海軍が再編成されることによって返還され
そして北方からの侵略者を迎え撃つ為に出撃した。翔鶴と瑞鶴の甲板に並べられた烈風(※1)と
流星改(※2)が次々と飛び立つ、その光景を憮然とした表情で江草隆繁は見つめていた。
「君も、飛びたいのだろ?」
口には出してないがそんな表情をしている江草を見た加来止男(※3)は気さくに声をかける
「ええ、全く…歳は取りたくないものですよ」
自分がもう少し若ければ飛行隊隊長として流星に乗って(※4)、北からやってきた熊のお得意プロパガンダである
「悪辣なる資本主義者達から人民を解放すべく建造された最強の戦艦(※4)」と称する張りぼてに
容赦なく爆弾を叩きこんでやるものの…そう思いながら、自分が知る全盛時代には及ばないものの
綺麗な編隊を組んでソビエト義勇艦隊に強襲をかけようとする航空隊を見つめた。
そしてその航空機にはガルーダのエンブレムが描かれていた
昭和15年において空技廠の実験部長の無謀とも言える命令によって99式艦爆に
80番爆弾を乗せて急降下爆撃させると言う無謀な試みは当然の如く大失敗を犯して
試験機と貴重な熟練パイロットを損失した。(※5)これによって99式の後継機は中止かと思いきや
待ったをかけた人物達がいた、ドイツに派遣されて後に日本の航空界の怪物と呼ばれる倉敷
そして「戦艦が難しくても他の艦艇に対して有効な打撃を与える、そして後の技術発展もあれば
99式を超える爆撃機も開発出来るので今後を考えると開発は不可欠」と後押ししてくれた将官達(※6)である
彼らの尽力がったからこそマリアナで彗星をそして沖縄では出番の遅かった傑作機である流星(※7)
を投入することが出来たと言われている。
開戦当初艦爆ならびに艦攻隊は不遇とも言える立場だった、マーシャル沖では日本側が投入した
空母には対潜哨戒用の97式艦攻以外には零戦もしくは96式戦以外乗せられていなくて
残った艦爆部隊はボーっとしている暇はないとフィリピン・南方方面に投入され陣地破壊や
飛行場爆撃に投入され陸軍の侵攻の手助けとなった。(※8)特にインドネシア戦線において
オランダ軍の陣地や施設を次々破壊する艦爆隊は現地民達から「ガルーダ」と呼ばれた
それに溜飲をさげた江草達は自分達の愛機にガルーダの絵を描き、後の米英両軍に
「鋼鉄のガルーダ」と呼ばれることになる
だが彼らは不満だった、本来なら襲来する米太平洋艦隊の主力戦艦群に爆弾や魚雷を
叩きつける為に必死に技量を磨いてきたはずであったが、当然出来ず華々しい戦果も挙げられず
ならばせめて東南アジアに残された4カ国連合艦隊への攻撃も精々軽巡1隻と駆逐艦数隻を
落ち武者狩りのように沈めただけ(※9)であり添え物切りみたいな任務で戦果こそあげられるが
それでも敵の抵抗で消耗し続けるのも「ふざけるな」と叫ぶのもしょうがなかった
その中心人物となったのが江草と村田であった
168: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:15:36 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
そんな彼らの不満を解消すべく、日本海軍はポートモレスビー攻略を決定し第8艦隊を編成
そして飛龍、蒼龍は臨時に第1航空戦隊に編入された龍驤と共にオーストラリアに存在すると
思われる米南太平洋艦隊(※10)のレキシントン級巡洋戦艦に魚雷や爆弾を叩きこんで
撃沈することを夢見ていた…が結果は最悪だった
知将スプルーアンス率いる米南太平洋艦隊は真正面からぶつかることなく、あえて自分達を囮にして
第8艦隊を煽りそれに近藤が乗ってしまった(※11)ことで翻弄されてしまい
気がつけば上空には米英豪の爆撃機部隊に、水中には潜水艦が手ぐすねを引いて待っていた。
文字通り第8艦隊は地獄の釜に飛び込んでしまったのだ。飛龍こそ適切な回避をあって被弾はなかったが
蒼龍と龍驤は優先目標として航空隊の袋叩きを受けて被弾炎上し、龍譲は耐えきれず沈没
蒼龍も行動不能に陥り自沈し、飛龍の航空部隊だけではとても第8艦隊のエアカバーを行えるわけでも
なく次々と戦艦群も被弾炎上していく、そしてトドメと言わんばかりに米南太平洋艦隊が突入し
統制のとれない第8艦隊の戦艦群は次々と討ち取られていく、あわや第8艦隊は全滅と思われたが
残る飛龍から飛び立った攻撃隊が米南太平洋艦隊に攻撃を与え少なくない打撃を与えたことや
水雷戦隊が刺し違える覚悟で放った魚雷がスプルーアンスの乗るサラトガに命中したことで戦艦喪失を恐れたスプルーアンスが撤退を選んだ(※12)ことで第8艦隊は辛うじて生還することが出来た。
幸いと言うか飛龍に乗る山口の判断で蒼龍や龍驤のパイロットや乗組員の殆どは救助されており
これがトラック、マリアナ沖海戦に繋がっていくことは大いに評価された。だが江草や村田に
とってようやく待ち望んだ戦いは不本意であり、戦友である友永も空母ヨークタウンに刺し違える形で戦死し
敗北と言う名に打ちひしがれた(※13)
その後のトラック沖海戦では彼らの復讐戦とも言われ、米機動部隊に大打撃を与えたが
戦闘機を優先して搭載しており(※14)、攻撃機は少なくて機動部隊を撃破するだけで精一杯だった。
そして双方大打撃を蒙った所で太平洋は一応平穏となり、江草と村田はそれぞれ帰国ではなく
江草率いる艦爆隊は陸海軍の協定(※15)により東南アジアに派遣されることになった
彼らは新鋭機である彗星を装備し、40㎜機関砲を搭載した機体は少なくない犠牲を払いながらも
イギリス軍の地上部隊にとって恐怖の代名詞となりとなり次々と戦車や砲や輸送船を撃破していった(※16)
そしてイギリス軍の攻勢を阻止した彼らは本土に戻りついに空母をひとまとめにした第3艦隊に配属され
マリアナに進撃する米海軍を迎え撃った
169: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:19:04 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
サイパンの陸海軍航空部隊が米機動部隊の攻撃部隊と殴り合っている間(※17)に山口率いる第3艦隊は
第1目標である米海軍空母部隊を強襲する。戦艦を狙えない事に不満はあるがモレスビーでの悪夢を体験した
2人はそれを表に出さずに各基地攻撃隊の飽和波状攻撃を受けて右往左往する米機動部隊の隙をつきこの戦いで
投入した空母7隻の内4隻を撃沈、残る3隻を撃破するという大戦果を挙げる
攻撃隊も少なくない損害を受けていたがまだ攻撃が出来る数も揃っており、士気が鰻登りの攻撃隊は今度こそ
戦艦を狙うことを意気込んでいたが、次の指示はサイパンを攻撃する米海兵隊並びに輸送船団の攻撃であった。
当然の如く猛抗議する江草と村田を始めとする各飛行長達であったが山口は断固として戦艦攻撃を認めずに
命令を守るように命じた。がっくりと肩を落とす各員の気持ちを山口は誰よりも理解していた。
当然だった、海軍内では次の戦争は空母と航空隊が活躍すると常に言っていた航空主義者であり
航空機による戦艦撃沈を誰よりも望んでいたのも彼だしエアカバーのない米戦艦群を今なら食えると判断していたが
上層部、敷いて言うなら古賀と栗田はそれを断固として認めなかった。(※18)当然である、サイパンを防衛するには
戦艦なんかよりも占領する為の兵員や武器を運搬する輸送船であり上陸し湾岸にいる海兵隊だ、後の事(※19)を考えると
戦艦を狙うだけ無駄である、その古賀からの命令を受け取っている山口は輸送船団と海兵隊の攻撃の為に航空隊を出撃させて
文字通り弾薬燃料尽きるまで攻撃をし続けて、輸送船団の殆どを沈め、上陸した海兵隊に大損害を与えて
フォレイジャー作戦の中止に持ち込んだ。マリアナ沖海戦は攻撃隊を殆ど潰したとの引き換えに勝利を得た海戦であったが
江草も村田も亡き同僚達に誓った戦艦撃沈を果たせず、輸送船の攻撃によって次々と撃墜されていく同僚達を想い涙した(※20)
後の日米による合同研究で日本海軍が航空隊で戦艦を撃沈出来る唯一の機会とも言えた海戦であった
特に輸送船団護衛に付いていた旧式戦艦部隊は対空火器の増設がおなざり(※21)であり
エアカバーを失った米新鋭戦艦群も護衛する巡洋艦や駆逐艦の不足(※22)もあり
最低でも1,2隻、上手くいけばミズーリ級の撃沈もいけたかもしれなかった
しかし仮に戦艦の撃沈に成功してもそれに見合う以上の損害を受けることは確定しており(※23)
当然輸送船の攻撃も中途半端に行えず、待ち構える米戦艦群を突破できる戦力もない以上
輸送船を集中攻撃するのは当然であった、それに対する批判の声もあったが後世の戦史家達は
古賀や栗田、山口達の判断は間違っていなかったと評価された。
170: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:21:36 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
この海戦で攻撃部隊は実質の壊滅状態に陥り、江草達はレイテ沖海戦に参加することなく本土に戻って
新米に対する訓練に明け暮れていた、この海戦で日本は勝利を収めるも武蔵を始めとする戦艦やかつて
江草達が乗っていた飛龍も撃沈されたことに彼は涙を流した、だがそんな暇はなくアメリカ軍は
沖縄・硫黄島占領という無謀な賭けに等しいアイスバーグ作戦を開始する。それに対抗すべく
日本も持てる全ての力を以って迎え撃つ、当然江草達も空母瑞鶴とガルーダのエンブレムが描かれた
流星のパイロットとして搭乗する。
江草も村田もこの戦いが最後であることを知っており、だからこそ戦艦への攻撃を1航戦司令の
小林少将に求めたが、彼はそれを認めず空母群への攻撃を第1として戦艦への攻撃は厳禁とされた。
これに対しパイロット達はなんと第2艦隊司令である宇垣の下まで行き、切腹覚悟(※24)で猛抗議した
大艦巨砲主義者の宇垣でさえもパイロット達の気持は十分に理解していたが第2艦隊が沖縄に突入する為には
空母を潰さなければならない宇垣も涙ながらに抗議するパイロット達に同情を示していたが命令は覆せないとして
空母への攻撃を厳命した(※25)
沖縄へ突入する第2艦隊は巨大台風の影響で大混乱状態の米英機動部隊への航空攻撃を開始する
切り札である連山から離れた日本海軍初のASMである桜花はエセックス級空母に大ダメージを与える
そしてその混乱の隙をついて江草達も鬱憤を晴らすかのように空母エセックスに50番爆弾を叩きつけて撃沈追い込む
だが帰還した江草は愕然とした。長年の戦友である村田がバンカーヒルへの雷撃に成功するが
被弾し帰還不能となって道連れとして重巡ピッツバーグに激突し最終的に撃沈においやる(※26)
その悲しみにくれる暇もなくイギリス機動部隊への第2次攻撃隊を送り込むが混乱から立ち直れなかった
米機動部隊に対して立ち直った英機動部隊は死に物狂いで抵抗する。この戦いの為に英海軍は
多数のダイドー級を投入しており、さらに上空には最新鋭機であるスパイトフル(※27)が
紫電改相手に有利に立ちまわっていたこともあって攻撃隊は次々と撃墜されていく
それでも江草は必死の抵抗を掻い潜り、最新鋭空母であるインファガティブルに爆弾を命中させることに成功し
最終的に撃沈に追い込むことに成功した
辛うじて生き延びた江草は戦友の死、長年の目標が果たせないことに無念を感じながら無傷だった瑞鶴に
帰還し本土に戻る…せめてもの慰めは米英海軍からガルーダのエンブレムが描かれた爆撃機部隊が称賛されたことであろう。
だが江草の戦いはまだ終わってはいなかった。
171: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:24:35 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
日本は確かに連合国に降伏した、しかし領土欲も隠しもしない赤い熊が様々な言いがかりをつけて
南樺太や満州に侵攻してきたのだ。ソビエトは当初何も出来ないはずとタカをくくっていたが
武装解除が遅れていた関東軍や南樺太駐留軍は決死の抵抗を見せる。GHQは真岡に避難した
日本の民間人保護を名目にまだ残存していた日本海軍艦艇に出動を命令、江草もまた
瑞鶴を旗艦とした南樺太救援艦隊(※28)に乗り込み、ガルーダのエンブレムを描いた流星(※29)は
樺太のソ連軍の戦車のみならず野戦指揮所を空爆で破壊する等の時間稼ぎを行い民間人脱出の時間稼ぎを行い
漸くここで江草の太平洋戦争は終わったのだ。
終戦後も日本は対ソ防波堤の役割として再軍備が行われ、江草もその豊富な技量を買われて航空参謀として瑞鶴に配属された(※30)
そして彼の教えを受けた新たなガルーダを受け継いだ海鷲達は第二次日本海海戦においてソビエト艦隊に痛打を与え(※31)
朝鮮半島においてもガルーダのエンブレムを描いた航空隊は幾度となく地上軍の支援を行い、鋼鉄のガルーダの翼は健在であることを
世界にアピールした。
その後江草は国防海軍航空隊の重鎮を務め退役後、老齢にも関わらずアメリカの航空ショーに
呼ばれた時はアメリカにあった流星改(※32)の操縦桿を握って衰えを見せない腕前を見せて
観客を沸かせ、そして同じく招待されたハンス・ルーデル(※33)と語り合う姿を見せた…
その後はマレー、インドネシア、ポートモレスビー、トラック、ビルマ、サイパン、樺太
韓国と散って行った多くの戦友や教え子の姿を浮かべながら冥福と慰霊の献花の旅を続け
1984年10月、最後の目的だったフィリピンのサンベルナルディノ沖で献花を済ませた後に
心残りはないようにかつての部下や教え子たちに囲まれて静かに息を引き取った
後に国防海軍においてガルーダのエンブレムは誇りと精鋭の代名詞であり、カンボジアや湾岸戦争でも
多大な戦果を挙げて、後の極東危機において江草の教えを受け継いだガルーダ達は江草や村田が望みながら
もついぞ適わなかった夢を果たすことになったことになるのはまだ先の話である
173: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:27:11 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
※1
F8Fベアキャット
※2
改と銘打っているが中身は殆どアメリカ製、従来の流星を遥かに超える性能の高さから
「畜生!こいつが太平洋戦争中にあれば」と操縦桿を握った古参兵は涙を流した
※3
海上保安隊第1航空戦隊司令、後の国防海軍でも重鎮を担う
※6
ソビエツキー・ソユーズ
※5
戦後、この実験部長側の派閥は国防海軍や空軍から冷遇された
※6
古賀や栗田をはじめとした転生者や山本や小沢や山口といった航空主義者
※7
レイテ沖前に完成した、一応天山(火星搭載)も存在
※8
お陰で陸海軍に対立解消の一歩となり後のマリアナや沖縄に生かされる
レイテ?はは。陸軍側があまりにパラッパーすぎた
※9
実質栗田のせい、彼のせいでオランダ艦隊は全部海の底に送られた
※10
レキシントン級巡洋戦艦4隻と空母ヨークタウンを運用する、当初は大西洋から持ってきた
ニューメキシコ級やニューヨーク級を配備する予定なのだが、オーストラリアがこれじゃ本土守れないと
猛抗議で編入された
※11
レキシントン級4隻という大きな獲物を沈めれば、後の有利に繋がると判断した
※12
特に神通の暴れっぷりは凄まじく、魚雷を撃ち尽くした後も撃沈される
最後まで砲撃を続けていた、それに戦艦5隻を一方的に沈めたこともあり
下手に犠牲を出さない方がいいと判断した、この行動は賛否両論となった
※13
当初上層部は敗北を隠ぺいすべく、残存の水兵やパイロット達を前線に
放り込んで口封じを行おうとしたが、山本海相や古賀GF長官等が怒鳴りこんだお陰で
有耶無耶に
※14
何よりも制空権確保が最優先とされたことや、ポートモレスビー海戦で攻撃隊に
かなりのダメージを受けていたこともあった
※15
南方における江草達の活躍を知るビルマ方面軍が熱心に要請した
陸軍に貸しを与える為もあって海軍側の渋々と承認
※16
イギリス陸軍にとって一番不味かったのが任務中のウィンゲート准将と幕僚達が
江草達の攻撃で揃って爆死してしまったことで撹乱作戦が行えなくなったこと
※17
陸海軍共用機にして傑作機と呼ばれた雷電(陸軍名「飛燕」)や紫電の活躍は大きく、米海軍航空隊にかなりの出血を擁した
※18
キルヤンキーキルヤンキーキルモアヤンキー、兎に角屍の山を積み上げさせて
厭戦気分を増やさせるには輸送船沈めた方がコスパはいい
※19
これにより少なくないマリーンが死亡したことにより硫黄島攻略で優位に立てることに
※20
輸送船護衛の護衛空母の抵抗は凄まじく、紫電より性能が劣るF4Fとはいえ凄まじい抵抗を見せた
日本も大損害を受けたが、アメリカ側の損害も凄まじくパイロットの質低下はレイテや沖縄でも悪影響を見せる
※21
新造戦艦を最優先とされた為に、コロラド級以下の低速戦艦の改装は後回しにされて精々対空機銃を増設したぐらいであり
対空砲火はお寒い状態であった
174: 名無しさん :2019/10/20(日) 18:31:26 HOST:HODcd-04p3-61.ppp11.odn.ad.jp
※22
ニューギニアを巡る戦いで栗田に殆ど沈められて熟練のセイラーを失ったことと
折角再建した巡洋艦部隊もトラック沖で大損害を受けており特にアトランタ級やクリーヴランド級
投入すれば即撃沈されており、これが大きな痛手となったがクリーヴランドだけは生き延びている
※23
事実スプルーアンスは戦艦部隊を囮にしてもサイパン攻略を続行するつもりだった、1,2隻の損失は許容としていた
※24
特に機動部隊に関わっていた山口からもそこをなんとかと言う嘆願もあった
※25
亡き宇垣が残した戦藻録においても江草達に只管詫びる文章があった
※26
村田のカミカゼを喰らった後に魚雷を喰らってダメコンの暇なく沈没、後のハイチ危機において
米大西洋艦隊参謀クレイグ・パターソンもCICにいたにも関わらずただ一人無傷で生還して「ラッキーのC」と呼ばれた
※27
ドイツに留学した倉崎が残した倉崎ノートによって質が若干向上したドイツ空軍に苦戦した
イギリスが史実より早期に開発し実戦投入した、攻撃機もターポンことアベンジャーではなく
ファイアブロンドを投入しており転生者を驚かせた
※28
空母瑞鶴、軽巡洋艦鹿島、駆逐艦数隻
※29
横流しされた米製エンジン等を搭載したスペシャルカスタム機
※30
淵田や柴田は史実同様宗教に走った為、他には生き残った高橋や板谷あたりも候補だったが
加来や山口や大西は彼を押したため
※31
戦艦撃沈こそいかなかったが、各戦艦に魚雷や爆弾を直撃させた為に戦闘能力を低下させ
信濃が4隻相手に渡り合えた
※32
朝鮮戦争使用の流星改、後でこれを乗ったルーデルが流星とパイロットの腕前として
江草を絶賛していた、等の本人は「俺艦爆乗りなんだけどなあ」と苦い顔していた
※33
航空ショーの繋がりで手紙を何回かやりとりする仲となり、江草が死亡する1年前に
ルーデルは死亡するがその時の江草は少しさびしそうで「次は俺かな」と呟いていた
以上です、次はメロスだな、いちおう予定ではメロスとレヴァイアサンとオリジナル話の鋼鉄の○○
と幕間1,2話ぐらいをやるつもりです、モチベあれば
最終更新:2019年10月22日 14:30